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Yamareco

記録ID: 4567326
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

赤牛岳のモルゲンロート絶景空撮の旅(黒部ダム→読売新道→新穂高)

2022年08月07日(日) 〜 2022年08月09日(火)
情報量の目安: S
都道府県 富山県 長野県 岐阜県
 - 拍手
体力度
10
2〜3泊以上が適当
GPS
23:36
距離
47.7km
登り
3,807m
下り
4,198m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:22
休憩
0:11
合計
5:33
距離 15.0km 登り 1,451m 下り 1,402m
8:26
5
8:31
16
8:47
8:55
177
11:52
11:53
13
12:06
12:08
111
2日目
山行
11:50
休憩
1:55
合計
13:45
距離 15.1km 登り 1,966m 下り 891m
0:01
340
5:41
6:22
58
7:20
7:21
83
8:44
9:03
61
10:04
10:42
32
11:14
38
11:52
7
11:59
60
12:59
13:15
28
13:43
3
13:46
宿泊地
3日目
山行
5:19
休憩
1:10
合計
6:29
距離 17.6km 登り 473m 下り 1,923m
4:34
32
宿泊地
5:06
60
6:15
6:25
2
6:27
23
7:00
8
7:08
7:17
23
7:40
7:51
0
7:51
7:52
24
8:16
8:17
12
8:29
11
8:40
10
8:50
8:55
35
9:30
9:55
13
10:08
10:09
9
10:18
9
10:27
12
10:39
12
10:58
11:02
1
11:03
ゴール地点
天候 1日目:晴れ
2日目:晴れ→曇り
3日目:曇り
過去天気図(気象庁) 2022年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
(往路)松本駅5:56→信濃大町駅07:10→扇沢駅08:00→08:15黒部ダム
(復路)新穂高11:15→平湯温泉14:20→15:48松本駅
コース状況/
危険箇所等
読売新道は安定の泥濘
まずは黒部ダムからスタート
2022年08月07日 08:21撮影 by  X-S10, FUJIFILM
8/7 8:21
まずは黒部ダムからスタート
エメラルドグリーンの湖
2022年08月07日 11:22撮影 by  X-S10, FUJIFILM
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8/7 11:22
エメラルドグリーンの湖
美しい緑です
2022年08月07日 11:23撮影 by  X-S10, FUJIFILM
2
8/7 11:23
美しい緑です
平の小屋に到着
2022年08月07日 11:40撮影 by  X-S10, FUJIFILM
8/7 11:40
平の小屋に到着
今回は富山側から
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今回は富山側から
楽ちん。いつも思うんだが、黒部ダム駅から運んでくれませんかね。
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楽ちん。いつも思うんだが、黒部ダム駅から運んでくれませんかね。
扇沢から黒部へ行って、また長野県側へ戻ってきました。
扇沢から黒部へ行って、また長野県側へ戻ってきました。
黒部川が見えてきました
2022年08月07日 13:12撮影 by  X-S10, FUJIFILM
8/7 13:12
黒部川が見えてきました
アスレチック感
見た目よりかなりしっかりしています
2
見た目よりかなりしっかりしています
この橋が見えればもう少し
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この橋が見えればもう少し
着きました。2年ぶり。
入口で検温されました。もし熱あったら帰れとか言われるんだろうか
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着きました。2年ぶり。
入口で検温されました。もし熱あったら帰れとか言われるんだろうか
22:30起床。いつもなら寝てる時間w
しかしお風呂にも入って十分休息出来ました
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22:30起床。いつもなら寝てる時間w
しかしお風呂にも入って十分休息出来ました
テントを撤収し23:30出発です
テントを撤収し23:30出発です
撮るもの無いのでこれくらいしか、、
長いし暗いし疲れるしエスケープルートあったら逃げてたかも、、、
撮るもの無いのでこれくらいしか、、
長いし暗いし疲れるしエスケープルートあったら逃げてたかも、、、
深く暗く孤独な森を抜けるとようやく稜線へ。ってえぇー山頂ガスってる、、マジか。。
2022年08月08日 04:28撮影 by  X-S10, FUJIFILM
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8/8 4:28
深く暗く孤独な森を抜けるとようやく稜線へ。ってえぇー山頂ガスってる、、マジか。。
しかし東の空は綺麗に燃えています
2022年08月08日 04:46撮影 by  X-S10, FUJIFILM
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8/8 4:46
しかし東の空は綺麗に燃えています
日の出とともに山頂が!登頂まであと10分の所でご来光なのでここで撮影タイム。ドローンを使えばここからでも問題ありません。
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日の出とともに山頂が!登頂まであと10分の所でご来光なのでここで撮影タイム。ドローンを使えばここからでも問題ありません。
ご来光です。自撮り。
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ご来光です。自撮り。
登ってきた(と言いたかった)稜線
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登ってきた(と言いたかった)稜線
赤牛岳山頂。写真だと伝わりにくいですが、動画ではガスが良い感じに流れています
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赤牛岳山頂。写真だと伝わりにくいですが、動画ではガスが良い感じに流れています
