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記録ID: 504248
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

仙丈ヶ岳(北沢峠から丹渓新道・戸台川経由仙流荘まで)

2014年09月06日(土) [日帰り]
情報量の目安: A
都道府県 山梨県 長野県
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GPS
--:--
距離
21.6km
登り
1,082m
下り
2,242m

コースタイム

日帰り
山行
9:00
休憩
0:00
合計
9:00
6:30
50
7:20
40
8:00
45
8:45
155
11:20
90
12:50
110
14:40
50
15:30
ゴール地点
天候 晴。
但し、帰路の大月から東京間はワイパーが悲鳴をあげる豪雨。山でこんな雷雨に遭遇したら、と思うとぞっとします。
過去天気図(気象庁) 2014年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
仙流荘駐車場(無料、水洗トイレあり)。
バス乗り場脇の駐車場は午前4時到着時に9割程度。始発バス出発時には一杯になっていましたが、もうひとつの駐車場(道路の反対側)はまだ数台程度。
仙流荘からの始発バス(北沢峠まで手荷物料金込みで1,340円)は6時発車のところ、30分ほど早く出発していただき、助かりました。
コース状況/
危険箇所等
< 北沢峠 - 小仙丈ヶ岳 - 仙丈小屋 - 仙丈ヶ岳 - 馬ノ背ヒュッテ分岐 >
よく整備された登山道です。

< 馬ノ背ヒュッテ分岐 - 丹渓山荘跡 (丹渓新道) >
「本道」に比べると細道で、踏み跡が若干不明瞭な個所もありますが、きめ細かい赤いリボンやマークが大助かりです。
後半は苔の多い森の中の道。湿って滑り易い個所があるため、あまりスピードを上げることが出来ません(3回滑って転びました)。
最後の丹渓山荘跡への渡渉地点が分からず、結局、裸足になって渡りました。雨後などはちょっと怖そうです。

