空いていた初めての北岳 / 草すべり-池山吊尾根



- GPS
- 28:04
- 距離
- 15.2km
- 登り
- 1,931m
- 下り
- 2,208m
コースタイム
- 山行
- 5:49
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 6:39
- 山行
- 6:56
- 休憩
- 1:24
- 合計
- 8:20
広河原インフォメーションセンター6:45-広河原山荘6:50/6:58-白根御池小屋9:17/9:29-草すべり分岐12:05-小太郎尾根分岐12:30-(北岳肩の小屋)テントサイト13:25
7/13(日)
テントサイト2:30-北岳肩の小屋2:35-両俣分岐3:01-北岳3:35/3:58-吊尾根分岐4:26-吊尾根・北岳山荘トラバース道分岐5:01-八本歯のコル5:21-
ボーコン沢ノ頭6:43-砂払6:57- 池山御池小屋8:37/8:47-歩き沢橋10:50
天候 | 7/12(土)晴れ 7/13(日)曇り 後 小雨 帰りのバスに乗ったら大雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2014年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
中央道、甲府昭和ICから約2時間です。 中部横断自動車道、増穂IC(現在の終点)から約1時間30分です。 中部横断自動車道は、中央道から双葉JCTで接続しています。 奈良田、第一町営駐車場(早川町営、無料) 40台 マップコード:893 561 645*80 googleマップ:http://goo.gl/RVd9nO 奈良田、第二町営駐車場(早川町営、無料) 160台 マップコード:893 591 140*00 googleマップ:http://goo.gl/6gEj0N ■山梨交通、南アルプス登山バス「奈良田〜広河原線」は、平常運行しています。 我が隊は奈良田からこのバスを利用しました。行きは、奈良田〜広河原で1130円、帰りは歩き沢橋-奈良田で820円でした。(南アルプス山岳交通適正化協議会への協力金100円を含む) 奈良田第一駐車場、奈良田第二駐車場、それぞれにバス停があります。 奈良田第一駐車場からは、始発バスは3台でした。 バスの始発は5:30ですが、4:30前には第一駐車場は満車になりました。4:30頃についたら車の中で食事するのではなく、バス停の待ち行列に並んで、その場所で食事すべきでしょう。これは我が隊の反省点で、バス3台中3台目の最終座席になんとか座れた我が隊でした。 我が隊とコースは異なりますが、同日のkamasenninさんのレコですと、奈良田第二駐車場からの始発バスは、2台だったそうです。 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-477089.html 山梨交通、南アルプス登山バス「奈良田〜広河原線」 http://goo.gl/fTtYUu 乗り合いタクシーは見当たりませんでしたが、帰りがけに、広河原から奈良田に向かうタクシ−は見かけました。 ■山梨交通、南アルプス登山バス「甲府駅・市営芦安駐車場〜夜叉神峠登山口〜広河原線」は、県営林道南アルプス線の土砂崩落により運休しています。(2014年台風8号の影響) ※追記 「甲府駅・市営芦安駐車場〜夜叉神峠登山口〜広河原線」の代替運行が行われます。 2014年7月16日(水)から 甲府駅〜夜叉神峠登山口 2014年7月19日(土)から 甲府駅〜奈良田・奈良田〜広河原(奈良田で一旦バスを降りて乗り継ぎ) http://yamanashikotsu.co.jp/noriai/2014hirogawara2.htm ■県営林道南アルプス線の復旧の目処は現在のところ未定です。 http://goo.gl/BXvUgJ これが崩落写真 http://www.pref.yamanashi.jp/shinchaku/chisan/2607/chisan11.html 「7月9日(水)の現地調査において、崩落箇所に不安定土石や岩盤の亀裂を確認し、再度崩落の恐れがあることが判明。」と書かれており、早期の復旧は難しいと考えられますが、これからハイシーズンを迎える事もあり、奈良田からのアクセスは徐々に増えてくるのではないかと思われます。 ■南アルプス市営バス、北沢峠-広河原は、通常どおり運行しています。 http://goo.gl/H0xIe6 ■伊那市営南アルプス林道バス、戸台-北沢峠は、通常どおり運行しています。 http://goo.gl/hxffAZ |
