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Yamareco

記録ID: 512148
全員に公開
ハイキング
八ヶ岳・蓼科

【キタヤツをサマヨウ】みどり池〜凹地〜にゅう〜東天狗岳〜本沢温泉〜苔庭

2014年09月15日(月) 〜 2014年09月16日(火)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
17.6km
登り
1,463m
下り
1,471m

コースタイム

1日目
山行
3:50
休憩
0:50
合計
4:40
11:20
120
13:50
14:40
0
14:40
20
15:20
40
2日目
山行
8:55
休憩
0:55
合計
9:50
天候 15日:くもり
16日:はれ
過去天気図(気象庁) 2014年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
往路:塩尻北IC〜諏訪IC 茅野駅経由で麦草峠越えてみどり池登山口
駐車場:みどり池登山口無料駐車場
復路:佐久南IC〜所沢IC
コース状況/
危険箇所等
【中山峠取り付き〜凹地】
目印の看板から入るとすぐにガレ沢、ピンクテープあり。気をつけて越えて森を進み薄い踏み跡の分岐を下る。

【凹地〜にゅう】
凹地の突き当たりから森の中へ。地形図確認しながら傾斜のユルい部分を鞍部に向かって藪漕ぎ。ピンクテープが現れたら右に行けばにゅう、左に行けば稲子岳。

【にゅう〜稲子岳】
にゅうの先、ミニハシゴの手前を左に入り稲子岳への道へ。基本踏み跡あるが、シャクナゲの藪越えなどあり、落ちついてルートファインディングすればすぐに山頂。断崖側のロープには微弱電流が流れている。注意。

【苔庭】
本沢温泉を背にみどり池の手前すぐ、右側の踏み跡から藪を越えると不思議な空間「苔庭」に出る。ピンクテープに沿って進むも途中で見失いルートロスト。登山道を歩く人の声は聴こえるものの、藪の向こう。薄い部分をえいやっと踏み越えるとアッサリ登山道に出た。
その他周辺情報 本沢温泉でお風呂入ったのに、苔庭の藪漕ぎで汗だく。おなじみヤッホーの湯で歩いた稜線眺めながらさっぱり。

