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Yamareco

記録ID: 532424
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

八ヶ岳【美濃戸口BS→硫黄岳→横岳→赤岳→美濃戸口BS】

2014年10月18日(土) 〜 2014年10月19日(日)
情報量の目安: S
都道府県 山梨県 長野県
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
11:59
距離
23.7km
登り
1,777m
下り
1,777m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
2:34
休憩
0:10
合計
2:44
距離 7.6km 登り 755m 下り 26m
11:14
49
12:03
12:05
2
12:07
12:13
5
12:18
12:20
98
13:58
2日目
山行
7:04
休憩
1:55
合計
8:59
距離 16.1km 登り 1,041m 下り 1,769m
7:08
73
8:21
8:26
17
8:43
8:46
13
8:59
15
9:14
9:28
23
9:51
25
10:16
10:18
5
10:30
10:36
2
10:38
10:41
3
10:44
10:47
9
10:56
10:57
8
11:05
3
11:08
11:23
29
11:52
11:54
3
11:57
12:06
3
12:09
12:49
4
12:53
12:57
1
12:58
12:59
50
13:49
13:54
83
15:17
15:19
4
15:23
44
16:07
0
16:07
ゴール地点
天候 10月18日→晴れ
10月19日→晴れ
過去天気図(気象庁) 2014年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
■アルピコ交通 美濃戸口線
http://www.alpico.co.jp/access/suwa/pdf/minotoguchi20140426.pdf
■写真1 - 美濃戸口BS
バスは余裕で全員着席の混み具合。
駐車場は、満車に近い状況でした。
2014年10月18日 11:13撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
10/18 11:13
■写真1 - 美濃戸口BS
バスは余裕で全員着席の混み具合。
駐車場は、満車に近い状況でした。
■写真2
今日は赤岳鉱泉までなので、紅葉を愛でながら歩きます。
1,600m帯が綺麗に色付き始めました。
2014年10月18日 11:28撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
2
10/18 11:28
■写真2
今日は赤岳鉱泉までなので、紅葉を愛でながら歩きます。
1,600m帯が綺麗に色付き始めました。
■写真3
渡渉すると、間もなく美濃戸山荘です。
さらに林道を1時間ほど歩かされます。
2014年10月18日 13:21撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
2
10/18 13:21
■写真3
渡渉すると、間もなく美濃戸山荘です。
さらに林道を1時間ほど歩かされます。
■写真4
赤岳鉱泉の利用なので北沢経由です。
とにかく木道が多い印象でした。
2014年10月18日 13:25撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10/18 13:25
■写真4
赤岳鉱泉の利用なので北沢経由です。
とにかく木道が多い印象でした。
■写真5
途中、沢の水が赤い流れがありました。
鉱泉からの湧き水なんだろうか。
2014年10月18日 13:41撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10/18 13:41
■写真5
途中、沢の水が赤い流れがありました。
鉱泉からの湧き水なんだろうか。
■写真6 - 赤岳鉱泉
サクっと到着です。
風呂はゆっくり浸かれそうに無いのでパスしました。
2014年10月18日 13:59撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10/18 13:59
■写真6 - 赤岳鉱泉
サクっと到着です。
風呂はゆっくり浸かれそうに無いのでパスしました。
■写真7 - 赤岳鉱泉
取り敢えずマムートジョッキで乾杯ですよね。
ちなみにウェアの上下もマムートですが。
2014年10月18日 14:25撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
2
10/18 14:25