コース状況/ 危険箇所等 |
■混雑度合い 小屋関係者によりますと、ガラガラだそうです。 「甲府駅・市営芦安駐車場〜夜叉神峠登山口〜広河原線」が運行していたとしたら、これより混んでいるんでしょうから、とてもじゃないけど楽しめないですね。 幸運な事に、すごく混んでいるお山という感じはしませんでした。 ■雪渓 雪渓は白根御池の少し上にありますが、コース上でアイゼンは使用しませんでした。 ■北岳肩の小屋のテントサイト 1人1日600円です。 この日は約30張りで、良い場所は全て埋まっていました。 良い場所から埋まっていき、遅く着くと条件が悪くなっていくので、朝一番のバスで出かけるようにしたいです。 当日はヘリ荷降ろし用、雪渓残雪のため、これらの区域は、テントを張ることが不可でした。 ■お花 我が隊のルートでは、白根御池小屋より上、2300mぐらい~北岳山頂~八本歯のコル~ボーコン沢ノ頭は、お花畑が満開です。見頃ですので楽しめます! 北岳の手前と奥ではお花の種類が違いますので、色々と楽しめると思います。 ■参考情報 南アルプスNET http://www.minamialps-net.jp/ |
写真
立席の人もいて、それでも乗れない人もいました。
4:00頃には奈良田に着いていたいですね。
(第二駐車場発の始発バスは2台だったそうです)
5:36
振り返って北岳。
ここを下って来ました。
拡大すると赤いウエアの人が中央に見えますが、こちらに来る様子は確認できませんでした。
左俣コースで帰ったのでしょうか?
[url=http://www11.plala.or.jp/skit/sobayashashinn.htm]そば処桃園[/url]で食べます。
(桃園ロボットラーメン)
お店の前はそば畑です。
電話:055-282-3161
南アルプス市桃園1421−2
11:00-14:30, 18:00-20:30
(現在は土曜定休)
感想
初めての北岳、快晴でした!
お花もたくさん迎えてくれ、実に爽快な山行となりました。
行きの行程では、なんといっても白根御池小屋からの登りがキツカッタ〜!
それでも行きの行程は、全体的に登山道の空間が広く、急登はきつかったものの、気分的にはとても歩きやすかったです。
途中おっきなキノコ(キンチャヤマイグチ)を発見して、心ウキウキ!本格的なキノコを発見して楽しいハイキングに弾みがつきます。
そして白根御池小屋は水もたくさん出ていて、美味しいお水を補給でき、ありがたかった。
山頂に近づくにつれ、キンポウゲやハクサンイチゲなどのお花畑が出迎えてくれ、本格的な夏山気分が森がります!
キツイ登りでお話を交わしたカップルさんたちと、なんとなく励まし合いながら、涼しい&暑い中、ボチボチ歩きでようやく稜線からテンバへ。仙丈、甲斐駒の景色が見えてますます気分は高揚!
今日はこの時期にしては空いていたらしく、13時過ぎには到着し、まずまずの位置にテントを設営できました。
午後の時間はまだありましたが、北岳登頂は翌日のお楽しみとし、お腹ぺこぺこのため、早くも宴会開始!
しかし、このテンバは景色最高!
我がテント前のテラスからは、目前には特徴のあるラインの鳳凰三山がド~ンと、振り返れば日本で2番目に高い北岳の美しい山容がせまってくるように見え、ほんと〜に気分は最高!
極上の風景をつまみにワインをゆっくり楽しみました。
そしてホロ酔い気分で近辺を散策。お花畑を楽しみ、仙丈ヶ岳、甲斐駒ケ岳の景色を思う存分堪能しました。
仙丈ヶ岳、美しいですよね〜、惚れ惚れします。
お花畑越しに見える南アルプスの名峰の眺めは、本当〜にスバラシイの一言!
肩の小屋周辺をウロウロし、小屋のお姉さんや登って来るハイカーさんたちと言葉を交わしたりして散策を楽しみました。
翌朝は今までで一番早い、2時半出発!
真っ暗のナイトハイクは、まさに手探り状態でしたが、北岳山頂までは緑色のペイントが短い間隔であり、助かりました。
真っ暗の北岳山頂、多分本日一番のり!朝日もまだの時間でしたが、山頂からの絶景はいつか次回のお楽しみとし、帰路へ向かいました。
そして帰りのお楽しみはキタダケソウ。
見つけはしたものの、終わり加減で、ちょっと寂しい印象でした。(写真は画質基準を満たしていないため非公開)こちらも次回のお楽しみですね。
それでもハクサンイチゲ、シナノキンバイ、ミヤマオダマキなどの素晴らしいお花畑が楽しめました!