いつも立ち寄る食事処がことごとく休業、あきらめてまっすぐ帰宅。
このフェス、普通にお客として行けば面白いイベントだったのかも...
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このフェス、普通にお客として行けば面白いイベントだったのかも...
気を取り直して諏訪へ移動。朝早くやってるお店知らなかったので茅野駅のここに来てみた。
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気を取り直して諏訪へ移動。朝早くやってるお店知らなかったので茅野駅のここに来てみた。
天ぷら山菜そば。真っ黒い濃い出汁が懐かしい。
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天ぷら山菜そば。真っ黒い濃い出汁が懐かしい。
みどり池登山口駐車場はゆるーく満車。ゲート脇の空いたスペースに駐車。
みどり池登山口駐車場はゆるーく満車。ゲート脇の空いたスペースに駐車。
それでは、彷徨ってきます。
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それでは、彷徨ってきます。
いつものカーブミラーで、パシャリ。
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いつものカーブミラーで、パシャリ。
駐車場で隣の車から出ていった一行は林道を直進。なんだか素敵な家族の風景。
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駐車場で隣の車から出ていった一行は林道を直進。なんだか素敵な家族の風景。
ハクサンフウロ?
ハクサンフウロ?
木橋の欄干に咲く、ミヤマトリカブト。
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木橋の欄干に咲く、ミヤマトリカブト。
間伐作業用トロッコの名残。
間伐作業用トロッコの名残。
シラネニンジン?
シラネニンジン?
アキノキリンソウ。
アキノキリンソウ。
本日も、きのこ目線で。
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本日も、きのこ目線で。
見上げれば、秋の気配。
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見上げれば、秋の気配。
おなじみの看板。下って来た方とトレランの方が写真撮ってました。
おなじみの看板。下って来た方とトレランの方が写真撮ってました。
黄色いきのこ、ビッシリ。
黄色いきのこ、ビッシリ。
苔に浸食されるレール。
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苔に浸食されるレール。
しらびそ小屋に到着。受付を済ませてテント場へ。
しらびそ小屋に到着。受付を済ませてテント場へ。
幕営、干し物完了。静かな山は好きですが、さすがに貸し切りは、ちょっと寂しい...
幕営、干し物完了。静かな山は好きですが、さすがに貸し切りは、ちょっと寂しい...
まだ時間も早いことだし、ブラリと池の周りを散歩。
まだ時間も早いことだし、ブラリと池の周りを散歩。
登山道の右側、なんだかこのロープの奥が気になりますね。
登山道の右側、なんだかこのロープの奥が気になりますね。
さっそく可愛らしいきのこがお出迎え。
さっそく可愛らしいきのこがお出迎え。
苔の中にうっすらと浮かぶ踏み跡を辿る
苔の中にうっすらと浮かぶ踏み跡を辿る
いーい感じに苔生した空間。
いーい感じに苔生した空間。
ひょっとしてここが苔庭?とか。結果的に違っていましたがなかなか素敵な場所。
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ひょっとしてここが苔庭?とか。結果的に違っていましたがなかなか素敵な場所。
池の正反対から見たしらびそ小屋。水面に映る三角屋根が可愛らしい。
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池の正反対から見たしらびそ小屋。水面に映る三角屋根が可愛らしい。
しばし池の近くの森をフラフラ。
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しばし池の近くの森をフラフラ。
何はともあれ、秋の休日に乾杯。
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何はともあれ、秋の休日に乾杯。
のんびりと読書タイム。しかし日が傾くとさすがに肌寒くなり、テントに避難。
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のんびりと読書タイム。しかし日が傾くとさすがに肌寒くなり、テントに避難。
本日のお宿からは、硫黄岳もよく見えます。
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本日のお宿からは、硫黄岳もよく見えます。
ウトウトしていたら、あっという間に日が暮れた。レトルトグリーンカレーゆで卵のせ、野菜ピクルス。
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ウトウトしていたら、あっという間に日が暮れた。レトルトグリーンカレーゆで卵のせ、野菜ピクルス。
みどり池のアサーー! 空は薄曇りですが山はクッキリ見えている。クライムオン。
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みどり池のアサーー! 空は薄曇りですが山はクッキリ見えている。クライムオン。
稲子岳も顔を出す。後で歩きますよ。
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稲子岳も顔を出す。後で歩きますよ。
可愛らしい三つ子を愛でながら、森の中を中山峠方面へ。
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可愛らしい三つ子を愛でながら、森の中を中山峠方面へ。
取り付き手前のこの看板が稲子岳への入口。
取り付き手前のこの看板が稲子岳への入口。
ガレ場越しに見る空が、うっすらと晴れてきている!
ガレ場越しに見る空が、うっすらと晴れてきている!
渡り切ったところのピンクテープから森に飛び込む。
渡り切ったところのピンクテープから森に飛び込む。
こんな倒木の踏み跡分岐から、しばし下ると...
こんな倒木の踏み跡分岐から、しばし下ると...
目の前がパーっと広がり、不思議な谷底「凹地」に出る。
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目の前がパーっと広がり、不思議な谷底「凹地」に出る。
鹿よけネットで守られた一角に侵入。
鹿よけネットで守られた一角に侵入。
誰も入って来ない聖域。苔もすこぶる元気。
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誰も入って来ない聖域。苔もすこぶる元気。
