初めての大雪渓〜白馬岳（↑猿倉↓栂池）

2022年07月30日(土) 〜 2022年07月31日(日)

• GPS: 13:52
• 距離: 22.3km
• 登り: 2,172m
• 下り: 1,589m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:34
• 休憩: 2:50
• 合計: 8:24

6:16 猿倉荘
7:07 7:07 白馬尻荘
7:10 7:15 白馬尻小屋
9:38 9:47 岩室跡
10:24 10:24 避難小屋
11:24 11:56 白馬岳頂上宿舎
12:15 14:18 白馬山荘
14:31 14:32 白馬岳
14:40 白馬山荘

2日目

• 山行: 4:15
• 休憩: 0:31
• 合計: 4:46

6:10 白馬山荘
6:24 6:33 白馬岳
7:01 7:01 三国境
7:42 7:47 小蓮華山
8:18 8:21 船越ノ頭
8:54 8:56 白馬大池山荘
9:20 9:28 乗鞍岳
10:06 10:06 風吹大池方面分岐
10:12 10:16 天狗原/白馬岳神社
10:56 栂池山荘

天候

快晴（朝）→曇り（昼）→豪雨（夕方）→晴れ（夜）→快晴（朝）→曇り（昼）

アクセス

利用交通機関：

バス

往路：毎日アルペン号で新宿→猿倉
復路：毎日アルペン号で栂池→新宿
登山者の味方！ただ日曜の帰りは渋滞が怖い。。

コース状況／危険箇所等

猿倉→白馬尻：歩きやすい登山道です。
白馬尻→白馬岳：大雪渓も含めて基本的には歩きやすいが、脆い地質なので、自然・人工問わず落石に注意が必要です。小雪渓は葱平上部でトラバースだけでした。
白馬岳→白馬大池：花にあふれ、気持ちのいい稜線歩き。NHK坂の上の雲のエンディングでも使われたとか。
白馬大池〜掴池：天狗原までは丸い安山岩だらけの道。微妙な大きさで負安定かつ滑りそうな石が多く、疲れます。天狗原から先は泥濘だらけの樹林帯。こちらも滑ります。また眺めもなく、花も少なめ。