そして異形のデコボコが続く八本歯のコルを超えると、ちょっと難所の八本歯のコルの頭。
高所恐怖症ぎみのワタクシにはやや怖い感じでしたが、恐る恐るでしたが無事に通過できました。
逆ルートでここを超えるのは、ワタクシ無理です(笑)。冒険好きな方にはちょっとしたスリルを味わえてうれしいのでしょうか?む〜、ブルブル。
ボーコン沢の頭から下は、迷いやすく、ちょっと藪漕ぎ。
しかし尾根が見えていたので、グイっとハイマツの中を進み、大丈夫でした。
しかしここから先は点線ルート、下りは道迷いをしやすいので、要注意です。道も細く、左右から枝が生い茂り、ほとんど獣道のようなわかりにく登山道もありました。
不安を感じつつも、テープやマークも頻繁に見つかるようになり、途中からは安心して歩くことができました。
しかし行きのルートと違って、歩く人は圧倒的に少ない様子でした。
池山御池小屋(避難小屋)より下、何といっても鬱蒼とした樹林帯がつづき、景色は望めません。
うっとしい〜ったら。オマケに倒木が道を防ぐこと数限りなく。
けして楽で爽快な登山道とは言えませんが、人はおらず静かな登山道でした。
みんなと同じはイヤ、静かな人のいないルートがイイ、という方にはおすすめです(笑)。
それでも。きのこちゃんたちがそろそろ出始めており、うっかり帰りのバスの時間を忘れてきのこハンティングしそうな勢いでした(笑)。
次第に山にガスがかかり始め、バスに乗ったころには雨がかなり降ってきて、昨日の晴天から一転悪天となりましたが、初めての北岳は素晴らしい体験となりました。
さすがは日本二番目の高山であり(←そういえば、めずらしく頭痛や吐き気をおぼえました)、名山だな〜と実感できたハイキングでした。
北岳から続く間ノ岳、農鳥岳の景色も素晴らしく、ぜひともまた訪れたいお山です。

初めまして♪
北岳お疲れ様でした!
道中ご一緒させていただいた栃木の男女の男の方です!
あの厳しい草すべりではありがとうございました♪
帰りのバスでもご一緒になるとは思っていませんでしたので嬉しかったです!
撮影係?の御主人様にもよろしくお伝えください(^^)
私たちはヤマレコやってませんが、アメブロでレポしてますので良かったらごらんぐださい!
まだレポスタートしていませんけど(;^_^A
→http://ameblo.jp/dm-world-2/
改めて、ありがとうございました\(^^)/
今日も背中の荷物が異様に大きいみきぽんさん、
撮影係さん、こんにちは!
初めてだったんですか、北岳・・・
とっくに歩いてるものと思ってました
アルプスは山の位置関係とかもよく分かっていませんし
レコを「アルプス」ひとからげで読んでるのがバレてしまう
素晴らしい景色とお花畑の写真に見惚れてしまいました
夜明け前なのに、なんでお花が綺麗に撮れるんでしょ
雨はセーフだったのですね、バスの時間があるとはいえキッチリ計画通りに歩かれて
流石ですね〜〜 お疲れ様でした!
ニャギさん、こんばんは!
むむ、今回も荷物がでかくみえてましたね
初めてだったんです、北岳!
ニャギさん、スゴイ、すごいよ、北岳はっ
でも、もっぱら花の撮影は、係りの者にまかせましたけどね
夜明け前の撮影の秘密は、撮影係りにおたずねください
積雪期の池山小屋は、いいですよ(笑。
池山吊尾根、奥が最も好きな尾根のひとつです。
ricalojpさん、こんばんは!コメントいただきありがとうございます!
積雪期、ですか〜
それにしても池山吊尾根は、今回は曇天のせいもあり、とても鬱陶しい印象でした〜
違う時期に訪れると、また、違う印象なのでしょうか
まだまだ修行をたくさん積まないとダメですね
キタダケソウには遅かったようです(名残りのお花がちらほらだけでした)。
こんにちは、ミキポンさん&撮影係様(^^)v
いや〜ニアミスだったのですねぇ(゜ロ゜)
我が隊は一番奥の第2駐車場発のバスに乗ったのですが、
こちらの方が先に広河原に着いたようですね
というか、第1駐車場って使ったことがないので、未だにどこにあるのか分からないのですが
この時期の広河原であの状態は、ビックリするくらいのガラガラですよ
2年前は大樺沢までストレスを溜めながら歩いた思い出があります
南南アに精通されているお二人が初北岳とはかなり意外でしたが、
肩の小屋のテント場もやっぱりイイですね
あ、そうそう、2日目早朝の北岳山頂でのお二人、バッチリ見えておりましたよ
我が家は北岳山荘を3時半過ぎに出発したのですが、ご来光にはかなり早いから、北岳にヘッドランプの光を発見しかなりビビりました(゜ロ゜)
kamasennin さん、こんばんは!