トリカブト、アザミなんかが群生。アザミの葉がチクチクと攻撃してくる。
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トリカブト、アザミなんかが群生。アザミの葉がチクチクと攻撃してくる。
反対側から抜けられるかと思ったら、袋小路。一旦戻って、きちんとネットを閉めて迂回。
反対側から抜けられるかと思ったら、袋小路。一旦戻って、きちんとネットを閉めて迂回。
いつも上から、何かあるなあと思っていた物の正体はこれ。ソーラーバッテリーと気象観測装置。奥でガスに巻かれているのは東天狗の頂き。
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いつも上から、何かあるなあと思っていた物の正体はこれ。ソーラーバッテリーと気象観測装置。奥でガスに巻かれているのは東天狗の頂き。
いつも見下ろしている中山峠への稜線を反対に見上げる。
いつも見下ろしている中山峠への稜線を反対に見上げる。
凹地の行き止まり。せっかくだから森を直進してみよう。
凹地の行き止まり。せっかくだから森を直進してみよう。
しばらくはうっすらと踏み跡のようなものがつづく。
しばらくはうっすらと踏み跡のようなものがつづく。
地図とコンパス使い、なるべく傾斜の少ない方向へ進む。
1
地図とコンパス使い、なるべく傾斜の少ない方向へ進む。
鬱蒼とした未踏の森に、木漏れ日が降り注ぐ。
鬱蒼とした未踏の森に、木漏れ日が降り注ぐ。
樹林の隙間から見えるのは、先日みんなで休憩した例のスポット。
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樹林の隙間から見えるのは、先日みんなで休憩した例のスポット。
だんだんと巨岩やら倒木やらが多くなってくる。
だんだんと巨岩やら倒木やらが多くなってくる。
何かが住んでいそうな苔むした岩の先を進むと...
何かが住んでいそうな苔むした岩の先を進むと...
ピンクテープ発見。稜線に乗っかった。
ピンクテープ発見。稜線に乗っかった。
せっかくなので、にゅうに立ち寄る。
せっかくなので、にゅうに立ち寄る。
おなじみの白駒池。
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おなじみの白駒池。
筋雲の中に美しいシルエットを発見。
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筋雲の中に美しいシルエットを発見。
八柱山越しに浅間山方面。
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八柱山越しに浅間山方面。
しばらくしたら黒百合から来たという二人組が到着。素晴らしいアングルで撮影。
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しばらくしたら黒百合から来たという二人組が到着。素晴らしいアングルで撮影。
朝は雲を纏っていた天狗も、すっきり晴れました。
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朝は雲を纏っていた天狗も、すっきり晴れました。
振り返ればにゅうにさっきの女性が。ヤッホー!
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振り返ればにゅうにさっきの女性が。ヤッホー!
再び稲子方面の森へ。
再び稲子方面の森へ。
こんな感じの薄い踏み跡をたどる。
こんな感じの薄い踏み跡をたどる。
何かいそうな場所が、そこかしこに。
何かいそうな場所が、そこかしこに。
シャクナゲの若木に、木漏れ日のスポットライト。
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シャクナゲの若木に、木漏れ日のスポットライト。
途中の岩峰から、珍しい角度に並んだ両天狗。
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途中の岩峰から、珍しい角度に並んだ両天狗。
こうして見ると、中山って本当に平坦。
1
こうして見ると、中山って本当に平坦。
にゅうにズーム。本当に素敵な場所だ。
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にゅうにズーム。本当に素敵な場所だ。
稲子岳山頂。
もう一つの山頂標。奥の青空に、真昼の月がぽっかり。
もう一つの山頂標。奥の青空に、真昼の月がぽっかり。
眼下にはキタヤツの森が広がる。
眼下にはキタヤツの森が広がる。
しらびそ小屋にズーム。さすがにテントは見えず。
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しらびそ小屋にズーム。さすがにテントは見えず。
硫黄の裾にチラリと...
硫黄の裾にチラリと...
世界文化遺産。
そびえたつ、岩峰。
そびえたつ、岩峰。
御座山と書いてオグラサン。
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御座山と書いてオグラサン。
荒船山ほど同定しやすい山容を他に知らない。
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荒船山ほど同定しやすい山容を他に知らない。
この細いロープに触ると、ピリッとくる。
この細いロープに触ると、ピリッとくる。
ソーラーを使った微弱電流柵らしい。
ソーラーを使った微弱電流柵らしい。
砂地を下り、再び森へ。
砂地を下り、再び森へ。
ガレ場を渡り返して...
ガレ場を渡り返して...
中山峠の取り付きへ。本当はここから下ってしまおうかと思っていたが、天気もいいので天狗に上がることに。
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中山峠の取り付きへ。本当はここから下ってしまおうかと思っていたが、天気もいいので天狗に上がることに。
樹林の隙間から、先ほど下った場所をのぞく。
樹林の隙間から、先ほど下った場所をのぞく。
峠の近くには、数輪だけウメバチソウが咲き残っていました。
峠の近くには、数輪だけウメバチソウが咲き残っていました。
青空に、乗っかる。
青空に、乗っかる。
中山峠に出ると、見事な双耳峰が青空に横たわる。
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中山峠に出ると、見事な双耳峰が青空に横たわる。
中山の縞枯れも美しい。
中山の縞枯れも美しい。
霧ヶ峰、美ヶ原方面もスッキリ晴れている。
霧ヶ峰、美ヶ原方面もスッキリ晴れている。
北八ヶ岳、一望。
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北八ヶ岳、一望。
ギリギリ咲き残っていたヤマハハコ。
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ギリギリ咲き残っていたヤマハハコ。