その他周辺情報

栂池周辺は温泉利用できる施設が閉業してしまっているので、タクシー等で少し移動しないといけません。。。タクシーで往復したりすると数千円かかります。

写真

7/30 6:14

毎日アルペン号で早朝猿倉に到着。しっかり準備を。

7/30 6:17

いざ出発。

7/30 6:19

さっそくエゾアジサイがお出迎え。

7/30 6:27

白馬鑓への分岐。数年ぶりに再会したという温泉はまたの機会に。

7/30 6:31

ヤマブキショウマ？

7/30 6:32

正面に小蓮華山、左端の木の向こうが白馬岳かな？

7/30 6:34

シシウド。

7/30 6:36

ヤグルマソウとヤマアジサイ。

7/30 6:39

ホタルブクロ。

7/30 6:40

7/30 6:41

ミヤマギボウシ？

7/30 6:41

7/30 6:46

イラクサ？やたらトゲトゲで目に付いたので。

7/30 6:58

サンカヨウの実。

7/30 7:06

ミヤマカラマツ。

7/30 7:07

空が開けてきました。大雪渓近し。

7/30 7:09

オタカラコウ。

7/30 7:09

7/30 7:13

ワクワク。

7/30 7:13

白馬尻から乗鞍岳方面。

7/30 7:17

尖っているのが白馬岳ですかね。

7/30 7:17

白馬尻小屋は2022年度営業なし。ペチャンコです。

7/30 7:22

ミヤマカラマツ。

7/30 7:25

ズダヤクシュ（喘息薬種）。文字通りぜんそくの薬とされていたとか。

7/30 7:25

7/30 7:28

オオバミゾホオズキ。

7/30 7:30

やってきました。

7/30 7:43

久々にアイゼンを装着し、いざ出発。

7/30 7:48

本当に落石が多いですね。登っている最中も、何度も山肌がガラガラと崩れてました。

7/30 7:48

7/30 7:54

7/30 7:59

けっこう急なところも。

7/30 8:08

7/30 8:20

7/30 8:46

日が陰ると結構肌寒く感じました。

7/30 8:46

7/30 8:54

無事登り切りました。アイゼン脱着渋滞が発生しますが、岩が脆く、人口落石が多発して危険な場所でした。

7/30 8:54

天狗菱？

7/30 9:07

この空洞の上を歩いているんですもんね。。。怖い怖い。

7/30 9:08

7/30 9:09

ヤマガラシ。

7/30 9:12

7/30 9:13

シナノキンバイかと思ったけど、光沢があるのでミヤマキンポウゲか。

7/30 9:15

ミヤマトウキ？

7/30 9:15

ミヤマクワガタ。

7/30 9:17

ミヤマハタザオ。

7/30 9:18

小雪渓から大雪渓に流れる沢。

7/30 9:18

大雪渓の下に流れ込んでいます。

7/30 9:20

時期によってはここまで雪渓を登ってくるのかな？

7/30 9:28

オタカラコウ。

7/30 9:28

ハクサンフウロ。

7/30 9:28

カンチコウゾリナ。

7/30 9:29

ミソガワソウ。

7/30 9:29

隣の赤いのはなんでしょうね。

7/30 9:30

毛が生えているからチシマギキヨウですね。

7/30 9:31

クルマユリ。

7/30 9:31

色とりどり。

7/30 9:31

7/30 9:32

テガタチドリ。

7/30 9:33

7/30 9:33

ヘリがしばらくウロウロしてました。遭難者でもいたのでしょうか？

7/30 9:34

花が多い山は楽しいです。

7/30 9:36

イワオウギ。

7/30 9:36

7/30 9:42

ヘリがかなり上の方で止まっていました。ホイストしているようにも見えたのですが、よく見えず。

7/30 9:42

振り返ると大雪渓の行列がはっきりと。

7/30 9:46

シロウマアサツキ。

7/30 9:46

7/30 9:49

ウルップソウ。見たかった。

7/30 9:49

ヤマレコツアーの硫黄岳で見て以来かな？

7/30 9:53

シナノキンバイ。

7/30 9:55

7/30 10:08

クロトウヒレンのつぼみ。

7/30 10:08

7/30 10:09

ヨツバシオガマ。

7/30 10:09

7/30 10:10

？

7/30 10:10

7/30 10:10

ミヤマクワガタ。

7/30 10:11

ハクサンイチゲ。

7/30 10:11

7/30 10:14

小雪渓はトラバースするだけ。

7/30 10:18

アイゼンを装着して上を向いたらこんな真っ白になってました。

7/30 10:35

あとはひたすら石の道を登っていきます。

7/30 10:38

頂上山荘が見えてきました。

7/30 10:43

テガタチドリ。

7/30 10:45

7/30 10:45

7/30 10:45

杓子岳。

