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Yamareco

記録ID: 517061
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
中央アルプス

木曽駒ヶ岳:「聖職の碑」コース

2014年09月23日(火) [日帰り]
 - 拍手
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
10:21
距離
23.2km
登り
2,131m
下り
2,123m
歩くペース
とても速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
10:03
休憩
0:16
合計
10:19
6:53
11
スタート地点
7:04
7:04
200
10:24
10:25
25
10:50
10:50
5
10:55
11:00
14
11:29
11:29
47
12:16
12:17
14
12:31
12:32
10
12:50
12:50
7
12:57
12:59
15
13:14
13:15
36
13:51
13:52
13
14:05
14:05
25
14:43
14:44
26
15:10
15:10
47
15:57
15:57
30
16:27
16:27
34
17:01
17:03
9
17:12
ゴール地点
()内は、予定、登行以外、標高、休憩時間
( 5:43(5:40) 自宅 )
6:47-53(6:55-7:00) 通行止め(1,180m)
7:03(7:15) 桂木場登山口(1,270m) 信大コースで登る
渡渉3回<註>1回で済む
7:54-59(5") 道間違い(思い込みによるチョンボ)
9:23(9:30) 尾根合流点(2,150m)
10:52-11:00(8")(10:40-45) 西駒山荘(2,685m) 食事
11:29(11:10) 8合目(2,675m)
12:31-33(2")(12:00-05) 木曽駒ヶ岳(2,956m) 写真タイムのみ
12:58(12:50) 宝剣山荘(2,865m)
13:52(13:30) 濃ヶ池(2,655m)
14:05 8合目(2,675m)
14:10-19(9") 2,665mポイントで食事
(14:00-05 西駒山荘(2,685m))
14:06 将棊頭山(2,730m)
15:10 胸突の頭(2,585m)
16:07(15:10) 大樽小屋(1,995m)
16:13 馬返し(1,905m)
17:27(15:40) 展望台野田場(1,770m)
17:02(16:20) 桂木場登山口(1,270m)
17:12-16(16:30-35) 通行止め(1,155m)
( 18:10(17:50) 自宅 )
Door to Door:12'27"(12'10") 登行時間:10'19"(9'30")
延標高差:4,412(4,302)m 速度:428(453)m/h 登行距離:23.2km
休憩:24"(15") 対コースタイム:88(81)%? 万歩計:49,000歩
天候 快晴のち曇り
過去天気図(気象庁) 2014年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
桂小場登山口手前(標高1,180m)で通行止め
10台弱駐車可能
コース状況/
危険箇所等
信大コースは河原からの取付点が分かりにくい
桂小場登山口手前に信大演習林事務所
2014年09月23日 07:00撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
9/23 7:00
桂小場登山口手前に信大演習林事務所
桂小場登山口にあるあずま屋の中に登山ポスト
2014年09月23日 07:03撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
9/23 7:03
桂小場登山口にあるあずま屋の中に登山ポスト
案内図
2014年09月23日 07:03撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
1
9/23 7:03
案内図
桂小場登山口:下山でここに下りてくる
行きは、更に県道終点まで登る
2014年09月23日 07:03撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
9/23 7:03
桂小場登山口:下山でここに下りてくる
行きは、更に県道終点まで登る
1回目の渡渉:しかし、河原左側を歩き渡渉不要
2014年09月23日 07:19撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
9/23 7:19
1回目の渡渉:しかし、河原左側を歩き渡渉不要
第1渡渉後、地図上の登山道に行くための藪漕ぎ
2014年09月23日 07:19撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
9/23 7:19
第1渡渉後、地図上の登山道に行くための藪漕ぎ
第2渡渉後の河原、前に新設の堰堤(2万5000分の1の地図は記載されていない)
2014年09月23日 07:26撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
9/23 7:26
第2渡渉後の河原、前に新設の堰堤(2万5000分の1の地図は記載されていない)
堰堤手前に地図上の登山道。しかし、その道は崩れ河原に
2014年09月23日 07:31撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
9/23 7:31
堰堤手前に地図上の登山道。しかし、その道は崩れ河原に
堰堤には立派な階段。上が昔の登山道位置。更に10m以上堰堤の階段を上る
2014年09月23日 07:32撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
1
9/23 7:32
堰堤には立派な階段。上が昔の登山道位置。更に10m以上堰堤の階段を上る
第3の渡渉後、登山道への取付点が不明。左岸(向かって右側)に取付くと登山道、更に行くとこの道標あり
2014年09月23日 07:53撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
9/23 7:53
第3の渡渉後、登山道への取付点が不明。左岸(向かって右側)に取付くと登山道、更に行くとこの道標あり
つづら折りの木洩れ日の中を歩く。道もよく爽やかで気持ちがよい
2014年09月23日 08:18撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
2
9/23 8:18
つづら折りの木洩れ日の中を歩く。道もよく爽やかで気持ちがよい
秋の快晴をバックにダケカンバ
2014年09月23日 08:43撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
1
9/23 8:43
秋の快晴をバックにダケカンバ
しらべ平:せせらぎの音が聞こえ、何とすてきな名前をつけたのかと思っていたら、尾根道の木に「シラベ、モミ科」の名札が。がっかり。
2014年09月23日 09:00撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