イワツメクサ。
凹地、にゅう、稲子岳。本日歩いたコースを振り返る。
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凹地、にゅう、稲子岳。本日歩いたコースを振り返る。
西天狗岳、通称「青天狗」。
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西天狗岳、通称「青天狗」。
奥庭との分岐、たまらない青空。
奥庭との分岐、たまらない青空。
北八ヶ岳挽歌で山口さんがグリセードしたのはこの辺りかしら?とか。
北八ヶ岳挽歌で山口さんがグリセードしたのはこの辺りかしら?とか。
山頂前の岩峰が、入道雲に突き上げる。
山頂前の岩峰が、入道雲に突き上げる。
南アルプスの峰々も顔を出す。
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南アルプスの峰々も顔を出す。
そして硫黄越しの、赤岳、中岳、阿弥陀岳、編笠山。
2
そして硫黄越しの、赤岳、中岳、阿弥陀岳、編笠山。
西天狗に続く気持ちのいいスカイライン。時間がないので今日はパス。
2
西天狗に続く気持ちのいいスカイライン。時間がないので今日はパス。
ザ☆山頂。
南のオールスターを望む。山頂でしばし山トーーク。
3
南のオールスターを望む。山頂でしばし山トーーク。
気持ちの良い白砂の道へ歩を進める。
気持ちの良い白砂の道へ歩を進める。
さながら砂浜のような、気持ちの良い道。
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さながら砂浜のような、気持ちの良い道。
冬場は通行止めのショートカットルート、白砂新道を下ります。
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冬場は通行止めのショートカットルート、白砂新道を下ります。
両天狗、振り返る。
2
両天狗、振り返る。
なんかこう、アバンギャルドすぎて何も伝わってこない案内板。
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なんかこう、アバンギャルドすぎて何も伝わってこない案内板。
急峻な道を下り、赤い沢が現れるとまもなく...
1
急峻な道を下り、赤い沢が現れるとまもなく...
本沢温泉に到着。
本沢温泉に到着。
いつ来ても雰囲気のいいこの佇まい、野天風呂の受付して少し登り返す。途中ガラガラと崩落音、揺れは感じなかったが、どうやら地震で爆裂火口が少し崩れた模様。
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いつ来ても雰囲気のいいこの佇まい、野天風呂の受付して少し登り返す。途中ガラガラと崩落音、揺れは感じなかったが、どうやら地震で爆裂火口が少し崩れた模様。
念願の野天風呂へ。
念願の野天風呂へ。
何もない河原に、唐突に風呂。
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何もない河原に、唐突に風呂。
リフレッシュの極み。
8
リフレッシュの極み。
このロケーション、完璧すぎる。
5
このロケーション、完璧すぎる。
お風呂上がりのビール、というわけにもいかずCCレモン。一緒に休憩していた親子連れが夏沢峠手前で熊に会って逃げて来たと。こわー。
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お風呂上がりのビール、というわけにもいかずCCレモン。一緒に休憩していた親子連れが夏沢峠手前で熊に会って逃げて来たと。こわー。
こちらのテント場は、それなりに盛況。こっちにするべきだったかな?
こちらのテント場は、それなりに盛況。こっちにするべきだったかな?
風呂上り、軽い足取りで林道歩き。
風呂上り、軽い足取りで林道歩き。
にょろにょろ、早く森にお帰り。
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にょろにょろ、早く森にお帰り。
沢の音サラサラ、心地よい。
沢の音サラサラ、心地よい。
激しく崩落した個所も。
激しく崩落した個所も。
ここは残雪期にショートカットした場所だ。
ここは残雪期にショートカットした場所だ。
春にはクリンソウの群生する湿地帯を抜け。
2
春にはクリンソウの群生する湿地帯を抜け。
ちょっと登山道を外れると、気持ちのいい広場が。
ちょっと登山道を外れると、気持ちのいい広場が。
苔とキノコにまみれた森。
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苔とキノコにまみれた森。
丸く群生する苔。不思議。
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丸く群生する苔。不思議。
ぽこぽこ、ぽこぽこ。緑の絨毯。
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ぽこぽこ、ぽこぽこ。緑の絨毯。
噂の苔庭の途中、少し開けた場所から天狗岳。
噂の苔庭の途中、少し開けた場所から天狗岳。
稲子岳。
ピンクテープを追ってさらに深い場所へ。
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ピンクテープを追ってさらに深い場所へ。
森の番人の慰霊碑探して、ぐるぐる。
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森の番人の慰霊碑探して、ぐるぐる。
結局迷って、思い切り藪を漕いで、やっとの思いで登山道に帰還。
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結局迷って、思い切り藪を漕いで、やっとの思いで登山道に帰還。
みどり池に戻るとすっかり水面も静まって、おなじみの逆さ天狗がお目見え。
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みどり池に戻るとすっかり水面も静まって、おなじみの逆さ天狗がお目見え。
そういえば朝の森でチラッとオコジョに会った。思っていた以上に小さくてびっくり。
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そういえば朝の森でチラッとオコジョに会った。思っていた以上に小さくてびっくり。
テント畳んで、ご挨拶して下山。今度は小屋にも泊まってみたい。
テント畳んで、ご挨拶して下山。今度は小屋にも泊まってみたい。
昨日は見上げた紅葉を見下ろし、さくさくと下山。
昨日は見上げた紅葉を見下ろし、さくさくと下山。
駐車場もすっかりすいていました。
駐車場もすっかりすいていました。
おなじみヤッホーの湯から、本日歩いた稜線に沈む夕日眺めて悦に入る。
おなじみヤッホーの湯から、本日歩いた稜線に沈む夕日眺めて悦に入る。
中部横断道も、だいぶ出来上がってきた。この新しい道が八ヶ岳にもたらすものは、はたして...
中部横断道も、だいぶ出来上がってきた。この新しい道が八ヶ岳にもたらすものは、はたして...

