【初心者仲間へ向けて】槍ヶ岳アタック 〜東鎌尾根の新鎖場を添えて・北アルプスデビューの洗礼〜

2022年07月31日(日) 〜 2022年08月02日(火)

• GPS: 15:01
• 距離: 26.5km
• 登り: 1,522m
• 下り: 1,815m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:16
• 休憩: 0:01
• 合計: 4:17

距離 243m 登り 11m 下り 15m

9:37 上高地バスターミナル
9:48 小梨平
11:17 11:18 徳澤園
11:28 新村橋
12:20 12:21 横尾
13:20 二ノ俣
13:55 槍沢ロッヂ

2日目

• 山行: 6:41
• 休憩: 0:28
• 合計: 7:09

距離 6.2km 登り 1,387m 下り 198m

5:55 槍沢ロッヂ
6:32 6:33 ババ平
7:06 7:10 槍沢大曲り
8:16 8:29 水俣乗越
10:46 10:58 ヒュッテ大槍
12:04 槍ヶ岳山荘
13:05 槍ヶ岳

3日目

• 山行: 9:34
• 休憩: 1:06
• 合計: 10:40

距離 20.1km 登り 179m 下り 1,662m

4:11 槍ヶ岳
7:36 7:37 殺生ヒュッテ
8:00 8:01 播隆窟
8:07 坊主岩屋下
9:00 9:01 槍沢・天狗原分岐
9:30 槍沢大曲り
9:53 ババ平
10:18 11:14 槍沢ロッヂ
11:36 11:37 二ノ俣
11:42 11:43 一ノ俣
11:49 11:50 槍見河原
12:21 12:27 横尾
13:09 新村橋
13:21 徳澤園
13:27 13:29 徳沢公衆トイレ
14:08 徳本口
14:13 明神館
14:41 小梨平
14:47 14:48 河童橋
14:54 上高地バスターミナル

天候

基本的に晴れ、午後から曇り〜雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

沢渡温泉からバス乗り換え

コース状況／危険箇所等

鉄板ルートなので非常に良好。
地震で崩れた箇所の代替である東鎌尾根の稜線新ルートも極めて強固な鎖で、整備はむしろバッチリ！

槍沢ルートは取り付きまでがクソナガなのでそれだけはお覚悟を。
（※特にピストンするなら帰り…）


※注！:このログの歩行距離は、初日にスマホのバッテリーをケチってポイント毎にしか起動していなかったためズレています。
東鎌尾根経由の槍ヶ岳山荘はGPS計測で20.32kmあり、このコース全体で42.32kmありますので、注意してください！