9/23 9:00
しらべ平:せせらぎの音が聞こえ、何とすてきな名前をつけたのかと思っていたら、尾根道の木に「シラベ、モミ科」の名札が。がっかり。
しらべ平小屋
2014年09月23日 09:00撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
9/23 9:00
しらべ平小屋
ようやく尾根道の分岐点に到着。
2014年09月23日 09:22撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
9/23 9:22
ようやく尾根道の分岐点に到着。
津島神社:ヒカリゴケは分からず
2014年09月23日 09:58撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
9/23 9:58
津島神社:ヒカリゴケは分からず
同じく津島神社の道標
2014年09月23日 09:59撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
9/23 9:59
同じく津島神社の道標
胸突ノ頭:数分歩くと視界が開ける
2014年09月23日 10:23撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
1
9/23 10:23
胸突ノ頭:数分歩くと視界が開ける
目の前に御嶽山
2014年09月23日 10:28撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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9/23 10:28
目の前に御嶽山
2014年09月23日 10:28撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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9/23 10:28
2014年09月23日 10:29撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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2014年09月23日 10:29撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
9/23 10:29
2014年09月23日 10:29撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
9/23 10:29
茶臼山:左の尾根を下れば木曽駒高原スキー場に下れるようだ
2014年09月23日 10:29撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
2
9/23 10:29
茶臼山:左の尾根を下れば木曽駒高原スキー場に下れるようだ
行者岩:地図では茶臼山方面にあるが
2014年09月23日 10:30撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
1
9/23 10:30
行者岩:地図では茶臼山方面にあるが
伊那盆地の奥に八ヶ岳連峰と左蓼科山
2014年09月23日 10:35撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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9/23 10:35
伊那盆地の奥に八ヶ岳連峰と左蓼科山
甲斐駒ヶ岳と鋸岳
2014年09月23日 10:36撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
1
9/23 10:36
甲斐駒ヶ岳と鋸岳
ナナカマドが紅葉:足元ではチングルマ等の高山植物も真紅に色づいている
2014年09月23日 10:37撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
9/23 10:37
ナナカマドが紅葉:足元ではチングルマ等の高山植物も真紅に色づいている
西駒山荘:8月1日にリニューアル。伊那市民、有志らがブロックを運んだ記事を読んだ。
2014年09月23日 10:51撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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9/23 10:51
西駒山荘:8月1日にリニューアル。伊那市民、有志らがブロックを運んだ記事を読んだ。
伊那前岳と中岳の間に宝剣岳
2014年09月23日 11:09撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
1
9/23 11:09
伊那前岳と中岳の間に宝剣岳
木曽駒ヶ岳の雄姿:まだまだ距離がある。手前の馬ノ背を行く
2014年09月23日 11:09撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
3
9/23 11:09
木曽駒ヶ岳の雄姿:まだまだ距離がある。手前の馬ノ背を行く
乗鞍岳と笠ヶ岳が見える:山頂では人が多く北アルプスを撮るのを忘れたため北の写真はこれのみ
2014年09月23日 11:09撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
2
9/23 11:09
乗鞍岳と笠ヶ岳が見える:山頂では人が多く北アルプスを撮るのを忘れたため北の写真はこれのみ
八ヶ岳から甲斐駒、仙丈、北岳、間ノ岳(農鳥も見えるか)
2014年09月23日 11:10撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
2
9/23 11:10
八ヶ岳から甲斐駒、仙丈、北岳、間ノ岳(農鳥も見えるか)
アップ:甲斐駒、仙丈、北岳がはっきり見える
2014年09月23日 11:10撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
2
9/23 11:10
アップ:甲斐駒、仙丈、北岳がはっきり見える
農鳥、伊那荒倉岳の右に富士山が。中央右に塩見岳、右端が荒川岳
2014年09月23日 11:10撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
3
9/23 11:10
農鳥、伊那荒倉岳の右に富士山が。中央右に塩見岳、右端が荒川岳
大正2年に学校登山で高等小学校の先生、生徒らが亡くなった記念碑
2014年09月23日 11:13撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
2
9/23 11:13
大正2年に学校登山で高等小学校の先生、生徒らが亡くなった記念碑
同左
2014年09月23日 11:13撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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9/23 11:13
同左
