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Yamareco

記録ID: 486488
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無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

白馬岳(猿倉荘から)

2014年07月28日(月) [日帰り]
 - 拍手
子連れ登山 taichi_n26 その他1人
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
10:01
距離
13.9km
登り
1,741m
下り
1,728m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
9:08
休憩
0:49
合計
9:57
4:37
4:38
46
5:24
5:24
236
9:20
9:28
18
9:46
9:46
18
10:04
10:37
12
10:49
10:49
10
10:59
10:59
158
13:37
13:38
33
14:11
14:17
1
14:18
14:18
3
14:21
ゴール地点
天候 前日から高気圧に覆われる状態でしたが、北から延びる寒冷前線の通過に伴い悪天候(雷雨も伴う)が予想されるため日曜日の山行を断念。上空に多少寒気が残るとされるが、晴天が予想される7月28日(月)に予定をずらしました。結果、朝方は雨に見舞われましたが、日中霧やガスも伴いますが、白馬岳の上層部は風もなく比較的良い天気でした。
過去天気図(気象庁) 2014年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
上信越道の長野I.C.で降り、右折し県道35号を進む。国道18号を過ぎ、国道19号に突き当たると左折しそのまま19号を13kmほど進む。安庭という個所を白馬長野有料道路方面に右折して入り(行きは無料帰りは有料210円)ます。そのまま県道31号になるので、そのまま道なりに進む。途中、県道31号が左に折れますがそのまま直進道なりに進み、県道33号、県道322号を経て突き当たりが猿倉荘になります。高速道路を降りて約54kmあります。
コース状況/
危険箇所等
やはり、白馬岳といえば大雪渓。今回は猿倉荘から大雪渓を経て白馬岳へ登り上がるメジャーコースをピストンしました。
鎖場、ハシゴなどの危険個所もなく、険しく急峻なエリアもありません。朝早くから出れば、充分日帰り可能なコースだと思います。

それではコース概況です。

■猿倉荘〜白馬尻小屋
村営猿倉荘の脇が登山口となっており、そこを先に進みます。しばらくブナ林を進むと工事用林道に突き当たり、その林道を進みます。林道を歩き切った終点の御殿場には登山道らしき入り口があるのでそこに入ります。今度は良く整備された木道を登ります。すると白馬大雪渓が見えて来て、スタートから1時間ほどで「おつかれさん!ようこそ大雪渓へ」の石看板で有名な白馬尻小屋に到着します。

■白馬尻小屋〜大雪渓
白馬尻小屋の先の良く整備された木道を更に進むと、大雪渓の入り口に出ます。ここでアイゼンを装着、雪渓は気温が下がるので、ウィンドブレーカー等の上着を着用し雪渓登りを開始します。
雪渓には、紅ガラが撒かれたコース目印があります。そこを外さず登ると歩きやすいです。また、雪渓の注意事項として、音も無く大きな落石が頻繁に転がって来るそうです。常に前方を注視しながら進むようにしてください。
大雪渓を2時間ほどかけて登り、終点に着いたらアイゼンを外してしばらく休憩をとります。

■大雪渓終点〜白馬岳頂上宿舎
大雪渓終点からは、高山植物の豊富なエリアとなり、少々傾斜がきついですが、杓子岳を左に見上げながら登山コースを登ります。途中、葱平(ねぶかっぴら)を登り切ったあたりはややコースを見失いやすいです。左に折れ、沢沿いにしばらく登ると小雪渓を左から右にトラバースすることになります。しっかり踏み固められ危険はありません。その先5分ほどで避難小屋を経て、綺麗で美しい高山植物のお花畑の中を進むと鞍部に白馬岳頂上宿舎の屋根が見えてきます。この最後の登りは結構堪えます。