7/30 10:46

タカネナデシコ。

7/30 11:12

7/30 11:12

ウサギギク。

7/30 11:16

毛がないのでイワギキョウ。

7/30 11:18

7/30 11:20

7/30 11:21

イワヒバリかな？

7/30 11:22

ウルップさん。

7/30 11:24

ミヤマオダマキ。

7/30 11:24

7/30 11:26

頂上山荘に到着。久々の高山登りはしんどかったー。

7/30 11:26

振り返ると杓子岳・白馬鑓ヶ岳。

7/30 11:27

雪渓の向こうに白馬山荘。

7/30 11:36

白馬山荘のスカイラウンジは休業中とのことで、頂上山荘でカレーうどんをいただきます。うまし。

7/30 11:35

名物の手作りスイーツ。甘いもの好きだったらいただくところですが。

7/30 12:02

英気を養って出発。

7/30 12:03

あとちょっと。

7/30 12:04

ハクサンイチゲ。

7/30 12:04

7/30 12:04

ウルップさん成長中。

7/30 12:05

ウルップソウに夢中なクジャクチョウ。

7/30 12:10

タカネツメクサ。

7/30 12:11

ムカゴトラノオ？

7/30 12:12

7/30 12:16

コマクサ。終わりかけですが、翌日見たものを含めて一番綺麗な株でした。

7/30 12:18

ミヤマアケボノソウ。

7/30 12:20

無事、天気が荒れる前に到着。

7/30 12:20

残念ながらスカイプラザの食事関係は休業中。物販とレストスペースはオープン。

7/30 12:37

トイレも含め、非常に綺麗な山荘でした。

7/30 12:49

スカイプラザ内。

7/30 12:56

通常営業時ならこれらがいただけます。

7/30 12:56

7/30 13:21

最高！

7/30 14:03

頂上山荘方面。杓子岳は隠れてしまいました。

7/30 14:04

旭岳。

7/30 14:04

白馬岳山頂の雲が少し薄れてきたので、行ってみますかね。

7/30 14:35

到着。視界はイマイチですが、人もいないので写真撮り放題。

7/30 14:36

雪倉山はなんとか見えました。

7/30 14:36

旭岳。のんびりしてたら雷音がしだしたので、急いで下ります（山荘直前で土砂降りになりました）

7/30 16:36

2時間後、雨が上がって素晴らしい眺望に。

7/30 16:36

劔・立山がはっきり見えます。

7/30 16:36

旭岳と毛勝三山。

7/30 16:39

イブキジャコウソウ。

7/30 16:40

7/30 16:40

上からの大雪渓。

7/30 16:40

北東方面。左の台形の山が高妻・乙妻。

7/30 16:42

白馬岳の断崖。

7/30 16:42

小蓮華の奥、中央が雨飾山で、右に火打・妙高かな。

7/30 16:42

白馬の町方面。

7/30 16:43

ミヤマダイコンソウ。

7/30 16:44

まったく気づかず、踏みそうになったライチョウのメス。鳴き声がしてギリギリ気づきました。

7/30 16:45

オスも！番で行動していました。

7/30 16:46

雄雌。ライチョウを見るのは御嶽山以来8年ぶり2度目（しかも間近）、嬉しかった〜。

7/30 16:49

7/30 17:16

夕暮れ前に夕食。ボリュームあって白米と味噌汁はお替り可。ありがとうございます。

7/30 18:43

夕食後のイリュージョンタイム。

7/30 18:43

穂高方面から劔まで。

7/30 18:50

槍もハッキリ見えました。

7/30 18:57

旭に沈む夕日。

7/30 18:57

見事なアーベントロート。

7/30 19:03

7/30 19:03

諏訪湖の辺りかな？大きな積乱雲で大変そう。

7/30 19:06

富山湾の奥に沈みゆきます。

7/30 19:06

よく見ると、カーブしている能登半島も見えるんですね。

7/30 19:11

7/30 19:12

夕景ハントしてたら見つけたミネウスユキソウ。

7/30 20:04

日没後。左には富山市街と、右奥には能登半島の灯りが。

7/31 4:36

朝。皆の願いが叶い、素晴らしい天候。八ケ岳の奥に富士山も見えました。

7/31 4:37

もちろん北アもばっちり。

7/31 4:41

白馬岳。朝食が混みそうなので、山頂からのご来光は断念。

7/31 4:56

おはようございます。

7/31 4:57

南ア、富士山、奥秩父、浅間山、四阿山まで見えています。

7/31 4:58

神々しい。

7/31 4:59

でも、草地に入っちゃ駄目ですよ。

7/31 4:59

7/31 4:59

では朝飯食いに戻りましょうか。

7/31 5:03

なかなかモルゲンですね。

7/31 5:20

腹いっぱいいただきました。

