赤岳 真教寺尾根、県界尾根 <クライマーズ・ハイ>



- GPS
- 08:52
- 距離
- 13.3km
- 登り
- 1,419m
- 下り
- 1,405m
コースタイム
- 山行
- 7:42
- 休憩
- 1:06
- 合計
- 8:48
7:55 羽衣池
8:36 真教寺尾根登山口
8:38 賽の河原
9:40 牛首山
9:53 扇山
12:14 真教寺尾根分岐
12:16 赤岳
12:30 赤岳頂上山荘
14:39 大天狗
15:26 小天狗
16:02 真教寺尾根方面分岐
16:14 赤岳県界尾根ルート登山口
天候 | ガス晴れ、午後はほぼガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
長坂インターから30分ほど。最終コンビニは甲斐大泉西井出のセブンイレブン。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
たかね荘〜賽の河原・・朝露で熊笹が濡れているので、スパッツあると良い。 扇山〜赤岳山頂・・鎖場の連続です。しっかりとした3点支持をすれば登れます。 赤岳山頂〜大天狗・・鎖場、はしごが連続します。上記同様、3点支持、また場所によっては後ろ向きで下りる。 大天狗〜小天狗・・平坦に近い下り勾配。ややコースタイム厳しめかと感じた区間。 小天狗〜たかね荘・・小天狗から一気に急降下の下りです。膝を痛めないように。またゲートからたかね荘までの30分ほどのロード区間は、疲れた足に効きます。 |
その他周辺情報 | <登山後の温泉> パノラマの湯 720円 ぬるめの湯でついつい長風呂になりそう。 <下山後のソフトクリーム> 清泉寮のソフトクリーム 360円 おすすめです。観光客の中に下山後の服装で行くのはなかなか勇気が必要です。鎖場同様にためらいはNGです。 |
写真
感想
会社の友人と八ヶ岳に行って来ました。
2人とも仕事帰りにクライミングジムに行くほどに、クライミング好き!
今回では岩場、鎖場のコース選定として真教寺尾根、県界尾根となりました。
たかね荘から賽の河原までは、熊笹が生い茂り、ゲイターやレインパンツを着用すると朝露から逃れられる。(我々はそのまま)
あーだこーだ話ながら歩いていると非常にゴミが多い!
飴玉やチョコレートの袋、はたまた休憩ポイントでは確信犯的なパンのゴミ、押しつけて消したタバコ……。はては空のペットボトルは5本。
自分も山で、日常生活でのマナーを再度見直したいです。
そんなイヤな気持ちも花や時折のぞく青空に消し去られ、いざ鎖場へ~。
高度感は多少あるも足場はしっかりしてるし、鎖もしっかりしている。
2人も楽しげに登っている。
と、思ったら、K君が1mほどズザザァと滑ってしまう。Sさんが支えて無事でした。
登ったところで、再度三点支持の確認と、ジムではなく外壁だと確認し、確実に登ろうと再出発!
気を引き締めて残りの鎖場を越えて、合流地点へ。
残念ながら南アルプスはもとより、阿弥陀岳もガスの中で見えない。
それでも赤岳山頂では青空に!
写真そこそこに頂上山荘でカレーを注文して、腹ペコな3人はあっという間に完食。
傍らにあるギターでK君が少しだけ、ギターを弾いて天の窓からの景色とともにのんびりする。
1時間ものんびりとして、また気を引き締めて県界尾根の鎖場、はしごをクリアしていく。
大天狗まで来ればひとまずは安心。
小天狗までのコースタイムはやや厳しめかなと思いながら歩き、小天狗からは急降下の下り坂でした。
ここまで来ればあとはアスファルト混じりの山道と、アスファルト舗装のロード歩きです。アスファルトの下り坂が足に来るので、「走った方が楽かな?」と言って3人で小走りをしてみる。
なんだっ!このザッ、ザッて部隊の行軍みたいな音は!
昔の何かのCMの音に似ている。
「ファミコンウォーズが出ーたぞ!ファミコンウォーズが出ーたぞ!」
なぜに小学生の頃の記憶が飛び出したのかわからないが、まだ当時生まれてないK君は知る由もなく、Sさんと歌っていると、鹿が飛び出してきてビックリ。
そんなこんなでつらいロード歩きもあっという間に駐車場に到着。
温泉に行く前に、下山後ままの姿で清泉寮に行き、観光客賑わう中異様な男3人がソフトクリームを食しました!