馬の背から濃ヶ池を望む
2014年09月23日 11:42撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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9/23 11:42
馬の背から濃ヶ池を望む
宝剣岳が近くなった。左に南駒、空木岳が見える
2014年09月23日 12:12撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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宝剣岳が近くなった。左に南駒、空木岳が見える
木曽駒ヶ岳:デンと構えた姿は王者の貫録
2014年09月23日 12:16撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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9/23 12:16
木曽駒ヶ岳:デンと構えた姿は王者の貫録
山頂の祠
2014年09月23日 12:29撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
9/23 12:29
山頂の祠
山頂:奥は三ノ沢岳。2年前にあそこまで足を伸ばした
2014年09月23日 12:30撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
9/23 12:30
山頂:奥は三ノ沢岳。2年前にあそこまで足を伸ばした
山頂は流石に賑わっていた。昼食も取らずに早々に下山。
2014年09月23日 12:30撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
2
9/23 12:30
山頂は流石に賑わっていた。昼食も取らずに早々に下山。
山頂からの位置関係で行くと左端が檜尾岳で空木岳、雲の中奥に南駒、手前熊沢岳になるはず。しかし、中央手前の山が分からない
2014年09月23日 12:31撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
9/23 12:31
山頂からの位置関係で行くと左端が檜尾岳で空木岳、雲の中奥に南駒、手前熊沢岳になるはず。しかし、中央手前の山が分からない
宝剣岳:今日は渋滞になっていそうなので行くのを止める
2014年09月23日 12:31撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
9/23 12:31
宝剣岳:今日は渋滞になっていそうなので行くのを止める
宝剣山荘から駒飼の池に向かうと登山者は殆どいなくなる。振り返って撮影
2014年09月23日 13:14撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
1
9/23 13:14
宝剣山荘から駒飼の池に向かうと登山者は殆どいなくなる。振り返って撮影
シラタマノキが咲いていた?実かな
2014年09月23日 13:42撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
1
9/23 13:42
シラタマノキが咲いていた?実かな
山容が素晴らしい
2014年09月23日 13:47撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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9/23 13:47
山容が素晴らしい
同じく。高い割に緑が多い
2014年09月23日 13:48撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
9/23 13:48
同じく。高い割に緑が多い
濃ヶ池
2014年09月23日 13:49撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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9/23 13:49
濃ヶ池
標識
2014年09月23日 13:49撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
9/23 13:49
標識
周りの景色とのコントラストがよい
2014年09月23日 13:51撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
1
9/23 13:51
周りの景色とのコントラストがよい
真紅に染まったナナカマド。奥に奇岩が顔を出す
2014年09月23日 13:57撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
4
9/23 13:57
真紅に染まったナナカマド。奥に奇岩が顔を出す
天水岩:尾根から将棊頭山に向かってすぐ
2014年09月23日 14:39撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
9/23 14:39
天水岩:尾根から将棊頭山に向かってすぐ
将棊頭山:GPSでは尾根道添いにある山になっていたが。帰りは西駒山荘を寄らず稜線添いに
2014年09月23日 14:45撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
9/23 14:45
将棊頭山:GPSでは尾根道添いにある山になっていたが。帰りは西駒山荘を寄らず稜線添いに
将棊頭山山頂から西駒山荘を見下ろす
2014年09月23日 14:46撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
9/23 14:46
将棊頭山山頂から西駒山荘を見下ろす
何処にあったか思い出せない
2014年09月23日 15:07撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
9/23 15:07
何処にあったか思い出せない
大樽避難小屋
2014年09月23日 15:56撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
9/23 15:56
大樽避難小屋
奈良井川の源流か。奈良井宿を通って塩尻、松本に流れ安曇野市との市境で梓川と合流、犀川になるまでの川名であるが
2014年09月23日 16:04撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
9/23 16:04
奈良井川の源流か。奈良井宿を通って塩尻、松本に流れ安曇野市との市境で梓川と合流、犀川になるまでの川名であるが
昔はここまで馬が登って来たのか。確かにここから桂小場までの道は非常に歩きやすい、勾配も緩やかで一定している(権兵衛峠からの道もよいのかも)。
2014年09月23日 16:13撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
9/23 16:13
昔はここまで馬が登って来たのか。確かにここから桂小場までの道は非常に歩きやすい、勾配も緩やかで一定している(権兵衛峠からの道もよいのかも)。

