水晶岳・鷲羽岳 日帰り登山
- GPS
- 19:22
- 距離
- 44.4km
- 登り
- 3,249m
- 下り
- 3,241m
コースタイム
- 山行
- 18:23
- 休憩
- 0:58
- 合計
- 19:21
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車場には仮設トイレ有、 新穂高登山センター 水洗トイレ有 新穂高登山センターで登山・下山届 |
コース状況/ 危険箇所等 |
駐車場は、10:00〜17:00頃には下山してくる人がいるので、空いている所があった。夜には満車になった。 新穂高登山センターで登山・下山届をする。左俣林道の登り口には路駐でびっしり。ゲートには自転車乗り入れ禁止表示あり。 夜間出発でも道を間違うことは無かった。すべてに整備してあり危険個所は無かった。 |
写真
感想
鷲羽岳、水晶岳で百名山日帰り登山、完了。
距離が長く、時間がかかる。天候のことを調整していたらこの時期になってしまった。8月中に登ってしまうつもりでいたが、天候が思わしくなく、断念していた。
コースタイムが25時間くらいなので、CT×0.8で20時間の予定を立てた。
0:00新穂高登山センターを出発。登山届、トイレを済ます。
左股林道を行く、道路には片側に路上駐車でいっぱいだ。暗闇の林道をカウベルとクマよけベルを鳴らす。半月の月明かりが助かる。
1:15 小池新道入り口 林道から登山道になる。岩に白ペイントがあり夜間でも迷うことがない。
チボ岩の所で後続者に抜かれる。水晶岳まで行くとの事。若い人に先に行ってもらう。ここまで一人暗闇の中の登山だったので、少し安心した。
4:00弓折乗越 ベンチは霜で真っ白、寒い。この時間に双六小屋から下山して来た人に出会う。笠ヶ岳に行き、笠新道で降るとの事。それにしても早い時間だ。
花見平の所でIhone のGPSを見ようとしたら、低温で止まっていた。寒いのは判っていたが、Ihoneが止まるほど寒いとは思っていなかった。慌てて懐に入れて起動回復を待つ。
6:15双六小屋 テント内の明かりが綺麗だ。薄明りの中テントの撤収をしている人達もいる。ヘッドライトをザックに仕舞う。小屋の前には沢山の人が準備をしている。
ハイマツの中、急坂を巻道分岐まで登る。東の稜線が明るくもうすぐ日の出だ。
巻道から鷲羽岳が朝日に染まる。雲がなくいい一日になりそうだ。朝日の中、スピードを上げる。
三俣峠からの下りは、鷲羽岳が目の前に聳えている。三俣山荘のテント場から鷲羽岳の急な稜線が見て取れる。
6:53三俣山荘 予定より1時間くらい早く着いた。食事休憩。チボ岩で抜かれた人が10分遅れで着いた。これまで何度か抜きつ抜かれつしていたのだ。疲れているように見えた。栄養補給を済ませ私が先に出たが、その後合うことは無かった。
鷲羽岳への急坂から振り返ると槍ケ岳から黒部五郎岳まで雲がなく、大パロラマだ。何度も足を止めてしまう。
8:12鷲羽岳 北アルプスの中心部、360度の大パロラマ。槍ケ岳、笠ヶ岳、三俣蓮華岳、
黒部五郎岳、薬師岳、これから向かうワレモ岳への稜線、その先の水晶岳。圧倒される迫力だ。
ワリモ岳への登りも結構きつい。
9:01ワリモ北分岐 ザックのデポが多い。私もここでデポすればよかったと後で思った。緩やかに水晶小屋に向かう。前を見ても後ろを見ても、すべての景色が素晴らしい。
9:32水晶小屋 ザックをデポして水晶岳に向かう。殆どの人がここにザックをデポしている。水晶岳から赤牛岳に尾根が続く。野口五郎岳方面の尾根ものびやかで素晴らしい。
水晶岳手前から岩場になる。
10:10水晶岳 狭い山頂は人でいっぱいだ。山頂標柱で並んで順番に写真撮影。赤牛岳、黒部湖方面が素晴らしい。
予定より1:20早く進んでいる。飲み物を持ってきていたが、ゆっくり出来ず、すぐに下山した。次第に雲が出てきた。今日一日晴天になると思っていたのに。日はかげるが山並みははっきりしている。
水晶小屋でトイレを済まし、ワリモ北分岐をザレの急坂を降り、岩苔乗越を左に折れ、黒部川源流部に向かう。
水場があり、ここが本との黒部川源流なのか?沢ぞいに降る。空はすっかり雲がかかっている。分岐を三俣山荘に向かう、少し登ったところに黒部川水源地標の石柱がある。
三俣山荘へ登りは時間がかかった。
12:43三俣山荘 三俣山荘のテント場の所に出た。三俣山荘で休憩しようと思っていたが、山荘には少し戻らなくてはならないので、そのまま三俣峠に向かった。登りは全くスピードがあがらない。疲れと、エネルギー不足だ。途中のベンチで休息、食事をする。
三俣峠から巻道コースへ、少しは足も軽くなった。
14:44双六小屋 ここで泊まる人が多い、この時間、新穂高に降る人は少ないようだ。小屋で水を補給して、沢山のテントの横を通って、下山。
暗くなる前に林道まで着きたいと、ガンバル。
15:49弓折乗越 鏡平山荘の前のテーブルでは皆さんビールを飲みながら、くつろいでいる。私にはまだ、これから先がある。鏡沼も曇りで、槍ヶ岳は見えなかった。
18:04小池新道入口 明るい内に林道に着いた。すぐに暗くなり、ヘッドライトで暗闇の林道を降った。
19:22新穂高登山センター 下山届を出す。
無料駐車場に戻り車でビールを飲む、体がべとつくので、汗を流したくなった。20時を過ぎていたが、深山荘で内湯に入った。遅くまで開いていて助かった。本当にさっぱりした。
最高の山行だった。百名山最後で、最高の景色を見ることが出来た。天候に恵まれた。
百名山全山日帰り達成、おめでとうございます!
私も、一昨年達成できました。
お疲れさまでした。
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