赤牛岳のモルゲンロート絶景空撮の旅(黒部ダム→読売新道→新穂高)


- GPS
- 23:36
- 距離
- 47.7km
- 登り
- 3,807m
- 下り
- 4,198m
コースタイム
- 山行
- 5:22
- 休憩
- 0:11
- 合計
- 5:33
- 山行
- 11:50
- 休憩
- 1:55
- 合計
- 13:45
- 山行
- 5:19
- 休憩
- 1:10
- 合計
- 6:29
天候 | 1日目:晴れ 2日目:晴れ→曇り 3日目:曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
(復路)新穂高11:15→平湯温泉14:20→15:48松本駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
読売新道は安定の泥濘 |
写真
感想
赤牛岳でご来光を拝みたい、という事で今回のプランがスタート。
赤牛岳は2年前に裏銀座→読売新道のルートで行ったのですが、稜線に挟まれた稜線、山の中の山、という事で格別に気に入った山です。ここで最高の瞬間を迎えたい、そしてその後にこの稜線を歩きたい、という事で今回は黒部ダムからスタートしました。最大のハードルは読売新道を夜間踏破する事で、中々気乗りしなかったのも事実ですが、行かなかったら行かなかったできっとモヤモヤが続くのであれば行ってしまえ、という事で決行しました。
<1日目:黒部ダム〜平の渡し>
標準CT約3時間。標高もあがらないし、上高地から横尾まで歩くのと一緒だなと思ってましたが、実際は似て非なるものです。道は狭いし木の橋やハシゴを進んでいきます。そして夏はやっぱり暑い。加えて渡船の時刻があるので、何気に時間を気にしながら進まないといけません。
<1日目:平の渡し〜奥黒部ヒュッテ>
扇沢からスタートしてトンネルをくぐって富山県に入ったのに、ここで再び長野県に戻ってくるのは何だか少し不思議な気がしました。直接扇沢から行けなくも無いですが針ノ木谷を通るのは現実的ではありませんね、、、
奥黒部ヒュッテに到着、ここの最大の魅力はお風呂があること!しかもシャンプー石鹸ボディソープ完備。いやもうほんとに天国です、ここ。トイレも水洗です。
<2日目:奥黒部ヒュッテ〜赤牛岳>
22:30起床、ササッとテントを撤収し23:30スタート。(ヤマレコでは0:00にしないと2日目と認識してくれませんでした)
暗い、眠い、狭い、滑る、疲れる、おまけに蛾が寄ってくる、蜘蛛の巣には何十回も引っかかるとやっぱりここに来た事を後悔、、、しかしエスケープルートも無いので心が折れながらもとにかく進む。
樹林帯を抜けるとようやく星空と稜線の影が。空が白んできて見上げると、赤牛岳には黒いガスがかかり漆黒の闇に。マジかよ、、
東の空が焼けてきた、しかし赤牛岳は黒いガスが取れない。もう日の出まであと30分、こりゃーダメだ、やっぱり来るんじゃなかったと後悔。
それでも登り続けると、奇跡的に山頂のガスが取れてきた。
日の出の瞬間が来た。山頂までもうあと少しだがこの瞬間を逃すまい。ドローンを飛ばして撮影開始。撮りたかった景色に出会えた。この瞬間の為にここまで来た甲斐があった。
撮影を終えると10分くらいで山頂に。ここでもう一回ドローンを。水晶へと続く稜線が鮮やかに見える。感無量のひとときでした。
<2日目:赤牛岳〜三俣>
水晶岳までは大好きな稜線の歩き。右を見れば薬師岳と黒部五郎岳、左を見れば裏銀座、真正面には水晶と槍、振り返ればさっき登った赤牛岳。本当にここは素晴らしい場所です。
温泉沢ノ頭までは水晶が見えてましたが登頂時にはガス。これで水晶岳は二連敗ですが、次は水晶岳目的に撮影に来れるモチベーションになります。
その後はずっとガス。黒部源流まで来てダムからよく来たなーと。
夕焼けも無かったので、テントの中で熟睡しました。
<3日目:三俣〜新穂高>
出来れば三俣蓮華岳でご来光を拝みたかったのですが、残念ながらガス。
終日ずっと曇りかガスで展望が無かったですが、その分涼しかったので下山としては良かったのかも。
お昼前には新穂高へ到着。
ようやくお風呂入れるぞーという事で平湯の森で温泉入って最高の状態でビール飲んでバスで帰りました。
夏のこの時期は中々天気が読めず、正午前にはガスもかかりやすいため、決して天気が約束された山行ではありませんでしたが、何とかハイライトの瞬間には晴れてくれて最高の旅となりました。
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