高瀬ダムから烏帽子岳へ、ここもオベリスク

2014年09月26日(金) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 9.9km
• 登り: 1,689m
• 下り: 1,689m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:41
• 休憩: 0:29
• 合計: 8:10

6:48 高瀬ダム
9:25 9:25 三角点
10:34 10:35 烏帽子小屋
10:51 10:55 前烏帽子岳
11:24 11:28 烏帽子岳
12:00 12:16 前烏帽子岳
12:26 12:30 烏帽子小屋
13:15 13:15 三角点
14:58 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

◎七倉から登山口の高瀬ダムへはタクシーを利用しました。(歩くと往路で1時間半ぐらいはかかるようです)1人での乗車は2200円、3人では一人700円でした。朝6時半にトンネルのゲートが開いて通行できるようになりますが、その前にタクシーが七倉山荘前に到着します。帰りはダムサイトに公衆電話があるので呼ぶことができます。18時頃までは呼ぶことができるようですが、高瀬ダム下車時に運転手さんに確認してください。

コース状況／危険箇所等

◎三大急登とか言われていますが、登山道は良く整備されてジグザグで登りやすく感じました。
◎露出している根っこなどは、濡れていると滑るので要注意です。
◎登山道の脇が垂直に近く切れ落ちている個所がありますので、十分気をつけて歩いてください。
◎烏帽子岳の岩峰もオベリスクと言われるようですが、危険ポイントです。鎖も設置されていますが、十分注意してください。最上部の岩へは登らない方が良いと思います。
◎砕けた白い花崗岩は、ザレ場になっていて滑ります。