その他周辺情報

上高地や沢渡温泉でゆっくりするのも良いですね。

写真

リザルト

7/31 9:41

上高地は非常に風光明媚。
ここを目的地にしてのんびり過ごすのも非常にいいと思います。

7/31 9:43

美しい。

7/31 10:13

アラスカとかカナダみたいな風景ですねぇ。

7/31 10:13

パノラマ。まだ槍は見えない。

7/31 10:18

横尾まではひたすらオシャレです。ハイキングに最適。

7/31 10:20

明神池は今回はスルーで。

7/31 11:09

山小屋も個性があって見ていて楽しい。ここはとにかくお洒落でした。

7/31 11:28

バリエーションはまだ早い…。

7/31 12:15

涸沢経由の縦走も次はやりたいですね。

7/31 12:16

ここからは一般観光客がいないので登山道が細い。

7/31 13:45

足元にあるのがよくわかってますよね。そりゃ上見てないし。

7/31 13:54

初日宿泊場所です。なっげー…。

7/31 14:35

ペース配分を誤り時間に余裕がありすぎるのでおやつタイム。
2泊ならもっとゆっくり登ればよいのです。

7/31 19:40

本棚がとんでもない充実度で、これ目当てに来たいくらい。

7/31 19:41

すごいです。山の本の品揃え。

7/31 19:41

マンガも基本山。

食糧切り詰める

8/1 5:55

２日目！
朝焼けの槍。

8/1 6:03

いうほどは見えない。

8/1 6:03

「槍です、通してください」
「駄目です」

8/1 6:33

ババ平

8/1 6:35

とにかく取り付きまでがクッソ長い。装備背負うときついなぁ。日帰りしてる人たち、逆に荷物減らしてるのかな？

8/1 6:44

沢の水はキンキンに冷えてやがる！ありがてぇ！！

8/1 7:03

取り付き。水俣乗越いきます。
（※注意！初心者と高いところだめな人はやめましょうね）

8/1 7:42

おほー

8/1 7:45

おはなきれい（僕はいっこも種類わかりません

8/1 8:17

ついたぜ

8/1 8:17

さーここからは岩稜アリアリの稜線ですよ。ポールはしまっちゃおうね〜。

8/1 8:17

いいっすね〜

8/1 8:41

やり！
このへんはルンルン気分で歩けます。
涼しい。風もほどよい。

8/1 8:47

まだまだいくぜいくぜ〜！

8/1 8:48

サイッコーですね！

8/1 8:52

反対サイドもキレイ。
ただこっちのルートはバリエーションです。

8/1 9:02

木道。楽しいですねぇ。
でも雨降ったらヤバそう。

8/1 9:06

いいねぇ〜。
ハシゴもぼちぼちあります。

8/1 9:47

涼しい。槍は午前中は快晴ですね。

8/1 10:27

おはなきれい

8/1 10:34

ウィッス。

8/1 10:35

でっけー

8/1 10:36

ヤベェー

8/1 10:40

どっち向いても景色がいい。

8/1 10:42

右（北）側のパノラマです。

8/1 10:44

ついたで〜。

8/1 10:49

まだまだあるね。
ヒュッテ大槍も景色が良くて最高っすね。
ここからの槍が一番かっこいい、と豪語するのもうなずける。

8/1 10:51

スポドリ美味すぎだろ！

うますぎて馬になったわね🐴

8/1 10:58

殺生ヒュッテと槍ヶ岳山荘見えました。

8/1 10:59

デッパツ

8/1 10:59

で、ここから問題の稜線なわけです。
地震で崩れたところがあって、整備は済んでるんですが、
高いところダメな人は本当にダメなヤツが続きます。

8/1 11:03

千畳敷とはいきませんが、槍沢もかなりでかいカール。上から見るぶんにはキレイ。

8/1 11:08

徐々に雲が出てきた。

8/1 11:09

ヒュッテ大槍以降は基本全部足場の狭い岩とガレ場です。

8/1 11:16

ひたすらトラバースと細い稜線です。
人写ってるの見えますか？

8/1 11:29

たけえ

8/1 11:38

写真では伝わりにくいですが右も左もスパッと落ちてます。

8/1 11:38

こっちのがわかりやすいか？

8/1 11:38

ほぼ垂壁ですね〜

8/1 11:39

殺生ヒュッテ

8/1 11:40

ハシゴとトラバースと鎖と橋

8/1 11:45

わたしはカニ・・・カニです・・・

8/1 11:45

200が遠い。

8/1 11:57

おはなきれい

8/1 11:57

おはな（ry

8/1 11:58

おは（ry

8/1 11:58

お（ry

8/1 12:00

山荘ついたで〜

8/1 12:15

思った以上に快適。

8/1 12:43

小槍

8/1 12:43

整備されてて不安はないけど、危ないもんは危ないですよね。
緊張感持ってやりましょう。

8/1 12:51

まだマシですが時間によっては大渋滞します。

8/1 13:13

登頂！
すごく…白いです…（

8/1 13:43

粘ってもダメなもんはダメなので降ります。

8/1 14:31

キッチン槍のランチを逃す凡ミス（

往生際悪く上にいたからですね…。

8/1 14:57

ここを本日のキャンプ地とする！

8/1 15:11

プリン
美味いと思ったらパティシエのスタッフさんが作ってるそうです。

8/1 15:55

そういやたまにすれ違うクッソ軽装のジイちゃんとかオバチャンは何なの？仙人か何か？
僕は必要そうな装備入れたバックパックの重さで死にそうです。
１０キロくらいしかないんだけどね。

