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Yamareco

記録ID: 48586
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

小淵沢-編笠山-権現岳-赤岳-牛首山-清里

2009年10月11日(日) 〜 2009年10月12日(月)
 - 拍手
GPS
29:45
距離
24.5km
登り
2,484m
下り
2,093m

コースタイム

10月11日

08:10 小渕沢
09:08 △1140.6
10:14 観音平登山口
10:36 休憩
11:03 雲海展望台
11:35 押手川
12:43 編笠山
13:05 青年小屋(テント泊)

10月12日

05:58 青年小屋(テント泊800円(含バイオトイレ代))
06:47 権現小屋
06:52 権現岳
07:51 キレット小屋
09:09 真教寺尾根分岐
09:26 赤岳
09:45 真教寺尾根分岐
10:38 休憩&テントを乾かす 11:03
11:29 2316
11:38 扇山
11:50 牛首山
12:33 賽ノ河原
13:03 羽衣池
13:11 たかね荘前
13:20 美し森山△1542.4
13:25 美し森バス停
13:55 清里駅
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2009年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 自転車
2009年(平成21年)10月11日(日)
04:30 自宅、自転車
04:45 町田 04:56 JR横浜線、八王子行 2520円
05:21 八王子 05:35 JR中央線、大月行
06:19 大月 06:23 JR中央本線、甲府行
07:12 甲府 07:25 JR中央本線、松本行
08:04 小渕沢 08:10

10月12日(月)
13:55 清里 14:04 JR小海線、小淵沢行 2940円
14:26 小淵沢 13:32 JR中央本線、立川行
17:09 八王子 17:21 JR横浜線、東神奈川行
17:46 町田 17:50 駐輪場 200円
18:05 自宅
コース状況/
危険箇所等
小淵沢から歩いて行く人は極わずかでしょう。観音平の駐車場はいっぱいで道路に路上駐車状態でした。

美し森に駐車場があるようですが、電車の方は清里まで歩いても30分バスが少ないので(写真参照)歩きましょう。また、小海線も本数が少ない上に、車両が少ない(今日は2両)ので混みます。
小淵沢駅付近より八ヶ岳
小淵沢駅付近より八ヶ岳
昔の登山口の遺跡、三角点1140.6付近だが、三角点は見つからず
昔の登山口の遺跡、三角点1140.6付近だが、三角点は見つからず
そこからしばらく砂利道
そこからしばらく砂利道
雲海展望台、といっても展望はなかった
雲海展望台、といっても展望はなかった
編笠山より
編笠山より
日暮れ時に再び編笠山へ
日暮れ時に再び編笠山へ
お気に入りの一枚は縮小なしで
お気に入りの一枚は縮小なしで
朝の青年小屋前、出発時間記録用
朝の青年小屋前、出発時間記録用
南アルプス
北アルプス
阿弥陀岳と赤岳
権現小屋
権現岳、山頂は怖くて立てません・・・
権現岳、山頂は怖くて立てません・・・
長い梯子
キレット小屋
真教寺尾根分岐、左の黒い尾根が真教寺尾根
真教寺尾根分岐、左の黒い尾根が真教寺尾根
同じ場所から権現岳方面を見る
同じ場所から権現岳方面を見る
赤岳山頂
赤岳頂上山荘?
真教寺尾根を下ったところから山頂を見る
真教寺尾根を下ったところから山頂を見る
牛首山の下は雲の下のような
牛首山の下は雲の下のような
奥が三ツ頭の尾根か?
奥が三ツ頭の尾根か?
2316付近か
賽の河原の手前
賽の河原で見た花、マツムシソウのようだ
賽の河原で見た花、マツムシソウのようだ
たかね荘前
美し森山、真ん中の少し右に三角点があった。思いきり場違いな感じの私・・・
美し森山、真ん中の少し右に三角点があった。思いきり場違いな感じの私・・・
バス時刻表、少し拡大できます。
バス時刻表、少し拡大できます。
路線図、少し拡大できます。
路線図、少し拡大できます。