■写真7 - 赤岳鉱泉
取り敢えずマムートジョッキで乾杯ですよね。
ちなみにウェアの上下もマムートですが。
■写真8 - 赤岳鉱泉
照明の弱いテーブルに通されてしまい、微妙な写り栄えに。
肉は柔らかくて美味しかったです。
2014年10月18日 17:36撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
10/18 17:36
■写真8 - 赤岳鉱泉
照明の弱いテーブルに通されてしまい、微妙な写り栄えに。
肉は柔らかくて美味しかったです。
■写真9 - 赤岳鉱泉
広い館内は個室が並んでいます。
ある程度の人数になると、こちらに通されるのかな。
2014年10月18日 20:28撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10/18 20:28
■写真9 - 赤岳鉱泉
広い館内は個室が並んでいます。
ある程度の人数になると、こちらに通されるのかな。
■写真10 - 赤岳鉱泉
お早うございます。2日目の朝です。
シンプルながら、鮭でなく鯖なのが意外なところ。
2014年10月19日 06:04撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10/19 6:04
■写真10 - 赤岳鉱泉
お早うございます。2日目の朝です。
シンプルながら、鮭でなく鯖なのが意外なところ。
■写真11
硫黄岳まで展望のない樹林帯を粛々と歩きます。
2,500m帯では普通に霜柱が出来上がっていました。
2014年10月19日 08:13撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10/19 8:13
■写真11
硫黄岳まで展望のない樹林帯を粛々と歩きます。
2,500m帯では普通に霜柱が出来上がっていました。
■写真12
まるで人工の壁のような縁取りの稜線。
要塞のようなシルエットを醸しています。
2014年10月19日 08:18撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
2
10/19 8:18
■写真12
まるで人工の壁のような縁取りの稜線。
要塞のようなシルエットを醸しています。
■写真13
お待ちかねだった赤岳の全貌を捉えます。
阿弥陀岳の存在感も、なかなかですね。
2014年10月19日 08:34撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
2
10/19 8:34
■写真13
お待ちかねだった赤岳の全貌を捉えます。
阿弥陀岳の存在感も、なかなかですね。
■写真13
振り返って北八ツ方面。
絨毯のように広がる樹林帯と、双耳の天狗岳など。
2014年10月19日 08:36撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
10/19 8:36
■写真13
振り返って北八ツ方面。
絨毯のように広がる樹林帯と、双耳の天狗岳など。
■写真14
突如として現れる火山だった頃の名残りの岩稜。
ここを起点に、一気に火山らしい様相に変貌します。
2014年10月19日 08:40撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
10/19 8:40
■写真14
突如として現れる火山だった頃の名残りの岩稜。
ここを起点に、一気に火山らしい様相に変貌します。
■写真15 - 硫黄岳
これが爆裂火口…初めて見ます。
思った以上のスケールに感激さえ覚えました。
2014年10月19日 08:46撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
2
10/19 8:46
■写真15 - 硫黄岳
これが爆裂火口…初めて見ます。
思った以上のスケールに感激さえ覚えました。
■写真16 - 硫黄岳
岩の上にイワヒバリ。いつものように。
爆裂火口の周辺を飛び交っていました。
2014年10月19日 08:51撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
10/19 8:51
■写真16 - 硫黄岳
岩の上にイワヒバリ。いつものように。
爆裂火口の周辺を飛び交っていました。
■写真17 - 硫黄岳
爆裂火口の外郭は、無愛想に終了します。
行き止まりの看板は倒れたまま。
2014年10月19日 08:53撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10/19 8:53
■写真17 - 硫黄岳
爆裂火口の外郭は、無愛想に終了します。
行き止まりの看板は倒れたまま。
■写真18 - 硫黄岳
行き止まり方面から爆裂火口。
こっちまで訪れる人は少ないようでした。
