白馬三山縦走

2014年09月07日(日) 〜 2014年09月09日(火)

• GPS: 53:30
• 距離: 25.3km
• 登り: 2,057m
• 下り: 2,645m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:43
• 休憩: 1:17
• 合計: 9:00

6:00 栂池パノラマウェイ 自然園駅
7:30 7:40 天狗原の祠
9:20 9:35 乗鞍岳
10:10 10:30 白馬大池山荘
11:35 11:37 船越ノ頭
12:37 13:00 小蓮華山
14:38 14:45 白馬岳
15:00 白馬山荘

2日目

• 山行: 6:25
• 休憩: 1:35
• 合計: 8:00

6:45 白馬山荘
8:30 8:55 杓子岳
10:00 10:15 鑓ヶ岳
11:00 11:55 天狗山荘
12:30 12:30 大出原
14:45 白馬鑓温泉小屋

3日目

• 山行: 4:10
• 休憩: 0:40
• 合計: 4:50

6:55 宿泊地
7:55 7:55 崩沢
8:00 8:00 落石沢
8:05 8:05 杓子沢
8:30 8:30 サンジロ(三白平)
9:10 9:10 小日向のコル（1824m）
9:45 9:45 中山沢
10:45 11:25 猿倉荘
11:45 ゴール地点

天候

7日（日）雨のち曇りときどき晴れ　白馬山頂はガスで何も見えない
8日（月）晴れのち曇り
9日（火）晴れときどき曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

6日移動日：猿倉登山口に車1台デポ（登山者用臨時Ⓟがある）
　　　　　　栂池高原パノラマウェイⓅ1日￥500
　　　　　　6日〜9日の4日間駐車するので＠500×4=￥2000
栂池高原パノラマウェイ（ゴンドラ＆ロープウェイ）
　　　　　　片道￥1920
前泊として栂池ヒュッテに宿泊

コース状況／危険箇所等

7日：栂池ヒュッテ〜天狗原
　　　　　傾斜は急だが整備された木道や石段道で歩きやすい。
　　　天狗原〜乗鞍岳
　　　　　天狗原は池塘と草原が広がり草紅葉が始まっている。
　　　　　天狗原から岩ごろごろの急登でわずかだが雪渓もある。
　　　　　早池峰の登りに似ている。
　　　乗鞍岳〜白馬大池
　　　　　乗鞍山頂には大きなケルンがある。
　　　　　岩ごろごろの道で多少歩きづらい。
　　　　　池を巻くように白馬大池山荘に出る。
　　　白馬大池〜小蓮華山
　　　　　雷鳥坂と呼ばれるお花畑と草原の緩い坂を登る。
　　　　　ハイマツとウラシマツツジ、トウヤクリンドウが目立つ。
　　　　　ガスのため眺めは全くなかったが
　　　　　時折稜線道が見えて晴れていれば景色が期待できる道。
　　　小蓮華山〜白馬岳
　　　　　アップダウンを繰り返し、ザレ場とガレ場を繰り返す。
　　　　　ここも展望が楽しみなルートのはず。
　　　　　三国境から少し登って振り返ると二重山稜が観察できる。
　　　　　白馬岳山頂からザレ場を下った場所に白馬山荘がある。

8日：白馬山荘〜杓子岳〜鑓ヶ岳〜天狗山荘〜白馬鑓温泉小屋
　　　ガレ場とザレ場、岩犀や砕石の続く稜線で素晴らしい展望。
　　　大雪渓も見渡せるし麓からせり上がる断崖の迫力がすごい。
　　　杓子岳〜白馬鑓ヶ岳はアップダウンがかなりきついが
　　　お花も豊富でなかなか佳い。
　　　天狗山荘付近はお花畑、水場もあり
　　　ここからの白馬鑓ヶ岳の眺めは素晴らしい。
　　　分岐から鑓温泉小屋までは急坂を下る。
　　　お花畑を楽しみながら下るがかなり段差もきつくなり
　　　露岩帯の鎖の個所は事故があったそうで慎重に下りる。
　　　白馬鑓温泉小屋のロケーションは最高。
　　　日の出を拝みながら入浴できる。

