八ヶ岳(美濃戸口〜赤岳~中岳〜阿弥陀岳)


- GPS
- 34:24
- 距離
- 16.8km
- 登り
- 1,671m
- 下り
- 1,658m
コースタイム
- 山行
- 8:40
- 休憩
- 3:15
- 合計
- 11:55
天候 | 1日目:雨 2日目:晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
<美濃戸口〜美濃戸>(車で移動) ダート路及び簡易舗装路。 路面はかなり凸凹が激しく、車高の高いRV四駆のみ走行可能。 一般セダン車の方は美濃戸口駐車場をご利用下さい。 <美濃戸〜赤岳鉱泉> 途中、いくつか橋を渡りますが、橋も整備されているので雨天の中でも比較的安全に登る事ができました。 <赤岳鉱泉〜行者小屋> 階段多し。 危険個所無し。 <行者小屋〜地蔵の頭> 急登のわりには、ハシゴ、階段、クサリ等、道は整備されているので比較的安全に登る事が出来ます。 落石には注意して下さい。 <地蔵の頭〜赤岳> 多少急登ですがクサリも整備されてて、手掛かり足がかりもしっかりしてるので、比較的安全に登る事が出来ます。 落石には注意して下さい。 <赤岳〜中岳鞍部> 国土地理院やガイドマップでは、赤岳山頂が権現方面と中岳方面の分岐となっていますが、現在は権現方面へ10分程下った所に中岳方面への分岐があります。 赤岳からの下りはザレ場が続くので、落石要注意です。 <中岳鞍部〜阿弥陀岳> 終始危険エリアとなります。 直登に近いハシゴあり。 足場はもろく、落石・滑落要注意。(ヘルメットの着用をお勧めします) 常に三点支持を意識して登攀して下さい。 <中岳鞍部〜行者小屋> 崖崩れにより、国土地理院の地図とはルートが多少異なります。 また、これが正解なのか不正解なのか分かりませんが、おそらく一部冬道へ入り下りてきてしまった気がします。 <行者小屋〜美濃戸>(南沢ルート) コースタイムを大幅にオーバー。 何度も沢を渡りますが、橋はほとんど整備されておらず、飛び石を利用して何度も沢を渡ります。 数少ない整備された、美濃戸に近い橋も一部雨で一部崩壊してます。 おそらく増水時は渡れないと思います。 少しでも増水の危険がある時は、北沢ルートを利用しましょう。 個人的見解ですが、増水して無くとも、北沢ルートで赤岳鉱泉経由で行者小屋へ歩いた方が、南沢ルートより早い気がします。 |
その他周辺情報 | 日帰り温泉情報: 公共の宿樅の木(もみの木)が近くてアクセスも便利。 http://www.lcv.ne.jp/~mominoki/mominoyu.html 何故か、一番混みあう夕方5時以降が500円→300円。 それもあってなのか、洗い場は激混みでした。 |
写真
※車高の高いRV四駆以外は下回りを打ちますので、乗り入れない方が身の為、愛車の為です。
装備
個人装備 |
ヘッドランプ(1)
予備電池(1)
筆記具(1)
保険証のコピー(1)
スポーツ飲料(2)
お茶(1)
帽子(1)
タオル(1)
携帯電話(1)
計画書(1)
雨具上下・レインスパッツ(1)
防寒着(1)
ストック(1)
昼飯(1)
鈴(1)
非常食(1)
カメラ(1)
カップラーメン(1)
水(1)
コーヒー(1)
箸(1)
ライター(1)
座布団(1)
ポカリ粉(1)
ゴミ袋(1)
時計(1)
ティッシュ(1)
100円玉(5)
手袋(1)
|
---|---|
共同装備 |
GPS(1)
ガイド地図(1)
コンパス(1)
ザイル・スリング・カラビナ(1)
ファーストエイドキット(1)
コンロ(1)
虫よけ・虫さされ(1)
ツエルト(1)
熊撃退スプレー(1)
|
感想
0日目:<中津川〜美濃戸口(自家用車)>
21時頃自宅を出発。
中津川IC〜諏訪南IC、中央道を利用。
