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Yamareco

記録ID: 485011
全員に公開
ハイキング
富士・御坂

半袖でも山頂OK!暑さ真っ盛りの初富士山

2014年07月26日(土) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 山梨県 静岡県
 - 拍手
KS-Mountain その他6人
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
13:03
距離
15.0km
登り
1,660m
下り
1,659m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
11:08
休憩
1:56
合計
13:04
距離 15.0km 登り 1,670m 下り 1,659m
3:34
19
スタート地点
3:53
3:54
23
6:37
6:38
34
7:12
7:19
99
8:58
1
9:11
9:12
18
10:49
11:25
50
12:15
12:24
21
12:45
13
12:58
13:15
51
14:06
14:07
75
15:22
15:23
40
16:20
16:21
17
16:38
ゴール地点
※休憩多め、ペースゆっくりです。
天候 晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2014年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
マイカー規制期間中のため、富士北麓駐車場に駐車(1回1,000円)
全て確認したわけではありませんが、午後11時過ぎの到着では2割ほどの埋まり具合でした。
北麓駐車場から五合目まではバスの運行時間外のため、ジャンボタクシーを利用。
料金は約18,000円(タクシー代+有料道路代+深夜料金)
帰りは路線バス(1人1400円くらい)を利用しました。
コース状況/
危険箇所等
【登山道概況】
1)富士吉田五合目〜六合目
前半は車道歩きで、後半は木々の中の道です。
急登はなく勾配は緩やかですが、前半の車道の長い下り坂を復路に通ると(すなわち長い上り坂)結構シンドイです。
2)六合目〜七合目
ここから登り専用のルートとなり、広い道をジグザグに折り返しながら登っていきます。
まだ急登ではありませんが、この先はまだまだ長いので体力を温存しつつ登ります。
3)七合目〜山頂(奥宮)
いくつもの山小屋、いくつもの九十九折れを経ながら登ります。
富士山を登る上での踏ん張りどころです。
トイレ・売店・休憩ポイントは多数ありますので、高山病を抑えるためにもそれらを活用しながら無理せず登ります。
4)お鉢めぐり
アップダウンを繰り返しながら広い火口を一周します。
富士吉田口の山頂から時計回りに巡ると、山頂郵便局→剣が峰の順に回れます。
勿論整備済みの道ですが、剣が峰直下は勾配がきつめで、結構な負担でした。
砂で足元が滑りますのでご注意を。
5)山頂〜六合目
下山専用のルートで、ザレ場の九十九折れが延々と続きます。
スピードに乗ってガンガン降りていくこともできますが、ガレ場・ザレ場などの足元が不安定な下りが苦手な自分には苦行な下り道でした。
景色に大した変化もなく、いつまで続くのか分からない九十九折れ・・・。
砂埃が尋常でないほど発生し、微細な砂埃が口や鼻、目、耳にかかりますのでマスクが必要です。
また、登りほど山小屋があるわけではないので、山頂でしっかり下山準備をしてから降りる必要があります。
よく言われますが、須走口との分岐では間違わないように注意です。
道標をしっかり確認できていれば迷わないかとは思いますが、くれぐれもよくご確認を。
間違えて降りてしまうと、本来の登山口まで高い交通費を掛けなければなりません。

【トイレ】
北麓駐車場に24時間利用可能なトイレがある他、登山道にも多数あります。
登山道のトイレは数百円の利用料が必要なので、100円玉が多くあると支払いに便利です。

【水場】
なし
ただし、各山小屋で購入できるほか、山頂では自販機もあります。
自販機が山頂にある山・・・初めて登った(;・∀・)

【地形図】
25,000分の1 富士山
25,000分の1 須走

【富士山お役立ち道具】
1)マスク
山頂からの下山道は長いザレ場で、砂埃が尋常でないほど舞います。
砂埃が口や鼻に入らないよう、マスク(風邪用ので十分)があると役に立ちます。
無論、タオル等の布切れでも代用できます。

2)消臭スプレー
普段は自家用車で登山に行く人でも、マイカー規制期間中は公共交通機関を使わざるを得ません。
公共の乗り物内で周りの人に与える不快感(=汗の臭い)を少しでも抑えるため、消臭スプレーがあると便利だと思いました。
特にバスは乗っているのは登山とは無縁の観光客も多いので。

