剱岳(別山尾根コース)

2022年09月16日(金) 〜 2022年09月17日(土)

• GPS: 16:59
• 距離: 19.8km
• 登り: 1,879m
• 下り: 1,888m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:14
• 休憩: 0:33
• 合計: 3:47

11:12 室堂
11:14 11:14 ホテル立山
11:25 11:25 みくりが池
11:28 11:29 みくりが池温泉
11:44 11:45 雷鳥荘
11:51 11:51 雷鳥沢ヒュッテ
12:01 12:01 浄土橋
12:32 12:32 新室堂乗越
13:53 14:24 剱御前小舎
14:59 剱沢キャンプ場

2日目

• 山行: 8:11
• 休憩: 3:27
• 合計: 11:38

4:17 剱沢キャンプ場
4:22 4:23 剱澤小屋
4:46 4:47 剣山荘
5:11 5:38 一服剱
6:32 6:39 前剱
6:49 6:55 前劔の門
7:07 7:18 平蔵の頭
7:19 7:39 カニの縦バイ
7:54 8:01 カニのハサミ
8:09 8:26 剱岳
8:30 8:30 カニのハサミ
8:38 8:44 カニのヨコバイ
9:05 9:06 平蔵の頭
9:22 9:28 前劔の門
9:35 9:37 前剱
10:27 10:27 一服剱
10:42 11:05 剣山荘
11:24 11:24 剱澤小屋
11:33 12:39 剱沢キャンプ場
13:29 13:29 剱御前小舎
14:23 14:23 新室堂乗越
14:47 14:50 浄土橋
14:51 14:51 雷鳥沢キャンプ場
15:19 15:19 雷鳥荘
15:40 15:42 みくりが池温泉
15:44 15:45 みくりが池
15:54 15:54 ホテル立山
15:55 ゴール地点

天候

快晴か晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

写真

9/16 9:01

平日とはいえ駅チカの駐車場は満車と思いきや、極狭の駐車枠が空いていたので車を無理やりねじ込む。

9/16 9:05

金曜の9時、立山駅のチケット売り場は閑散としていました。

9/16 9:05

コロナ禍の影響なのか、昨年の4月から料金が2〜3割も上がっています。　所要10分の立山トロリーバスがものすごく高いような気がする。

9/16 9:06

改札もガラガラですがこの後、団体さんが合流してきました。

9/16 9:16

改札は出発の5分前に行われます。

9/16 9:20

それでは出発進行！

9/16 10:14

美女平で高原バスに乗り換えました。

9/16 10:18

剱岳が姿を現せば、終点の室堂は近い。

9/16 10:25

ケーブルに乗ってから1時間ほどで室堂に到着です。

9/16 11:14

剱御前の影から剱岳がチラリ。

9/16 11:14

立山雄山

9/16 11:15

大日岳

9/16 11:26

ミクリガ池 越しの、雄山と浄土山。

9/16 11:35

血の池

9/16 11:39

地獄谷の火山性ガスで枯れ果てたハイマツ。

9/16 11:44

水道の蛇口も腐食が激しい。

9/16 11:47

雷鳥沢のテン場とこれから乗り越える剱御前。

9/16 11:49

地獄谷

9/16 11:54

雷鳥沢ヒュッテ近くの石畳。

9/16 11:57

テン場まで降りて来た。

9/16 11:58

ナイスビューですね。

9/16 11:59

称名川まで降下しました。
ここが、今回の山行の最低地点(2,260m)です。

9/16 12:03

今回も坂が急で歩きにくい雷鳥坂をパスして、新室堂乗越を目指します。

9/16 12:08

これから500mの上り返しです。

9/16 12:10

のんびり木道を進みます。

9/16 12:31

もうすぐ、新室堂乗越。

9/16 12:34

新室堂乗越からは右に折れて、剱御前を正面に登って行きます。

9/16 13:47

ようやく、剱御前小舎が見えてきました。

9/16 13:54

ここで、1時間遅いケーブルに乗車してやってくる会社の同僚を待ちます。

9/16 13:58

剱御前小舎からの剱岳。

9/16 14:01

雲が多いながらも、山頂部が望めます。

9/16 14:07

小屋で買った常温のコカコーラを飲みながら、15分程待っていると、もう、同僚が雷鳥坂から登ってきました。（イワツメクサ）

9/16 14:31

同僚と共に剱沢へ向かっていると、途中の岩に謎のレリーフがありました。
誰かと思って調べたら、地質学者でクレバスに落ちて亡くなった「石井逸太郎」さんだそうです。

9/16 14:41

ベースの剱沢キャンプ場が見えてきました。

9/16 15:52

テント幕営料を払いに野営場管理所へ、ここには上市警察署の派出所も併設されています。

9/16 16:12

まずはテントを設営してから、受付を済ませましょう。
なぜか、褒められます！？

9/16 16:17

幕営後のまったりタイム。
(ミヤマアキノキリンソウ)