23時30分頃、美濃戸口に到着。
美濃戸口の美濃戸山荘辺りの駐車場までは、普通乗用車でも問題無く入れます。
美濃戸山荘下の駐車場には夜間でも使える、比較的綺麗なトイレがあるので夜中に着いて仮眠をとる場合はこちらが便利です。
1日目(雨):<美濃戸口〜美濃戸(自家用車)>
行程1日目、八ヶ岳エリアの天気予報は曇り…のはずが、朝から土砂降り。
本来の予定は、「美濃戸口〜美濃戸〜赤岳鉱泉〜硫黄岳〜硫黄岳山荘」でしたが急遽作戦を変更。
1日目は行程短縮の為、美濃戸まで車で上がり、そこから赤岳鉱泉まで向かう事に。
この区間は、未舗装路と簡易舗装のかなりガタゴト道です。
車高が高めのRV車のみ進入可能です。
一般セダンで無理に進入し下回りをぶつけたのか、オイルをぶちまけながら走行した跡などもありました。
一般セダン並みの車高の車は美濃戸口から歩く事を強くお勧めします。
また、すれ違いの厳しい個所も多数あるので慎重に運転しましょう。
<美濃戸〜赤岳鉱泉>
土砂降りの中、カッパとザックカバーを装備し、登行開始。
途中、何度も沢を渡りますが橋もしっかり整備されてて、多少の雨なら問題なさそうです。
赤岳鉱泉まで、約2時間30分。
雨に心折れて本日の行程は、ここで終了。
屋根付きのデッキでお昼ご飯、そして持ってきたワインで宴会!
乾燥室やお風呂など使えて、とても充実しています。
また、今晩のメニューは何とステーキ!
まさか、お山でこんな贅沢なステーキが食べれるとは驚きです。
(注:献立はローテーションなので、いつもステーキが食べれる訳ではありません)
また、寝具は京都西川の毛布とブレスサーモのシーツという、最強の寝具で寝心地もバツグンでした。
2日目(晴れ):<赤岳鉱泉>
3:30分起床。
屋内にも広い自炊室があるので、とっても便利。
ただ、朝は照明は点かないのでヘッデンを利用しましょう。
<赤岳鉱泉〜行者小屋>
急こう配な階段が多いですが、危険個所は無くとても歩きやすいです。
<行者小屋〜地蔵の頭>
かなりの急登ですが、ハシゴ、階段、クサリ等、道は整備されているので比較的安全に登る事が出来ます。
落石には注意して下さい。
地蔵の頭まで来ると、天気次第で富士山が目の前にドド〜ンと現れます。
<地蔵の頭〜赤岳>
結構急登ですがクサリ、手掛かり足がかりもしっかりしてます。
落石には注意して下さい。
八ヶ岳最高峰の赤岳、2899m。
雲が多く、快晴という訳にはいきませんでしたが、富士山や雲海の彼方には南アルプス、穂高連邦など一望できました。
<赤岳〜中岳鞍部>
赤岳からの下りはザレ場が続くので、慎重に歩きましょう。
<中岳鞍部〜阿弥陀岳>
結構な壁登り、終始危険エリアとなります。
直登に近いハシゴやクサリの連続地帯です。
足場はもろく、落石要注意。(ヘルメットの着用をお勧めします)
常に三点支持を意識して登攀して下さい。
高度感もたっぷりです。
<中岳鞍部〜行者小屋>
崖崩れにより、国土地理院の地図とはルートが多少異なる場所があります。
また、これが正解なのか不正解なのか分かりませんが、おそらく一部冬道へ入り下りてきてしまった気がします。
行者小屋で、八ヶ岳高原アイス!
疲れた身体に至福のひととき♪
<行者小屋〜美濃戸>(南沢ルート)
コースタイムを大幅にオーバー。
何度も沢を渡りますが、橋はほとんど整備されておらず、飛び石を利用して何度も沢を渡ります。
数少ない整備された、美濃戸に近い橋も一部雨で一部崩壊してます。
おそらく増水時は渡れないと思います。
少しでも増水の危険がある時は、北沢ルートを利用しましょう。
個人的見解ですが、増水して無くとも、北沢ルートで赤岳鉱泉経由で行者小屋へ歩いた方が、南沢ルートより早い気がします。
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