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記録ID: 475973
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
剱・立山

「春を背負って」暴風雨の中、立山縦走(別山、大汝山、雄山) 「劔岳 点の記」は諦め、「岳」の夕景も見れず。

2014年07月13日(日) 〜 2014年07月14日(月)
 - 拍手
GPS
28:45
距離
10.1km
登り
1,009m
下り
997m

コースタイム

[計画]
7月13日
室堂ターミナル9:00-一ノ越10:00-雄山11:00-11:20[大汝山](昼食)11:45-富士ノ折立12:00-真砂岳12:30-別山13:30-剱沢キャンプ場14:40-15:00剣山荘
7月14日
剣山荘6:30-前剱7:40-平蔵のコル8:20-9:00【劔岳】9:15-前剱10:20-11:10剣山荘(昼食)11:30-剱御前小舎13:00-雷鳥沢キャンプ場14:10-15:20室堂ターミナル
[現実]スタート時から雨、雄山山頂は、ガスの中。剣山荘に直接向かうことにする。
7月13日 室堂ターミナル9:45-雷鳥沢キャンプ場10:35-(雷鳥坂、強風雨)-12:50剱御前小舎(風雨弱まらず、明日晴れることを願い宿泊する)
7月14日 雨風止まず、剱岳は諦め下山することに。せっかくなので、風雨の中、大汝山、雄山を経由することにする。
剱御前小舎8:00-別山8:40-真砂岳9:40頃-富士ノ折立10:20-10:40大汝休憩所(昼食等1時間40分)12:20-[大汝山3015m]12:30-12:45雄山13:00-一の越山荘13:45-14:30室堂ターミナル
天候 7月13日 別山乗越 13時 暴風雨 25m/s以上 8℃
7月14日 別山乗越 6時 雨、強風 10m/s 7℃
過去天気図(気象庁) 2014年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
[往路]自宅3:45-国立府中IC-(中央道、長野道198km)-安曇野IC-(北アルプスパノラマロード、大町アルペンライン43km)-6:25扇沢駐車場 242km 2時間40分 無料駐車場は約400台分
最後のコンビニは、扇沢13km手前のファミリーマートです。
扇沢駅7:30発-黒部立山アルペンルート(往復9050円)-9:25着室堂ターミナル
[復路]室堂駅14:45発-16:21着扇沢
扇沢駐車場16:40-安曇野IC17:35-国立府中IC19:35-19:40自宅 3時間
コース状況/
危険箇所等
登山ポストは、扇沢駅、室堂ターミナル等にあります。室堂で登山届を手渡し、登山道の状況等アドバイスをいただきました。
1日目
〇室堂(2450m)~雷鳥平(2260m) 標高差△190m 50分
室堂ターミナルを出たら左に遊歩道を進めば、すぐにミクリガ池。みくりが池温泉の前を進み、雷鳥荘から下り坂になる。雷鳥沢ヒュッテを左に見て下ったところが、広いキャンプ場の雷鳥平。
〇雷鳥平~別山乗越.剱御前小舎(2750m) 標高差490m 2時間20分(休憩20分含む)
雷鳥平から雪渓を歩き、丸太橋を渡り雷鳥坂へ。残雪の斜面を登り、高度が上がってくると、平坦な箇所がない道なので、立ち休みを繰り返す。本日のような風速30m/sの時には、風よけが全く無いので、危険。登り着いた別山乗越には剱御前小舎が建つ。晴れていれば、正面に剱岳が見えているはず。
2日目
〇別山乗越~大汝山(3015m) 標高差265m 2時間(休憩15分含む)
剱御前小舎から雨風ガスの中、ザレた登り40分で別山山頂の祠に着く。ザレた稜線の道をアップダウン1時間で真砂岳へ。山頂標識無く、通り過ぎていた。ガスで目標物のない岩場の登り40分で富士ノ折立へ。標高差のない穏やかな稜線(晴れていれば)を20分歩くと、大汝休憩所に着く。この区間には、雨風をしのげる物が全く無い。
〇大汝山~雄山~室堂(2450m) 標高差△565m 2時間(休憩20分含む)
休憩所から5分で、立山最高峰の大汝山山頂。積み重なった岩の上が山頂。ここから15分で雄山神社が祀られている雄山山頂に着く。雄山から一の越山荘までは、急勾配の岩の道をひたすら下る。浮いた石が多く、蹴り落とさないように。一の越から室堂までは、石で固められた道が続くが、残雪のトラバースが数箇所ある。
北アルプス映画、最新作「春を背負って」。菫小屋こと、大汝休憩所。
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北アルプス映画、最新作「春を背負って」。菫小屋こと、大汝休憩所。
北アルプス映画、第一弾「劔岳 点の記」。登りたかった。せめて、眼にしたかった。
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北アルプス映画、第一弾「劔岳 点の記」。登りたかった。せめて、眼にしたかった。
北アルプス映画、第二弾「岳」。ラストシーンは、立山の夕景です。13日は、嵐でした。
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北アルプス映画、第二弾「岳」。ラストシーンは、立山の夕景です。13日は、嵐でした。
黒部立山アルペンルート、扇沢と室堂 往復9050円。更に10kg以上の手回り品に追加料金がかかります。
2014年07月13日 06:55撮影 by  SO-02C, Sony Ericsson
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7/13 6:55
黒部立山アルペンルート、扇沢と室堂 往復9050円。更に10kg以上の手回り品に追加料金がかかります。
7時30分、本日の始発 関電トンネルトロリーバスに乗車。扇沢~黒部ダム 16分、6.1km。
2014年07月13日 07:24撮影 by  SO-02C, Sony Ericsson
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7/13 7:24
7時30分、本日の始発 関電トンネルトロリーバスに乗車。扇沢~黒部ダム 16分、6.1km。
黒部ダムから見る立山。ガスがかかり始めてます。堰堤を15分歩き黒部湖駅へ。
2014年07月13日 07:47撮影 by  SO-02C, Sony Ericsson
