記録ID: 460977
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雪山ハイキング
八ヶ岳・蓼科
追憶の山・雪上講習会(赤岳鉱泉)
1979年03月25日(日) 〜
1979年03月29日(木)



- GPS
- 104:00
- 距離
- 19.8km
- 登り
- 1,904m
- 下り
- 1,905m
コースタイム
25日:夜行
26日:茅野駅-バス-美濃戸口-赤岳鉱泉
27日:赤岳鉱泉BC-阿弥陀岳-赤岳鉱泉BC
28日:赤岳鉱泉BC-硫黄岳-赤岳鉱泉BC
29日:赤岳鉱泉-美濃戸口
26日:茅野駅-バス-美濃戸口-赤岳鉱泉
27日:赤岳鉱泉BC-阿弥陀岳-赤岳鉱泉BC
28日:赤岳鉱泉BC-硫黄岳-赤岳鉱泉BC
29日:赤岳鉱泉-美濃戸口
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
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感想
高校山岳部向けの雪上講習会で雪山体験。アイゼンや木製ピッケルを持ち、冷えで痛むつま先を気にしながら美濃戸口より入る。痛い、荷が重い、最初はそれしか感想がない。赤岳鉱泉で初めて冬用テントを張る。テント前に大量に持ち込まれた肉などを雪下に埋める。これが後程大変なことになる。その日のうちに赤岳鉱泉そばで滑落停止の練習など一通り終える。大量に持ち込まれた牛肉を使ったすきやき鍋が連日の夕食メニューだ。
翌日はもう硫黄岳へ向かう。曇り空で風がすごい。寒い、痛い。景色など目に入らない。早々に下山したいが講習会全体で動くのでツライ。他の部員を壁にして、しばし息をつく。夜にとなりテントの高校女子部が楽しげに歌いだす。テント越しにリクエストを入れながら青少年たちの妄想は膨らむ。
晴天のなか、阿弥陀岳に向かう。樹林帯では雪の少ない木の周りで落ちる部員が続発。何事も経験だ。下りはピッケルを使っての制動訓練とシリセードの連発。ひたすら楽しい。BCに戻るとテント前の様子がおかしい。雪に埋めておいた肉が無残にも食い散らかされていた。テントの外に食品を出しておくとなどバカなことをしたものだ。野犬か何かはわからないが出くわしたら大変な惨事だ。残っている肉は衛生的にキケンなので食べずに持ち帰りに。夕食は白米と非常食、各人の行動食の供出での夜食となった。菓子類も含めいろいろとあり、肉になかば飽きていたところで丁度よかった。
もうずいぶんと大昔の話だか、高校生向けの雪上講習などの機会に恵まれていた。
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無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科 [2日]
美濃戸(南沢)〜行者小屋〜赤岳(文三郎尾根)〜横岳〜硫黄岳〜赤岩の頭〜行者小屋〜阿弥陀岳(ピストン)
利用交通機関:
車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
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