羅臼岳：羅臼から岩尾別への知床半島横断

2022年08月18日(木) [日帰り]

• GPS: 10:19
• 距離: 15.0km
• 登り: 1,679m
• 下り: 1,515m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:42
• 休憩: 0:38
• 合計: 10:20

5:35 スタート地点
5:56 5:56 羅臼温泉登山口
6:48 6:48 里見台
9:00 9:13 泊場
11:20 11:20 岩清水
11:42 11:44 羅臼岳直下の岩場
12:00 12:16 羅臼岳
12:19 12:23 羅臼岳直下の岩場
12:43 12:43 岩清水
12:57 12:57 羅臼平
13:29 13:30 大沢
13:45 13:45 銀冷水 天場
14:29 14:30 極楽平
14:37 14:37 弥三吉水 天場
15:50 15:51 木下小屋
15:54 15:54 ホテル地の涯
15:55 ゴール地点

天候

晴れのち曇り暴風

アクセス

利用交通機関：

バス

行き：ウトロBCから羅臼まで路線バス
帰り：岩尾別バス停からウトロBC

コース状況／危険箇所等

羅臼側からのルートは特に標高の低いエリアで熊の足跡と思しき痕跡がありましたが遭遇はせず。
岩尾別への下りルートも出会いませんでしたが、頻繁に熊の目撃情報があるようですので、熊鈴は必須、熊スプレーがあると心強いです。
知床のビジターセンターでレンタル出来るようです。

