最後に晴れた！ 立山三山（室堂より周回）

2014年08月11日(月) 〜 2014年08月13日(水)

• GPS: 49:01
• 距離: 23.0km
• 登り: 2,049m
• 下り: 2,048m

コースタイム

1日目

• 山行: 2:25
• 休憩: 0:40
• 合計: 3:05

8:55 室堂
9:50 10:30 一の越山荘
10:35 10:35 雷鳥沢への分岐
12:00 雷鳥沢キャンプ場

2日目

• 山行: 3:10
• 休憩: 1:25
• 合計: 4:35

5:20 雷鳥沢キャンプ場
5:50 5:50 新室堂乗越
7:10 7:35 剱御前小舎
8:00 8:15 剱沢キャンプ場
8:45 9:30 剣山荘
9:55 剱沢キャンプ場

3日目

• 山行: 4:15
• 休憩: 1:30
• 合計: 5:45

4:15 剱沢キャンプ場
4:55 4:55 稜線
5:00 5:15 別山南峰
5:25 5:25 別山巻き道分岐
5:55 6:15 真砂岳
6:50 6:50 富士ノ折立
7:00 7:15 大汝休憩所
7:20 7:35 立山
7:50 8:00 雄山
8:30 8:35 一の越山荘
9:05 9:15 浄土山南峰（立山）
9:25 9:25 浄土山
10:00 室堂

天候

雨 → 晴
（台風一過だったが、前線があり不安定。12日夕方以降は移動性高気圧で快晴に）

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

【関連ページ】
http://www.alpen-route.com/access/access/access02.html
http://www.alpen-route.com/access/access/access04.html
https://tateyama.kurobe.alpen-route.com/ticket/jp/img/map_ticket.jpg
http://www.alpen-route.com/book874/pdf/timetable.pdf
https://tateyama.kurobe.alpen-route.com/ticket/jp/resv15.html