9/16 16:40

夕食時、同僚が瓶入りの日本酒を差し入れてくれました。
私には山にビンを持ち込む余分な体力は持ち合わせていません。

9/16 17:31

若いってステキ…

9/16 17:41

別山南峰のアーベントロート。

9/16 17:43

剱岳が雲の寝具を纏います。

9/16 20:26

夕方は雲が多かったものの、夜が更けると雲は少なくなりました。

9/16 20:34

剱御前小舎のある、鞍部から天の川が立ち上がります。

9/16 20:46

剱岳のシルエット

9/16 21:04

そろそろ月が登ってきます。
星の撮影はここまで…

9/17 4:10

一夜明けました。
時刻は04:10もう、剱岳には多くの登山者が登っています。

9/17 4:39

まずは、剣山荘へ向かいます。

9/17 4:42

剱岳に初めて登った18年前(2004年)に、お世話になりました。

9/17 4:58

黎明の剱沢カール。

9/17 5:04

一服剱の山頂で日の出を待ちます。

9/17 5:19

18年前と同じ行動パターンです。

9/17 5:21

シルエットは鹿島槍ヶ岳。

9/17 5:24

今回は雲も良く染まりそう。

9/17 5:30

こちらは、五竜岳。

9/17 5:34

最近の山行では、青天率が悪く、久しぶりの日の出が拝めそうです。

9/17 5:35

夜と朝のグラデーション。

9/17 5:35

日の出時刻より10分ほどして、太陽が顔を出しました。

9/17 5:38

前剱もちょっぴりモルゲン。

9/17 5:47

では、本峰に向けて出発です。

9/17 5:57

剱御前と一服剱に朝日が当たります。

9/17 6:07

前剱大岩を通過。

9/17 6:15

18年前はヘルメットなんてアイテムはクライマーしか装備してませんでしたが、今では岩稜帯での標準装備品。

9/17 6:25

10年くらい前でしょうか、上高地から横尾を歩いている時に、やたらヘルメットを装備している若者を多く見かけるようになり、急激にクライミング人口が増えたのかと思い、驚いて眺めていた時期がありました。

9/17 6:26

鹿島槍ヶ岳

9/17 6:27

？？

9/17 6:27

戸隠山

9/17 6:28

ツチノコ雪渓

9/17 6:38

別山尾根ルートの名所の一つ、前剱の門。

9/17 6:38

あれっ、緑のザックの人、なんで鎖が足元に…(゜_゜;)

9/17 6:38

一番後は同僚くんの、かろやかな足さばき。

9/17 6:39

剱岳も見守っていいます。　いや、威圧してます…

9/17 6:40

次は私の番。

9/17 6:41

金属製の頑丈な橋を渡り…

9/17 6:42

岩肌をトラバース。

9/17 6:59

難所を突破！

9/17 7:00

ここから見る本峰は、ハイマツがアクセントになって良い佇まい。

9/17 7:04

巨大なフィールドアスレチック。

9/17 7:05

命の保証もありません。
保険は個人個人で入りましょう。
あと、ココヘリも…

9/17 7:08

平蔵の頭を下ります。

9/17 7:09

左側は下り車線。　登ってるけど…

9/17 7:12

このまま登山道は奥へ直線的に続いているかと思いきや…
左に垂直に登らされます。

9/17 7:16

ここは上りと下りの登山者が交錯します。

9/17 7:18

カニのタテバイが見えて来ました。

9/17 7:20

これなら、待ち時間はあまりなさそうです。

9/17 7:20

と、思っていたら、

9/17 7:22

15分程動かなくなりました。

9/17 7:23

ヒマなので周りをパシャリ。

9/17 7:25

だれか、一時的に進退窮まったのでしょう…

9/17 7:34

取り付きです。

9/17 7:36

ようやく順番が回って来ました。

9/17 7:38

タテバイ通過は5分も掛かりませんでした。

9/17 7:43

ここでは、女性の尻を見ていても処罰されない。
ラク！ アタックが有るかも知れないが…

9/17 7:48

縦走路を振り返ります。

9/17 7:52

台風が心配だったけど、風も無く晴れて良かった。

9/17 7:54

今にも落ちそうな岩。
名前はあるのかな？

9/17 7:55

もうすぐ山頂。

9/17 8:22

そして、剱岳山頂に到着！(写真は下山直前の撮影だけど…)