その他周辺情報

前泊：陶灯りの宿らうす第一ホテル
後泊：地の涯ホテル

写真

8/17 16:53

移動日は羅臼町まで入り町で買い物。ついでに近くの港まできて、明日登る羅臼を振り返ります。

8/18 5:34

お世話になったホテル。中々良い硫黄の香りのする温泉でした。露天風呂の掛け流しも中々よかったです。

8/18 5:43

ビジターセンター側から出発。到着目前で大きな飛沫が上がっていましたが間歇泉だったようです。

8/18 5:48

間歇泉の場所は先ほど上がったばかりで落ち着いていました。

8/18 5:56

登山届け出せます。

8/18 5:56

古びた案内板

8/18 6:02

道沿いの笹はしっかり刈られていて迷うことはないですが、いつ熊が出てきてもおかしくない雰囲気です。

8/18 6:09

木隠れの滝というようです。

8/18 6:19

尾根に向けての急登が始まります。

8/18 6:47

展望スポットがあり、羅臼方面の眺めよし。

8/18 6:47

羅臼の奥には国後でしょうか。

8/18 6:53

尾根に出ると眺望も良くなります。

8/18 6:59

丈の短い笹藪になってきました。

8/18 7:04

尾根に出てからは徐々に高度を上げる感じです。

8/18 7:12

ハイマツ平に到着。

8/18 7:14

ハイマツ平からの海側眺望は良いです。

8/18 7:25

トラバースも少し険しくなってきました。

8/18 7:27

第一の壁をトラバース

8/18 7:36

8/18 7:36

山アジサイでしょう。

8/18 7:46

この時間で若干薄曇りとなってきました。

8/18 7:56

第二の壁付近をトラバース。

8/18 8:05

山肌に雪渓が見えてきました。この後あそこまで登るとは。。

8/18 8:28

トラバース終了して沢に降り始めます。

8/18 8:39

ここからしばし沢沿いを進みます。8月にこの付近でも熊の目撃情報があったようです。

8/18 8:41

硫黄の香りがすごいです。ただ、川の温度は温泉とはならず、冷たいです。

8/18 8:52

まもなく泊場。向こうに見えるのは三ツ峰かな？

8/18 8:52

川沿いを進みます。

8/18 8:55

硫黄成分でしょうか。すごい色。

8/18 8:59

泊場到着。熊を警戒しながら食事休憩。

8/18 9:23

近くに雪渓も残っていました。

8/18 9:47

天然のブルーベリー。酸っぱかった。

8/18 9:51

屏風岩がみえてきました。

8/18 9:54

エゾツツジは初めて見ました。丈の低いツツジです。

8/18 9:56

屏風岩は中々の断崖です。

8/18 9:56

ハロもみえて天気は下り坂の模様。

8/18 9:56

屏風岩到着。でもまだ山頂まで2km。。ここから最後の急登がスタートです。

8/18 10:04

8/18 10:04

？

8/18 10:05

ハイオトギリ？

8/18 10:16

歩いてきたルート。一、二の壁が見えます。

8/18 10:17

中々深いルートです。

8/18 10:29

？

8/18 10:29

エゾヒメクワガタ

8/18 10:29

ミヤマキンポウゲかと思いきや、チシマノキンバイソウのようです。鼻の色が濃いです。

8/18 10:38

？

8/18 10:40

羅臼平方面への分岐は左。右の雪渓が山頂方面。

8/18 10:41

いや〜、だいぶ歩いて上ってきました。

8/18 10:45

エゾコザクラ

8/18 10:47

雪渓上を紐でルートが示されていますが、ガリガリに凍っており歩けず。。軽アイゼン必要でした。すみませんが少しルートを外れて登ります。

8/18 10:59

海岸からもみえた雪渓に上ってくることになるとは思っていませんでした。

8/18 11:01

？

8/18 11:03

チシマギキョウ

8/18 11:11

この辺りでかなり風が出てきました。

8/18 11:18

岩清水到着。三ツ峰方面はすでに雲が掛かっています。

8/18 11:19

山頂方面も天気は怪しい。。下山者に多く出会いました。

8/18 11:44

最後の登りはガスの中。風も強くなってきました。

8/18 11:56

山頂まできましたが、雲と風でかなり危険でした。

8/18 11:57

暴風の中写真を収めてすぐ下山。気を抜いて立っていると暴風で飛ばされそうでした。

8/18 13:01

ウトロ方面に向けて下山開始。

8/18 13:22

羅臼側からの風が強かったため、反対側の大沢あたりまで来ると風も治ります。

8/18 13:27

振り返って羅臼平方面は雲と風の中。

8/18 13:46

銀冷水超えると少し急な下りが続きます。

8/18 13:55

登山者も多いのか岩尾別ルートは歩き易くなっています。

8/18 14:02

極楽平には入ります。

8/18 14:27

雲の合間から辛うじて山頂が拝めました。

8/18 14:30

雲の掛かる状況を見ると登頂時刻が遅れていると、山頂付近はもっと大変な状態だったようです。

8/18 14:37

弥三吉水。

8/18 14:37

確かに川はありましたが、飲めそうにないような。。

8/18 14:39

トラバースルートなので眺めも良いです。

8/18 14:42

知床連山も見えます。

8/18 14:44

あの険しいのが硫黄岳でしょうかね。

8/18 14:57

ウトロの海がみえてきました！

8/18 15:27

最後の下り

8/18 15:50

木下小屋到着して長い半島横断を終えました。熊に遭遇することもなく良かったです。

撮影機器：

iPhone 12 mini 128GB au Apple

感想

1006702

初の北海道100名山チャレンジ。熊の目撃情報やら登山当日はバスで前日通過した知床峠で車に熊が出るなどかなり警戒して登りましたが幸い遭遇することはなく過ごすことができました。
羅臼からのルートは数組の登山者にしか出会わないほど人が少ない静かなルートでした。登り始めはダケカンバの溢れる森を抜け、長大な尾根のトラバースで景色を楽しみ、谷沿いで硫黄の香りに包まれ、後半の屏風岩以降は様々な高山植物を楽しみ、最後の羅臼岳への登りは少し険しい岩場登りと非常に多くの楽しみがある良いルートでした。下山は岩尾別ルートでしたが、こちらはよく整備された歩かれたルートでしたが、天気のせいもあってか疲れたせいか少々単調な印象を持ちました。
歩き疲れた後の地の涯ホテルの温泉もまた最高でした。