写真

9/25 17:30

七倉山荘、ここがタクシー乗り場です

9/25 17:32

登山届提出場所。タクシーの運転手さんが「登山届は出されましたか?」と聞いてくれます

9/26 6:00

本物のポストを黄色に塗ったようです。このポストに入れました

9/26 6:03

真ん中のポッカリ開いた穴が七倉トンネルです。タクシーが向かいます

9/25 17:34

きれいな水洗トイレ、立派な建物でした

9/26 6:34

高瀬ダムはロックフィルダムで揚水式のダムだそうです。タクシーで走っているのでぶれました

9/26 6:39

高瀬ダムのダム湖です。水がきれいですね

9/26 6:41

ダムの案内図です。高さは黒部ダムに続いて、日本で2番目で発電量は黒部ダムの4倍とか...運転手さんが話好きな方でいい感じでした

9/26 6:46

ダムサイトの向こうは唐沢岳、幕岩のロックガーデンのようです

9/26 6:48

不動沢トンネル、ここを歩いて行きます

9/26 6:46

不動沢トンネル入口の上部に展望台があり、ダム湖の向こうに槍ヶ岳が見えるというのでズームしました

9/26 6:54

不動沢の吊り橋を渡ります。結構長いです

9/26 6:56

花崗岩の土砂が溜まるので、常に浚渫しているようです。土砂ですが、運転手さんの話では、脆いのでセメントの材料にもならず、付加価値は期待できないようです

9/26 6:58

此処の向こうに濁沢があります

9/26 7:04

目印はバッチリです

9/26 7:06

濁沢の丸太橋

9/26 7:06

上に板が張ってありますので、心配いりません

9/26 7:06

滝の轟音が聞こえました

9/26 7:11

濁沢の右岸からブナ立尾根に入ります

9/26 7:11

登山口の標識

9/26 7:12

烏帽子小屋〜12番までの表示があり、これを目標に歩けます

9/26 7:38

下の方はまだ紅葉は早いようです

9/26 7:52

ゴマナも終焉ですね

9/26 8:00

南沢岳方面でしょうか

9/26 8:09

ちらっと前烏帽子岳

9/26 8:42

マイヅルソウの実です

9/26 8:42

ゴゼンタチバナの実です

9/26 8:48

山の上は紅葉してそう

9/26 8:55

尾根道も上部は紅葉しています

9/26 9:05

前烏帽子、にせ烏帽子とか...烏帽子岳かな

9/26 9:18

白い花崗岩が崩れています。ここから濁沢のようです

9/26 9:20

ここの紅葉も見事

9/26 9:22

船窪山方面でしょうか

9/26 9:25

三角点に到着しました

9/26 9:34

狸岩の表示がありました

9/26 9:38

南沢岳・不動岳、白い部分の上部が南沢乗越のようです

9/26 9:43

花崗岩の山が少しづつ崩れているようですね

9/26 9:43

南沢岳

9/26 9:43

真ん中が烏帽子岳のようです

9/26 9:47

尾根の途中から見ると切れ落ちています。ぞ~つとしますね

9/26 9:57

きれい

9/26 9:59

きれい

9/26 10:23

七倉ダムのダム湖のようです

9/26 10:31

前烏帽子岳。偽烏帽子とか言ってますけど、堂々とした山に感じました。もっと適切な山名を付けてあげたいものです

9/26 10:34

烏帽子小屋に到着です

9/26 10:39

烏帽子岳へ向かいます

9/26 10:39

三ツ岳

9/26 10:51

前烏帽子、偽烏帽子とか...いう人も

9/26 10:57

烏帽子岳です、素晴らしい。ここの岩峰もオベリスクのようです

9/26 11:03

手前の白いのが雪渓のようにも見えますね。崩れた花崗岩です

9/26 11:04

南沢岳方面への分岐

9/26 11:06

白い花崗岩、緑のハイマツ、赤と黄色の紅葉と...なんとも言えません。スゴイ

9/26 11:10

近寄って見るのもまた良いです

9/26 11:18

烏帽子岳の頂上を目指します。鎖をしっかりと

9/26 11:22

白い岩

9/26 11:26

烏帽子岳の一番高い岩です。そんなに大きくはありません。畳を縦にしたぐらい

9/26 11:24

頭の部分に近寄りました

9/26 11:26

水晶岳方面でしょうか

9/26 11:27

三ツ岳から野口五郎岳方面

9/26 11:27

高瀬ダムが見えます

9/26 11:28

烏帽子岳山頂の標柱

9/26 11:52

何回見ても結構ですね

9/26 11:52

針ノ木・蓮華岳方面

9/26 12:01

烏帽子岳と南沢岳の間に、立山と剱岳が見えます

9/26 11:58

少しズームアップしました。剱岳の形もハッキリ

9/26 12:14

燕岳方面でしょうか

9/26 12:16

高瀬ダム、ダム湖の水がきれい

9/26 13:00

烏帽子岳も遠くになりました

9/26 13:13

シラタマノキです。膏薬の匂いがするんです

9/26 14:02

根っこを利用した階段、なかなか味があります

9/26 14:26

サラシナショウマ

9/26 14:41

12番、ブナ立尾根も着地点です

9/26 14:41

濁沢に戻りました

9/26 14:46

ヤマハハコががんばっていました

9/26 14:51

自分の影にビックリ...でした

9/26 14:54

不動沢トンネルの中です、閉所恐怖症の方はちょっと...です。

9/26 14:58

トンネルの先が見えました

9/26 15:00

不動沢トンネルを振り返って。ブナ立尾根と烏帽子岳、良い一日でした

撮影機器：

EXILIM Hi-ZOOM EX-H20G カシオ

感想

おぜさい

今年は地元群馬の谷川岳西黒尾根を始め、剱岳・早月尾根、甲斐駒ヶ岳・黒戸尾根と、急登といわれる山を登りました。
いずれも魅力のある山頂へと導いてくれる、登り甲斐のある尾根コースでした。

今回はもう一つ気になっていた尾根で、此処も急登で名高いといわれる北アルプスのブナ立尾根を登ってきました。
ブナ立尾根は急登ではあるものの登山道が良く整備されており、道もジグザグになっており登りやすいコースと感じました。
早月尾根や黒戸尾根に比べると、距離・標高差の関係もあり短い時間での往復が可能でした。

今回はブナ立尾根を登るのが第一の目的で、烏帽子岳のことは良く知りませんでした。しかし、前烏帽子から紅葉の衣を見に着けた烏帽子岳の岩峰を目の前にすると、その迫力に圧倒されました。
オベリスクと言われる花崗岩の岩峰に上がってみると、周囲の絶景に驚嘆しました。
花崗岩が崩れた雪渓を思わせる白い砂利、緑のハイマツ、黄や赤の紅葉と...これらを取り合わせた烏帽子岳、魅力ある山でした。