その他周辺情報 「道の駅 富士吉田」にmont-bellショップがあります。
富士山へ行ったついでに寄ってみるのも面白そうです。
予約できる山小屋
頂上富士館
江戸屋
胸突江戸屋
日の出館
本七合目鳥居荘
白雲荘
富士北麓駐車場にて。
24時間使えるトイレがありますので、車中泊できます。
2014年07月26日 02:18撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
7/26 2:18
富士北麓駐車場にて。
24時間使えるトイレがありますので、車中泊できます。
午前2時に起床し、いよいよ登るための準備。
気持ちが自然と高ぶります。
2014年07月26日 02:21撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
7/26 2:21
午前2時に起床し、いよいよ登るための準備。
気持ちが自然と高ぶります。
タクシーで五合目へ移動。
午前3時半なので、昼間なら大勢の観光客で賑わう広場も真っ暗で静まり返っています。
しかし、暗闇だと写真がうまく撮れないね。。。
2014年07月26日 03:38撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
1
7/26 3:38
タクシーで五合目へ移動。
午前3時半なので、昼間なら大勢の観光客で賑わう広場も真っ暗で静まり返っています。
しかし、暗闇だと写真がうまく撮れないね。。。
六合目。
ここまでヘッドランプの灯りを頼りに登ってきましたが、夜明けの時刻となりだんだん明るくなり始めました。
2014年07月26日 04:28撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
7/26 4:28
六合目。
ここまでヘッドランプの灯りを頼りに登ってきましたが、夜明けの時刻となりだんだん明るくなり始めました。
夜明けのシルエット。
シルエットの正体は私達でなくたまたま居合わせたどこかの誰か。
あしからず。
2014年07月26日 04:28撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
1
7/26 4:28
夜明けのシルエット。
シルエットの正体は私達でなくたまたま居合わせたどこかの誰か。
あしからず。
幻想的な眺め。
2014年07月26日 04:28撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
1
7/26 4:28
幻想的な眺め。
後続の登山者が次々にやってきます。
カメラがまだ寝ぼけていて良い仕事をしてくれません。
2014年07月26日 04:37撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
7/26 4:37
後続の登山者が次々にやってきます。
カメラがまだ寝ぼけていて良い仕事をしてくれません。
日の出です。
初めて見る山での日の出・・・しばらく見とれていました。
このくらいがまぶしすぎなくていいね^^
2014年07月26日 04:55撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
3
7/26 4:55
日の出です。
初めて見る山での日の出・・・しばらく見とれていました。
このくらいがまぶしすぎなくていいね^^
列をなして登っていきます。
2014年07月26日 05:33撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
7/26 5:33
列をなして登っていきます。
斜面に立地する山小屋・・・。
要所要所に多数の山小屋があることだけでも富士山は他の山とは一線を画しています。
2014年07月26日 05:34撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
7/26 5:34
斜面に立地する山小屋・・・。
要所要所に多数の山小屋があることだけでも富士山は他の山とは一線を画しています。
トイレ休憩中。
トイレが多数あるのもまた驚き。
2014年07月26日 06:04撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
7/26 6:04
トイレ休憩中。
トイレが多数あるのもまた驚き。
チップ制のトイレ。
100円玉が多数あると便利です。
2014年07月26日 06:05撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
7/26 6:05
チップ制のトイレ。
100円玉が多数あると便利です。
うねりながら山裾を登る登山道。
2014年07月26日 06:05撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
7/26 6:05
うねりながら山裾を登る登山道。
山小屋からは次の山小屋が既に見えるほど多数立地する山小屋。
2014年07月26日 06:05撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
7/26 6:05
山小屋からは次の山小屋が既に見えるほど多数立地する山小屋。
ぼうっと浮かび上がる八ヶ岳。
2014年07月26日 06:16撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
2
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ぼうっと浮かび上がる八ヶ岳。
北アルプス。