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7/13 7:47
黒部ダムから見る立山。ガスがかかり始めてます。堰堤を15分歩き黒部湖駅へ。
黒部ケーブルカー。5分 0.8km。日本で唯一、全線地下式です。
2014年07月13日 08:06撮影 by  SO-02C, Sony Ericsson
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7/13 8:06
黒部ケーブルカー。5分 0.8km。日本で唯一、全線地下式です。
黒部平から望む立山連峰。この後二日間、ガスで立山の山頂を見ることはありませんでした。
2014年07月13日 08:18撮影 by  SO-02C, Sony Ericsson
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7/13 8:18
黒部平から望む立山連峰。この後二日間、ガスで立山の山頂を見ることはありませんでした。
黒部平から望む後立山連峰。右が赤沢岳2678m、左奥には鹿島槍ヶ岳2889mと五竜岳2814m。
2014年07月13日 08:18撮影 by  SO-02C, Sony Ericsson
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7/13 8:18
黒部平から望む後立山連峰。右が赤沢岳2678m、左奥には鹿島槍ヶ岳2889mと五竜岳2814m。
黒部平から大観峰は、立山ロープウェイ。7分 1.7km。景観保護のため支柱が1本もありません。
2014年07月13日 08:45撮影 by  SO-02C, Sony Ericsson
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7/13 8:45
黒部平から大観峰は、立山ロープウェイ。7分 1.7km。景観保護のため支柱が1本もありません。
立山トンネルトロリーバス。10分 3.7km。
2014年07月13日 09:10撮影 by  SO-02C, Sony Ericsson
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7/13 9:10
立山トンネルトロリーバス。10分 3.7km。
9時25分、室堂ターミナルに到着。雨が降ってます。雄山山頂はガスの中です。天候の悪化が予想されるので、立山縦走は止めて直に剣山荘に向かうことにし、9時45分出発する。
2014年07月13日 09:54撮影 by  SO-02C, Sony Ericsson
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7/13 9:54
9時25分、室堂ターミナルに到着。雨が降ってます。雄山山頂はガスの中です。天候の悪化が予想されるので、立山縦走は止めて直に剣山荘に向かうことにし、9時45分出発する。
ミクリガ池から望む立山。山頂はガスの中。
2014年07月13日 10:03撮影 by  SO-02C, Sony Ericsson
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7/13 10:03
ミクリガ池から望む立山。山頂はガスの中。
雷鳥平には、一旦190m下ります。
2014年07月13日 10:22撮影 by  SO-02C, Sony Ericsson
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7/13 10:22
雷鳥平には、一旦190m下ります。
10時35分、雷鳥平キャンプ場手前の残雪。大走の下部の雪はまだ深そうです。
2014年07月13日 10:30撮影 by  SO-02C, Sony Ericsson
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7/13 10:30
10時35分、雷鳥平キャンプ場手前の残雪。大走の下部の雪はまだ深そうです。
橋を渡り、雷鳥坂へ。
2014年07月13日 10:37撮影 by  SO-02C, Sony Ericsson
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7/13 10:37
橋を渡り、雷鳥坂へ。
雷鳥坂の雪渓を直登します。
2014年07月13日 10:46撮影 by  SO-02C, Sony Ericsson
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7/13 10:46
雷鳥坂の雪渓を直登します。
積雪でルート不明のまま登り続けたら、初めて赤旗が。旗の右先から夏道を登ります。
2014年07月13日 11:07撮影 by  SO-02C, Sony Ericsson
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7/13 11:07
積雪でルート不明のまま登り続けたら、初めて赤旗が。旗の右先から夏道を登ります。
振り返り見る、雷鳥平。
2014年07月13日 11:37撮影 by  SO-02C, Sony Ericsson
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7/13 11:37
振り返り見る、雷鳥平。
ハイマツ帯の尾根道に変わった頃、風雨が強くなる。
2014年07月13日 12:00撮影 by  SO-02C, Sony Ericsson
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7/13 12:00
ハイマツ帯の尾根道に変わった頃、風雨が強くなる。
暴風雨の中、小屋のスタッフに抜かれる。この後、30m/sの強風と雨で足が止まる。
2014年07月13日 12:24撮影 by  SO-02C, Sony Ericsson
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7/13 12:24
暴風雨の中、小屋のスタッフに抜かれる。この後、30m/sの強風と雨で足が止まる。
12時50分、やっとこさ別山乗越にある剱御前小舎にたどり着く。
