二度目の北岳だった、2003年
- GPS
- 07:38
- 距離
- 11.2km
- 登り
- 1,806m
- 下り
- 1,795m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2003年10月の天気図 |
アクセス |
感想
2003年10月30日
まだ、奈良田からは広河原に県道南アルプス公園線を通って行けた頃で、冬季閉鎖を前に最後のチャンスとばかりに出かけた北岳山行記録
2003年10月30日(木曜日)7:00-15:30(8時間30分)
単独=Y
山=北岳
どうしてももう一度北岳に行きたくなり、また、県道南アルプス公園線-奈良田-広河原間も10月末で閉鎖(奈良田から広河原も現在は、バスに乗り換える)となるので、急遽、日帰りでの挑戦を決定。
前日に下界では雨も降ったので、雪が心配であったが、北岳山荘によれば、雪は降ったが吹き飛んだとのことであった。
北岳山荘も11月初旬で終了の予定とのこと。
注)現在は、奈良田から広河原もバスに乗り換える為、北岳に行くときは、自宅から近い南アルプス林道を通って行く。
つまり、芦安でバスかタクシーに乗り換え、広河原へ。
4:30自宅発-
国道52号線−県道南アルプス公園線-奈良田-広河原6:50到着
駐車場は、数台。
人はさすがに少ないらしい。
日の出も遅く、5:30くらいに公園線を走っているときにやっと明るくなる感じである。
奈良田―広河原間は、紅葉がすばらしい。
見ごろだと思う。黄色、赤、緑が適当に混ざり、とてもきれい。
空も晴れ、今日は期待できそう。
広河原からは、北岳のバットレスがよく見えたが、なんと雪があるではないか。
危ない場合引き返すつもりで、つり橋を渡り、広河原山荘へ。
ここでは、コインシャワーが300円で使用できるが、既に冬期閉鎖。
(今はわからない)
7:00広河原出発
日帰りであるので早く出発しないと。
16:00までには、再び、広河原に到着しないといけない。
8:40二俣到着
バイオトイレはなくなっていた。
途中、一組の登山者に会うが、前回多く会った下山者がいない。
今日は、前方がよく見えるので、登るのに張り合いがある。
振り返ってもはじめは雪かと思った白いものを持った山は実は鳳凰三山の観音岳から薬師岳あたりであることが登ると同時にわかり、また、鳳凰の手前には早川尾根の高峰が大きく立ちはだかっているのを知り、また、夜叉神から登りの途中には、辻山というのがあることもわかった。
途中、9月には流れていた沢が枯れているものがいくつもあり、また、わずかな沢の流れにツララができているのも多く見た。
9:40八本歯のコルへの分岐
例のごとく、梯子が多くなる。
雪もちらほら見え始め、ちょっとあせってきた。
しかし、難なく通過し、八本歯のコルへ(10:30頃到着)。
前回ガスで見えなかったが、振り返ると池山吊尾根がとても美しく、左へ目をやると大きく間ノ岳、北岳山荘も見える。
前回は何も見えなかった。
間ノ岳も大きい。
遠くには、中央アルプス、御岳なども見える。
また、さらに乗鞍岳もみえる。
今日は、よく晴れ、気持ちがいいので、山頂までが短く感じた。
12:00北岳山頂
鳳凰三山、甲斐駒岳、仙丈岳、北アルプス、中央アルプス、御岳、富士山、南アルプスの南部の山。一望。
風が強く、食事を軽くして、出発。
12:40北岳肩の小屋
山頂から、ここまで、ちょっと雪があったのでかなり慎重に下る。
でも天気が良いと気持ちが楽になる。
小太郎山への分岐を分けて、下る。
途中、白根お池小屋方面へ草すべりを下る。
やはり、滑りやすいところだ。
登りは大変そう。
白根お池小屋には、約14:00に到着。
水を飲む。ここで宿泊するという人にあう。
そういえば、ほとんど人に会わなかった。ここまでで、5人くらい?
白根お池小屋で水も飲み、広河原へ向かうが、この道は、大樺沢コースの直登に比べ、樹林の中を大回りする感じで、また、急坂の滑りやすく、意外に梯子などもあり、あまり良くない。
途中、2回ほど転んだ。
でも早川尾根の高峰、鳳凰三山が違った角度から迫るように見えた。
結局、15:30に広河原に到着。
8時間30分で日帰りを果たした。
広河原から車でそのまま奈良田を通り、自宅へ。
確か、17:50頃に自宅着。
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