9/17 8:10

富士山

9/17 8:12

右は甲斐駒ヶ岳かな？

9/17 8:13

白馬岳方面

9/17 8:13

白馬から鹿島槍の眺め。

9/17 8:14

2004年にヘリで持ち込んだ3等三角点。

9/17 8:17

立山方面

9/17 8:18

毛勝三山方面

9/17 8:19

魚眼の空

9/17 8:20

後立山一望、眺望も楽しんだので、慎重に下山しましょう。

9/17 8:40

そして直ぐに出くわす、カニのヨコバイ。

9/17 8:40

手、離すなよ！×3回声を掛けるが…

9/17 8:40

ガン無視される。

9/17 8:41

そして私の番。
あれっ、18年前は一歩目の足場の置く位置が見えなかったような気がしたが、すごくスムーズに入れた？？

9/17 8:44

お次は長いハシゴ。

9/17 8:56

ハシゴを見上げる。
この辺の岩は凶悪な感じ。

9/17 8:57

勇者トイレ。
ここにやって来るのも、用を足すのも、神に認められし強いハートが必要。

9/17 8:59

また、平蔵の頭が見えて来ました。

9/17 9:02

今度は右車線です。

9/17 9:05

こうやって見ると結構、急ですね。

9/17 9:14

大日連山

9/17 9:24

岩の隙間からの大日岳。

9/17 9:25

垂直に上矢印で「下山」！って、オカシイやろ！

9/17 9:27

弥陀ヶ原と大日連山。

9/17 9:35

前剱で振り返り、剱を目に焼き付ける。

9/17 10:22

多分、もう、来ないかな…

9/17 10:24

一服剱に戻ってきました。
もう、足がかなりヤバイです。

9/17 10:43

剣山荘で今度は冷えたコカコーラを頂きます。
足以外はかなり生き返りました！

9/17 11:04

ナナカマド、ハイマツの海の奥に五竜、鹿島。

9/17 11:06

池塘

9/17 11:44

剱沢に戻って来ました。
テントを畳みましょう。

9/17 12:10

心身共に、かなり出し切った感がありますが、まだまだ上り返し付きの下山が待ち構えます。

9/17 12:36

サヨナラ剱岳。

9/17 13:07

かなりのスローペース。

9/17 13:26

やっとこさ、剱御前小舎に到着です。
でも、休む訳にはいきません。　バスの最終は16時半です。
(普通の人は余裕で間に合います)

9/17 13:30

今回も雷鳥坂を左手に見ながら下山です。

9/17 13:34

コースタイム上では10分ほど余分に掛かりますが、新室堂乗越 経由の方が足に優しいのです。

9/17 14:15

行く手に奥大日岳。

9/17 14:34

木道に降りていました。

9/17 14:37

今日は土曜日、雷鳥沢キャンプ場は盛況です。

9/17 14:46

これから室堂ターミナルまで上り返しが標高差で200m以上あります。（泣)

9/17 14:52

手前はアライだけど、全体ではモンベルが圧倒的！
ジジイ：アライ　若者：モンベル

9/17 15:13

昨日(金曜)、95張り、今日(土曜)、300張り弱。
山は平日が良い。

9/17 16:05

15:55やっとこさ室堂ターミナルに到着です。
あの、てっぺんから、無事に降りて来たと思うと感慨深い。

9/17 17:06

16:17の臨時バスに同僚と乗り込み、美女平で直ぐにケーブルに乗り換え。
晴天の土曜日、なぜかいつもの整理券は無し。

9/17 17:21

室堂から1時間で駐車場に戻って来ました。
お疲れ様でした。
足、痛くてヤバイです。

9/17 17:53

帰路では夕日に染まる剱岳を眺める事ができました。

撮影機器：

EOS 6D CANON

感想

muku-muku

今回は同僚と剱岳へ…
基本二人とも単独登山派なのだが、強敵を前に共闘する事に…
とは云え、集合は剱沢で時間未定、山行中は出発時以外自由行動と、パーティーというよりお守り代わりといったところか？
二人とも写真がメインなので、お互いに足を引っ張らず、場合によっては被写体にと、そんな山行でした。
昨年は雨天敗退、今年は良く晴れて良かった。