9日：白馬鑓温泉小屋〜猿倉登山口
　　　お花畑とダイナミックな雪渓やスノーブリッジを眺めながら
　　　山腹を縫うようなアップダウンのトラバースルートを下る。　
　　　崩れ沢や落石沢など注意喚起の看板あり。
　　　小日向山のコルで白馬三山の眺めが佳いらしいが
　　　残念ながらガスがかかって望めず。

猿倉登山口のある猿倉荘ではアイゼンの貸し出しあり。￥1000
今の時期は小雪渓はアイゼンなしでも行けるそうです。
大雪渓歩きはアイゼン必要だが1時間しかかからない。
　　

その他周辺情報

栂池ヒュッテ、白馬山荘、白馬鑓温泉小屋
※http://www.hakuba-sanso.co.jp/huts
下山後の♨：みみずくの湯
※http://www.shinshuu-hakuba.com/onsen/mimizukunoyu/

写真

9/6 12:40

6日
猿倉登山口に車1台デポ
白馬岳はガスの中

9/6 16:36

栂池高原に移動し
ロープウェイ・ゴンドラを乗りついで栂池ヒュッテに前泊

9/6 17:35

夕方ガスが晴れて白馬三山が見えた
あのぎざぎざは何だ！(@_@)

9/6 18:04

夕食でたっぷり明日の気力と体力養います

9/7 5:42

〈1日目〉7日
栂池ヒュッテからの眺めはガスガス

9/7 6:03

小雨が降っているが天気は回復するとのことで出発します

9/7 6:10

樹林帯を歩く
整備されたいい道

9/7 6:17

雨に濡れたゴゼンタチバナの実が鮮やかだ

9/7 6:47

エゾオヤマリンドウも登山道を彩る

9/7 7:14

美しすぎるオオシラビソの若芽

9/7 7:24

急な石段道や段差の大きい岩岩を乗り越える

9/7 7:33

平坦な湿原に出て奥に乗鞍岳の広い山頂部が控える

9/7 7:33

天狗原
晴れてきました

9/7 7:34

天狗原の湿原
草黄葉が始まっている

9/7 7:40

天狗原の祠
そして向こうに雲隠れの白馬三山

9/7 7:43

おいしそうなコケモモの実

9/7 7:45

湿原ではしゃぎたい！

9/7 7:45

池塘と秋色

9/7 7:52

イワショウブの変化が伺える

9/7 7:53

ナナカマドがいい色に染まり始める

9/7 7:54

振り返る天狗原の木道
青空が見えてきた

9/7 7:56

池塘と湿原
池塘に空と雲が映りこむ

9/7 7:58

風吹大池方面との分岐

9/7 8:09

これから樹林帯の岩岩道を行くよ

9/7 8:17

あの稜線を目指す

9/7 8:46

早池峰の登りに似ている

9/7 9:01

ほんのわずかな雪渓を歩く

9/7 9:13

稜線に乗るとひろーい山頂部になる

9/7 9:23

大きなケルンのある乗鞍岳山頂

9/7 9:35

岩ごろごろの歩きづらい道を進むと白馬大池が見えてきた

9/7 9:41

白馬大池と赤い建物は白馬大池山荘
向こうの稜線は小蓮華山に繋がる雷鳥坂

岩岩道でもお花はいっぱい
ミヤマアキノキリンソウとチングルマの穂

9/7 9:58

イワツメクサ

9/7 9:58

ヨツバシオガマとアオノツガザクラの結実

9/7 10:08

白馬大池の畔に佇む白馬大池山荘

9/7 10:09

アザミの蜜を吸うクジャクタテハ

9/7 10:36

白馬大池の畔はお花畑
ここにハクサンコザクラ、チングルマ、ハクサンイチゲが群生するらしい

9/7 10:37