コース状況／危険箇所等

・室堂〜一ノ越： 1箇所、雪渓歩き。
・剣沢キャンプ場〜剣山荘： 3箇所、雪渓歩き。
・雄山〜一ノ越： 人多く、特に一ノ越のすぐ上の道は多岐でお互い落石注意。

写真

8/11 8:48

ガスと強風のため様子見。室堂駅最上階に行くと、何と1860年〜1995年の135年間も雄山山頂にあった旧社殿あり。

8/11 9:09

「稜線の風が強ければ五色ヶ原は断念し雷鳥沢泊にしよう」と、一ノ越まで行くことに

8/11 9:01

シナノキンバイ

8/11 9:11

ミヤマガラシ

8/11 9:24

雪渓あり

ヤマハハコ

一ノ越。時折の強風のため五色ヶ原は断念し雷鳥沢へ。

8/11 10:33

5分ほど戻り、石に書かれた雷鳥沢の方へ

8/11 10:35

濡れて半透明なハクサンイチゲ

8/11 10:40

アオノツガザクラ

8/11 10:52

オンタデ

8/11 11:14

？

8/11 11:15

濡れたモミジカラマツ

8/11 11:27

ミネズオウ

イワイチョウ

8/11 11:33

チングルマとコイワカガミのお花畑

8/11 11:34

腰を曲げて天を仰ぐイワカガミたち

8/11 11:41

雷鳥沢キャンプ場が見えた

8/11 11:47

お花畑。この谷の左側の尾根を下りて来た。

8/11 12:01

ミヤマキンポウゲ

強風の中でツェルト完成。ポールはストック。

8/11 13:01

とりあえず雷鳥沢ヒュッテで乾杯！

8/11 15:08

時折、激しい風雨

8/11 16:59

ヤマハハコ

8/11 17:02

青空！ 正面は大走りの雪渓。

8/11 19:52

夜起きると、上の雷鳥荘の明かりが見えた

8/12 5:06

12日5時。立山の稜線が見えてる。

8/12 5:07

真砂乗越に朝焼けの雲。綺麗だが天気は下り坂？

8/12 5:23

左端の雪渓から稜線を登っていく

8/12 5:41

雷鳥！　親1羽と子3羽。

8/12 5:45

保護色で土の上だと分かりにくい

8/12 5:50

気持ちいい稜線

8/12 6:01

ネバリノギラン。バックは一ノ越。

8/12 6:04

ミヤマアキノキリンソウ

8/12 6:18

ツガザクラ

8/12 6:39

立山の稜線

8/12 6:39

昨日通った道が見えてる

8/12 6:41

オンタデ

8/12 6:42

ガンコウラン？

8/12 6:43

ゴゼンタチバナ

8/12 6:47

シラタマノキ？

8/12 6:49

堂々たる奥大日岳。遠くには富山の町も。

8/12 6:52

ミヤマホツツジ

8/12 6:54

エゾシオガマ

8/12 6:55

ミヤマコゴメグサ？　花は白いが、葉は似てる。

8/12 6:56

行くはずだった薬師岳。左奥には黒部五郎岳も。

8/12 7:00

イワギキョウ。 バックは立山。

8/12 6:58

アップ

8/12 7:06

コイワカガミの実。 バックは一ノ越。

ミヤマダイコンソウ

8/12 7:10

別山乗越、着。

8/12 7:13

剱岳、見えた！ ここから剣山荘へ行くなら、雪渓のトラバースがありアイゼン要るよう。

8/12 7:36

ヨツバシオガマ。バックは後立山。

8/12 7:39

イワツメクサ

8/12 7:40

トウヤクリンドウ

8/12 7:48

ハクサンイチゲと剱岳

8/12 7:49

アップ

8/12 7:51

剱沢キャンプ場が見えた

8/12 8:36

不要な荷物をサイト場に置き、剱岳ピストンへ

8/12 8:44

クルマユリ

8/12 8:45

ハクサンフウロ

8/12 9:02

剣山荘で100円でトイレ借りてたら、雨が降ってきた

1時間ほど山荘で雨宿りさせて頂いたが、TVの天気図や雨レーダを見て剱岳は諦めることに

8/12 12:51

剱岳に笠雲

8/12 12:57

夕食用のソーメン食べて、花を撮りに散策へ

8/12 13:47

ヒメクワガタ。バックは剱御前の稜線。

8/12 14:25

ミヤマリンドウ

8/12 14:40

チシマギキョウ

8/12 14:47

ミヤマキンポウゲ

8/12 16:19

夕方になって晴れてきた！ 改めて散策へ。

8/12 16:50