< 丹渓山荘跡 - 仙流荘 (戸台川沿いルート) >
河原は踏み跡不明瞭ですが、基本的には赤いリボンを頼りに進んでゆきます。何度かリボンを見失い、引き返して正しいルートに戻りました。
第二堰堤から下流は、洪水のたびにルートが変わるためか、不明瞭な個所多し。川幅・水量ともそれほどではなく、何度か石伝いに川を渡り直しながら、ひたすら下流に向かって進んでゆきました。
戸台登山口から先は舗装道歩きです。 
予約できる山小屋
仙丈小屋
馬の背ヒュッテ
北沢峠 こもれび山荘
北沢峠に06:30到着。すがすがしい朝です。
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北沢峠に06:30到着。すがすがしい朝です。
ありがとう、長谷中学校。
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ありがとう、長谷中学校。
五合目の森林限界まで、こんな感じの気持ちの良い山道が続きます。
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五合目の森林限界まで、こんな感じの気持ちの良い山道が続きます。
小仙丈ヶ岳まであと一息。
もう秋の空ですね。
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小仙丈ヶ岳まであと一息。
もう秋の空ですね。
小仙丈ヶ岳に着くと、目の前に仙丈ヶ岳が。
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小仙丈ヶ岳に着くと、目の前に仙丈ヶ岳が。
その威厳、典雅さ。
間近に見て初めて、「女王」と呼ばれる所以を感得しました。
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その威厳、典雅さ。
間近に見て初めて、「女王」と呼ばれる所以を感得しました。
地蔵ヶ岳オベリスク、甲州盆地の雲海、奥秩父連山。
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地蔵ヶ岳オベリスク、甲州盆地の雲海、奥秩父連山。
先週歩いた間ノ岳と北岳、そして富士。
オリンピックの表彰台みたいですね。
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先週歩いた間ノ岳と北岳、そして富士。
オリンピックの表彰台みたいですね。
山頂まであと少し。
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山頂まであと少し。
イブキジャコウソウ?
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イブキジャコウソウ?
360度のパノラマビュー。
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360度のパノラマビュー。
北アルプス。
御嶽山から恵那山までの中央アルプス。
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御嶽山から恵那山までの中央アルプス。
仙丈小屋、甲斐駒ケ岳、鋸岳、八ヶ岳。
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仙丈小屋、甲斐駒ケ岳、鋸岳、八ヶ岳。
ウサギギク。
ハクサンフウロ。
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ハクサンフウロ。
丹渓新道では一ヶ所鹿よけネットを通過します。
丹渓新道では一ヶ所鹿よけネットを通過します。
イワオトギリ。
南アルプスの雪に耐えてきたダケカンバ。
南アルプスの雪に耐えてきたダケカンバ。
タカネナデシコ。
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タカネナデシコ。
丹渓新道・独標。
岩にねそべるライオンに見えます。
ここで仙丈ヶ岳とはお別れです。
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丹渓新道・独標。
岩にねそべるライオンに見えます。
ここで仙丈ヶ岳とはお別れです。
丹渓新道を南アルプス林道まで下りてきました。
バスからも見えていましたが、ここからの鋸岳の眺望はなかなかのものです。
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丹渓新道を南アルプス林道まで下りてきました。
バスからも見えていましたが、ここからの鋸岳の眺望はなかなかのものです。
目があまり良くないため、肉眼ではよく見えませんでしたが、望遠で撮ると、確かに針の穴のような「鹿穴」が見えました。
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目があまり良くないため、肉眼ではよく見えませんでしたが、望遠で撮ると、確かに針の穴のような「鹿穴」が見えました。
更に林道を下って行きます。
苔の綺麗な森です。
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更に林道を下って行きます。
苔の綺麗な森です。
タマゴタケ。
延々と下って、ようやく河原まで下りてきました。鋸岳の麓です。
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延々と下って、ようやく河原まで下りてきました。鋸岳の麓です。
ヤマハハコ。
フジアザミ。
徒渉地点が分からなかったため、靴を脱いで渡りました。冷たい水で、足が生き返ったようです。
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徒渉地点が分からなかったため、靴を脱いで渡りました。冷たい水で、足が生き返ったようです。
丹渓山荘跡がぽつんと残っています。
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丹渓山荘跡がぽつんと残っています。
サルノコシカケ。
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サルノコシカケ。
時折、平泉寺白山神社を思い起こすようなきれいな苔の間を歩いて行きます。
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時折、平泉寺白山神社を思い起こすようなきれいな苔の間を歩いて行きます。
甲斐駒ケ岳が大分遠くなってきました。
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甲斐駒ケ岳が大分遠くなってきました。
地図にない廃屋が。
戸台川の河原は房藤空木の花が満開です。
地図にない廃屋が。
戸台川の河原は房藤空木の花が満開です。
広い河原をひたすら歩きます。水
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広い河原をひたすら歩きます。水
ようやく入山ゲートまで辿り着きました。
ようやく入山ゲートまで辿り着きました。
南アルプス林道戸台大橋。ここから先は一般車通行止めです。
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南アルプス林道戸台大橋。ここから先は一般車通行止めです。
戸台川の河原に謎の騎馬武者軍団が集結していました。
⇒ 小栗旬さんの「信長協奏曲」ですね。
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戸台川の河原に謎の騎馬武者軍団が集結していました。
⇒ 小栗旬さんの「信長協奏曲」ですね。
仙流荘に到着です。左側の駐車場には大分空きがあります。
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仙流荘に到着です。左側の駐車場には大分空きがあります。
気持ちの良い汗を流した後は、やはり、長浜ラーメン@松吉。
韮崎まで一般道を走ってゆきました。
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気持ちの良い汗を流した後は、やはり、長浜ラーメン@松吉。
韮崎まで一般道を走ってゆきました。
夏も終わり。
本日の締めは、夏限定泡盛で。
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夏も終わり。
本日の締めは、夏限定泡盛で。

感想

美味しいものは最後まで取っておくタイプです。
6月から南アルプスの百名山を日帰りベースで登ってきましたが(日帰りがしんどそうな赤石・荒川を除く)、最後はやはり仙丈ヶ岳です。
ここ2回、雨中の登山となっていましたが、今回はお釣りがくる位の好天に恵まれました。
バス出発を30分早めていただいたため(ありがたい運用です)、思ったよりも早く山頂に着くことが出来ました。
このまま北沢峠に下りても、10時のバスには間に合いそうにないし、次の13時のバスまでには時間が余るし、と丹渓新道を歌宿に向かうことにしました。
こちらも順調に進み、南アルプス林道まで下りてきましたが、それでもまだバスまで2時間近く。
天気も良いし、洪水の危険も少ないだろうからと、更に丹渓新道を下り、戸台川に沿って仙流荘まで歩いて行くことにしました。
あまり歩く人がいないため廃道に近いのではないか、と若干不安を持っていましたが、こまめなリボンやペンキのため、あまり道を踏み外すことなく、河原ハイキングを楽しめました。
今でこそ、仙丈ヶ岳は初心者用コースみたいな位置付けになっていますが、南アルプス林道完成前は、仙丈ヶ岳は遥か遠い山だったのでしょうね。

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