ほとんど人がいない...-八ヶ岳 赤岳キレット縦走-

2022年09月29日(木) 〜 2022年09月30日(金)

• GPS: 11:35
• 距離: 21.3km
• 登り: 2,197m
• 下り: 2,627m

コースタイム

1日目

• 山行: 2:52
• 休憩: 0:21
• 合計: 3:13

9:26 観音平
10:22 10:23 雲海
10:54 11:00 押手川
12:00 12:14 編笠山
12:39 青年小屋

2日目

• 山行: 8:22
• 休憩: 3:08
• 合計: 11:30

5:14 青年小屋
5:35 5:43 のろし場
5:58 5:58 西ギボシ
6:07 6:15 東ギボシ
6:24 6:24 権現小屋
6:27 6:28 縦走路分岐
6:30 6:35 権現岳
6:39 6:59 権現小屋
6:59 7:06 縦走路分岐
7:20 7:21 旭岳
7:43 7:43 ツルネ
8:03 8:40 キレット小屋
9:42 9:42 天狗尾根 稜線分岐
10:05 10:07 真教寺尾根分岐
10:14 10:14 竜頭峰
10:18 10:19 竜頭峰分岐
10:22 10:44 赤岳
10:47 10:48 竜頭峰分岐
10:55 10:56 キレット分岐
11:01 11:01 文三郎尾根分岐
11:12 11:13 中岳
11:21 11:21 中岳のコル
11:42 11:55 阿弥陀岳
12:12 12:12 中岳のコル
12:22 12:22 中岳
12:37 12:38 文三郎尾根分岐
12:46 12:47 キレット分岐
12:54 12:54 竜頭峰分岐
12:56 13:02 赤岳
13:03 13:40 赤岳頂上山荘
14:28 14:28 大天狗
14:56 15:03 「東方薬師如来」石碑
15:05 15:05 小天狗
15:29 15:29 真教寺尾根方面分岐
15:40 15:40 赤岳県界尾根ルート登山口
16:07 16:15 美し森無料駐車場
16:44 清里駅

県界尾根は大天狗あたりからは小走りで下れそうな安全で緩やかな登山道です。
県界尾根登山口から清里駅までは少しだけ走りました。
美し森無料駐車場はトイレや売店がありますが、ここを逃すと道中に自販機すらありません。

天候

おおむね晴れ。

アクセス

利用交通機関：

電車 タクシー

【行き】
　小淵沢駅から乗合タクシーで観音平登山口へ。
　■MOUNTAIN TAXI
　　https://www.mountaintaxi.jp/
　　→ 平日1,000円、土日祝1,500円 前日17時までに予約が必要。前日17時以降のキャンセルはキャンセル料有り。
【帰り】
　赤岳県界尾根登山口から徒歩でJR小海線 清里駅へ。
　→ 登山口から駅まで徒歩1時間以上。
　　 ※登山口まで道路が来ているも今は車両進入禁止の為、タクシーに乗るにも20分程度は歩く必要あり。
　　 ※小海線は1時間に1本程度しか来ない為、下山時刻は要注意。

コース状況／危険箇所等

鎖場や梯子は多いも、全て状態は良好でした。

キレット小屋から赤岳山頂までの急登はマーキングが多いため、マーキングから大きく外れないようにルートを取れば危険は少ないと思います。
三点支持を意識する必要はありますが、鎖に頼らなくても問題なく登れます。
※ザックを降ろせそうな場所も何か所かあるため、休憩しながら登れます。
権現小屋、キレット小屋は休業中です。

県界尾根は、山頂直下30分ぐらいはかなり急で、長い鎖場が連続します。
完全に鎖を頼って登下降する必要があり、鎖場に慣れていない人はとても危険です。
樹林帯に入ると危険箇所の無い安全な登山道になります。

写真

9/29 9:19

くらいむおーーん！！

9/29 10:08

あれ？雲海は？？

9/29 10:56

ただの広場

9/29 11:27

山頂に近づくにつれてどんどん急になります。

9/29 11:56

ありがてぇ...