8/2 3:31

リアタック

吹き続ける強風と時折吹く突風がマジでヤバい。
緊張感を持って挑む。

8/2 3:51

登頂！（昨日振り二回目

8/2 3:53

ツェルトを被って短時間とはいえビバーク。
独り占めです。

8/2 4:01

言葉は不要

8/2 4:05

8/2 4:19

8/2 4:19

8/2 4:22

8/2 4:22

8/2 4:24

8/2 4:33

他の人も徐々に登頂

8/2 4:34

8/2 4:36

8/2 4:50

8/2 4:51

8/2 4:51

8/2 4:52

ご来光

8/2 4:53

8/2 4:55

8/2 4:55

8/2 4:59

素晴らしい。

8/2 5:00

登頂写真はこっちがいいな。

8/2 5:00

東鎌尾根もよう見える。

8/2 5:01

富士山

8/2 5:01

8/2 5:01

槍の影が写り込んでる。すごい。

8/2 5:01

8/2 5:02

8/2 5:02

8/2 5:02

8/2 5:02

8/2 5:04

朝焼けに燃える穂高。

次は大キレット縦走だ。

8/2 5:06

んでまぁ山頂といえば、で個人的にやってるコーヒーブレイク

8/2 5:08

ちゃんと豆です

8/2 5:09

8/2 5:10

8/2 5:12

最オブ高

8/2 5:14

8/2 5:15

8/2 5:15

8/2 5:17

8/2 5:17

8/2 5:19

では降ります。

高いとこダメな人はダメなやつです。

8/2 5:19

ハシゴはものすごい強固ですので信じましょう。

8/2 5:19

どうやってここまで運んだのかってくらいしっかりしてる。

8/2 5:20

とはいえ危険なことには変わりないので、濡れているときや強風のとき、夜間は気をつけましょう。

8/2 5:20

登りと降りが分かれてるのでわかりやすい。
あとやっぱ早朝はまだ空いてる。

8/2 5:22

このアングルも良い。

8/2 5:29

うん、良い。

8/2 5:30

鎖を信じましょう。

8/2 5:34

垂直ではないけど結構な斜度ですよ。

8/2 5:36

素敵な景色をありがとう、槍

8/2 5:36

8/2 5:37

槍の肩から西

8/2 5:38

東〜北

8/2 5:38

よいね

8/2 5:38

朝焼けの槍

8/2 5:39

テン場は中々のアスレチック感

8/2 5:54

テラス席も絶景

8/2 5:54

富士山とカールを見ながら朝飯です。

8/2 5:55

焼き立てパンがベラボーにうまい。

8/2 5:56

槍沢も朝

8/2 6:10

ありがとう。

8/2 7:05

じゃ、準備して降ります。
お邪魔しました。

8/2 7:07

ｻﾗﾊﾞﾀﾞｰ

8/2 7:28

0715頃くらい出発。

8/2 8:01

開山の祖ゆかりの地

8/2 8:01

これに五十日以上はスゲー

8/2 8:02

「ポーズ取って！」とオジサンにプッシュされて撮る。
照れますわ。

8/2 8:18

ゴクゴクですわ

8/2 8:30

ヒエッヒエの沢が何度かある。

8/2 8:38

カール、綺麗です。
涼しければもっといいのに…

8/2 8:48

滝見

8/2 9:02

まんますぎん？

しかし槍沢、グダグダのクソなが傾斜で皆さんすごいきつそうです。
しかも暑いし遮るものないし、風も吹かんし…。
これは心折れるやろ…。

8/2 9:08

お（ry