タテヤマリンドウがチングルマの群生からちらほら

9/7 10:38

チングルマの穂
お花の時期を見たいな

9/7 10:39

ロイヤルブルーのタテヤマリンドウ

9/7 10:43

こちらは白髪のチングルマの穂
ものすごい群生！

9/7 10:50

やがてハイマツ帯になりウラシマツツジが紅葉している

9/7 10:52

ガンコウランの黒い実

9/7 10:52

コケモモの実もあります

9/7 11:10

オヤマソバの紅葉

9/7 11:15

ウラシマツツジの紅葉は深き紅色と銅葉色

9/7 11:26

ホシガラスが何かを食べている
ここのハイマツ帯で雷鳥を期待したが会えなかった(/_;)

9/7 11:29

何だか魅惑的な稜線道が前に見えてきたよ

9/7 11:36

船越の頭
まだまだ先は長い

9/7 11:40

え〜っ！何だこの道は〜(^O^)／楽しそう

9/7 11:45

ミヤマダイコンソウも紅葉

9/7 11:53

岩屑の道
展望は無いけど歩くのは楽しい

9/7 12:02

トウチソウの赤い色が草原の中で目立つ

9/7 12:15

あれが小蓮華山だろうか

9/7 12:32

黄泉の国へいらっしゃい〜(~_~;)

9/7 12:36

イワギキョウがきれいだわ〜(*^_^*)

9/7 12:45

小蓮華山の山頂に鉄剣

9/7 12:58

青空と目まぐるしく遷り変わる雲

9/7 13:05

狭幅の稜線道
左側は断崖で右側は緩やかな谷斜面

9/7 13:05

小蓮華山を振り返る
山頂部が崩れているのかな？

9/7 13:06

いい道だね
晴れていれば白馬の山頂が見えるはず

9/7 13:07

トウヤクリンドウがあちこちで見られる
アイボリーと薄緑のいい色

9/7 13:08

ガスが行く先を隠すけれどとっても快適な道

9/7 13:24

赤肌と白肌の境がある
ここが異なる層の境だろうね

9/7 13:25

白砂礫のルートを行く
砂漠の隊商のような気分になる

9/7 13:28

ガスの中におぼろげながら山影が見える
あれは白馬岳かな

9/7 13:31

山肌を横切るトラバースが見える

9/7 13:50

三国境
長野・富山・新潟の県境

9/7 13:56

目指すは岩稜の向こうだ

9/7 13:59

振り返ると白馬岳への二重山稜が確認できる

9/7 14:00

高くて遠いな〜((+_+))

9/7 14:12

山頂部かな

9/7 14:19

雫を堪えたイワツメクサが何とも可愛らしい

9/7 14:27

イブキジャコウソウが岩場に張り付くように咲いている

9/7 14:30

山頂に繋がる馬ノ背ラインを歩く

9/7 14:32

ウラシマツツジの紅葉が本当にきれいだ

9/7 14:36

あれが山頂だ〜！

9/7 14:39

白馬岳山頂2932m
何にも見えません

9/7 14:40

切れ落ちる断崖の縁
晴れていれば絶景だろうなぁ

9/7 14:49

左にレリーフ右下に白馬山荘
今日はここに宿泊

9/7 15:41

100年以上の歴史のある白馬山荘

9/7 15:40

白馬山荘は富山県と長野県との県境

9/7 15:41

レストランスカイプラザ白馬
ここでケーキを食べる！

9/7 15:49

生ビール￥850とニューヨークチーズケーキとブルーベリーとラズベリーケーキで乾杯
美味しかった〜(*^_^*)