なんとぉ、駐車場が違っただけで、めちゃニアミスだったんですね〜
お会いしたかったですね
広河原の朝一番、あれで「びっくりするくらいガラガラ」なんですかっ
ひえ〜、登山道はさぞかし、渋滞するのでしょうねぇ〜
土曜日は天気もよく、われわれの北岳初体験はラッキーだったということですね
おっ、我々のヘッデン見えました〜?スゴイっ〜!真っ暗闇な中、少々不安な気持ちで先頭を歩いていたのですが、kamasennin さん&dチャンが北岳山荘から眺めていた、と思うと、なんだかうれしいですね
うわ〜、さっそくコメントいただき、ありがとうございます!
土日はお疲れ様でした〜!
日曜の雨で計画変更されて残念でしたね〜
それでも、土曜日は最高のお天気で、お二人で登られた山頂も貸し切りだったご様子ですし、お花畑もゴージャスで、素晴らしかったですね
あのツライ草すべりも、お二人と所々でお話ができて、ワタクシたちもなんとか頑張れました
とても仲の良いお二人の感じ、微笑ましかったです
こんばんは〜♪mikipomさん☆photogさん(*^_^*)
この週末、台風一過で晴れるかなぁという期待と、山は大丈夫かなぁ〜という不安とでいろいろだったと思いますが、おぉ〜!北岳
またカマセンさんたちとニアミスだったようで・・でも、後になって『近くにいて同じ景色を見ていたんだなぁ』と思うだけで何だか嬉しい気持ちになっちゃったりしますネ
お疲れさまでした(*^_^*)
kchan、こんばんは!コメントいただき、ありがとうございます!
はい〜、北岳にはいつかいってみたいと思っていて、実は今回初訪問なんです〜
なんとなく「北岳バットレス」とかって、耳ざわりが怖い感じがして(笑)、個人的にはちょっとビビっていました
いざ行ってみたら、好天もあり、とても素晴らしかった〜
カマセンさんによると、あれでも空いていたとのこと、ラッキーな初体験だったようです
それにしても真っ暗闇の中のナイトハイク、kchan&相方さんのお得意技ですが、私は目が悪いので、かなり慎重に歩かないとダメで、不安でしたし、のろのろ歩きになってしまいました
なにかコツがあれば教えてください
さすがに花達が綺麗です
テン泊装備でも花達が綺麗に撮れていますね
カメラも花も動く中、息を止めてパシャ?
辛かったのではありませんか
mikipomさんのザック地面に付きそう
お疲れ様でした
mikipomさん、撮影係さんこんばんは。
いつもタイムリーな楽しいレコありがとうございます。
我が隊はお盆のテン泊縦走は肩の小屋に決めていました〜。昨年は工事中だったトイレは新しくなってましたかね?
mikipom隊の力関係をビール
花の名前を漢字表記にしてもらえると、カタカナ苦手な自分は覚えやすいですね。ま、すぐリセットしてしまいますが〜
mikipom隊とkazikaさんは我が隊の花図鑑です
is_pinarelloさん、こんばんは!コメントいただき、ありがとうございます!
む〜、お盆に北岳計画中でしたか〜
肩の小屋のトイレはとてもばっちり整備されておりましたよ〜。
ただ個室ではない男性小用のエリアが、消毒液の置かれている台のすぐ脇に、カーテン(というかのれん)で仕切られていたのは、女性としてはちょっと微妙でしたが
ビールはね、私自身が担いできたので、ど〜んと500㎖でっ
コメントいただき、ありがとうございます!
北岳はお花が沢山で、なんだか思わずジーンときてしまいました。
3000mの厳しい環境であ んなにも健気に咲いているなんて(ため息)。
それがまた、そこ、ここに、小さなかわいい花束が、風にゆられて「フルフルフルっ」と
いやですわ〜、Kazikaさんたら、でも改めで自分で見てもホント、ザックが地面につきそう
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