乾徳山・黒金山
- GPS
- --:--
- 距離
- 16.5km
- 登り
- 1,587m
- 下り
- 1,576m
コースタイム
4:15乾徳山登山口4:15
4:45銀晶水4:45
5:40国師ヶ原5:40
6:00月見岩6:10
6:40髭剃岩6:40
7:10乾徳山山頂7:30
8:25笠盛山8:25
9:10大ダオ分岐9:15
9:20黒金山山頂9:35
9:40大ダオ分岐9:40
10:20大ダオ10:35
10:50トサカ11:00
11:15大ダオ11:20
13:00大ダオ方面登山道入口13:00
14:00乾徳山登山口14:00
14:25乾徳山登山口バス停
合計距離: 16.46km
累積標高(上り): 1621m
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
黒金山から大ダオまでは、一度乾徳山方面へ下ると大ダオ分岐に出ますので、そこから大ダオへ進みます。(黒金山山頂では、大ダオへの方向指示板がなかったので念のため。) 大ダオ分岐から大ダオへは、山と高原地図によると、破線ルートとなっていますが、目印を見つけられれば迷うことはないと思います。 大ダオからトサカは完全にバリルート。踏み跡・目印共にありません。 トサカは山頂碑がないため、本当に到達したのかが不明だったのですが、家に戻ってデジカメのGPSデータを参照すると、到達していたようでした。大ダオから15分ほど登った所がトサカです。 ゴトメキ方面へも同様に難ルートですが、地形をよく見て磁石で方向を確認しながら進んで下さい。 山と高原地図によると、大ダオから少し下った場所に水場のマークがありますが、水量は少ないです。 大ダオから20〜25分ほど下れば赤いマグカップが置いてある所から水が出ていますので、そこを利用するとよいでしょう。 |
写真
感想
今回の山旅は、奥秩父の乾徳山へ。
山が好きになり始めてきた1年半前の11月。自身初の2000m峰に登ったのがこの乾徳山。
自分にとっては、とても思い入れのある山だ。(近日中に山行記録アップします)
初めてこの山に来た時といえば、地図も持たずに山を歩いていた頃だ。その時と比べれば、登山のあらゆる要素において自信をつけてきたと胸を張って言える。
そこで、今回は乾徳山は勿論、その裏の黒金山、そして1年半前に歩いた徳和渓谷の先にある大ダオへ行ってみたいという考えから、それらを全て巡るちょっと長めのルートを設定した。推定距離は15Km超、推定所要時間は10〜11時間のロングコースである。
バスを使うとなると、時間的にどうしても乾徳山のみの山行となってしまうため、レンタカーを借りた。また、ここだけの話、前日には西沢渓谷にも足を運び、ちょっとした小旅行という気分で2日間とも楽しむことが出来た。
さて、前日は道の駅まきおかで車中泊。
朝2時過ぎに起き、3時半頃登山口に到着すると、車が既に3台停められていた。
1年半前はこんな早くから行動するなんて考えられなかったが、テント泊も経験した今は違う。ヘッドライトで足元を照らしながらスタートするこのちょっとした優越感はクセになりつつある(←バカ)。
まだ暗い中、登山口に到達し林道の中を進んでいくと、地面を水が伝っている場所に着いた。錦晶水だ。
おぉ〜水だぁ〜!などと声を上げてしまったので、その場でたむろしていた鹿の親子に驚かれ、一目散に逃げられてしまった。
国師ヶ原と月見岩を抜け、山頂付近の岩場に取りつく。
今後、八ヶ岳や北アルプスなど、岩稜帯を乗り越えなければならない山に登ることもあるだろうと思い、去年あたりから鎖場では敢えて鎖を使わず両手を岩にかけて登るように心がけていた。
最後のほぼ垂直に切り立ったフラットな岩はさすがに鎖に頼ったものの、そこを越えてからは四肢を使って登り切ったので、山頂碑が見えた時は凄く嬉しかった。
