満開のミヤマキリシマを求め、くじゅう連山へ
大分県
komorin97
うえちゃん
体力度について
- GPS
- 12:00
- 距離
- 18.5km
- 登り
- 1,119m
- 下り
- 1,113m
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7:27長者原ビジターセンター~8:55雨ヶ池〜坊ガつるテン場10:15-11:05〜北大船山12:57-13:10〜平治岳コル13:40〜14:00〜平治岳14:30〜コル15:00〜坊ガつるテン場16:15
2日目
坊ガつる9:10〜ビジターセンター11:50
| 天候 | 6月7日 晴れ後曇りのち雨 6月8日 曇りのち一時雨 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2014年06月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
駐車場は無料 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
駐車場から湿原を抜けた登山口に登山ポストあり。 平治岳の頂上直下は岩場もあるが迂回ルートもある。 ビジターセンターの生乳ソフトは濃くて美味しい300円、食べる価値あり。 筋湯温泉 打たせ湯300円 シャンプー、ボディソープ等は置かれていないので、各自用意 |
写真
火山でできた山らしく石がゴロゴロ…
山メニューでは初チャレンジのパエリア、つまみの定番化しつつあるピーマンの塩昆布和え最初に写真を撮り忘れ」、食べ終わる間際なり…
5
最初に写真を撮り忘れ」、食べ終わる間際なり…
ありがたや〜!!
感想
東京の山友だったmatch0810さんが春に転勤で関西に帰ってきてくれたので、ここ最近は西日本からは一人遠征が多かったけれど、高速の途中で合流もできることが判明しこれは同行してもらわねばと思っていたところ…。
職場の仕事関係の方がちょうど1週間前に久住へ行かれたようで、翌週が山頂もピークを迎えるのではないかと聞いたものだから、ダメもとでmatch0810さんに提案してみたところこの度の企画へと繋がったのであります。
九州の阿蘇や久住へは何度か行ったことがありましたが、この時期に九州でしか見られないミヤマキリシマが山肌を一面ピンクに染める景色は雑誌でしか見たことがなく、いつか実際に自分の目で見てみたいと思っていたのでまさにこの度の山行は青空こそは逃しましたが、夢が叶った瞬間でした♪
本来晴れ女のはずなのですが、この度賞味期限は6時間と言われるありさまで…。梅雨には勝てないようです（；；）
周囲を山に囲まれ、広々としたテント場で過ごす時間は快適!!
九重連山を12時間で縦走したという友人の友人さんの話に恐れ入りましたが、この度のような花を愛でるゆったりプランも素敵な企画です☆
泥まみれになる登山道を歩く際には緊張の連続でしたが、この度は転ぶこともなく無事に下山し、水場や炊事場に恵まれたキャンプサイトは便利で快適で最高でした☆
登山口の濃厚なソフトクリームも、地熱を利用した天然かけ流しの筋湯温泉も満喫できました♪
友人(komorin97さん)から、くじゅうのミヤマキリシマが満開なので行きませんか？というお誘いがあるが、何しろ大阪市から片道750kmもあるし迷っていたが、ミヤマキリシマが満開の時期は今しか無く、今後このタイミングでくじゅうに行けるかどうか保証がないので思い切ってGO!