感想

連休はどこを登ろうなんて案じていたら、古い友人からSOS。松本で行われる音楽フェスでスタッフが足りていないので手伝ってほしいと。少し見たい出演者もいたし、どうせ長野方面に行くしと引き受けるも、ふたを開けてみればグズグズな仕切りに散々こき使われて疲弊。安請け合いはよくないなと反省しながらなんとか2日間我慢。
---
残された2日間、自分癒しのために北八ヶ岳を彷徨うことに。ちょうど読了した山口櫂久氏の「北八ヶ岳挽歌」を自分なりになぞるべく、しらびそ小屋にテント泊。貸し切りのテント場でのんびりとビール。

・初代しらびそ小屋主人、今井治夫氏の慰霊碑を詣でる。
・前から気になっていた「凹地」を歩く
・本沢温泉で野天風呂

2日目はこの3つをテーマにのんびりと歩き出す。結局苔庭のどこかにある慰霊碑だけは見つからなかったものの、凹地と野天風呂は満喫できて、大満足。しらびそ小屋で聞いたところ、慰霊碑はもうだいぶ深いところにあるので誰もわからない、とか。

ヤッホーの湯の露天風呂からまさしくさっき歩いた道のりを眺め、フィニッシュ。帰りしな、ぷちはーぶに顔を出すと土日は常連が集まって薪割りと宴会が繰り広げられたと聞き、こっちに来るべきだったと後悔。清水町に向けて降りていくと、空に架かる高速道路の橋梁のシルエットがどどーん。
---
北八ヶ岳挽歌の最後は、299号(野沢〜茅野線)の開通を憂いて締めくくられている。その八ヶ岳の山麓、山口氏の大好きだった野辺山方面に向けていよいよ高速道路が走るという。いろんな思いが交錯するこの事業、この工事が八ヶ岳にとって吉と出るか、凶と出るか...

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コメント

お風呂良いなぁ
お庭の北八ヶ岳ですね。
本当に苔がびっしりなんですね!
地図とコンパス片手に彷徨うなんて本当に庭感覚。
それにしても、お風呂は羨ましい。
気持ち良さそう。
2014/9/19 13:00
>zhtfcinn7さん
いろんな山を歩くよりも、同じ山を何度も歩くタイプの人間なのです。
そしてユルイ山のバリルートは本当に植生が素晴らしい。
あてどもなく彷徨うにはもってこいの森ですよ。

そしてご褒美には、雲上のお風呂。
最も高いと書いて、最高。
2014/9/21 0:09
凹地初めて知りました!
Otkmeさん急遽フェス助っ人お疲れ様です(^^ゞお友達さんはさぞかし助かったと!お疲れモードだったようですがその後のお庭で癒されリフレッシュされたよーでっ 凹地初めて知りました!読んでらっしゃる本に凹地等北八ヶ岳の昔の山道が紹介されているのですか?興味津々!登山道以外をお気楽に楽しんで来られるのはヤツを昔から愛されてるotkmeさんだなー♪感心!
本沢温泉露天風呂のお色気!?ショットご馳走さまでーす(笑)私もzhtfcinn7さんと同じくウラヤマー!!少し遠いですが硫黄岳から丸見えなんですよね(笑)
2014/9/20 12:43
>momogirlさん
フェス、普通にお客で行けばよかったなあ、とか。
二日間働いて、健康ランドに宿泊でした。

凹地は特に記載はなかったのですが、いつも上から眺めていてとても気になっていたので、調べてみたら歩けました。すごく不思議な空間です。

お風呂、女子はちょっと抵抗あるかもしれないけど、水着で入ってる方もいるみたいですねえ。機会があれば、ぜひ。
2014/9/21 0:12
御礼
レコをなぞらせてもらいました。おかげさまで、面白い体験ができました。ありがとうございます。
2016/7/8 19:21
御礼だなんて
miyamakoさん

懐かし記録にコメントがついていてビックリしました。お役に立てて何よりです。
2016/7/11 22:09
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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