ミヤマガラシ

8/12 17:01

コイワカガミとチングルマ

8/12 17:09

池があった。緑の屋根は文科省登山研修所。

8/12 17:09

逆さ剱、美しい！

8/12 17:13

剱岳に西からガスが。こんなガスに夕陽が当たってくれたら更に良かったのだが。。。

8/12 17:14

ウサギギク

8/12 17:15

山をバックに

8/12 17:25

別山北峰〜剱御前に囲まれた三田平の広いカール

8/12 17:33

ミヤマアキノキリンソウ

8/12 17:36

秋の雲のよう

8/12 18:03

トウヤクリンドウ。奥は後立山。

8/12 18:04

後立山ズーム

8/12 18:12

ハクサンイチゲ

8/12 18:17

？

8/12 18:51

夕陽に染まる雲

8/12 22:14

寝るときは満天の星。夜中トイレに起きると、ほぼ満月でライトなしで歩けるほど明るかった。

8/13 4:15

13日4時過ぎ発。白んできた。

8/13 4:33

早朝の何とも言えない空の色。剱〜旭〜白馬〜白馬鑓。テントの灯りと剱登山者のヘッドライトも。別山直登ルートを目指す。

8/13 4:49

稜線クッキリ！（朝日〜旭〜白馬〜白馬鑓〜雨飾）

8/13 4:56

稜線に出た。浄土山の左右に黒部と薬師。

8/13 5:03

別山、着。五竜〜鹿島槍〜爺。鹿島槍の左から日が出たところ。2泊もしてこれが初ピーク。

8/13 5:04

いやぁー最高！

8/13 5:05

二礼二拍手一礼

8/13 5:08

剱岳〜白馬方面

8/13 5:11

龍王岳〜浄土山〜室堂山。バックは、黒部五郎岳〜薬師岳。

8/13 5:11

室堂方面に影別山

8/13 5:20

別山の下りで。真砂沢のカール稜線の綺麗なカーブ。正面左に内蔵助山荘。

8/13 5:35

真砂沢と、後立山稜線から差す神々しい光。白馬鑓〜唐松〜五竜〜鹿島槍〜爺。

8/13 5:42

トウヤクリンドウ

8/13 5:46

内蔵助山荘へも一度行ってみたい

8/13 5:47

真砂岳への登り

8/13 5:57

別山の奥から剱岳も

8/13 5:57

真砂岳、着。後立山の濃淡が素晴らしい。東側斜面で風を避けて、しばし休憩。

8/13 6:16

富士ノ折立への登り

8/13 6:30

室堂に立山の影

8/13 6:31

内蔵助カール。2013年に氷河認定とか。

8/13 7:03

中はストーブが点いてるのに9℃。やっぱり外は寒かったんや。映画「春を背負って」の写真や皆のサインもあり。

8/13 7:22

大汝山、着。 全部見えてる。うれしい！南ア〜燕〜大天井〜槍穂〜水晶〜乗鞍〜御岳〜笠〜雲ノ平〜黒部〜薬師。

8/13 7:24

ズーム。前穂〜槍〜北穂〜奥穂〜西穂？〜水晶〜乗鞍。

8/13 7:24

八ヶ岳〜富士山

8/13 7:23

富士ノ折立〜白馬〜唐松〜五竜〜鹿島槍〜爺？ 奥は火打〜妙高〜戸隠？

8/13 7:23

大汝山の標識。奥に剱岳。その左奥は猫又山か。

8/13 7:24

雄山の奥に堂々たる薬師岳

8/13 7:31

爺〜岩小屋沢〜鳴沢〜赤沢〜蓮華〜針ノ木〜船窪〜不動？ 下に黒部湖。

8/13 7:37

遠く白山も

8/13 7:52

雄山、着。雄山神社へは参拝料が必要。宮司さん交替。

8/13 7:53

ひつじ雲？ 奥に八ヶ岳〜富士山〜南アルプス。

8/13 8:02

一ノ越への下り。当初予定の五色〜薬師。

8/13 8:02

正面の浄土山経由で帰ることに

一ノ越、着。続々と登って来られる。槍穂も見え、正面には富士山の頭も覗いてた。

8/13 8:40

タカネツメクサ

8/13 8:44

ムカゴトラノオ

8/13 8:59

ミヤマリンドウ

8/13 9:07

今日歩いてきた稜線。奥には剱や白馬も。

8/13 9:08

富山大学立山研究所、着。龍王岳〜槍穂の良い景色。

8/13 9:14

浄土山への爽やかな道

8/13 9:15

コバイケイソウの蕾

8/13 9:16

いい感じ

8/13 9:17

行きたかった五色ヶ原〜薬師岳。また行きます！

8/13 9:19

雷鳥が頭出す

8/13 10:38

バスからの立山。また来ます！

8/13 10:39

剱岳。次は登ります！

