大弛峠から金峰山、国師ヶ岳、甲武信岳


- GPS
- 50:04
- 距離
- 25.6km
- 登り
- 1,477m
- 下り
- 2,377m
コースタイム
-15:25朝日岳-16:36大弛小屋(泊)
【2日目(8/3)】 6:47大弛小屋-7:48北奥千丈岳-8:16国師岳8:35-11:14東梓
-13:22富士見13:42-15:13甲武信岳-15:37甲武信小屋(泊)
【3日目(8/4)】 6:53甲武信小屋-7:10甲武信岳7:51-8:11千曲川、信濃川源流
-9:53滑滝-12:24毛木平
天候 | 晴/曇/雷雨/霧 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
塩山駅8:30発-柳平(乗換)-大弛峠9:55 (他に塩山駅発7:30、9:30がある) |
コース状況/ 危険箇所等 |
特に問題になるところはなし |
写真
感想
【大弛峠行きのバス】
大弛峠は自家用車で行ったことがあるが同じ道を戻る必要があることと、駐車場が混んでいることから、タクシーで行こうかと考えたときに、現在は大弛峠行きのバスがあることを知り利用することにした。(英和交通)
金峰山から甲武信岳を歩くのに、金峰山から入ると自分の足では3泊必要になるが、大弛峠から入ると金峰山往復を含めて2泊でできる。これは大きなメリットである。
尚、バスは予約制で、翌日は満員で予約止めになっていた。
【奥秩父主脈】
学生時代から奥秩父全山縦走を何度も試みたが、重いリュックを背負っての山行きはいずれも途中撤退となった。
そこで、一度にはできなくても何回かに分けて主脈を踏破しようと考えた。少しづつ登り、残りは金峰山〜甲武信岳(大弛峠〜国師岳間は除く)となった。
今回、これをつなげることができて、一つの目標を達成した。
【気温】
先週の平標山(谷川岳の西端)は暑くて、バテたが、今回は金峰山の気温が16℃国師岳が20℃と歩くにはいい気候であったので歩きやすかった。
ただし、1日目(8/2)は昼に激しい雷雨にあった。1時間くらいで上ったので、それ以降は快適であった。予報では夕方から夜の早いうちとのことであったが、早めに降ったようだ。
【甲武信岳の日ノ出】
3日目(8/3)の朝、甲武信小屋で日ノ出を見た。
低い位置に雲が多く、太陽が輝く前に雲を通して赤く染まった太陽が見られた。この後、オレンジ色の太陽が上がってきた。東の空を赤く染め、ダイナミックな日の出であった。
【ハクサンシャクナゲ】
金峰山から甲武信岳までいたるところにハクサンシャクナゲが咲いていた。冬はハクサンシャクナゲの上を雪が覆い、踏み抜くことでしか、ハクサンシャクナゲを認識することはなかったが、今回は花を満喫することができた。
【星観察】
一日目は寝不足からか、夕食後19時に寝てしまい起きたのは0時頃であった。実はこの日は多くの人工衛星が通過する予定だったので、残念であった。
0時頃の星空は10月と同じで、天頂付近に夏の三角形と秋の四角形(ペガサス座)が観察された。夕方の雨は上がり、澄み渡った夜空で夏の三角形付近にははっきりと天の川が見られた。
2日目は夕方、霧が深かったが、一眠りした0時頃には霧も晴れていた。甲武信小屋は東側が開けていて、カシオペア座、ペルセウス座が見られ、夏の三角形や秋の四角形も見られた。カシオペア座付近には天の川が見られたが、昨日ほどはっきりしてはいなかった。明るい人口衛星は寝ている間に通過してしまい。つぎはPM2:43なので、携帯のマナーモードタイマーをかけて寝ながら待つことにした。
2:40に再度起きるとやや靄っていたが、待っていると高度30度あたりを北から東南に向かってISS(国際宇宙ステーション)が通過した。
2日間で明るい人工衛星が10個ほど観察できるいい条件であったが、1つしか見られなかったのは残念であった。
(記:Yontousankakuten)
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