9/29 11:58

やっと開けたー！！

9/29 12:03

山梨側はガースー

9/29 12:04

赤岳は雲の中

9/29 12:22

今日の目的地が見えた

9/29 12:58

早々についたのでとりあえず飲む。

9/29 13:01

カレーうまうま

9/29 13:33

今日の我が家。今日は自分も含めて、5張でした。

9/29 13:47

お酒、充実しすぎでしょ…

9/29 13:51

4回以上鳴らすと無視してくれるようです

9/29 13:56

あれ？気付いたら目の前におでんと缶チューハイがあるんだけど…

9/29 19:29

営業中

9/30 5:38

雲海の先に大きい／^o^＼フッジッサーン

9/30 5:39

もう編笠山と同じくらいの標高まで来た

9/30 5:59

これ登るんか！！

9/30 6:08

徐々に危険な香りがしてきたぞ。

9/30 6:17

降りるのが怖すぎるので、キボシはスルー

9/30 6:22

権現小屋。少し傾いてる？

9/30 6:35

頑張って登ると看板アルヨ

9/30 7:02

確か61段。重太郎新道の方が長くね。

9/30 7:07

見上げると長さがよくわかる。

9/30 7:44

出合小屋方向は地図に載ってなかった

9/30 7:45

こんなに降りてきたのかよ

9/30 8:03

ホントに突如として現れるキレット小屋。

9/30 8:29

赤岳まだ遠いな...

9/30 8:49

空の青さの中に不気味に聳える

9/30 9:03

うっひょー

9/30 9:06

意外といけるゾ

9/30 9:13

マーキングはいっぱいしてくれてある

9/30 9:18

どうやって降るねん

9/30 9:24

9/30 9:33

おや？

9/30 9:34

鎖の方が怖くなさそうだけど、せっかくなので梯子を使うね

9/30 9:38

意外と人がすれ違えるぐらいの幅はある

9/30 9:40

これの先にも一応ルートがあるらしい

9/30 9:46

稜線に出た

9/30 9:56

あとちょっと...と思ったが、偽ピーク

9/30 10:02

この辺からざらざらした岩肌に変わる。

9/30 10:05

よめ…よめ…読めないッ！！

9/30 10:06

最後の最後までゴリゴリの登攀

9/30 10:13

小屋が見えたー

9/30 11:13

阿弥陀岳までのルートを見下ろすと心折れる

9/30 11:22

きっつそー

9/30 11:43

なんだかんだで初の阿弥陀岳

9/30 11:57

赤岳までのルートを見下ろすと心折れる

9/30 12:22

鬼の登り返し

9/30 13:06

いつか泊まりたい。

9/30 13:41

鎖場がとにかく長い。しばらくこんな感じ。

9/30 13:57

浮いてるのでよく揺れます

9/30 14:08

このトラバースは濡れてたら...まぁ落ちるでしょうね。映ってないけど鎖の右下は大きく切れ落ちてる。

9/30 14:13

鎖と仲良しになりました。

9/30 15:36

砂防ダムの上を通過。増水時は通過できなそう。

9/30 15:51

車はここまで。

撮影機器：

OM-D E-M5 Mark III ボディ オリンパス

iPhone SE (第2世代) 128GB au Apple

感想

tororo_ghn

当初、2泊3日で八ヶ岳全山縦走を計画していましたが、テント撤収時にテントポールが壊れ、まぁキレットからの登りを経験できればいいかぁ...と自分を納得させ、赤岳から下山することに。

青年小屋のテント泊者名簿を見ましたが、赤岳まで行こうとしているのは私だけでした。

キレット小屋までは誰にも会わず、キレット小屋から赤岳までもすれ違ったのは2名のみでした。
装備が重かった為、キレット小屋からの登りは少し心配でしたが、マーキング通りに行けば足や手を掛けれる場所は十分あり、テント装備の重さもさほど負担に感じず登ることができました。

赤岳や阿弥陀岳山頂は人が多く、やはりほとんどの人が美濃戸口を利用しているのを物語っています。

県界尾根の山頂直下は危険です。
足や手を置く場所もないくらいツルツル(滑るという意味ではなく、ソールのグリップは利く)で急な岩肌を、鎖だけを頼りに下っていきます。
正直特に見どころはなく、鎖場以外は黙々と歩くルートでした。
このルートも登山口周辺まで誰にも会いませんでした。

今回の山行で八ヶ岳の主稜(編笠山、権現岳、阿弥陀岳、赤岳、横岳、硫黄岳、天狗岳、北横岳、蓼科山)は全て制覇できました。

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美濃戸口、麦草峠、女神茶屋などにバス路線がありますが、平日は運休の為、唯一鉄道を使える赤岳東陵に降りるルートを選択しました。