9/7 16:05

中は天井が高くてきれい
レトロなランプがいいね

9/7 16:00

ガスが晴れて丸山？が見える
白馬岳頂上宿舎の屋根も見える

9/7 16:20

白馬山荘内にて
有名人のお言葉とイラスト

9/7 16:21

うん、いい言葉だ
白馬三山の彫刻も素晴らしい

9/7 17:11

夕食はボリュームがある
温かくてとっても美味しい
ハンバーグかサバの味噌煮を選べるよ

9/8 5:06

〈二日目〉8日
5時〜6時に朝食
ご飯食べている間に夜が明けた

9/8 5:28

山荘の外に出て西側の眺め
丸山から杓子岳〜鑓ヶ岳が朝日に染まる

9/8 5:28

立山〜剱岳が目の前にある
昨日見られなかった山々が見えた

9/8 5:29

なんと影白馬が見えるよ

9/8 5:29

西側のパノラマモルゲンロート

9/8 5:32

今日は山頂の突起がよく見える

9/8 5:38

朝日が登った東の山々

9/8 5:38

朝の白馬岳パノラマ

9/8 5:40

断崖は剃り落ちて麓の町が薄い雲の下にある

9/8 5:51

切れ落ちる白馬三山の東壁

9/8 5:53

昨日歩いてきた小蓮華山からの稜線

9/8 5:54

乗鞍岳とその下に天狗原が見える

9/8 5:54

小蓮華山アップ
こういう形と色をしていたのね

9/8 5:55

大雪渓が見える

9/8 5:57

杓子岳と鑓ヶ岳

9/8 5:57

奥に槍ヶ岳と穂高の稜線が見える

9/8 6:06

これから歩く杓子岳と鑓ヶ岳

9/8 6:08

ここから見下ろす眺めは絶品だ〜！

9/8 6:51

では出発
立山・剱がお伴です

9/8 6:58

トウヤクリンドウと杓子岳・鑓ヶ岳

9/8 7:03

ここの分岐を唐松岳方面に進む

9/8 7:14

白馬山荘と白馬岳

9/8 7:15

鷲羽岳〜水晶岳の裏銀座の山々
そして左に槍ヶ岳・穂高が見える

9/8 7:24

白馬山頂を何度も見返る
本当に眺めがよい

9/8 7:24

杓子岳と鑓ヶ岳
それぞれの山容が面白い

9/8 7:26

稜線道はお花がいっぱい
ヨツバシオガマの結実

9/8 7:27

カンチコウゾリナ

9/8 7:32

ミヤマトリカブト

9/8 7:33

うぶ毛が入ったチシマギキョウ

9/8 7:40

大雪渓を見下ろす

9/8 7:43

杓子岳への道はアップダウンの連続

9/8 7:48

先行く人々と稜線道

9/8 7:49

コマクサが咲き残っていた

9/8 8:06

谷向こうに不帰岳？と奥に剱岳

9/8 8:17

杓子岳への登りは砂礫のジグザグ道

9/8 8:38

杓子岳山頂2812m

9/8 8:40

白馬岳を腕輪の中に捉えてみた

9/8 8:40

白馬岳と旭岳

9/8 8:40

南の鑓ヶ岳への稜線

9/8 8:41

八方尾根のラインと唐松・五竜・鹿島槍ヶ岳が重なる

9/8 8:41

手前に唐松岳そして五竜岳奥に鹿島槍ヶ岳のツインピークの存在感
一直線上に重なる

9/8 8:43

タカネヤハズハハコ

9/8 8:43

切れ落ちるような杓子尾根

9/8 8:43

白馬岳
離れてみるとカッコ良いね

9/8 8:45

杓子岳山頂で記念
白馬岳がよく見えるよ〜！

9/8 8:58

あれは大雪渓

9/8 8:58

杓子岳の平坦な頂上部を歩く

9/8 9:00

隙間から見える大雪渓
迫力ある〜！

9/8 9:10

鑓ヶ岳への道もアップダウンが続く

9/8 9:15

杓子岳の西側山稜を振り返る

9/8 9:26

再び振り返る白馬岳と杓子岳
山容が違って見えてくる面白さ

9/8 9:41

岩稜を歩いたりするとかなりの高度感

9/8 9:42