6/7(金)の19時過ぎに仕事が終わり、そのまま高速に。
24時ごろに広島県内のSAで合流し、途中で運転を交代し仮眠しつつ長者原へ向かう。
途中は雨やガスに不安を抱きつつ、長者原（ちょうじゃばる）直前のやまなみハイウェイから眺めるくじゅう連山はどピーカン。
友人は「私は晴れ女！えっへん」というが、後ほど晴れ女の賞味期限は6時間持たないことが判明（^^;
長者原の駐車場は早朝でもかなりの駐車状況。とりあえず3カ所目のパーキングで空きを確保、この時期は早めに行かないと厳しいかも。
身支度を整え、出発する。
タデヶ原の湿原の木道を通り、樹林帯の登山道を進む。展望はほとんど無く、我慢の歩き。
途中で一箇所、坊ガツルのテン場が見える所でテンションが上がる。
今回は別の友人の友人が関東からヒコーキでくじゅう連山、坊ガツルで同じ日にテン泊するとの情報を得ていたが、名前は知っているが顔は知らない。
私はいつも山行時に小さな鯉のぼりとマムートマンモスをぶら下げている事を目印に伝えているが遭遇できるか？
テン場到着後、テントを設営し、本日の目的地大船山（だいせんやま）に向かう。
登山道の足元は数日前に降った雨の影響でいわゆる泥んこ祭り状態、スリップダウンすると悲惨な目になるので慎重に歩く。
標高が上がるにつれ、登山道沿いにミヤマキリシマの株が多くなりテンションが上がる。途中ですれ違った登山者から「大船山より、北大船山、それよりも平治岳（ひいじだけ）のミヤマキリシマが素晴らしいという情報をゲットし、大船山ピークをパスし、北大船山から平治岳に向かうことにする。（これは大正解）
ガスの量が増えてきて、遠くの展望はイマイチであるが、ミヤマキリシマは堪能しながら北大船山に到着。
見事である。
山頂のミヤマキリシマを堪能し、平治に向かう。
途中の分岐を見逃し、正規の登山道横の崩落した場所を下ってしまった。（反省）
北大船と平治の間に有るコルに着くと、平治を覆うミヤマキリシマに見とれてしまう。
平治に登る登山者が見えるが、ミヤマキリシマの隙間を縫って登っている！
コルで少し休憩し、登りだす。
ここは、ミヤマキリシマの間を縫って狭い登山道を登り降りするので、登山道と下山道が別々でそれぞれ一方通行になっている。
登りだしてすぐに恐れていた雨がポツポツと降り出し、レインウェアを着用する。
結構本格的な雨で、デジカメで撮影するのも憚れるが、ミヤマキリシマの美しさは雨に左右されない。
平治岳に登ったが、雨が降っているのでそそくさと退散。
あとでGPSのログを見ると頂上（三角点）と思っていた地点の手前で帰っているようだが視界不良で気づかなかったよorz
コルまで降りるが、狭い下山道で少し先を降りていた登山者が超スローペースで大渋滞。下り標準コースタイム20分のところ、35分程度かかった。（TT）
そしてコルからテン場に下るが、今降っている雨の影響で超ぬかるみ状態。
泥んこ祭りを通り越し、田植えが出来るんでないかという感じ。
スリップダウンすると超悲惨な状況になるので、慎重に降り、無事テン場到着。
テン場近くには「管理棟」という名の無人小屋があり、避難小屋と見紛う設備が整えられているが、小屋の前には「宿泊禁止」としっかり書かれているので、こkで夕食を作ってテントに寝に帰る計画を立てていたが、下山後に管理棟の中を覗くと、ドヤ顔でロールマットとシュラフを広げている輩(ヤカラ)で満室。カセットコンロで宴会準備している輩もいる。
呆れてあいた口が塞がらない。宴会はいいが、せめてテントで寝ろよ。
なので、テント宴会に計画変更し、本日の山行は終了する。
友人が作ってくれたパエリヤの写真を撮り忘れたのが心残りの山行であった。
翌日はゆっくり起きて朝食をとっていると、向こうの方から「match0810さ〜〜ん」と歩いてくる御仁が居らっしゃるので、「は〜い」と返事をすると昨日出会えなかった友人の友人でした。
いろいろとお話を伺い、下山後には近くの筋湯(すじゆ)温泉の打たせ湯がいいよと教えて頂く。
そして、ゆっくり下山。テン場からの下りもぬかるみ状態なので慎重に下山。
ビジターセンターには靴洗い場も設けられ、超ドロドロの登山靴もほぼさっぱり出来た。
今回はピークハントが目的でなく、花を愛でるのんびり山行で大満足。
ビジターーセンターで特濃生乳ソフトクリーム（300円）を頂く。コクがあって旨い！
ソフトのあとは教えてもらった打たせ湯へGO！
趣のあって良い温泉。
温泉のあとは帰路に。そこには自宅まで700kmの距離が待っているのであった。
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