■白馬岳頂上宿舎〜白馬山荘〜白馬岳山頂
白馬岳頂上宿舎からは、白馬山荘が見えますのでそこまでまずは整備された登山道を登ります。日本一の収容人数を誇る山小屋、白馬山荘の敷地内を通り、その先に進むと抜けたところに尖った山頂が見えます。最後の緩やかで歩きやすい登りを行くと、15分ほどで白馬岳山頂に到着します。
猿倉荘の脇(矢印看板あり)が登山口になっています。
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猿倉荘の脇(矢印看板あり)が登山口になっています。
猿倉荘の向かいにあるトイレ&給水所。
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猿倉荘の向かいにあるトイレ&給水所。
ブナ林を抜け、林道に入りしばらく進む。
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ブナ林を抜け、林道に入りしばらく進む。
途中、沢を渡る木橋などもあります。
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途中、沢を渡る木橋などもあります。
林道の突き当たりに登山道らしき入り口があり。
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林道の突き当たりに登山道らしき入り口があり。
良く整備された木道を登ると綺麗な山容が見えてきます。
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良く整備された木道を登ると綺麗な山容が見えてきます。
「おつかれさん!ようこそ大雪渓へ」が有名な白馬尻小屋。
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「おつかれさん!ようこそ大雪渓へ」が有名な白馬尻小屋。
大雪渓のスタート地点。ケルンが佇む。アイゼンと上着着用。
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大雪渓のスタート地点。ケルンが佇む。アイゼンと上着着用。
大雪渓は紅ガラが撒かれたコースを進む。ガスが出たり、
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大雪渓は紅ガラが撒かれたコースを進む。ガスが出たり、
晴れ渡ったりと天候がコロコロ変わる。大雪渓の大絶景。
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晴れ渡ったりと天候がコロコロ変わる。大雪渓の大絶景。
音も無く迫る大きな落石に注意。後半は傾斜もきつい。
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音も無く迫る大きな落石に注意。後半は傾斜もきつい。
2時間ほどかけて大雪渓の終点に到着。
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2時間ほどかけて大雪渓の終点に到着。
振り返ると素晴らしく綺麗で荒々しく立ち上る雲海。
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振り返ると素晴らしく綺麗で荒々しく立ち上る雲海。
アイゼンを外し、高山植物の豊富なエリアを登る。
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アイゼンを外し、高山植物の豊富なエリアを登る。
白馬の美しすぎる景色サイコー!
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白馬の美しすぎる景色サイコー!
葱平(ねぶかっぴら)を登り切ると小雪渓トラバースが。
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葱平(ねぶかっぴら)を登り切ると小雪渓トラバースが。
しっかり踏み固められ、一歩一歩身長に進めば危険はない。
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しっかり踏み固められ、一歩一歩身長に進めば危険はない。
左手には格好いい杓子岳がそびえる。
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左手には格好いい杓子岳がそびえる。
避難小屋に到達。
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避難小屋に到達。
美しい高山植物のお花畑を進む。はるか先に頂上宿舎の屋根。
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美しい高山植物のお花畑を進む。はるか先に頂上宿舎の屋根。
標高2,553mの看板。
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標高2,553mの看板。
白馬岳頂上宿舎に到着。トイレも綺麗で水も豊富。
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白馬岳頂上宿舎に到着。トイレも綺麗で水も豊富。
白馬山荘に向かってゆるやかな稜線登り。
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白馬山荘に向かってゆるやかな稜線登り。
白馬山荘の敷地内を通り、その先に山頂が望める。
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白馬山荘の敷地内を通り、その先に山頂が望める。
白馬山荘創始者である松沢貞逸のレリーフ。
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白馬山荘創始者である松沢貞逸のレリーフ。
山頂まで最後の緩やかで歩きやすい登り。
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山頂まで最後の緩やかで歩きやすい登り。
やっとの思いで山頂に到達!
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やっとの思いで山頂に到達!
白馬岳(2,932m)山頂で父娘ツーショット。
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白馬岳(2,932m)山頂で父娘ツーショット。
山頂には沢山の人。平日なのに人が多い。
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山頂には沢山の人。平日なのに人が多い。
周辺山域の景観は雲に覆われてしまいイマイチ。
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周辺山域の景観は雲に覆われてしまいイマイチ。
山頂から白馬山荘方面を見降ろす。
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山頂から白馬山荘方面を見降ろす。
稜線上の分岐案内板。
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稜線上の分岐案内板。
名残惜しいが母の待つ日常に帰ります。
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名残惜しいが母の待つ日常に帰ります。
木道を下る。下はガスが出て先が見えず。
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木道を下る。下はガスが出て先が見えず。
葱平( ねぶかっぴら)の巨石。長さ8mはあろうか。
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葱平( ねぶかっぴら)の巨石。長さ8mはあろうか。
大雪渓を落石に注意し慎重に下る。
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大雪渓を落石に注意し慎重に下る。
大雪渓の終点まで降りてきた。麓も天気が良い。
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大雪渓の終点まで降りてきた。麓も天気が良い。
白馬尻小屋に到着。一気に暑くなる。
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白馬尻小屋に到着。一気に暑くなる。
良く整備された木道をひたすら下る。
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良く整備された木道をひたすら下る。
林道に出た!もうゴールが近い。
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林道に出た!もうゴールが近い。
登山口手前のブナ林を進む。
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登山口手前のブナ林を進む。
登山口に帰還。今日も事故なく山行が終わり山の神様に感謝。
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登山口に帰還。今日も事故なく山行が終わり山の神様に感謝。

装備

個人装備
1/25000地形図(1) コンパス(1) GPSユニット(1) 筆記具(1) ヘッドランプ・電池(1) 笛(1) ミニナイフ(1) ライター(1) ザックカバー(1) エマージェンシーシート(1) 手ぬぐい(1) ハンカチ・ティッシュ・巻紙(1) カッパ(上下)(1) アノラックジャケット(1) ダウンジャケット(1) ヘッドバンド(1) ウォーターキャリー(1) ストック(1セット) 軽アイゼン(1) グローブ(1セット) サングラス(1) 携帯電話(1) 腕時計(1) 食事(適宜) 非常食(適宜) 行動食(適宜) 保険証(1)
共同装備
ツェルト・ペグ・細引(1セット) 救急セット(1セット) コンパクトカメラ(1) 車(1)

感想

娘と北アルプス北端の日本100名山である名峰、日本一の大雪渓が有名な白馬岳(2,932m)に日帰りで登ってきました。娘とは2年ぶりの登山でしたが本当に行って良かったです。圧倒的に美しく壮大な非現実的大自然の中、言葉は少ないですが沢山の事を感じ得た贅沢な父娘の1日でした。[距離13.9km/累積標高差3,739m/所要時間(山行活動時間)10時間01分]

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コメント

taichiさん、こんにちは。
親子で白馬岳登頂、おめでとうございます

天気も良く 、最高の山行になりましたね

頂上のツーショット、最高ですよ

また、白馬岳方面へ行きたくなりました。次のレコも楽しみにしてます。
2014/8/1 16:54
HIDENORI-Tさん
コメントありがとうございます。
夏休みなので、2年ぶりの親子登山です。白馬岳がこんなに美しい場所なのにびっくり。さらに天気にも恵まれ最高でした。
三山はまた別の機会にと思います。
2014/8/3 17:03
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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体力レベル
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