鹿島槍ヶ岳・爺ヶ岳(柏原新道ピストン)

2022年08月01日(月) 〜 2022年08月02日(火)

• GPS: 14:43
• 距離: 21.9km
• 登り: 2,333m
• 下り: 2,319m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:15
• 休憩: 0:25
• 合計: 5:40

6:13 柏原新道登山口
7:19 7:20 ケルン（柏原新道）
7:33 7:33 駅見岬
8:24 8:24 水平岬
8:49 8:53 富士見坂
9:20 9:28 種池山荘
10:13 10:19 爺ヶ岳南峰
10:36 10:42 爺ヶ岳中峰
11:04 11:04 爺ヶ岳北峰
11:32 11:33 冷乗越
11:55 冷池山荘

2日目

• 山行: 6:44
• 休憩: 1:44
• 合計: 8:28

11:55 冷池山荘
4:12 4:12 冷池山荘テント場
4:58 4:58 布引山
5:46 6:16 鹿島槍ヶ岳
6:44 6:44 布引山
7:19 7:19 冷池山荘テント場
7:25 7:41 冷池山荘
7:57 7:57 冷乗越
8:29 8:30 爺ヶ岳北峰
8:48 8:48 爺ヶ岳中峰
9:02 9:16 爺ヶ岳南峰
9:50 10:35 種池山荘
10:54 10:55 富士見坂
11:11 11:11 水平岬
11:45 11:46 駅見岬
11:53 11:53 ケルン（柏原新道）
12:39 柏原新道登山口

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス タクシー

信濃大町〜柏原新道登山口: タクシー7000円弱
大町温泉郷〜信濃大町: バス540円

コース状況／危険箇所等

全体によく整備されています。
柏原新道の雪渓はノーアイゼンでOK。

その他周辺情報

薬師の湯: 山荘などで割引券をもらうと600円に

写真

8/1 6:15

柏原新道登山口からスタート

8/1 7:37

ニッコウキスゲ

8/1 8:19

ハクサンシャクナゲ、だいぶ散っているもののまだ少し咲いていました

8/1 8:35

ホシガラスかわいいよ

8/1 8:51

8/1 8:51

雪渓はノーアイゼンで渡れます

8/1 9:14

8/1 9:15

ミヤマキンポウゲ

8/1 9:16

チングルマの綿毛ですかね

8/1 9:19

種池山荘周辺は花畑です

8/1 9:28

チングルマ

8/1 9:31

イワカガミ、いやコイワカガミ？どっちだ

8/1 10:01

種池山荘から爺ヶ岳へ登る途中で振り返り。尾根の向こうに立山や剱岳が一望できます

8/1 10:11

3つの峰からなる爺ヶ岳のうちの南峰に到着

8/1 10:25

爺ヶ岳南峰から中峰方面への下りにコマクサの群生

8/1 10:37

爺ヶ岳中峰。3峰のうち標高ではここが最高点です

8/1 10:45

ミネズオウ

8/1 10:52

ミネウスユキソウがひっそりと咲いていました

8/1 10:59

チシマギキョウかな

8/1 11:20

ムラサキヤマホタルブクロ

8/1 11:28

タテヤマウツボグサ

8/1 11:34

大谷原からの登山道との合流地点。今夜泊まる冷池山荘もあと少し

8/1 11:41

またホッシーがいました

8/1 11:49

これが冷池？冷池山荘に到着、ここで一泊します

8/1 17:33

夕方に虹が見えました

8/2 3:29

夜明け前の満天の星空。念のため持って行った広角レンズが役に立ちましたが、星景の撮影はなかなか難しいです。

8/2 4:40

鹿島槍ヶ岳を目指す途中で明るくなってきました。富士山もくっきりと見えます

8/2 4:54

布引山の手前で日の出を迎えました

8/2 5:04

立山・剣の山々にも日が差していきます

8/2 5:49

鹿島槍ヶ岳の山頂に到着。百名山37つ目です

8/2 5:50

山頂から槍ヶ岳がくっきり見えます

8/2 6:09

北側には八峰キレットに続く五竜岳

8/2 6:11

中央に富士山、左に八ヶ岳、右手に南アルプスの山々を一望できます

8/2 6:28

イワヒバリかわいい。警戒心が薄いのか単に鈍いのか、結構近づくまで逃げません

8/2 6:32

ミヤマトリカブト

8/2 7:11

イワカガミとチングルマ。来る時は暗くてよく見えませんでしたが、冷池山荘から鹿島槍ヶ岳へ向かう途中も花畑があちこちにあります

8/2 7:16

アカモノ

8/2 7:21

冷池山荘を離れて帰路へ。お世話になりました

8/2 10:17

種池山荘で早めのランチ。名物のピザをいただきました

撮影機器：

iPhone 11 Pro 256GB au Apple

OLYMPUS PEN E-P7 ボディ オリンパス

感想

canomatec

去年一昨年はまったく行けなかったアルプスに行きたい、そんな想いで3年ぶりの山小屋泊登山に選んだのは鹿島槍ヶ岳。

危険箇所があまりなく体力さえあれば大丈夫とのことで、北アルプス初心者の自分にはちょうどいいと思いましたが、結果そのチョイスは大正解でした。

信濃大町前泊で迎えた初日、午後から雷雨の予報が出ていたので、少しでも早く山小屋に着けるようにと、始発のバスより早く行けるタクシーで登山口へ。予定外の出費にもかかわらず、結局夜まで雷雨はなかったのですが、雲が湧き上がる前に稜線に上がって眺望を楽しめた点で損はなかったでしょう。

爺ヶ岳経由で冷池山荘まで行って一泊。持って行ったインナーシーツに包まれて寝ようとしたものの、案外蒸し暑くてなかなか寝付けない。猛暑日の日差しで熱せられた山上は夜になってもすぐには冷えないようです。

3時を過ぎるくらいから出立する人も増えて音が気になるので、どれだけ寝れたかわからないまま起床。外に出るとかなり冷えていましたが、満天の星空が広がっていました。

ヘッドライトをつけて鹿島槍ヶ岳を目指すと、だんだん明るくなってきて途中で日の出を迎えます。風が強くて寒く難儀しましたが、なんとか山頂へ到着。北アルプスの百名山と300名山それぞれ登れて、来てよかったと思う瞬間でした。

下山途中で種池山荘名物のピザを頂きました。山の上で焼き立てを食べられるなんて最高じゃないですか。

山荘で知り合った方々と一緒に下山し、そのまま最寄りの温泉までお送りいただきました。人の縁も感じられた、充実の2日間でした。