ツアーでも大変だった荒川三山・赤石岳(椹島ロッヂから周回)


- GPS
- 26:44
- 距離
- 36.5km
- 登り
- 3,304m
- 下り
- 3,291m
コースタイム
- 山行
- 7:26
- 休憩
- 0:59
- 合計
- 8:25
- 山行
- 5:31
- 休憩
- 1:25
- 合計
- 6:56
- 山行
- 4:45
- 休憩
- 1:57
- 合計
- 6:42
天候 | 初日と最終日最後だけ晴れ、あとは基本雨、三日目はほぼ土砂降り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
帰り:行きの逆で。途中、白樺荘にて休憩しました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
椹島〜千枚小屋までは修行の登りです。見晴台が唯一の眺望地。千枚小屋〜荒川三山〜荒川小屋までは千枚岳先のハシゴ場と悪沢岳先の急降下岩場、荒川小屋手前のやや細いトラバース道を除いて特に問題なし。本当なら絶景の尾根筋だっただろうな〜。荒川小屋〜赤石岳〜赤石小屋は、赤石岳から下りてきて赤石小屋手前の細いトラバース道が気を遣う道でした。赤石小屋〜椹島までも修行道です。 |
その他周辺情報 | 畑薙ダムから椹島へのバスは、ヘルメット・シートベルト着用の小型バスで1時間強揺られます。椹島ロッヂは山小屋・旅館というより工事現場のプレハブ飯場。畑薙ダムから10分くらいのところの白樺荘は日帰り湯・お土産・食事もできるお宿。キレイなトイレも借りれます。畑薙ダムから静岡駅まではTJARのコースで、NHKで見た風景が続いてました。 |
写真
感想
今年の夏休みには南アルプス南部に行こうと思っていたら、ちょうどいい4泊5日ツアーがあったので予約して向かいました。椹島ロッヂで前泊しますが、夜にロッヂでTV見てたら台風が発生してこっちに向かってる?!とっても心配しながら朝を迎えました。
一日目は朝から晴れていい天気、暑い中重いザックに喘ぎながら千枚小屋まで修行登山です。途中唯一の見晴台から悪沢・赤石方面の眺望を楽しみました。二日目は小雨の中、千枚小屋から荒川三山に向かいますが、途中晴れ間もありそれほど降られずに三山踏破して荒川小屋まで降りることができました。途中TJAR選手の走りを生で見ることもでき、満足して小屋で休憩します。三日目は朝から本降りです。小赤石岳手前から雷鳴が轟き稲光まで。土砂降りの中、何とか赤石岳山頂を踏んですぐ避難小屋へ。優しい小屋番さんたちはずぶ濡れの我々を嫌がらず小屋内に招き入れ、熱い静岡茶&ストーブ、ハーモニカ演奏で迎えてくれました。感謝しかありません。その後赤石岳直下で雷鳥にも会えましたが、とても撮影してる余裕なし。赤石小屋までずぶ濡れ状態で何とか逃げ込みました。四日目も朝から本降りの中下山です。眺望もなく正直面白くもない道を淡々と進み、あるあるで晴れて青空も覗くなか椹島ロッヂまで辿り着きました。椹島からは林道台風被害のため2時間ほど遅れで畑薙ダムまで。後で聞いたところ前日は終日バス運休だったそう。そんな中を自分たちは3000m級を歩いてたなんてゾッとするね。白樺荘で休憩後、TJARコースを静岡駅まで無事に予定通り帰ってくることができました。
今年の夏は、お天気に恵まれずせっかくの良展望尾根を楽しめませんでしたが、何とか2山ゲットできたし、TJARも見られたし、台風の中得難い経験ができたと思えば・・でも、やっぱりとっても残念な登山でした。
コメント
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近々行かれるのではないかと思っていましたが、やはり行かれたようですね。
まずは、無事に戻ってこれたことと、荒川三山と赤石岳登頂おめでとうございます。
千枚小屋を目指すのに椹島で前泊する人が多い理由が、登ってみてわかりました。前泊だったら6時台に出発できますから、朝イチのバスだったら8時から8時半のスタートになりますから。それだけ千枚小屋までの登りはきついということですね。今回はここが核心部だったのかなあと思いました。
そして、ツアーでこんなコースもあることに驚いています。
aideiei@鳥取県でした。
このコース、個人では難しいな〜と思ってツアーにしましたが
プラス聖でソロで回られたアイさんのレコが直前に出て、ビックリしました
ホントは絶景の尾根歩きのはずが、突然の台風で大変なことになりました
いや〜、南アは難しいですね〜ホント
あの台風の中を!!