8/11 11:25

最後に、随所で見たチングルマの変化を

8/11 11:26

水もしたたるチングルマ

8/12 14:56

チングルマの群生

8/12 14:56

剱バックに下から

8/12 16:58

晴れた剱とチングルマに

8/12 16:56

寄って

8/12 16:59

下から

8/12 8:26

8/11 9:16

白い花びらが落ちたチングルマ

8/12 13:46

アップ

8/12 14:20

8/12 5:59

チングルマの実

8/12 6:36

アップ

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS TG-3 Tough オリンパス

感想

pewa-lake

当初は8/9〜8/12で室堂〜薬師〜赤木沢〜折立の予定だったが台風のため延期。
台風通過と共に8/10夜に移動し、8/11〜8/13で室堂〜薬師〜折立の予定とした。
台風＋前線で、台風一過の好天にはならない。
室堂で1時間半待って、雨は止んでいるので一ノ越で最終判断。ときどき強風があるので五色ヶ原は諦め、雷鳥沢泊まりとした。

翌日、剱沢まで行き剱岳ピストンを目指したが、剣山荘で雨。山荘のTVで雨レーダを見ると東海全域が雨で、すぐの回復は期待できず剣は断念。そのまま帰る話しも出たが、天気図で夜は移動性高気圧が来ており剱沢でもう1泊して立山を縦走することに。夕方から晴れてきて、夜は満天の星や、ほぼ満月が見える快晴。

翌朝も快晴で、北アルプス一望！
ただ大汝休憩所内でストーブがあっても9℃と気温が低く、稜線は風が強めだった。
雄山から下る8時過ぎから暑くなってきて、室堂では14℃。

今回、天気が悪く行程が短くなり、ゆったりと花を撮ることができた。
剣・薬師・赤木沢には、またいずれ是非！
（8/16の赤木沢の遭難事故、無事救出されたようで安心しました）


【花の関連ページ】
http://www.alpen-route.com/point/season/season11.html
http://takaoka.zening.info/Tateyama/Alpine_plant/index.htm

コメント

tae_aug

わぉ！
こんにちは〜( ´ ▽ ` )ﾉ

pewa-lakeさん、お盆はそちらに行かれてましたか♪
立山は観光でしか行ったことがなく、未踏なので楽しませて頂きましたよ（＾∇＾）
花も景色もよさげ！
映画効果で結構人がいるんですかね？

尻上がりに良くなる天気に、良いなぁーと羨望の眼差し・・・でもありました（笑）

山はもう秋の気配を感じますね・・・
秋こそ安定した天気の下、山を楽しみたいです(´Д` )

pewa-lake

Re: わぉ！
taeさん、コメントありがとうございます。

薬師・赤木沢に行くはずが、結果的に久々の立山堪能となり、おかげで花もゆっくり撮れました。
別山からだと、大汝山から人が増え、雄山〜一ノ越はぐっと多くなりました。
一ノ越への下りは急で落石の危険もある上、多岐な道を観光客も多く入り乱れ、事故も多いようです。せめて上りと下りの道を分けてはと思います。
早朝など時間をずらせば人混みも避けられるとは思います。

天気はほぼ２日悪く、最後に快晴になったのは本当にラッキーでした。
まぁ天気だけはどうしようもないですしね。
でも逆に困難な大縦走を成し遂げられ、素晴らしい充実感だったのでは。

私も含め、この夏山は天候不順で燃焼仕切れてない人多いでしょうね。
そう秋の連休には、また森林限界以上の高い山で、気持ちよくなりたいです。

１ヶ月後の東京出張時に谷川岳？とか、行かれた南や白馬や水晶にも行きたいなぁ。と今から思案中です。

では、また。　くれぐれもご安全に。

satoru-kt

こんにちは！
こんにちは、satoru-ktと申します。
私へのレコにコメントありがとうございました！
pewa-lakeさんも五色を目指されていたのですね〜。
快晴の五色リベンジを是非！

ツェルト泊だったのですね！
シンプル山行真似してみたいです〜

pewa-lake

Re: こんにちは！
五色ヶ原、いつか天気のいい日を狙って行きたいと思っています！

ツェルトは友人のものです。
今回の強風では何とか持ちましたが、稜線などもっと風が強かったらヤバかったかもしれません。要注意です。
雨風がなければ何の問題もなく快適でした。