山頂では自分の後から一人来ただけで、ほぼ独占状態でのんびりできた。
ここはまだ全行程の4割程度。懐かしさや充実感もそこそこに、更に上のピーク黒金山を目指し再び歩を進める。
ここからは比較的穏やかな登りが続く。
木々の枯れ具合やトレースの薄さなどが相俟って、ちょっと不気味な雰囲気すら感じさせる。動物の気配も(たぶん勘違いだろうと思うが)感じたりしたので、耳を澄ませながら普段よりペースを落として進んでいった。
大ダオ分岐に着くと、一人の女性と遭遇した。
前日、西沢渓谷を歩いていた時、大きなザックを背負った女性とすれ違っていて、もしかしたらと思い聞いてみると、やはりそこから出発したと言う。西沢渓谷にやけに大きな荷物を背負って行かれるんだなぁと気になったのが自分の記憶に残っていた。話を聞くと、紅葉台辺りにテントを張れる場所があり、そこで一夜を過ごしたとの事。いやぁ、何ともたくましい人がいるもんだ。
お互いの行程の話などをしたりした後、黒金山へ向かう。
山頂は天気は曇り気味だったものの、奥秩父山塊が一望出来るので山を一つ一つ地図と照らし合わせてみた。
やはり、前回乾徳山に登った時はどのピークがどの山なのかという事は全く意識せずにボーっと山を眺めるだけだったが、この1年半で瑞牆から金峰、国師、甲武信など、目ぼしいピークはほとんど踏んでからの再来なので、前回とはまた違った印象で山を眺めていたと思う。
再び大ダオ分岐を経由して、大ダオへ到着。普通は、ここから乾徳山の登山口まで下るが、ちょっと興味半分ですぐ隣のトサカと名の付くピークまで足を延ばしてみることにした・・・・・のだが、最初の笹が生い茂っている辺りまでは微かにトレースが残っていたものの、倒木が多くなってきた所からは完全に目印トレース共に消えた。
せめてピークに辿り着けば何らかの目印が立っているだろうと思い、大ダオから15分ほどの一番高い所に到達したが、この場所でも何もナシ。家に帰ってからデジカメのGPSデータで確認してみようと写真を一枚撮って退散した。(結果的にトサカに到達できていました。)
下山ルートも破線だったが、こちらも木の幹や枝に付けられているリボンを目印に進む。
沢を何度となく渡りながら下って行くと、やがて徳和渓谷に着いた。滝大好きな自分としては是非立ち寄りたいところだったが、1年半前にも来ていた事だし今回はスルーした。西沢渓谷のようなメジャーな観光スポットとは違い、穴場的な雰囲気が好きなので、今度来るときはちゃんと時間をかけて歩こうと心に誓って後にした。
駐車場まで降りてくるとマイクロバスが停まっていた。前回来た時は何も知らずに来たが、意外と人気の山だそうだ。
今回は、富士山が見えなかったので是非また来てみたいと思ったし、今度は積雪期に登ってみようと思う。自身初の2000m峰の雪山は、乾徳山にしよう。
おしまい
ザックを背負ったオバサンです(^^;;
なんだか折角の写真が汚らしくなってしまってごめんなさい。
雷も近づかず、無事に下山できました。
気持ちいいやまあるきが出来て最高の一日でしたねー!
また、どこかでお会いしましょう♪
こんばんわ。
ちょうど今、pokoroさんの記録を見てました。
先日はお疲れ様でした。
ところで、大ダオからトサカまでの間、手袋を落とされませんでしたか??
大ダオ分岐で地図を見ながら話をしていた時、手の甲のモンベルのロゴが目に入ったので、pokoroさんの手袋だと思い、ザックのポケットに入れておいたのですが、もし違う人の手袋だったならスミマセン。
motzerr760さん、おはようございます。
手袋、それは他の方のものかと思います。
でも、ご親切、ありがとうございます^ ^
あー、それはどうもスミマセン
大変失礼しましたm(_ _)m
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