2014年07月13日 14:14撮影 by  SO-02C, Sony Ericsson
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7/13 14:14
12時50分、やっとこさ別山乗越にある剱御前小舎にたどり着く。
風の止む気配なく、剣山荘行きを早々に諦め剱御前小舎に泊まることにし、真っ昼間から600円もするビールを飲む。「剱岳安全登山マップ」を肴に。
2014年07月13日 13:45撮影 by  SO-02C, Sony Ericsson
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7/13 13:45
風の止む気配なく、剣山荘行きを早々に諦め剱御前小舎に泊まることにし、真っ昼間から600円もするビールを飲む。「剱岳安全登山マップ」を肴に。
本日、9人が宿泊。私を含め全員、暴風雨で足止めのために予定外。10畳の部屋を一人で使用する。
2014年07月13日 16:30撮影 by  SO-02C, Sony Ericsson
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7/13 16:30
本日、9人が宿泊。私を含め全員、暴風雨で足止めのために予定外。10畳の部屋を一人で使用する。
17時、夕食です。20時、消灯。
2014年07月13日 16:58撮影 by  SO-02C, Sony Ericsson
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7/13 16:58
17時、夕食です。20時、消灯。
6時、朝食です。風雨弱まらず、剱岳を諦めました。このまま下山するのは勿体ないので、立山縦走することにします。8時出発。
2014年07月14日 06:01撮影 by  SO-02C, Sony Ericsson
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7/14 6:01
6時、朝食です。風雨弱まらず、剱岳を諦めました。このまま下山するのは勿体ないので、立山縦走することにします。8時出発。
別山への登り。雨風止まず。
2014年07月14日 08:09撮影 by  SO-02C, Sony Ericsson
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7/14 8:09
別山への登り。雨風止まず。
雪が所々に残ってます。
2014年07月14日 08:28撮影 by  SO-02C, Sony Ericsson
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7/14 8:28
雪が所々に残ってます。
8時40分、別山山頂。晴れていれば、剱岳の眺めが良い場所です。
2014年07月14日 08:34撮影 by  SO-02C, Sony Ericsson
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7/14 8:34
8時40分、別山山頂。晴れていれば、剱岳の眺めが良い場所です。
別山山頂の祠で、横殴りの雨をしのぐ。大汝山まで、避難できる場所はありませんでした。
2014年07月14日 08:36撮影 by  SO-02C, Sony Ericsson
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7/14 8:36
別山山頂の祠で、横殴りの雨をしのぐ。大汝山まで、避難できる場所はありませんでした。
ガスガスの中で、雷鳥に会えました。大汝山までの2時間40分で出会った唯一の生き物です。
2014年07月14日 09:13撮影 by  SO-02C, Sony Ericsson
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7/14 9:13
ガスガスの中で、雷鳥に会えました。大汝山までの2時間40分で出会った唯一の生き物です。
ガスで視界のきかない中、こんな道標がありがたい。平成元年10月、「立山中高年大量遭難事故」で8人が死亡したのは、この辺りでしょうか。
2014年07月14日 09:16撮影 by  SO-02C, Sony Ericsson
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7/14 9:16
ガスで視界のきかない中、こんな道標がありがたい。平成元年10月、「立山中高年大量遭難事故」で8人が死亡したのは、この辺りでしょうか。
真砂岳2861mを気付かずに通過してました。内蔵助カールの氷河もガスの中です。
2014年07月14日 09:37撮影 by  SO-02C, Sony Ericsson
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7/14 9:37
真砂岳2861mを気付かずに通過してました。内蔵助カールの氷河もガスの中です。
2013年氷河認定された内蔵助カール。
2014年07月14日 09:44撮影 by  SO-02C, Sony Ericsson
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7/14 9:44
2013年氷河認定された内蔵助カール。
10時30分、富士ノ折立2999m。剱岳と同じ標高です。
2014年07月14日 10:23撮影 by  SO-02C, Sony Ericsson
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7/14 10:23
10時30分、富士ノ折立2999m。剱岳と同じ標高です。
10時40分、大汝休憩所に到着する。愛ちゃん、亨君はいませんが、ゴロさんがいました。
2014年07月14日 10:37撮影 by  SO-02C, Sony Ericsson
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7/14 10:37
10時40分、大汝休憩所に到着する。愛ちゃん、亨君はいませんが、ゴロさんがいました。
百均のカッパは、ボロボロになりました。
2014年07月14日 10:38撮影 by  SO-02C, Sony Ericsson