空に浮かんでいるような気分になる

9/8 9:42

いい眺めだなぁ〜！

9/8 9:52

鑓ヶ岳へのジグザグ道

9/8 10:03

白馬鑓ヶ岳山頂2903m

9/8 10:03

杓子岳からすとんと落ちる東壁がダイナミックだ

9/8 10:04

北側の眺め
右下の天狗山荘〜天狗の頭〜唐松岳〜五竜岳〜鹿島槍ヶ岳

9/8 10:07

立山剱をバックに後立山連峰の佳き眺め

9/8 10:07

剱岳アップ
すごい存在感だね

9/8 10:08

立山連山
こちらにもいつかお邪魔したい

9/8 10:08

左に穂高・槍ヶ岳をズームアップ

9/8 10:08

北アルプスの峰々が重なって見える贅沢な場所

9/8 10:08

鑓ヶ岳を下りて天狗山荘に行ってみよう

9/8 10:08

しつこく(~_~;)
唐松岳・五竜岳・鹿島槍ヶ岳アップ

9/8 10:28

コマクサ砂礫地に咲いているね

9/8 10:29

平坦に続くかと思える道だけどアップダウンが激しい

9/8 10:42

白馬鑓ヶ岳を振り返る
こちらから見ると美しいね

9/8 11:06

天狗山荘で少し休憩

9/8 11:31

コーヒーと富士山クッキー＆チョコ

9/8 11:42

水場はあの雪渓からの雪解け水らしい

9/8 11:47

トウヤクリンドウがいっぱい咲いている

9/8 11:47

コメバツツジの結実

9/8 11:49

天狗山荘とガスがかかる白馬鑓ヶ岳

9/8 11:54

本当に天狗山荘側から見る白馬鑓ヶ岳は美しい

9/8 12:05

咲き残るウルップソウ

9/8 12:06

初めて見ました

9/8 12:18

天狗山荘から鑓温泉小屋への分岐に戻る

9/8 12:31

鑓ヶ岳の白い美しい裾野

9/8 12:34

分岐からガス靄に向かって急降下する

9/8 12:41

見上げると白砂ビーチのようだ

9/8 12:45

青空と雲の造形がいいね

9/8 12:52

ガス靄が大斜面を上がってくる

9/8 13:31

大出原という広大なお花畑付近

9/8 13:50

危険告知

9/8 14:00

鎖が出現

9/8 14:06

ゆっくり行けば大丈夫

9/8 14:10

沢水で濡れて滑りやすい個所もある

9/8 14:10

結構、高度感のある露岩帯を鎖で下りる

9/8 14:12

段差も大きくかなり長い

9/8 14:15

はしごもあるよ

9/8 14:22

ミソガワソウ
初めて見た

9/8 14:28

この辺はイワオトギリがかなりあります

9/8 14:28

またまた危険告知
滑落事故が起きたそうだ

9/8 14:31

大雪渓が広がった

9/8 14:39

スノーブリッジになっている

9/8 14:42

鑓温泉小屋に到着

9/8 14:42

露天風呂は混浴だけど女性専用のお風呂もあるよ

9/8 15:44

女性用の内風呂
時間によって露天風呂が女性用になってこちらが男性用になる

9/8 17:33

温泉小屋の夕食
たっぷり美味しいご飯でした

9/9 5:37

〈三日目〉9日
温泉小屋で迎える日の出

9/9 5:38

5：38
ご来光です

9/9 5:38

何度見ても朝日はいいね

9/9 5:38

朝日に染まる雲

9/9 5:39

朝焼けに染まる谷と雪渓と岩峰

9/9 7:04

鑓温泉小屋の露天風呂

9/9 7:06

朝日を拝める絶好のロケーションです

9/9 7:07

温泉が流れてゆく沢
猿倉登山口に向かって下山します

9/9 7:10

まるっこい小日向山に向かう

9/9 7:15

青空がとても素晴らしい

9/9 7:16

ミヤマクルマユリ

9/9 7:24