2014年07月26日 07:53撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
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北アルプス。
山頂がようやく見えてきました。
山頂に掲揚された旗がそうであるとのこと。
(この写真では見えないか^^;)
2014年07月26日 06:42撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
7/26 6:42
山頂がようやく見えてきました。
山頂に掲揚された旗がそうであるとのこと。
(この写真では見えないか^^;)
出発も早かったので、休憩はしっかりエネルギー補給。
細めの水分摂取は高山病予防になります。
2014年07月26日 07:48撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
7/26 7:48
出発も早かったので、休憩はしっかりエネルギー補給。
細めの水分摂取は高山病予防になります。
八合目白雲荘。
標高もだんだん上がってきて、体力とは別な面で辛さが現れる人も出始めます。
急激に標高を上げると、高度2,500mで25%の人に高山病の通常の症状が、3,500mでほとんどの人に危険信号が出て、そのうちの10%が重症に陥るといわれます。
2014年07月26日 08:10撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
7/26 8:10
八合目白雲荘。
標高もだんだん上がってきて、体力とは別な面で辛さが現れる人も出始めます。
急激に標高を上げると、高度2,500mで25%の人に高山病の通常の症状が、3,500mでほとんどの人に危険信号が出て、そのうちの10%が重症に陥るといわれます。
八合目の途中で休憩しながら。
もう既に雲の上です。
2014年07月26日 08:10撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
1
7/26 8:10
八合目の途中で休憩しながら。
もう既に雲の上です。
九十九折れの登山道が遙か下まで延々と伸びています。
こんなに登ってきたのね。
2014年07月26日 08:11撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
7/26 8:11
九十九折れの登山道が遙か下まで延々と伸びています。
こんなに登ってきたのね。
雲の海もまた凄いなこりゃ。
2014年07月26日 08:29撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
1
7/26 8:29
雲の海もまた凄いなこりゃ。
白雲荘の一つ上の山小屋にて。
ここもまた八合目。
八合目ってどれだけ長いの(´ε`;)
2014年07月26日 08:30撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
7/26 8:30
白雲荘の一つ上の山小屋にて。
ここもまた八合目。
八合目ってどれだけ長いの(´ε`;)
飲み物も次々と並べられていきます。
こんなところで炭酸飲んだら美味いだろうなあ。
2014年07月26日 08:30撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
7/26 8:30
飲み物も次々と並べられていきます。
こんなところで炭酸飲んだら美味いだろうなあ。
炭酸買っちゃいました^^
キリッと冷たく、シュワ〜と広がるCCレモン・・・美味い!
なお、決して販売の回し者ではありません。
2014年07月26日 08:32撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
2
7/26 8:32
炭酸買っちゃいました^^
キリッと冷たく、シュワ〜と広がるCCレモン・・・美味い!
なお、決して販売の回し者ではありません。
ここで3,250mかあ・・・あと500mほどね。
3,400mくらいまで来たかとは思いましたが、いずれにしてもうれしい3,000m超え。
2014年07月26日 08:40撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
7/26 8:40
ここで3,250mかあ・・・あと500mほどね。
3,400mくらいまで来たかとは思いましたが、いずれにしてもうれしい3,000m超え。
もう少しで山頂・・・。
うう、結構疲れた(;´Д`)
2014年07月26日 10:53撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
1
7/26 10:53
もう少しで山頂・・・。
うう、結構疲れた(;´Д`)
やった〜!(´;ω;`)
2014年07月27日 22:07撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
1
7/27 22:07
やった〜!(´;ω;`)
うわっ!山の上なのに思った以上に建物がある!
人がいる!スマホが繋がる!
2014年07月26日 10:56撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
1
7/26 10:56
うわっ!山の上なのに思った以上に建物がある!
人がいる!スマホが繋がる!
下界からは続々と人が送り込まれてきます。
2014年07月26日 10:57撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
