乾徳山・黒金山・大ダオ 周回
- GPS
- 11:30
- 距離
- 17.5km
- 登り
- 1,644m
- 下り
- 1,646m
コースタイム
- 山行
- 5:20
- 休憩
- 0:56
- 合計
- 6:16
- 山行
- 4:47
- 休憩
- 0:14
- 合計
- 5:01
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2022年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
中央本線 塩山8:12着 山梨交通 塩山駅南口8:30 乾徳山登山口9:02 670円 復路 山梨市民バス 乾徳山登山口11:48 花かげの湯12:08 200円 山梨交通 窪平13:55 塩山駅南口14:10 350円 中央本線 塩山発14:13 |
コース状況/ 危険箇所等 |
乾徳山から黒金山 黒金山までは一部倒木で踏み跡が攪乱されるが、道形は明瞭で標識やピンクテープ多数あり問題ない。 黒金山から大ダオ 黒金山から尾根筋に向かい斜面をトラバースするまでは黒金山までと同様だが、尾根に乗り傾斜が緩み尾根が広がると、倒木が増え踏み跡を失いがちになるもののピンクテープや標識が見つかる。大ダオが近づくと小笹被る径となる。 大ダオから徳和 大ダオからエアリア赤点線レベル通り。下り始めは足元の見えない笹被る急な径。傾斜が緩んでから左岸の小尾根を乗越し水場が現れる。水場の沢身を少し降りピンクテープに従い、ほぼ左岸よりの渡渉を繰り返しながら最初の堰堤まで降る。流された径の付替えにより不明瞭な箇所あり。最初の堰堤に着くと進路を塞ぐようにロープ張ってある。ロープの出どころの左急斜面の上部を見るとピンクテープがあり、その先にもピンクテープが続く。高巻くのだった。堰堤横に階段でも造作してくれていたらこんなアルバイトをせずに済むのにと思う。高巻きが終わると舗装道になり徳和まで続く。途中徳和渓谷の遊歩道入口がある。 |
その他周辺情報 | 窪平 花かげの湯 510円 併設のお食事所はくさい ビール 生姜焼き定食 すごいボリューム |
写真
感想
初訪の折は生憎真っ白だった乾徳山の再訪と未踏の水ノタル-黒金山間と大ダオ-徳和間の赤線を繋ぎを兼ねて好天が期待できる甲州へ。日帰りでは忙しいので黒金山泊とした。
登り始めこそ雲もない好天だったが、乾徳山山頂に着くと奥秩父に雲が掛かりスッキリとした展望にはならなかったのは少し残念。黒金山まで道形は明瞭で、奥秩父の黒木と苔の森を久しぶりに堪能した。黒金山では以前目を付けていた場所に幕営。獣の気配のない静かな夜を過ごせた。
翌朝は早く起きすぎた。撤収してからヘッデンなしで歩けるようになるまで1時間ほど、展望台である黒金山で夜の開ける奥秩父と富士山の様子を眺めて過ごした。
大ダオまではゴトメキへの山行以来の再訪、これまた黒木と苔と倒木の奥秩父らしい森。森から抜けた大ダオは初訪の時と同じく開けた笹原と富士の眺望に開放的な気分になる。大ダオからは徳和渓谷源頭の穏やかで美しい渓畔林と繰り返す徒渉の気持ち佳い径。
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1日目10/28
9:06 徳和 ウィンドリバーのまま出発 16.0℃ 53% 紅葉している樹々も点々とする。道満山辺りの色付きが綺麗だ。
9:25 乾徳山登山口・徳和渓谷分岐
9:27 沢と堰堤と案内板 徳和渓谷と西奥山窪へのルートが参考になる。進み見るとヘアピンする林道のショートカットが出来ている。
9:40 オソバ沢登山口 988m標高点 CAL988 同じ案内板あり。ストレッチしてトレーキングポール出しウィンドリバー脱。
9:50 オソバ沢左岸杉植林の中の良く踏まれた径、平日なのに同じバスで他3名ほど降りた。やはり人が多いのだろう。
9:53 1030m 右岸に移りオソバ沢に沿う。
10:05 1100m 左岸の尾根に乗った。 雑木になる。
10:10 1130m 林道を横切る。ケヤキ黄葉
10:21 1200m 銀晶水 オソバ沢の源頭 右岸の尾根に向かう。
10:24 1190m ダンコウバイ黄葉 ウリハダカエデ黄葉
10:28 1230m 林道を横切る。 カラマツ植林の緩やかな尾根が駒止まで続く。
10:31 1250m 樹間よりトサカ、御止木を見る。