TJARのログウォッチしていたこの数日の間で1番ヤバイと思った期間で、
docさんがTJARコース攻めてたとは!?
次の大会は2024年ですよ〜(笑)
個人なら絶対突っ込まない中、赤石岳を踏んできました
荒川小屋を出発する際に、TJARエードで選手たちが待機していて
ヨウキ君師匠の田中さんから、気を付けてね〜と声を掛けられました
意外と優しい容貌・お声で、TVの厳しい感じとは大違いでした(笑)
やっと行ける南アルプス南部ですが、結構混んでるし、山小屋のキャンセル料金などで、台風でも結構行かれてたようで、レコでみました😵
私は、天気が良いというのに、当たらなくなって数年経ってます、。もう諦めです😂
雷雨の山、重装備の重たい荷物、急登では、嫌になるますよね!
懲りずに行きましょう、安全第一で、。
muttyann
今年からやっと開いた椹島なので、すごい混雑だったです
小屋は人数制限してるようで、テン泊組も多かったようですが
あの台風の中、テン泊は大変だったと想像します
小屋に避難してきた方々も多かったですよ〜
今年の夏は下界は猛暑の晴れ続きですが、高山は不安定と言うより
あまり良くない状態が続いているようですね。
南アルプス南部は大昔計画は立てたものの実行に至らず、
結局行ってません、これからも行くことは無いと思いますが。
椹島に着くまでに気力喪失しそうですね。
ツアーがあるとは知りませんでした。
ツアーは個人の力量にバラつきがある場合が多いのでリタイヤーも出そうな気もしますが、
皆さん健脚の方がそろっているんですね。
南ア南部は、フォレスト天下の殿様商売のようで
いずれの小屋も小屋外に水場・トイレがあり、乾燥室もありません
台風雷雨の中歩いたせいか、どうもあまり相性良くないです
ツアーでは最遅者にどうしても合わせることになるので
カミさんですら歩いてて眠くなると言ってました(笑)
台風の中、修行のような道のりで、凄いです!
ツアーの参加者も、みんなすごいと思います。
小屋に乾燥室がないのは、辛いですね。雨の中、本当に、お疲れ様でした。
まさに修行でした。頭の中で、六根清浄、ザンゲザンゲ
南アは小屋番さんたちはとても親切で感じがいいのですが
小屋自体が構造的にアンフレンドリーだな〜と思います
南アルプス深南部は憧れの山域ですが、
日帰り専門の私とっては高嶺の花です。
先月の北海道といい今回の荒川三山・赤石岳といい、
不完全燃焼気味で残念ですね。
しかし、よりによって一番肝心な時に、
突然沸いて出た台風に当たるのも不運を絵に書いたようです。
でも不運を使い果たしたので、この後は
最高の幸運に恵まれるのではないでしょうか。
毎年の夏遠征はだいたいピーカンに恵まれていたのですが
今年はアンチョコツアーに頼ったせいか、きっちり罰せられました
山の神様ってちゃ〜んと見てるんですね〜
南アルプスの南側(フォレスト側)へ雨の中行かれたんですね。お疲れ様でした。
山小屋泊だと安心ですが、台風接近でもツアーは決行、途中で中止とかにはならないのですね。
まあ、南アルプス一旦入ったら戻るまで逃げられませんからね。TJARの選手も見れたのですね。
南アルプスの小屋は会社グループや個人経営やら色々カラーが有りますので、気にいった小屋を探すのもたのしいですよ!
椹島の夜に台風発生情報を知ったので、
自分たちはキャンセルすることもできませんでした
荒川小屋で進むか停滞かの選択だったと思いますが
ガイドさんたちがヤマテンとも相談して
午前中に赤石小屋に逃げ込めると判断したようです
でもTJAR選手が停滞する中、我々
今回の悪天候のせいか、南アの印象ちょっと悪いです(笑)
お孫ちゃんと遊んだり・子守や北海道に行ったり、慌ただしい10日間が終わりました。
北海道では雨が降りそうだったモエレ山(標高62m)の登頂には成功しました。
フォレストさんのお世話にならないとこの辺りは楽して行けないんですよね。
TJARの参加資格もないし…
No.80の写真の22の今崎さんは無事にゴールしたようです。
とにかく、雨の南アルプスお疲れ様でした
TJAR選手と同じように雨の中南ア歩いたことは誇れますが
あまり楽しい思い出ではありません
スカッと晴れた薬師
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