感想

3連休ということで、そのつもりで準備していたが、仕事が終わらず残業、そしてギョーザの王将へ連れて行かれ初日の山はキャンセル、予定を変更して、八ヶ岳へ行くことにした。20数年ぶりの八ヶ岳。小淵沢から編笠山を目指す昭文社の地図による小淵沢カントリークラブの北に観音平登山口と書いてある場所を北へ800mくらい行くと東に折れ観音平へ北進するように書いてあるところを、真っ直ぐ行ってしまった。と気づいたのはヘアピンカーブが始まるところであった。しかし戻るのはめんどう。地図をよく見ると薄い点線の道が書いてある。これを行こうとヘアピンの奥の藪へ登る。最初は踏み跡のような、沢沿いの道の痕跡があったがすぐにわからなくなる。しかし藪はそれほど深くないのでそのまま登って行く。斜面が急になったところで少し東側へ目分量?で登ってゆくとほどなくガードレールが見えてきた最初からまた、藪歩きをやってしまった。観音平登山口は車が駐車場をあふれ、道路まで車が止まっている。ここからは普通の登山道だ。雲海展望台まで緩やかな斜面をゆっくり歩く。押手川の分岐を編笠山方面に登ると、斜面はやや急になってくる。振り返ると、南アルプス、富士山がよく見えている。編笠山頂上に着くと岩がごろごろした小広い山頂だが人が多かったので、山頂での記念写真をやめて、青年小屋へ下る、背の低い森の中を少し下ると、真下に青年小屋とテントが張られた広場が見えてきた。少し早いが今日の寝床にする。まだ残りのおにぎりが2つあったので、それを食べると夕食を食べる気にならなかった。例によって4時になりましたので、気象通報を聞く。西高東低の冬型の気圧配置で?あった。その後、夕陽を見るため再び、編笠山へ登る。少し登ると権現山、阿弥陀岳、赤岳が夕陽に染まってくる。これは期待できるかも、頂上へ急ぐ。山頂には、一人三脚を使って、写真を撮っている人がいた。日没までの十数分刻々と変化する景色を楽しむってのは言い過ぎだが、もう少し赤く染まって欲しかったな。テント場へ戻り横になる。しかし眠れない。うとうとするが、時計を見ても時間が進まない。夜になると満天の星空のようだ、吹き流しから覗いて見る。しかし寒い。三季用シュラフは失敗だった(笑)と嘆いてみても寝返り打つこと15分置き?携帯電話の目覚ましで起きたのはやっと眠りについて、夢を見始めていたころだった。しかし、周りの人は誰も起きていないようだ。一人ガサゴソうるさいのも、気が引けるので、一度トイレへ行ってもう一度、三季シュラフ(しつこい)に潜り込む。2時間位たってから、数組のテントから声が聞こえ始めたので、私も灯油ストーブを点火しお湯を沸かす。テントは結露した水滴が霜になっている。食事を終え、テントを畳み出発する。まもなく六時、権現岳を目指し登り始める。少し登ると、南アルプスに朝日が当たっている。稜線に出ると、権現山への道のアップダウンが見える。少し風がある。権現小屋から少し南東側に権現岳の頂上があるが、道の反対側が崖になっていて、頂上には立てそうもない。少し下に山梨百名山の柱が立っていた。権現岳を少し下ると、長い梯子があった。キレットのような場所は見当たらなかった。キレット小屋を外から覗いて見たが、入口部分しか見えなかったので、そのまま通過、赤岳を目指す。斜度が増してくると岩場をジグザグに登って行く。矢印や丸印のペンキを頼りに岩場に近い登山道を登るが、かなりの高度感があり、落石があると危ないし、自分で落石を起こしそうでもあり慎重にあるく道の付いている向きにより風がかなり強く感じるところがあって怖かった。ちょうど前後に人がいなかったので、落石の危険は少なかったのが幸いであった。真教寺尾根の分岐に来るとあと少しだ、このあたりに、雲雀くらいの大きさの鳥が飛びまわっている巣でもあるのだろうか?山頂に着くと人がいっぱいだ。しかしここも狭いので、なんとか山頂写真を撮ると、一段下がって、パンを一個食べ、すぐ下山にかかる。先ほどの真教寺尾根の分岐を南東方向を目指し下る。しかしこの道も急斜面が続く。ほとんど鎖場をずっと下る感じだ。300メートルくらい下るんだろうか、途中、私より大きな荷物ながら、私を抜いて行く人がいた。ようやく少しゆるい尾根道になる。途中小広くなった。日当たりの良い場所で一度休む。牛首山から先は雲の下のように見える。そうだテントを乾かそう!と思って引っ張り出してみると、霜が固まって雪のようになっている。バサバサとはたいて、雪を落とし、横に伸びた木の上干した。数十分、写真を撮ったり、地図を見たりしてる間にだいぶ乾いてきた。扇山を下るころ、ずいぶん軽装な中年の夫婦かと思われる二人が登って行った。一瞬自殺志願者かと思うほどであった。牛首山まで来るとちょうど上から見た時の雲の下の始まりのようだった。しかしさらに下ると景色が見えるようになってきた。この辺から賽の河原あたりに紅葉が見られた。賽の河原を少し過ぎるとスキー場のリフトが見え、営業している、その横を下る。荷物が重いのでリフトに乗りたい気持ちが15%あったが、我慢した。この辺まで来ると家族連れがちらほら歩いている。羽衣池には実験的に水芭蕉が植えられているとの立て札があったが、見当たらない季節が違うせいだろう。このあたりは遊歩道ともなっていて、木製階段や石段などで整備されている。たかね荘分岐の十字路に来ると観光客でいっぱいだ、美し森山には、売店、三角点があるので、確認してきた。そこを下ると駐車場がありそこから車道を歩く、バス停もあるが、本数がすくないし、約三キロほどなので、もう少しがんばる。踏み切りの標識が出てくると、すぐ清里の駅が近い。駅に着くと10分を待たずに列車が来た。電車ではないようなので、列車と書いてみた。駅スタンプを押して、最後のパンをベンチで食べる。小淵沢に着くと、立川行きの電車が来ていたので、乗り換えなしで八王子まで行くことができた。