7/31 6:13

お世話になりました。

7/31 6:11

7/31 6:12

最高です。

7/31 6:12

7/31 6:13

では行きますか。

7/31 6:15

チングルマの花穂。

7/31 6:15

露を蓄えて違う植物みたい。

7/31 6:27

7/31 6:27

山肌から雲がせり上がってきました。

7/31 6:27

山頂到着、大賑わいです。昨日来ておいてよかった。

7/31 6:30

劔方面。

7/31 6:32

杓子鑓、槍穂高方面。

7/31 6:33

富士山方面。

7/31 6:33

旭方面。

7/31 6:34

能登半島方面。

7/31 6:37

小蓮華方面。稜線は残念ながら雲の中。

7/31 6:40

名残惜しいですが出発します。

7/31 6:40

雪倉・朝日ははっきりと。

7/31 6:41

朝露に濡れるチシマギキョウ。

7/31 6:50

7/31 6:58

気持ちのいい稜線。

7/31 7:02

シコタンソウ。

7/31 7:04

雪倉方面の稜線も素晴らしいですね。

7/31 7:06

三国境を通過。

7/31 7:07

振り返ると、なんとか白馬岳が見えました。

7/31 7:08

これはこれでいい。

7/31 7:12

こっちの稜線の方がコマクサは見れましたが、やはり終わりかけですね。

7/31 7:18

7/31 7:26

小蓮華山が近づいてきました。

7/31 7:27

振り返り。

7/31 7:42

小蓮華山頂に到着。

7/31 7:42

やはり雲が出てきちゃいましたね。

7/31 7:45

これから歩く稜線。

7/31 7:49

ミヤマダイモンジソウ。

7/31 7:49

7/31 7:51

ミヤマリンドウ。

7/31 7:51

コバイケイソウ。この辺にたくさん咲いていました。

7/31 7:59

白馬三山は雲の中。

7/31 7:59

大池が見えてきました。

7/31 8:02

これもイブキジャコウソウか。

7/31 8:03

タカネナデシコ。

7/31 8:22

船越ノ頭を通過。

7/31 8:29

大池まであと少し。

7/31 8:34

ミヤマハンノキ？

7/31 8:35

リンネソウ。

7/31 8:37

ミヤマコゴメグサ。

7/31 8:37

ゴゼンタチバナ。

7/31 8:44

コマクサ。

7/31 8:45

白馬大池に到着です。

7/31 8:46

7/31 8:47

チングルマパラダイス。

7/31 8:49

イワカガミ。

7/31 8:50

ハクサンコザクラ？

7/31 8:51

白馬大池小屋で小休止。

7/31 9:00

大池ではイモリが泳いでました。

7/31 9:13

裏の道が結構歩きにくくてしんどい。。。

7/31 9:24

乗鞍岳に到着（ここが山頂ではないようですが）。

7/31 9:41

小さい雪渓を横切ります。ここはアイゼン不要。

7/31 9:49

岩々の道。下の方には木道も見えてきました。

7/31 9:58

これは天狗原の木道かな？

7/31 10:09

モミジカラマツ。

7/31 10:10

天狗原に到着。岩の道が終わって一安心。

7/31 10:11

7/31 10:14

7/31 10:16

休憩スポット。

7/31 10:21

天狗原を抜けると、泥濘だらけの嫌な道。。残雪も少しありました。

7/31 10:53

栂池のビジターセンターが見えてきました。

7/31 10:59

ゴール！二日とも雨にやられずに無事終えることができました。

7/31 11:16

7/31 11:25

栂池山荘さんの白馬三山そば。旨し。

7/31 11:26

お疲れさまでした！

撮影機器：

Xperia XZ1 Compact SO-02K docomo SONY

OLYMPUS Tough TG-6 オリンパス

装備

個人装備

消費水分：1日目−2ℓ 2日目−1.5ℓ

感想

UTO2014

暑いしどこか高い山に行こうと思ったものの、どこも天気が微妙で、ギリギリまで天気予報等と睨めっこして、当初から行きたかった白馬岳に決定。急いで宿と足を確保。
白馬山荘はコロナ陽性者が出たとかで、ちょうど行く日から再開してくれて、運が良かったです。日本最大という山小屋に泊ることができました。（そしてその後も陽性者が出たらしく（私にもCOCOAのアラートがありました）、営業していたのは宿泊した2日間だけだったようで。。。大変な時代ですね。）

予想通り、二日間とも昼近くなると雲が多く出てしまいましたが、朝と（運よく）夕方はスカッと晴れてくれて、山頂からの眺望も満喫できました。花も咲き乱れ、ライチョウの番にも出会えて、素晴らしい山行になりました。
白馬鑓温泉小屋も営業しているようだし、次は温泉泊→三山縦走→大雪渓下りとか行ってみたい。雪倉〜朝日もいいなぁ。