ウサギギク
鑓温泉小屋付近もお花畑

9/9 7:25

ここはミヤマキンポウゲが大群生

9/9 7:28

ミヤマキンポウゲ

9/9 7:39

八重のミヤマキンポウゲ

9/9 7:38

沢を渡ること数回

9/9 7:42

見上げると青い空
白馬連山の稜線の一部

9/9 7:57

崩れ沢
落石沢もあります

9/9 7:59

ヤマルリトラノオが綺麗！

9/9 8:07

奥に見える白い地肌は鑓ヶ岳かな？

9/9 8:17

小日向山へのトラバースが続く

9/9 8:18

チョウジギクが群生していたりいろんな花に出会える

9/9 8:51

クロクモソウもいっぱいある

9/9 9:00

美しい形のトモエシオガマ

9/9 9:01

オオバギボウシのたわわな白い花

9/9 9:18

小日向のコルを超えてジグザグ道を下りていく

9/9 9:19

白馬岳はガスがかかっていた
これ以降くっきりと見えることはなかった

9/9 9:22

ハクサンシャジンの咲くさまを見てさらに下る

9/9 10:07

石敷きの道だけど緩やかで歩きやすくなった

9/9 10:27

ブナの樹林帯に入る

9/9 10:39

鑓温泉登山口に出る
しばらく歩くと

9/9 10:47

猿倉荘が見えてきた

9/9 10:49

ゴール！
三日間の白馬三山の旅は終了(^O^)／

9/9 11:05

猿倉荘
こちらのお宿も前泊にいいよね

撮影機器：

HIGH SPEED EXILIM EX-ZR15 カシオ

感想

meiken

白馬の大雪渓を暑い日に涼しく登りたかったが時期はすでに初秋。
雪渓歩きもわずか1時間で終わってしまう。
それなら長い距離を山小屋泊まりで贅沢に稜線を歩こうではないか〜)^o^(
白馬三山の縦走プランを練り、春に東京に転勤になった娘といっしょに
再び北アルプスの稜線ルートを堪能した。
昨年の燕岳〜大天井岳〜常念岳〜蝶ヶ岳の北アルプス入門コースは
余裕がなくて最後はへろへろになってしまったのを反省して
今年はゆっくりと充分余裕のあるプランだ。
それでも、
栂池高原からの乗鞍〜白馬大池〜小蓮華岳〜白馬岳ルートは
段々と登りつめて行く長距離ルートなので白馬山頂手前でかなりばててしまった。
二日目は前日のガス隠れしていた壮大な眺めが充分満喫でき
特に西側にある立山・剱の存在感が手に取るように感じられた。
白馬三山のそれぞれの山容は素晴らしくどれも東側は切り立った断崖
そして西側はなだらかな斜面にお花畑が広がる素晴らしい谷が見渡せる。
杓子岳も鑓ヶ岳も岩屑の歩きづらいアップダウンの稜線だったが
山頂からの眺めは雄大で唐松・五竜岳・鹿島槍ヶ岳と続く後立山連峰が一直線に連なる眺めはやはり見ごたえのあるものだ。
ずっと遥か向こうには穂高・鑓ヶ岳そして鷲羽岳・水晶岳もはっきりと眺められた。
白馬村を挟んで東の山並みは妙高・火打岳〜高妻山へと連なる。
影白馬が見られるとは思いもよらぬサプライズ。
山小屋の食事はとてもボリュームがあり、とても美味しかった。
生ビールは最高だしケーキもとてもおいしかった。
白馬山荘は100年以上の古い歴史があるにも関わらず快適。
白馬鑓温泉は標高2100mにあるのに行き届いた設備にただただ感激。
下山で疲れた足に温泉は最高に効く。
おかげさまで翌日はたいした筋肉痛もなく無事に下山できた。
ここまで恵まれた環境と先達の努力のお陰でこんなに快適に過ごせるのは何よりもありがたい。
山という非日常の環境の中で快適に過ごせるのはなんと贅沢でありがたい事か。
いろんな事にただただ感謝です。
そして北アルプス3000m級の連なる山の峰々を見渡せて
壮大で雄大な大自然の成す様を
悠久な時間を超えて目の前に見せてくれる大自然の采配に深く感慨を覚えます。
楽しかった白馬三山、ありがとう〜！