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コメント

長いと思ったら。
おはようございます。

またまた長いコースで、一泊でしたか。
確かに小淵沢から歩く人は殆どいないでしょうね。

前回の怖〜〜い写真との多くの方からの指摘か サングラスみたいな工夫が面白かったですよ
2009/10/13 7:33
小淵沢
電車で行かれたのですか?
1000m以下から登るって、すごいですね。
そういう、辛いのが好きなのかしら。

いつも、怖〜い写真、楽しみにしております
2009/10/13 15:15
怖〜い写真
hiro210219さん、コメントありがとうございます。
しばらく、怖〜い写真と言われそうですね
マツタケ写真も期待してますよ
運動会もお疲れ様でした

sakusakuさん、私の登山のほとんどは電車で移動しています。一部例外あり。辛いの好きなんです うそです。麓から登るのが、私の登山方針なんです。それとできるだけ長く
2009/10/13 21:56
八ヶ岳
araigengaさん、こんばんは。

最近じゃめずらしくメジャー?な山歩きをされたようで

にしても夕暮れの八ヶ岳、すっごいきれいです。
の立体感、すごくでてますよ。 すごい絶景の中でのテン幕が、できたんじゃないですか。

2日目も好天だったようで、やっぱり天気がいいときの方が山歩きは楽しいですよね。

そーいえば、さすがにもうタンクではないんですね。
2009/10/14 0:53
絶景ポイント
というと大げさですが、八ヶ岳は西日が当たる行者小屋や赤岳鉱泉などのテント場が夕日に当たる岩場がきれいに見えるところだと思います。青年小屋もほんのちょっと登れば編笠山からの景色が楽しめます。しかし夕暮れの山頂には私のほかには一人だけ、三脚もった本格的な人だけでした。
 タンク?あぁタンクトップですね 実は中はタンクトップで、上にカッターシャツのようなのを着て、ヤッケを着ていました。久し振りの高山 で低山の格好で行ってしまい夜は寒くて凍えました
2009/10/14 1:30
やぶこぎ。
あらげんさん、こんにちは。

八ヶ岳でもやぶこぎしてたんですね。安心しました。
今週末はシャクナゲの酷いヤブコギになるかもしれません。
毎度のことですが、がんばっていきましょー
2010/8/5 16:25
やぶこぎ?
ihara1990さん、こんにちは
このときの藪はそんなに酷いもんじゃありませんよ、膝下くらいの笹の中を歩いたくらいですから
2010/8/5 17:29
プロフィール画像
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