おしまい。
コメント
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garnet0823さん、こんにちは。
南アルプスその後良好のようで、コンディションはバッチリですね
僕は久しぶりのテント泊で久々に筋肉痛でした。
ところで39枚目の写真って何なんでしょうか?何かの巣?
部隊の行軍みたいな音・・・笑いました
確かにそんな音しますよね!それが三人ならかっこよさそうです
Johnnnyさん、おはようございます。
夏バテ知らずのコンディションは、食欲のなせる技!
それとは裏腹にアラフォーの腹は…。
日帰り装備のザックをよいしょって背負ううとすると、軽いっ!軽過ぎる!!改めてテン泊装備のきつさを認識しました。
写真の穴、特に祠とかあるわけでもなく、2人くらいはどうしようもない時にビバークできそうな?
再来週はいよいよ子供との上高地一泊二日です。楽しみは尽きない8月なのでした!
garnet0823さん、こんにちは
赤岳は行った事がないのですが、真教寺尾根・県界尾根は鎖場・岩場が連続する尾根なんですね〜
両手・両足を駆使しての登下降…クライミングが趣味の方であれば楽しく進めるんですね
それにしても…コンビニの袋をいっぱいにしてしまう程のゴミが落ちているなんて残念ですね
それを回収されたんですか!?凄いです
私もマナーを見直したいと思います
DuckyMomoさん、こんにちは〜!
八ヶ岳デビューの2人ですが、クライミング趣味なんでこちらのコースからでした。
王道な美濃戸から南沢か北沢ルートも考えましたが。
ジムに行ってても、当然に外壁のホールド感は違い三点支持の大切さを改めて認識しました。次の場所へ〜、一手一歩慎重に。
ゴミの件、先行していたパーティーも拾っていました。
途中から我々が先行になりましたが、明らかに木にこすりつけたタバコには愕然としました。
確かに、みんなそれぞれ別の人間(いきもの)だから、好みも違うし、歩く速さも違うし。
自分もマナー全て守れているか自信ないけど、見直して気をつけてこれからも登りたいです。
八ヶ岳もし行かれる時は、まずは南沢か北沢からをオススメします。
コケの世界はまさに八ヶ岳の魅力と言っても良いと思います。
サブタイトルに「クライマーズ・ハイ」と聞いてそう思ったのは私だけでは無いはず。
横山秀夫の著書、堤真一主演で映画化もされた同名の作品。
未曽有の大惨事となった日航機墜落事故を題材にした、新聞記者デスクの奔走・奮闘を描いた重厚な作品でした。その後に読んだ「沈まぬ太陽」で更に重厚な日航機墜落事故を描いた作品に出会ったこともあり、多少ですがこの事件についてネットで調べたりするほど印象に残った作品、および事件でした。当然小説はフィクションではあるのですが、限りなく事実に沿った内容なのだろうとは想像につくものでした。
レコの内容とは全く異なるコメントで申し訳ないのですが、奇しくも1985年8月12日が事故のあった日。あれから29年も経ちました。
事故の起きた当時は御巣鷹山の尾根、と報道された場所も正確には高天原山の北東の山中だったようです。
時は流れ、風化しつつあるあの事故。しかし山を歩いているものとしては真夏の山中で起きたあの事故現場の報道映像を、奇跡的に助かった生存者がヘリで救出される映像を、そしてフライトレコーダーに残された操縦士・機関士の声を思い出すと、悲しみと同時に、人の立ち入らぬ山で絶望的な光景を考えると恐ろしさがこみ上げてきます。
滑落でも遭難でも野生生物の急襲でもない事故ですし、私自身が遺族でも関係者でもないのですが、このサブタイトルによって昔に起きた事故のことを思い出し、あるいは初めて知り、少しでも亡くなった方々のご冥福をお祈りしてくれる方が増えてくれればと切に思います。
全く関係ない話で済みませんでした。でも思い出させていただき有難うございます。
bo-tyu-zaiさん、こんにちは。
あの事故からすでに29年。
関係者や家族の方々も年々高齢になっていきます。若い世代はもはや知らない人も多かろう。
そうした風化させることのできない痛ましい事故。
山での墜落事故は他にも救助ヘリの墜落などとても痛ましいものもある。
もちろん事故の痛ましさに、差はなく「とても」という表現もおかしいのだろう。
風化ということについて、一晩私なりにいろいろ考え、そもそも日本民族一元論とは?など思考の果てまでいってしまいました。
まったく持って、チンプンカンプンなコメントになりましたが、風化させてはならないこと、記憶に留めたいと改めて思いました。
29年前の今日起きたあの事故を!
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