10:42 1310m 駒止 直登は急なので左にトラバースするようになる。
10:48 1350m 尾根に復帰して植林された廃林道を横切る。
10:53 1380m 露岩と雑木の広い斜面となり、見ると炭焼き釜がある。露岩と落葉の径なので踏跡が幾筋も出来ているがピンクテープに導かれる。
10:57 1400m いい荒れっぷりの廃林道を横切る。
11:11 1480m カラマツが混じる。
11:18 1530m 登山道に水が流れるようになり、すぐに錦晶水。水補充す。 12.6℃ 62%
11:30 1560m 平坦な広尾根が続いた後、白樺林に乾徳山方向が開ける。
11:32 1560m 国師ヶ原の十字路。高原ヒュッテは以前観察したので立ち寄らず。
11:38 1590m いい感じの赤み。
11:40 1600m 役小角像 コハウチワカエデ黄葉 前宮跡
11:43 1620m 小笹が出てきて徐々に傾斜が増し道満尾根に向かう。
11:53 1680m 樹林帯を出てすすきの原となり展望が開ける。道満山の上に富士 烏ノ尾根東御殿 西御殿 1705m峰 小楢山 大沢山 棚山 乾徳山
12:04 1740m 月見岩 道満尾根はいい色付き。大菩薩には雲が掛かる。
12:10 1740m 小休憩後出発。
12:13 1770m 扇平 樹間から破風山、雁坂嶺 すぐに手洗い石。
12:16 1780m コハウチワカエデが茶枯れている。
12:22 1810m ほぼ落葉
12:36 1870m 露岩を縫った後、尾根の平坦部に出る。右はシラビソ、コメツガの森。 尾根は痩せて傾斜を増してゆく。
12:40 1890m 鎖場
12:47 1930m 髭剃岩
12:50 1940m 展望地 烏ノ尾根 馬止根場 大烏山 小楢山 大沢山 水ヶ森 大平方向には大平方向 左端に倉掛山 大菩薩は雲に隠れる。
12:53 1950m カミナリ岩 鎖 カミナリ岩上部も展望良し
13:07 1990m 展望地 烏ノ尾根方向 トサカ ゴトメキ 北奥千丈岳
13:10 2010m 山頂直下の鳳岩 鎖 足掛かりはある。テント泊の重荷で心配だったが問題なかった。
13:15 乾徳山山頂 2031m 360°展望 倉掛山 左奥に唐松尾山 大常木山 トサカ 御止木 遠見 烏ノ尾根 北奥千丈岳 東奧山窪の両岸尾根がいい色付き。ランチ後13:34出発。
13:35 2020m 北へ向かうと梯子と鎖、10/25降雪の名残。
13:39 2010m 岩稜が続く。左側を巻いて着いた岩峰では休憩中の方が多数なので早々に通り過ぎ一旦樹林に入る。
13:45 2000m 水ノタルへの下りの露岩で前方が開ける。 北峰、笠盛山、黒金山 御止木 トサカ 大ダオ 雲が増えた。
13:46 2000m 水ノタル 標識多数
13:48 1990m また露岩に出て前方が開ける。
13:51 1980m 広がりのある最低鞍部
13:57 2010m 登り返し北峰手前で明瞭な道形。標識やテープ多数。
13:59 乾徳山北峰 2016m シャクナゲが出てくる。
14:12 1990m 平坦な痩せ尾根
14:21 2020m アサヒビールの丸標識
14:24 2030m YSKの赤標識 AL2030(0)
14:33 2060m 笠盛山直前の露岩と苔の径
14:36 笠盛山 2072m AL2072(0) シャクナゲと黒木に囲まれた山頂
14:39 2050m シャクナゲの中の急な下りで「空き缶紙くずなどを捨てないように」標識
14:45 2060m圏峰 小広い平頂 AL2061(+1)
14:53 2070m 登りに入る。 幼木が育っている。YSKの赤標識が木に飲み込まれ設置からの年月を感じさせる。
15:07 1950m 傾斜が緩み樹林が切れるが殆どガスに覆われ眺望なし。
15:19 1990m 8.0℃ 78%
15:21 2010m 大ダオ分岐 大ダオへの径も明瞭。登りに入り10/25降雪の名残を見る。「西沢軌道跡広瀬」を示す道標が地面に落つ。
15:28 黒金山山頂 奥秩父の展望台 三角点あり
16:18 設営完了してカレーメシとウイスキー
2日目10/29
4時前起床早く起きすぎた。朝食済ませ撤収。
5:08 山頂 3.8℃ 48% AL2246(+14.2) CAL2231
5:21 雁坂嶺の東が明らむ。ヘッデンなしで歩けるようになるまで山並みを眺めて待つ。南アルプスや富士山がはっきり見えて来た。