赤牛岳の稜線の影に合わせて染まる薬師岳
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赤牛岳の稜線の影に合わせて染まる薬師岳
これが撮りたかった!赤く燃えた赤牛岳から水晶へと続く稜線です!奥には槍も!
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これが撮りたかった!赤く燃えた赤牛岳から水晶へと続く稜線です!奥には槍も!
このアングルの写真はドローンならでは。東西に伸びる尾根が美しい。
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このアングルの写真はドローンならでは。東西に伸びる尾根が美しい。
黒部ダム方面。剱立山・後立山連峰。
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黒部ダム方面。剱立山・後立山連峰。
赤牛の尾根と薬師岳
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赤牛の尾根と薬師岳
撮影終えて、10分くらいしたら登頂しました。
2022年08月08日 05:46撮影 by  X-S10, FUJIFILM
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8/8 5:46
撮影終えて、10分くらいしたら登頂しました。
相変わらずここからの景色は最高です
2022年08月08日 05:48撮影 by  X-S10, FUJIFILM
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8/8 5:48
相変わらずここからの景色は最高です
2022年08月08日 05:48撮影 by  X-S10, FUJIFILM
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8/8 5:48
お、とうとう見えた!槍・水晶・笠ヶ岳の3兄弟。
2022年08月08日 06:19撮影 by  X-S10, FUJIFILM
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8/8 6:19
お、とうとう見えた!槍・水晶・笠ヶ岳の3兄弟。
アップで
2022年08月08日 06:19撮影 by  X-S10, FUJIFILM
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8/8 6:19
アップで
黒部ダム方面
2022年08月08日 06:19撮影 by  X-S10, FUJIFILM
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8/8 6:19
黒部ダム方面
再びドローン。ここの稜線が一番好きです。山の中の山。
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再びドローン。ここの稜線が一番好きです。山の中の山。
この時間にここに来る者はいまい。山頂は貸し切りです
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この時間にここに来る者はいまい。山頂は貸し切りです
しばらく快適な稜線歩きが続きます。
2022年08月08日 06:53撮影 by  X-S10, FUJIFILM
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8/8 6:53
しばらく快適な稜線歩きが続きます。
振り返って赤牛岳。このアングルは定番ですね
2022年08月08日 08:05撮影 by  X-S10, FUJIFILM
3
8/8 8:05
振り返って赤牛岳。このアングルは定番ですね
水晶も見えてきました。
2022年08月08日 08:05撮影 by  X-S10, FUJIFILM
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8/8 8:05
水晶も見えてきました。
温泉沢ノ頭に到着です。
2022年08月08日 08:59撮影 by  X-S10, FUJIFILM
8/8 8:59
温泉沢ノ頭に到着です。
ここでもう一度ドローン。何となくこの後ガスる予感があったのでここで撮影しておきます。
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ここでもう一度ドローン。何となくこの後ガスる予感があったのでここで撮影しておきます。
やばいな。カッコ良すぎる。
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やばいな。カッコ良すぎる。
赤牛を空から。
山頂に到着。予感が当たりガスりました。さっき撮影しておいてよかった、、
2022年08月08日 10:38撮影 by  X-S10, FUJIFILM
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8/8 10:38
山頂に到着。予感が当たりガスりました。さっき撮影しておいてよかった、、
しかし二度目の登頂で両方ともガス。これはまたいつかリベンジ決定ですね
2022年08月08日 10:38撮影 by  X-S10, FUJIFILM
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8/8 10:38
しかし二度目の登頂で両方ともガス。これはまたいつかリベンジ決定ですね
水晶小屋はスルーし、三股へ。
2022年08月08日 11:19撮影 by  X-S10, FUJIFILM
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8/8 11:19
水晶小屋はスルーし、三股へ。
時折見える硫黄尾根
2022年08月08日 11:24撮影 by  X-S10, FUJIFILM
8/8 11:24
時折見える硫黄尾根
黒部源流。黒部ダムからここまで来たと思うと感慨深い。
前は確か黒部源流という黄色の看板があったが無くなってますね。
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黒部源流。黒部ダムからここまで来たと思うと感慨深い。
前は確か黒部源流という黄色の看板があったが無くなってますね。
水源地標
という事で無事三俣まで来ました。この後夕焼けも無く晴れず。
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という事で無事三俣まで来ました。この後夕焼けも無く晴れず。
3日目の朝。ガスでした。
3日目の朝。ガスでした。
終日ずっとガスったので写真は割愛。
お疲れ様でした。
終日ずっとガスったので写真は割愛。
お疲れ様でした。
撮影機器:

感想

赤牛岳でご来光を拝みたい、という事で今回のプランがスタート。
赤牛岳は2年前に裏銀座→読売新道のルートで行ったのですが、稜線に挟まれた稜線、山の中の山、という事で格別に気に入った山です。ここで最高の瞬間を迎えたい、そしてその後にこの稜線を歩きたい、という事で今回は黒部ダムからスタートしました。最大のハードルは読売新道を夜間踏破する事で、中々気乗りしなかったのも事実ですが、行かなかったら行かなかったできっとモヤモヤが続くのであれば行ってしまえ、という事で決行しました。

<1日目:黒部ダム〜平の渡し>
標準CT約3時間。標高もあがらないし、上高地から横尾まで歩くのと一緒だなと思ってましたが、実際は似て非なるものです。道は狭いし木の橋やハシゴを進んでいきます。そして夏はやっぱり暑い。加えて渡船の時刻があるので、何気に時間を気にしながら進まないといけません。

<1日目:平の渡し〜奥黒部ヒュッテ>
扇沢からスタートしてトンネルをくぐって富山県に入ったのに、ここで再び長野県に戻ってくるのは何だか少し不思議な気がしました。直接扇沢から行けなくも無いですが針ノ木谷を通るのは現実的ではありませんね、、、
奥黒部ヒュッテに到着、ここの最大の魅力はお風呂があること!しかもシャンプー石鹸ボディソープ完備。いやもうほんとに天国です、ここ。トイレも水洗です。

<2日目:奥黒部ヒュッテ〜赤牛岳>
22:30起床、ササッとテントを撤収し23:30スタート。(ヤマレコでは0:00にしないと2日目と認識してくれませんでした)
暗い、眠い、狭い、滑る、疲れる、おまけに蛾が寄ってくる、蜘蛛の巣には何十回も引っかかるとやっぱりここに来た事を後悔、、、しかしエスケープルートも無いので心が折れながらもとにかく進む。
樹林帯を抜けるとようやく星空と稜線の影が。空が白んできて見上げると、赤牛岳には黒いガスがかかり漆黒の闇に。マジかよ、、
東の空が焼けてきた、しかし赤牛岳は黒いガスが取れない。もう日の出まであと30分、こりゃーダメだ、やっぱり来るんじゃなかったと後悔。
それでも登り続けると、奇跡的に山頂のガスが取れてきた。
日の出の瞬間が来た。山頂までもうあと少しだがこの瞬間を逃すまい。ドローンを飛ばして撮影開始。撮りたかった景色に出会えた。この瞬間の為にここまで来た甲斐があった。
撮影を終えると10分くらいで山頂に。ここでもう一回ドローンを。水晶へと続く稜線が鮮やかに見える。感無量のひとときでした。

<2日目:赤牛岳〜三俣>
水晶岳までは大好きな稜線の歩き。右を見れば薬師岳と黒部五郎岳、左を見れば裏銀座、真正面には水晶と槍、振り返ればさっき登った赤牛岳。本当にここは素晴らしい場所です。
温泉沢ノ頭までは水晶が見えてましたが登頂時にはガス。これで水晶岳は二連敗ですが、次は水晶岳目的に撮影に来れるモチベーションになります。
その後はずっとガス。黒部源流まで来てダムからよく来たなーと。
夕焼けも無かったので、テントの中で熟睡しました。

<3日目:三俣〜新穂高>
出来れば三俣蓮華岳でご来光を拝みたかったのですが、残念ながらガス。
終日ずっと曇りかガスで展望が無かったですが、その分涼しかったので下山としては良かったのかも。
お昼前には新穂高へ到着。
ようやくお風呂入れるぞーという事で平湯の森で温泉入って最高の状態でビール飲んでバスで帰りました。



夏のこの時期は中々天気が読めず、正午前にはガスもかかりやすいため、決して天気が約束された山行ではありませんでしたが、何とかハイライトの瞬間には晴れてくれて最高の旅となりました。

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体力レベル
4/5
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無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [3日]
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ブナ立尾根〜烏帽子岳〜裏銀座〜水晶岳〜読売新道〜黒部ダム
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
2/5
体力レベル
5/5
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笠ヶ岳・水晶岳
利用交通機関:
技術レベル
3/5
体力レベル
3/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [4日]
高天原と雲ノ平
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
3/5
体力レベル
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