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7/26 10:57
下界からは続々と人が送り込まれてきます。
山頂なのに、お祭りのような賑わい振りです。
さすが高さも知名度も日本一の山。
2014年07月26日 11:04撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
7/26 11:04
山頂なのに、お祭りのような賑わい振りです。
さすが高さも知名度も日本一の山。
雲海・・・。
雲海も見るのは富士山が初めてです。
2014年07月26日 11:25撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
7/26 11:25
雲海・・・。
雲海も見るのは富士山が初めてです。
いろいろな記念グッズがありますね。
2014年07月26日 11:27撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
7/26 11:27
いろいろな記念グッズがありますね。
静岡よりお茶のPRにやってきた人達。
格好は茶摘娘でも、背中にはザック、足元は登山靴・・・お仕事お疲れ様です。
頭が下がります。
2014年07月26日 11:30撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
1
7/26 11:30
静岡よりお茶のPRにやってきた人達。
格好は茶摘娘でも、背中にはザック、足元は登山靴・・・お仕事お疲れ様です。
頭が下がります。
山頂なのに、モノがこんなにあって人がこんなにいて・・・。
富士山は特別な山なんだと実感します。
2014年07月26日 11:30撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
7/26 11:30
山頂なのに、モノがこんなにあって人がこんなにいて・・・。
富士山は特別な山なんだと実感します。
飲食できるお店も。
いやそれよりも、3700m台の山の上なのに暑いです。
腕出してても全然寒くない、むしろ出さないとアツい(;・∀・)
2014年07月26日 11:31撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
7/26 11:31
飲食できるお店も。
いやそれよりも、3700m台の山の上なのに暑いです。
腕出してても全然寒くない、むしろ出さないとアツい(;・∀・)
茶摘娘の静岡茶PR中。
いやホント、富士山の山頂って・・・お祭りですね。
笛や太鼓が鳴ってても全然おかしくなさそう。
ここはホントに3,000m級の山の上?
2014年07月26日 11:39撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
7/26 11:39
茶摘娘の静岡茶PR中。
いやホント、富士山の山頂って・・・お祭りですね。
笛や太鼓が鳴ってても全然おかしくなさそう。
ここはホントに3,000m級の山の上?
お鉢巡りをします。
こちらは富士山頂郵便局。
記念に切手を買いました。
2014年07月26日 12:02撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
7/26 12:02
お鉢巡りをします。
こちらは富士山頂郵便局。
記念に切手を買いました。
広い広いお鉢。
う〜ん、スケールが違う。
2014年07月26日 12:30撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
7/26 12:30
広い広いお鉢。
う〜ん、スケールが違う。
剣が峰は写真撮影の順番待ち?
とりあえず並びましたが、なかなか前へ進みません。
剣が峰でなくても富士山頂へ来たんだし、並ぶ時間があるなら休んでる方が良いとのことで並ぶのをやめ、お鉢巡りを再開しました。
2014年07月26日 12:30撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
1
7/26 12:30
剣が峰は写真撮影の順番待ち?
とりあえず並びましたが、なかなか前へ進みません。
剣が峰でなくても富士山頂へ来たんだし、並ぶ時間があるなら休んでる方が良いとのことで並ぶのをやめ、お鉢巡りを再開しました。
立ち寄った富士山頂郵便局が見えます。
2014年07月26日 12:32撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
1
7/26 12:32
立ち寄った富士山頂郵便局が見えます。
すり鉢のような火口。
火口を見られるのも登ったからですね。
2014年07月26日 12:32撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
7/26 12:32
すり鉢のような火口。
火口を見られるのも登ったからですね。
下山は疲れてしまい写真がありません。
下山後、五合目でバス待ちの最中、一枚撮りました。
座ったまま撮った手抜き写真(笑)
でも、無事に登って、無事に降りてこれたことが何よりの喜びです。
2014年07月26日 16:59撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
7/26 16:59
下山は疲れてしまい写真がありません。
下山後、五合目でバス待ちの最中、一枚撮りました。
座ったまま撮った手抜き写真(笑)
でも、無事に登って、無事に降りてこれたことが何よりの喜びです。
撮影機器:

装備

個人装備
ヘッドランプ(1) 折畳傘(1) 1/25 000地形図(1) 虫除けスプレー(1) シルバコンパス(1) 熊鈴(1) 筆記具(1) 保険証(1) 飲料水(2L) ティッシュ(1) 医薬品類(1) タオル(1) 雨具(1) 携帯電話(1) 計画書(1) ウェットティッシュ(1) 腕時計(1) 食糧(2食分) エマージェンシーシート(1) 携帯用簡易トイレ(2) ツェルト(1) サバイバルシュラフ(1) 行動食(1)

感想

念願かなって富士山へ登ってきました。

今回は、これまでの自分の山行の中で最も特殊な山行になりました。
幹事というか会計をしているので、宿やタクシーの手配、参加メンバーへの連絡調整、出来る限り予算を抑えての計画・見積もり、参加人数に変動が出れば費用の見積もりをし直したり・・・といった事前準備だけでなく、日の出を待たずしての登山開始、初めての3,000m級の山、見たことないほどのたくさんの人が登る光景、多数の山小屋、山頂のお祭り的な雰囲気など、日頃の自分の山行ではまず経験しないことの連続。
それに、高山病にも悩まされず登頂できたこと、さらに膝の痛みに邪魔されず下山を達成できたことは何事にも代え難い喜びです。
自分なりに行った対策が功を奏したのかもしれません。
富士山で一番心配だったのは高山病で登頂を断念せざるを得なくなることだったのですが、意識的に水分を細めに摂取し、腹式呼吸で大きく息を吸って吐いていたことが良かったのでないかと思っています。
一方、膝の痛みはテーピングで抑制。
前回の男体山ではテーピングしつつも膝を痛めてしまいましたが、今度は痛みに適した方法でテーピングを行いました。
結果としては、痛みを感じることなく無事に下山を達成。
テーピングがなかったら多分また痛みに襲われていただろうと思いますが、これで抑えることが出来ることが証明できたと思います。
無論、痛みを最初から起こさないためのストレッチなどは継続するつもりですが、次の山行に活かす方法を見つけることができたのは大きな収穫です。

さて、山行内容の方はというと、今回は7人で登り、6人が登頂に成功しました。
やはり大敵は高山病で、全員で登頂できなかったのは残念ですが、それでも同じ山に行ったことには変わりありません。
怪我もなく五体満足で下山でき、成功したといえると思います。
登頂はゴールではなく、あくまで通過点であるわけですし。
それにしても山頂は暑かったです。
気温は10度ほどだったらしいのですが、日差しが強かったこともあり暑く感じられ、山頂でも半袖でOKなほどでした。
今回はいつもの山行以上に防寒着を用意していましたが、結局出番は一度もなし。
富士山に過去10数回以上登った方が今回一緒でしたが、山頂でも半袖でいられたのは初めてとのこと。
そんな限られた恵まれた日に登ることができて、とてもツイていたんだと思いました。
こないだの男体山でも周辺地域と違って土砂降りにあうことがなかったし、もしかして自分には晴れ男の要素が・・・なんて^^;

ただ、登れたのはよかったのですが、富士山は自分の好みの山ではないですね・・・(´ε`;)
火山なので植物が少なく、したがって花も多くありません。
また、独立峰で山脈の中にあるわけではないので、周りに広がる山並みを眺め行ってみたい山を見つける楽しみがありません。
下山道も苦手なザレで、しかも景色の変容に乏しいので歩きが退屈でした。
富士山をけなす意図はありませんが、自分の中の「また登りたい山リスト」にランクインするところではなかったですね・・・。
とはいえ、「富士山に登った」ことは日本人として一種のステータスであり、人生の中の一大イベントでもあることなので、記念すべき日になったことは言うまでもありません。
素晴らしい一日を用意して下さった富士山、そして富士山を含めた全行程を盛り上げて下さった同行の方々にはまさに感謝です。
ありがとうございました。
今後も素晴らしい山行ができますように。

追記:
日本で知名度抜群の場所であるだけに、富士山にはいろんな人がいました。
特に目立ったのは、「これから海に行くのか?」というような格好で登る外国人達。
外国人でなくても、下がジーパンだったり、背負っているのがリュックというよりもバッグの人、それどころか中には手提げ袋の人も・・・。
自分にも無知なところは多いので、他人の無知をおおっぴらに批評することはできませんが、唖然とする人が多かったのは確かな印象です。
ここで一言苦言を呈したところで何の歯止めにもならないことは承知の上ですが、まあとにかく驚いたということです(;><)

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