2014年10月19日 08:59撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
10/19 8:59
■写真18 - 硫黄岳
行き止まり方面から爆裂火口。
こっちまで訪れる人は少ないようでした。
■写真19
鞍部の硫黄岳山荘を登り返す最中に振り返って。
万里の長城よろしく岸壁が気になります。
2014年10月19日 09:41撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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10/19 9:41
■写真19
鞍部の硫黄岳山荘を登り返す最中に振り返って。
万里の長城よろしく岸壁が気になります。
■写真20
横岳南部の核心部。
岩稜を右に左に乗り越えながら進んでいきます。
2014年10月19日 10:03撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10/19 10:03
■写真20
横岳南部の核心部。
岩稜を右に左に乗り越えながら進んでいきます。
■写真21
大同心を登りきったPTでしょうか。
新田次郎氏「銀嶺の人」のオープニングを思い出します。
2014年10月19日 10:08撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
10/19 10:08
■写真21
大同心を登りきったPTでしょうか。
新田次郎氏「銀嶺の人」のオープニングを思い出します。
■写真22
一方こちらは、この程度の鎖場で緊張しっぱなしです。
鎖が完備されているので滑落の心配は少ないですが。
2014年10月19日 10:39撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10/19 10:39
■写真22
一方こちらは、この程度の鎖場で緊張しっぱなしです。
鎖が完備されているので滑落の心配は少ないですが。
■写真23
傍から見た以上にアップダウンのある稜線。
赤岳天望荘が見えているのに遠い…。
2014年10月19日 10:43撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
2
10/19 10:43
■写真23
傍から見た以上にアップダウンのある稜線。
赤岳天望荘が見えているのに遠い…。
■写真24 - 地蔵ノ頭
地蔵の見つめる先には、未だ噴煙を上げる御嶽山。
行方不明者が発見されるのを願うばかりです。
2014年10月19日 11:04撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
10/19 11:04
■写真24 - 地蔵ノ頭
地蔵の見つめる先には、未だ噴煙を上げる御嶽山。
行方不明者が発見されるのを願うばかりです。
■写真25
赤岳天望荘を越えたら、赤岳へのラストスパートです。
あまりにも急峻で、思わず四つん這いになりました。
2014年10月19日 11:30撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10/19 11:30
■写真25
赤岳天望荘を越えたら、赤岳へのラストスパートです。
あまりにも急峻で、思わず四つん這いになりました。
■写真26 - 赤岳
色々とありましたが登頂!
見上げれば深い青空。うまいことガスが流れてくれました。
2014年10月19日 11:57撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
2
10/19 11:57
■写真26 - 赤岳
色々とありましたが登頂!
見上げれば深い青空。うまいことガスが流れてくれました。
■写真27 - 赤岳
南部の彼方には雲隠れした富士山。
冠雪を纏い、富士山らしくなりました。
2014年10月19日 11:58撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10/19 11:58
■写真27 - 赤岳
南部の彼方には雲隠れした富士山。
冠雪を纏い、富士山らしくなりました。
■写真28 - 赤岳
西方は奥秩父方面。
麓の山が織り成すグラデーションが印象的です。
2014年10月19日 12:06撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
10/19 12:06
■写真28 - 赤岳
西方は奥秩父方面。
麓の山が織り成すグラデーションが印象的です。
■写真29 - 赤岳
山頂には赤嶽神社。
南峰は山頂標識、三角点、そして赤嶽神社と盛りだくさんです。
2014年10月19日 12:06撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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10/19 12:06