コメント

waque

拍手、拍手、拍手〜〜
meiken　さんへ

待ってました〜
いいなぁ、絶景の中の稜線歩き(≧∇≦)
お嬢様との北アルプスコラボ第二弾！！！
楽しげな雰囲気いっぱいのレコで、拝見している私も楽しくなってきちゃいました。
お山で二泊。
白馬鑓温泉、気になっていた場所でした。
モリモリのお食事、美味しそうですね。
レコＵＰありがとうございます。
しばらく遠出できないので、meikenさんのレコで
バーチャル山行いたします

meiken

waqueさん♪
waqueさんが登頂された剱岳、ものすごい険峻で存在感がありました。
すぐ目の前にある剱岳の姿に感動しまくりですよ
前日晴れていればwaqueさんの姿が映っていたかも
北アルプスの魅力は天空の縦走ルートですよね
連なって見える峰峰がどれも魅力的。
東北の山にはあまりない長い展望ルートと砂礫の道
そして岩陰や緩斜面を彩る花の群生がとても素晴らしいです。
白馬鑓温泉…お薦めです。テント場の近くに足湯もあります。
ちょっと寒いかなと思うとすぐ温泉に入れますからね
是非是非鑓温泉の魅力を味わっていただきたいなと思います
膨大な写真の量ですがバーチャル山行できると思います

miki122

私も、待ってました〜 (ﾟ∇ﾟﾉﾉ
meikenさん、こんばんは。

北アルプスに行かれたと言う事だったので、
アップされるのを楽しみにしてました

えっ！meikenさん、一人で長野まで運転したんですかぁ　(◎＿◎;)ｽｺﾞ-ｲ
私も一昨年の8月に、同じコースを歩いたので、懐かしく拝見しました
雷鳥に逢えなかったのは残念でしたね
私もこの時は逢えなかったんですが、やっと今年逢う事が出来ました
かなり遠い所に居ましたが　(f^_^)ﾎﾟﾘﾎﾟﾘ

ウルップソウ、私もここで初めて見ました。
違った山域に行くと、見た事が無いお花に会えるのも楽しいです♪

鑓温泉、最高ですよね　ヾ(≧▽≦)ﾉﾞ
ここまで登った御褒美ですね
猿倉登山口近くですれ違った山ガールさんが、
鑓温泉に入る為だけに、登っていくと言ってました。
露天風呂、女性専用時間に入らなかったですか？
私は、時間になるまで横になっていたら寝過して、
21時になってしまいました　(*ﾉД`*)
闇にまぎれて、夜中に入れば良かったかなぁ　(´∀｀*)ヶﾗヶﾗ

これから毎年夏は、お嬢さんとアルプスに進出ですね　ε＝ε＝ε＝（○'▽'）ノ　

meiken

mikiさん♪
mikiさん、dumboさん達との2年前のルートと全く同じルートを行ったようですね。
しかも、唐松・五竜岳もプラスして羨ましいです
mikiさん達が行かれた頃はまだお花もたくさんあって見頃でしたね
（タカネトウチソウと思っていたけどカライトソウなんですね。）
テント泊の大きな荷物は背中の重量もかなりのものだと思われます
北アルプスは
ほとんど大きなザックを担いで軽快に歩いていらっしゃる方々が多いので
こちらも何とかしっかりと歩かねば〜と奮起 です
鑓温泉の露天風呂は女性タイムがありましたが
テン場からもすぐ上の小屋の踊り場からも丸見えです
露天風呂は入らなかったけど女性専用の内風呂だけでも充分満足でした
筋肉痛がほぐれてとてもいいお湯でした。
確かにこの温泉目当てに登られている方いらっしゃいましたよ。