6:04 宿泊時のままブリーザートイで出発。手はバックストップ
6:06 下り始め赤い朝日に照らされた樹林が美しい。
6:10 2210m 大ダオ分岐
6:19 2150m アサヒビールの丸標識 径は明瞭に尾根筋に向けトラバースして行く。
6:22 2140m 尾根筋が近づく。
6:23 2120m 広尾根に乗る。
6:30 2090m 平坦な苔生の尾根に一筋のトレイル。
6:35 2070m 倒木が増えて緩いコブ。小笹が現れて古い地形図で点線が東奧山窪に降りていた尾根が分岐する。標識に従い右へ。AL2070(±0)
6:43 2030m 小鞍部 ダケカンバが混じる。
6:48 2040mコブ 梢越しに黒金山を振り返る。
6:53 2030m 尾根が少し瘦せる。梢越しにトサカ御止木の稜線を見る。
6:57 2010m 乾徳山が見える。
6:59 2000m YSK標識あり。
7:04 1960m 大ダオ一角よりすっきりとした富士を見る。下生えの小笹には霜が着く。9年ぶりの大ダオ。賑やかな標識も健在。ブリーザートイとカルフワセーターを脱ぎ、ウィンドリバーに換装。
7:16 最初は急な笹被る道形を降る。
7:23 1900m 笹が消えた沢筋を辿り不明瞭個所はピンクテープに助けられる。
7:32 1850m 降り切った沢筋左岸の尾根を水平にトラバースすると道標がある。
7:34 1850m 正面に尾根形が現れ、その直下を右にトラバースする。
7:38 1820m 尾根の先がロープで塞がれ九十九折れに斜面を降る。
7:45 1790m 尾根に向かう
7:48 1780m 途中潰れた炭焼窯を見て水場に出て水場の水線を降る。AL1767(-13)
7:57 1780m 小尾根に乗り、左に小沢の流れと紅葉を見ながら降る。
8:00 1750m 二俣に着き左の小沢を徒渉する。周囲は色付いて気持ち佳い。
8:01 1750m 渡り終えると道標があり中洲のような小尾根を降る。
8:03 1720m 左に徒渉する。
8:05 1700m 穏やかに沢傍を沿う。
8:11 1660m 古い丸太橋が流されている所を右に飛石で徒渉。
8:15 1640m また中洲のような所を少し進むと左岸から枝沢が流れ込む。
8:16 1630m 林道のような広い右岸の水平道に出ると周囲は佳い色付き。
8:38 1530m きれいな道は再び荒れて一人分程度の幅となる。苔が美しい。
8:54 1500m 道は流され左岸に徒渉する様付替られている。 9.6℃70%
9:02 1470m 再び左岸に徒渉。松霞新道分岐には気付ず。
9:10 1440m きれいな径。久しぶりにアサヒビール丸標識を見る。
9:14 1420m 再び右岸に徒渉。渡り振り返るとピンクテープあり。
9:20 1410m かろうじて現役な丸太橋で左岸に徒渉。
9:26 1400m 再びきれいな径
9:31 1380m 地図にない最奥の堰堤が見えたが、堰堤方向はロープで塞がれて古い工事中の看板がぶら下がる。ロープの出どころの左斜面にピンクテープあり、そこまで10m程高巻くのだった。
9:38 1370m 林道に着地
9:40 1360m ヘアピンで折り返し堰堤方向に向かう。
9:41 1350m 地図にない堰堤
9:43 1330m 地図にない堰堤
9:44 1310m 地図にない堰堤
9:47 1300m 右から水が流れる旧道の様なものが近づきヘアピンを曲がり切ると林道上にも水が流れる。
9:51 1270m 地図の一番上の堰堤
9:54 1250m 地図の二番目の堰堤
9:56 1230m 地図の三番目の堰堤
9:59 1220m 地図にない堰堤
10:00 1210m 地図にない堰堤
10:02 1190m ヘアピンを過ぎて地図にない堰堤
10:05 1180m 地図にない堰堤
10:11 1130m いい径 左の植林の尾根筋に踏み跡あり。
10:16 1110m 徳和渓谷入口 上流方向は地図にある二俣下の堰堤で寸断されているのかと思い、下流方向に向かった。
10:26 1080m 徳和渓谷道 下流の入口から出る。
10:28 1070m また徳和渓谷入口とゲート
10:32 1030m また徳和渓谷入口 長尾の滝
10:43 オソバ沢登山口
11:05 乾徳山登山口BS着 塩山行きには間に合わず次バスは11:48
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