■写真29 - 赤岳
山頂には赤嶽神社。
南峰は山頂標識、三角点、そして赤嶽神社と盛りだくさんです。
■写真30 - 赤岳
北峰から望む北八ツ方面。
露岩の横岳の存在感が圧倒的です。
2014年10月19日 12:43撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
10/19 12:43
■写真30 - 赤岳
北峰から望む北八ツ方面。
露岩の横岳の存在感が圧倒的です。
■写真31
時間も押してきたので下山です。
いきなり核心部なので気を抜かぬように。
2014年10月19日 13:00撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10/19 13:00
■写真31
時間も押してきたので下山です。
いきなり核心部なので気を抜かぬように。
■写真32
中岳越しの阿弥陀岳。
鬼のような登り返しと、キレッキレの稜線が絶望的です。
2014年10月19日 13:11撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
3
10/19 13:11
■写真32
中岳越しの阿弥陀岳。
鬼のような登り返しと、キレッキレの稜線が絶望的です。
■写真33
何気に見たかったマムート階段。
そろそろ整備した方が良いのでは…グラつく段もあります。
2014年10月19日 13:16撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10/19 13:16
■写真33
何気に見たかったマムート階段。
そろそろ整備した方が良いのでは…グラつく段もあります。
■写真34 - 行者小屋
水場から見上げると、そこには圧巻の横岳。
改めて見ると岩々しい稜線です。
2014年10月19日 13:51撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
10/19 13:51
■写真34 - 行者小屋
水場から見上げると、そこには圧巻の横岳。
改めて見ると岩々しい稜線です。
■写真35 - 行者小屋
そして赤岳も阿弥陀岳も望めるロケーションでした。
いい立地にある山小屋ですね。
2014年10月19日 13:53撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10/19 13:53
■写真35 - 行者小屋
そして赤岳も阿弥陀岳も望めるロケーションでした。
いい立地にある山小屋ですね。
■写真36
帰りは南沢を下ります。
基本的に勾配が緩く歩きやすい道でした。
2014年10月19日 14:08撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10/19 14:08
■写真36
帰りは南沢を下ります。
基本的に勾配が緩く歩きやすい道でした。
■写真37 - 美濃戸山荘
北沢、南沢の分岐点まで戻ってきて一周です。
ここから赤岳山荘まで、まだ小一時間ほど歩きますが。
2014年10月19日 15:15撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10/19 15:15
■写真37 - 美濃戸山荘
北沢、南沢の分岐点まで戻ってきて一周です。
ここから赤岳山荘まで、まだ小一時間ほど歩きますが。
■写真38
林道歩きの途中、目を惹いた紅さの枝振り。
この季節なら林道歩きも悪くないかも知れません。
2014年10月19日 15:29撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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10/19 15:29
■写真38
林道歩きの途中、目を惹いた紅さの枝振り。
この季節なら林道歩きも悪くないかも知れません。
■写真39 - 美濃戸口BS
2,899mから一気に下ってきました。
足腰に来るので、途中で休み休みが良いと思います。
2014年10月19日 16:07撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10/19 16:07
■写真39 - 美濃戸口BS
2,899mから一気に下ってきました。
足腰に来るので、途中で休み休みが良いと思います。
■写真40 - 美濃戸口BS
2日目も無事に終了したので乾杯です。
終バスも混雑することはありませんでした。
2014年10月19日 16:12撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
3
10/19 16:12
■写真40 - 美濃戸口BS
2日目も無事に終了したので乾杯です。
終バスも混雑することはありませんでした。
撮影機器:

感想

◼︎美濃戸口BS→赤岳鉱泉
1日目は赤岳鉱泉までなので、11時到着のバスで余裕です。
マイカー組は赤岳山荘まで入って行けますが、バス組は八ヶ岳山荘から粛々と歩きます。

林道は堰堤広場までショートカットが幾つかありますが、使わなくても大差は無いです。
沢筋に無数の橋が架けられた北沢を詰めると、名物のアイスキャンディー…の骨組みが見えてきます。

赤岳鉱泉と言えばステーキとお風呂ですよね。
八ヶ岳は個性を打ち出した山小屋が多くて魅力的です。

ただ、風呂は狭く混み合いそうなので使いませんでした。
14時頃に着けたら、待たずに新しいお湯に浸かれそうです。

夕食の時間まで暇なので酒盛りタイムです。
最初は外で飲んでいましたが、夕暮れ時は寒くなり談話室に移動です。

17:30からの一回戦をゲットした夕食は待望のステーキ。柔らかくてウマウマです。
更にはテーブルに同席した夫婦から白ワインを頂き、談笑させて頂きました。

消灯は21:00と遅かったので、食後は同じ大部屋の方々と談笑しました。
食堂では何やらセミナーがあったようで、多数の方々が参加していたようです。


◼︎赤岳鉱泉→硫黄岳→赤岳→行者小屋→美濃戸口BS
6:00からの朝食を摂り、ゆるゆると出発です。
朝の気温は0℃。序盤はジャケットが必要ですね。

稜線をどっちから歩くか悩みますが、結局は硫黄岳からにします。
鎖場が多いので、稜線の山小屋に宿泊組との離合回避を狙いました。

まずは樹林帯の中を黙々と歩きますが、赤岩の頭から視界が開けて稜線が一望できます。
特に1日目は展望ゼロだっただけに、真っ青な空と南北八ヶ岳の展望は感動ですよ。

思惑通り稜線の小屋泊組とは硫黄岳で擦れ違いました。横岳だとキツかったですね。
爆裂火口沿いに歩ける道がありますが、行止りまで行っても何もありませんでした。

硫黄岳山荘で小休止し、台座ノ頭から核心部に入っていきます。
横岳周辺は鎖場と梯子だらけなので、呼吸を整えながら通過したいところ。

流石に一般登山道なので、整備は行き届いています。
鎖を頼りに歩けば何とかなりますが、鎖に対して慣れが無いとキツいかもです。

赤岳天望荘から挑む赤岳は想像以上の勾配でした。
坂というより岩登りですね。中盤は四つん這いになった方が安全です。

山頂部は赤岳頂上山荘がある北峰と、三角点のある南峰の構成です。
南峰はそんなに広くないので、赤岳頂上山荘まで戻ってランチにしました。

下山は文三郎尾根を選びます。地蔵尾根の方が楽っぽいですが、戻るのが面倒で…。
南峰の西部も難易度は高くないものの鎖場だらけなので、慎重に攻略します。

二回目のキレット・権現岳への分岐に辿り着くと、核心部は終了です。
あとは多様な階段を駆使して行者小屋へと至ります。

基本的に、その時の行程で同じ道は極力使いたくないので、帰りは南沢を経由します。
下るほどに勾配が増す珍しいルートですが、快適に歩ける緩い範囲内だと思います。

美濃戸山荘から先は、残念ながら往路と同じ道を歩きます。
マイカーが通りすがりに土煙を置いていってくれるので、鼻と口は覆った方がいいですね。

美濃戸口の八ヶ岳山荘は日帰り入浴も可らしいですが、時間に余裕がなくパスです。
その代わりの生ビールで、初めての八ヶ岳を締め括りました。

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訪問者数:696人

コメント

ご無沙汰です!
仕事岳からゆっくりと下山中のmasabowwです

昨夏に負けず劣らず今夏もイイ山旅しましたねぇ
今年は天候不順と言われていましたが、どの山旅も
天候に恵まれたようで良かったですね

北アは裏銀座、常念山脈、後立山連峰ときたので
来夏はいよいよ北ア主脈へ出陣でしょうか?
楽しみが尽きませんね

初めての八ヶ岳、お疲れさまでした
2014/10/22 4:26
Re: ご無沙汰です!
ご無沙汰しております。SuSEです
あまり山に登られてないのは、きっと仕事がお忙しいからなのだろうと思っていました。
お身体ご自愛くださいませ。

今年の天候不順は厳しかったですねぇ・・・。
身軽さを活かして、丹沢とアルプスを使い分けながら乗り切った感がします

そう言えば北ア主脈に行ったことが無いですね 槍穂は眺望するばかりで。
あそこいつも混んでるので、なかなか食指が動かないんですよねぇ。
穂先ピストンだけでン時間とか聞いてしまうと、ちょっと躊躇うものがあります。

来夏も未踏エリアを攻めていくつもりです。
今年、行きそびれた計画がたくさん残っているので、楽しみは尽きませんよ
masabowwさんも早く平穏な日々に戻れたら良いですね。
2014/10/23 0:03
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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