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7/14 10:38
百均のカッパは、ボロボロになりました。
大汝休憩所の本日一人目の訪問者でした。リアルゴロさん特製のシチュウのようなものをいただき、冷えきった体が暖まりました。
2014年07月14日 10:59撮影 by  SO-02C, Sony Ericsson
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7/14 10:59
大汝休憩所の本日一人目の訪問者でした。リアルゴロさん特製のシチュウのようなものをいただき、冷えきった体が暖まりました。
「春を背負って」で使った菫小屋の看板が、無造作に置いてありました。居心地の良さに2時間近く休んでしまいました。
2014年07月14日 11:00撮影 by  SO-02C, Sony Ericsson
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7/14 11:00
「春を背負って」で使った菫小屋の看板が、無造作に置いてありました。居心地の良さに2時間近く休んでしまいました。
12時30分、休憩所から5分で本日の最高峰、大汝山3015mに登頂する。
2014年07月14日 12:27撮影 by  SO-02C, Sony Ericsson
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7/14 12:27
12時30分、休憩所から5分で本日の最高峰、大汝山3015mに登頂する。
12時45分、雄山神社。この先に行くには500円払います。
2014年07月14日 12:47撮影 by  SO-02C, Sony Ericsson
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7/14 12:47
12時45分、雄山神社。この先に行くには500円払います。
雄山神社の鳥居で、記念撮影。雨の中、数人が室堂から登って来てました。
2014年07月14日 12:48撮影 by  SO-02C, Sony Ericsson
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7/14 12:48
雄山神社の鳥居で、記念撮影。雨の中、数人が室堂から登って来てました。
浮き石の多い岩の道を下ります。本当に一瞬ガスが晴れて雄山山頂が見えました。
2014年07月14日 13:14撮影 by  SO-02C, Sony Ericsson
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7/14 13:14
浮き石の多い岩の道を下ります。本当に一瞬ガスが晴れて雄山山頂が見えました。
13時35分、一の越山荘2700m。
2014年07月14日 13:33撮影 by  SO-02C, Sony Ericsson
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7/14 13:33
13時35分、一の越山荘2700m。
室堂までは、石畳の道ですが、まだたっぷり雪が残ってます。
2014年07月14日 14:08撮影 by  SO-02C, Sony Ericsson
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7/14 14:08
室堂までは、石畳の道ですが、まだたっぷり雪が残ってます。
立山室堂山荘が見えてきた。
2014年07月14日 14:11撮影 by  SO-02C, Sony Ericsson
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7/14 14:11
立山室堂山荘が見えてきた。
国内最古の山小屋、立山室堂山荘が保存公開されてます。
2014年07月14日 14:18撮影 by  SO-02C, Sony Ericsson
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7/14 14:18
国内最古の山小屋、立山室堂山荘が保存公開されてます。
14時30分、室堂ターミナルに戻って来ました。14時45分発のトロリーバスに乗車。
2014年07月14日 14:24撮影 by  SO-02C, Sony Ericsson
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7/14 14:24
14時30分、室堂ターミナルに戻って来ました。14時45分発のトロリーバスに乗車。
ロープウェイから見る、黒部湖。
2014年07月14日 14:57撮影 by  SO-02C, Sony Ericsson
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7/14 14:57
ロープウェイから見る、黒部湖。
トロリーバスの出発まで30分あるので、ダム展望台へ。観光放水は迫力です。ちなみに、展望台への220段の階段登りは、疲れました。
2014年07月14日 15:42撮影 by  SO-02C, Sony Ericsson
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7/14 15:42
トロリーバスの出発まで30分あるので、ダム展望台へ。観光放水は迫力です。ちなみに、展望台への220段の階段登りは、疲れました。
16時21分、扇沢駅に到着。無料駐車場に帰って来ました。お疲れ様でした。
2014年07月14日 16:24撮影 by  SO-02C, Sony Ericsson
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7/14 16:24
16時21分、扇沢駅に到着。無料駐車場に帰って来ました。お疲れ様でした。
百名山バッチが1つだけ増えました。
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百名山バッチが1つだけ増えました。
百高山バッチも、一つ増えました。
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百高山バッチも、一つ増えました。
撮影機器:

装備

個人装備
ヘッドランプ
1
予備電池
1
1/25,000地形図
1
ガイド地図
1
コンパス
1
1
筆記具
1
ライター
1
ナイフ
1
保険証
1
飲料
2
ティッシュ
2
タオル
2
携帯電話
1
計画書
1
雨具
1
防寒着
1
スパッツ
1
手袋
1
ストック
1
ビニール袋
3
替え衣類
1
ザックカバー
1
水筒
1
時計
1
非常食
2
軽アイゼン
1
ヘルメット
1
共同装備
コンロ
1
ファーストエイドキット
1
ポリタンク
1
1

感想

 立山はわが国で最も早く開かれた山の一つである。早暁、日の出を拝した時の印象は忘れられない。四方の山々が雲海の上に眼ざめるように浮かび上がってくるのを眺めながら、やはり立山は天下の名峰であることを疑わなかった。深田久弥著「日本百名山」より。
 先日、映画「春を背をって」を観て、無性に立山に登りたくなり、早めの夏休みをとりました。立山縦走と剱岳登頂を計画し、今まで交通費が高く敬遠していた黒部立山アルペンルートに遂に行ってまいりました。しかしながら、天気があまりにも悪く、早々に剱岳登頂は諦めました。風速30m/sと雨で、剱御前小舎に着いた時には、低体温症寸前の状態でした。翌朝も天気が回復せず、小屋に避難していた登山者が、全員下山するなか、せめて大汝山と雄山は登っておこうと考え、計画とは反対回りで立山縦走を敢行しました。風雨の中、大汝休憩所までの2時間40分に誰一人会うこともありませんでした。平成元年10月の立山中高年大量遭難事故で8人が亡くなった真砂岳付近では、単独行の危険を感じました。映画の舞台となった大汝休憩所は、豊川悦司が演じたゴロさんがリアルに一人で管理されてました。悪天候の為、私が本日の最初の来訪者でした。ゴロさん(本名不明)特製のシチュウをいただいたり、冷えきった体をストーブで温めたりと2時間近く休憩してしまいました。
 剱岳登頂できず残念でしたが、山の怖さを再認識した今回の山行となりました。とりあえず、立山に登り、無事に下山出来たので良しとします。3000m峰21座は、残すところ3座(西農鳥岳、塩見岳、聖岳)となりました。梅雨が早く明けることを願っております。次に登る日を、もっと好い日に。お天気もね。

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