装備

個人装備
ヘッドランプ 予備電池 1/25 000地形図 ガイド地図 コンパス 筆記具 保険証 飲料 ティッシュ 救急品 ヘルメット 手拭 携帯電話 計画書 雨具上下 ストック 非常食 ザック カメラ GPS ツウェルト 食料 靴(軽登山靴) 手袋(指なし革手袋 ゴアテックス) 食器 ガスバーナー ガス

感想

桂小場登山口まで行けないことは、伊那市の通行規制の情報で分かっていた。900m程手前で通行止めのゲートあり。既に車が3台駐車していた。
台風の雨の影響で大きな石が川に。桂小場に最も近い橋が通行禁止に。
行きは信大コース、迷いやすいとの情報で予め渡渉ポイントをGPSにインプット。
しかし、最初から狂う。県道の終点を更に進むと堰堤の上に。第1渡渉ポイントは堰堤下。構わず、上を渡渉。石伝いに行くが1カ所足首より上に水。
登山道は左岸の上なので藪漕ぎ。すぐに登山道に、しかし、すぐまた河原に戻る。2回目の渡渉。これなら、渡渉せずに左側(右岸)の河原を真直ぐ行けばよかった。地図を確認して河原を行くと目の前に巨大な堰堤。新しく地図に載っていない。左に巻道があるはずと探すと登山道らいい道があり進むと廃道でまた河原に落ちている。堰堤まで行くと左に階段。登ったところが以前登山道だったところか。更に階段で巨大な堰堤の上まで。そこから緩やかに堰堤上の河原。3回目の渡渉ポイント、登山道への取付きを探すがよく分からない。渡れるところで渡渉。取付が分からず進む。
大きな岩の岸壁が迫ってくる。水際を通りそこから取付く。すぐに登山道を見つける。(後で地図で確認すると地図上の登山道はもっと手前から山を登る。)しかし、少し行くと登山道の道標あり。
ここで早とちり。新しい下山道と勘違いして沢沿いに進み間違いに気付き戻る。この新しい道は整備されており歩きやすい。
途中右に行く道があったのは旧道に行く道か。
大正2年の遭難では記憶は定かでないが信大コースでも数名の先生、生徒が必死に帰還しようとしたが尽きたようだった。沢の方に下った人もいたので旧道か。標高1,850m近くでしらべ平小屋が突然現れる。
更に数分登ると尾根に出る。ここで旧道と合流。まだまだ尾根の登山道までは長い。これ以降は間違えるところがないので手短に。
しかし、下りの道(信大コース分岐点-馬返し-桂小場)は素晴らしくよい登山道で非常に歩きやすかった。
胸突の頭を過ぎると尾根に出て眺望が。目の前に御嶽山。
ここから稜線コースと西駒山荘コースに分かれる。
8月にリニュアルした西駒山荘に向かう。西駒山荘前では遭難時は屋根のない岩室で暴風雨に苛まれた往時を偲ぶ。ようやく食事と水補給。
ここまで誰一人と会わず。
これからは標高差は大したことはないがまだまだ遠い。15分弱で「聖職の碑」37名を亡くした遭難記念碑に。冥福を祈る。
その後、馬の背を行くがようやく下山(周回)する登山者とすれ違う。女性が多い。予定より30分遅れて山頂に到着。流石に人が多い。
食事をする予定だったがカメラタイムのみで下山。
中岳経由で宝剣山荘へ。下りは早い。まだ余力はありそう。
宝剣岳っまで行こうかと頭をよぎったが山頂は恐らく渋滞していそうなので断念。早々に下る。
広々としたカールを下るのかと思ったが、駒飼ノ池以降は急斜面、トラバースの連続でゆったりした雰囲気はなかった。分岐点あたりで道を間違えている女性2名に声をかける。
千畳敷駅から来た人で周回コースを選んだ人は意外なアルバイトで苦戦している様子。5万分の1のコースタイムも厳しいように思われる。
GPSでは将棊頭山の位置が違う。将棊頭山に行くため稜線コースを選択。
迷い易いとのことであったがピンクリボンが頻繁にあるので分かりやすい。しかし、ハエマツで道が隠れていたり、トラバースから上に登ったりするので分かりにくいと感じる人はいるかもしれない。
今回も予定より50分近く遅れた。もっと余裕を持った計画にしなければいけない。
今回、大正2年に遭難してから101年。昨年、今年と新聞を賑わしていたので1度行ってみたいと考えていた。
この8月には新田次郎の次男、藤原正彦さんも西駒山荘まで登ったとのこと。この機会に新田次郎の「聖職の碑」を読み返そうと思ったが見当たらず、不確かな記憶を辿りながらの山行になった。

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