東北にはない眺めと展望…年に何回かはアルプスの山に遠征したいですね
もちろん、車の運転は一人で行きますよ
そして現地の登山口で娘と合流、
もしくは東京まで新幹線かバスで移動し娘に迎えに来てもらうのもアリですね
また行きたいな〜妄想が絶えません

bandana55

グッドトレイル、グッドラック！
２世と遠征しましたね 混雑する時期を避けて、山小屋のサービスの良い企画、最高ですね 映像もたっぷりお届け下さいまして感謝です 縦走路から見るそれぞれのルートに心ときめいた事でしょうね しばらくは北アルプス三昧かな 時には地元の山にも出没して下さいね

meiken

bandana55さん♪
北アルプスは夏は混雑するので
時期を外して行きましたがそれでもかなりの人でしたよ。
最盛期のお花が見られなくて残念
3000m級の山小屋は
東北の避難小屋に比べると本当にサービスが行き届いて素晴らしいです。
何よりも乾燥室があるのがありがたい。
快適であればあるほどお金は高く付きますけどね
北アルプスは移動するのも、登るのも、お金もかかるので何回も行けません。
地元に住んでいたら毎日のように行っているかも
もちろんこれからも東北の山山にも出没予定ですよ

Spring

おかえりなさ〜い☆
白馬遠征お疲れ様でした
こちらからだと、やはり運転が長いですよね…

みみずくの湯に入ったのだけ、私も一緒〜
下山後その日のうちに帰ったのですか？
今度はぜひ、下界の白馬も楽しんで欲しいです （←回し者！？）

２泊の縦走でも、ご飯を背負わなくて良いのが、そちらの山小屋の魅力ですね。
山小屋泊するなら、便利なところスタートがいいのかなぁ…

meiken

Springさん♪
長野は遠いですよね〜
高速道からの眺めを楽しみながら運転できましたよ。
もちろん下山後その日のうちに仙台に戻りました。
白馬村の周辺はそばの白い花が満開できれいでしたよ〜
みみずくの湯は雑誌か何かで見て行きたいなと思っていました。
露天風呂からの八方尾根の眺めがいいですね
アルプスは東北と違って営業小屋なので
ごはんもシュラフも背負わなくていいのが魅力です。
もちろん山小屋料金はそれなりにかかりますけど
一応携帯コンロとガスと非常食二食分その他お菓子おつまみ類もろもろ持参しました。
山小屋泊なら避難小屋以外なら尾瀬とか会津駒とかどうでしょう？
何よりも水場が近くにある山小屋が一番いいと思いますよ
是非、山小屋デビューしてください。
日没、星空、夜明けの素敵な写真が撮れます

yonejiy

お疲れ様でした
meikenさま

白馬三山縦走、お疲れ様でした
すばらしい写真とレコも、ありがとうございます
ちょうどTVで白馬の登山ものも見たりしたので、より近く感じられました
とはいえ、さすがに遠い。あそこまで車を運転して出かける事に脱帽です
私は皆さんのレコで楽しむ事にします

meiken

yonejiyさん♪
膨大な量の写真、ご覧頂いて恐れ入ります。
白馬の魅力はお花もさることながら、縦走ルートです。
次から次へとピークが見えてそれぞれの山の特徴も感じられる事です。
一日目はガス靄の山行でしたが
二日目三日目ともに朝は快晴でした。
素晴らしい眺めを堪能できました。
朝は快晴お昼前からガスがかかるというのがこの周辺の天候のようです。
TVで白馬の番組観ましたが、やはり実際歩いてこそ！ですよ。
車の運転、何とかなりますよ〜 疲れたら休めばいいんですよ。
前日に温泉と美味しい料理でたっぷり英気を養い翌日に備えます
北アルプスが呼んでますよ〜