8/2 9:27

おっババ平

8/2 9:31

分岐まで来たなー

8/2 9:50

トイレの間隔空きすぎちゃうか？

8/2 10:00

ここがウェストンのハウスね！

8/2 10:01

おおマジででかいなぁ！おおマジででかいなぁ！

8/2 10:16

この辺まで下がるとファッキンホット

8/2 10:32

槍沢ロッヂでキーマカレー。
シャリギレは怖いからね。
新商品だったらしく、これまた激辛だけどうまかった。
うますぎて馬になったわね🐴

8/2 13:51

きっちー

8/2 14:12

勘弁してつかぁさい（

8/2 14:12

グエーキツいンゴ

8/2 14:47

着いた

8/2 14:52

やっぱり美しい。

8/2 14:55

おつかれさまでした〜

※メシとトイレ以外ノンストップのせいでバテ狂ってます。
　きちんと休憩しましょう（自業自得
しかも荷物が無駄に多いですね。
後になって考えれば山小屋ならそんなにいらんやろ…（

8/2 14:57

いやまあ冗談は置いといてこれコース設定に休憩入ってないっすね。死ぬほどキツかったです・・・

撮影機器：

iPhone XS Max Apple

感想

ryo-ku

マージでキツかったっす。初心者は二泊三日か三泊四日でやりましょうね。
前泊するのが一番いいと思います。
クルマ運転した後そのまま登るのはキツかった…。
（帰りもだけど…）

というか、最終日の弾丸下山もスゲーキツいっす。
人によっては、一泊挟むべきですよ。
特に高山病に罹りやすい人とか。
ゴール後、顔がやつれてました。

槍ヶ岳には小顔効果がある・・・？(


事情というか一応、山岳保険のためにヤマレコ加入して初の投稿です。
槍ヶ岳に東鎌尾根から登って沢から降りました。

まあボチボチ低い山やらはやっていたのですが、北アルプスはデビューです。

東鎌尾根は特に新ルートの稜線鎖場など初心者からしたらマジで危険ですので、初心者の方は普通に槍沢から登りましょう。
まぁ、槍沢は槍沢でひたすら低高度の気温と太陽に炙られながらダラダラ登らされるので精神的にマジでキッツイと思いますけど。精神と時の間かな？

水俣分岐から水俣乗越までは１時間半も掛かりませんがハンパない急登で稜線に出るんですけど林間なため日差しや気温はかなりマシです（斜度はヤバい）

東鎌尾根は技術的なこと（つまり高い危険度）を除けば、高高度の低めな気温と風があるので涼しく楽しくアスレチックのように登れます。なお失敗したら即死の模様。
ちなみに核心部分の写真はそれどころじゃなかったので無いです（

槍の穂先には昼に一度登ってみたものの真っ白だったので夜中にアタックし、頂上でツェルトを被りビバークしてジッと御来光待ちをしました。
どうやら槍は夜中とか朝の方が夏は天候が良い？

夜アタックは、ライトで手元しか見えねぇ闇夜のうえ、夜中は風がマジでパナい（登攀中の突風時はホールドを信じて弱まるまでジッと耐えた）ので、これまた初心者はやめましょう、ふつうに死亡事故になります。

なお、この計画のログでやたら急いでるのはアホの投稿者がヤマレコの休憩の計画の入力のし方をよくわかっていなかった結果、テメェで立てた計画に急かされまくってるだけです（

穂先にせよ、尾根の稜線にせよ、高度感はあります。
というか実際高いですし。

ダメな人はダメだと思うので、無理せんがいいです。

で、ザックなんですけど、アホなことに気張って４５リッターのやつをパンパンにして行くというおまえどこいくねん状態だったので、もっと軽量化しましょう、ハイ。

あ、ワセリンと日焼け止めは持ちましょうね（ﾆｯｺﾘ