水晶岳(折立〜雲ノ平〜水晶岳〜雲ノ平〜折立)
- GPS
- 60:25
- 距離
- 49.0km
- 登り
- 3,254m
- 下り
- 3,244m
コースタイム
- 山行
- 9:24
- 休憩
- 2:05
- 合計
- 11:29
- 山行
- 6:02
- 休憩
- 2:54
- 合計
- 8:56
- 山行
- 8:58
- 休憩
- 2:20
- 合計
- 11:18
天候 | 1日目 くもり 2日目 雨のち晴れ 3日目 雨時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
●亀谷から折立まで有峰林道通行(2000円) ●雲ノ平キャンプ場は特定日要予約(2000円/泊) 雲ノ平山荘 https://kumonodaira.com/ ありみネット http://www.arimine.net/toll_road.html |
コース状況/ 危険箇所等 |
●全体に難しいところはありませんが、薬師沢〜雲ノ平(雲ノ平直登)は、スリップ注意 ●雲ノ平直登は上部で以前はなかった短い梯子が何箇所が設置されていました。 ●祖父岳は以前は岩を飛越ながら登った記憶がありますが、山頂に向かって左側に岩のほとんどないルートが設置されていました。 |
その他周辺情報 | ゆ〜ランド 立山吉峰温泉 - 吉峰 https://www.yoshimine.or.jp/?page_id=37 |
写真
感想
九年ぶりに水晶岳へ行ってきました。
今年六月初ですでに雲ノ平山荘は予約一杯でしたが、雲ノ平キャンプ場は8月10日と11日は空きがありましたのでテント泊で折立から入山して水晶までピストンする山行を計画しました。
折立を朝4時にスタートします。同じ時間に出発したソロの女性は黒部五郎岳に行くと言っていました。太郎平までの太郎坂を歩くのはこれで5回目です。太郎平で少し休んでから薬師沢へ約400M下ります。薬師沢小屋で給水してコーラを飲みました。さてここからが今回の核心部です。雲ノ平直登コースは、岩が多く滑りやすい登山道ですが、それでも上部の方は短いハシゴが何か所もかけられていて9年前よりは歩きやすくなったようです。息を切らしながらなんとか急坂を登りきると木道が出てきます。14時55分ごろ雲ノ平山荘に到着。テント受付してポカリを補給。キャンプ場までは約20分くらいです。キャンプ場は、特定日は完全予約制なのでこの時期にしてはそれほど混んでいなかった。
二日目朝は雨のため5時スタートの予定を遅らせました が、軽いザックで7時前に出発。大回りして祖父岳に取りつきます。前回は最初から岩場を登ったように記憶していますが、コースが左寄りの歩きやすいルートに変更されたかもしれません。祖父岳山頂でガスが少し晴れてきました。岩苔乗越に下るまでには水晶岳の雄姿が見られるくらい晴れました。ワリモ北分岐まで登り返して左に進みます。雨が完全に止んだのでレインウエアを脱ぎました。前回はここから水晶小屋の登りがきつかったように記憶していますが、やはりきつかった。水晶小屋を通過して山頂を目指します。南からの風が強くて帽子が飛ばされそうになります。水晶岳の取りつきまではわりと平坦な道です。荷物をどこかにデポしてアタックザックや軽装で登っている登山者が多い。ハシゴを登ってから岩場を歩きますが、難しい箇所はありません。やがて山頂に到着。水晶岳に三回目の登頂です。標識が北向きに変わっていました。おそらくその方が写真を撮るときに景色がいいからだと思います。狭い山頂に続々と登山者が登ってくるので写真を撮ってから北峰に移動しました。北峰は9年前に読売新道を赤牛側から登ったときに通過したのですが、今回初めて三角点を確認できました。時間に余裕があるので山頂でゆっくりしてから水晶小屋へ移動して昼食休憩しました。水晶小屋も増築されてトイレも綺麗でした。水晶小屋のテラスから北側の景色も絶景です。左に赤牛岳、正面に黒部湖と奥に立山、右手は野口五郎岳と裏銀座。前回ほどでもないのですが、これほど晴れるとは思っていなかったのこの景色を三度も見ることができたのは本当に幸運に思いました。
三日目は雲ノ平テン場を小雨の中出発して慎重に下山しました。雨は降ったりやんだりで薬師沢第一渡渉点を通過してから太郎平までの登りがきつかった。強風と雨で天候もよくないので太郎平小屋でラーメン食べてからすぐに折立へ下山しました。
9年前は小屋泊装備でしたが、今回はテント泊装備なので時間がかかり身体にも負担がかかりましたが、節目の年に記念となるよい山行になりました。
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