金山〜焼山〜火打岳(笹ヶ峰より周回)
- GPS
- 32:01
- 距離
- 31.6km
- 登り
- 2,401m
- 下り
- 2,397m
コースタイム
- 山行
- 7:20
- 休憩
- 1:17
- 合計
- 8:37
- 山行
- 7:10
- 休憩
- 0:53
- 合計
- 8:03
5/19 泊岩5:24〜6:56焼山〜9:37火打岳9:49〜11:01高谷池ヒュッテ11:18〜13:21笹ヶ峰
※時計での記録です。
天候 | 10/18 晴れ 10/19 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2014年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
笹ヶ峰登山口駐車場に30台位 道路向かいのキャンプ場に100台以上の駐車場有ります |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは登山口にあります。トイレはどちらの駐車場にも有ります。 笹ヶ峰駐車場〜杉野沢橋〜富士見峠〜泊岩 杉野沢橋まで林道歩きです。杉野沢橋の両側にも駐車スペースあります。 沢の右岸に作業道があり砂防堤にぶつかります。直登のタラップありますが左側から巻けます。ここから登山道になります。 富士見峠まで踏み跡はついてますが、そう多くの登山者は入ってません。ポイントにはピンクのテープがあります。 沢の渡渉が4〜5箇所ほどあります。水際に滑りやすいところが有りますので注意必要です。 標高1600付近の右から入る沢が最後の水場となります。泊まる方は給水お忘れなく。泊岩下の沢は残雪期のみ可、枯れてます。 泊岩〜金山 笹の尾根道です。笹は刈られてます。展望良いです。 泊岩〜焼山〜火打岳 焼山山頂手前の岩場がこのコースの核心部です。10mほどの岩登りがあり、ロープが固定されてます。下にお釜があり、やや高度感が有ります。雪や氷がつくと厄介かも。 焼山山頂付近は目印になるものが少なくガスや新雪で踏み跡が見えないとわかりづらいかと思います。水蒸気が上がり硫黄の匂いがします。 山頂から最低鞍部まで一気に400m以上高度を下げます。鞍部はなだらかな潅木帯で す。地形の関係でしょうか、この辺で水蒸気噴出の轟音が聞こえて不気味です。 鞍部から影火打〜火打岳へとひたすらの登り。かなり急ですが踏み跡はしっかりしてます。 火打岳〜高谷池〜笹ヶ峰 木道が設置され観光地のようです。危険箇所はありません。 焼岳の地獄の光景からすれば天国のようです。 |
写真
感想
数年前、この時期にブナタテ尾根から焼山をピストンして素晴らしい紅葉と泊岩での楽しい思い出があり、次回は周回で登ろうと思いました。今回はそれを実行しました。
杉野沢橋から先に入山した地元の方から
「途中であま〜い匂いがしただろう?熊の獣臭だよ」
と教えてもらいました。いやな予感。
先に行ったお二人の踏み跡は上部の雪道には残ってなかったのでおそらくキノコ採りに転じたようです。「地獄に行く」と言ってました。焼山のことのようです。
泊岩には御獄山の水蒸気爆発で発生した惨事を受けてヘルメットが設置してありました。つい最近のようです。自宅からヘルメットを持ってこようとして止めた経緯があり親切なのはありがたいのですが、不安感が募ります。
泊岩から計画通り金山をピストンしました。
雪の登山道に熊の踏み跡が続いており緊張しました。鈴を鳴らしながら周りを警戒して登りました。踏み跡は途中で消えました。
泊岩に戻る途中、二人の登山者に会いました。
一人は火打岳から日帰り周回して金山まで足を伸ばした方。早いです。
もう一人は杉野沢橋から焼山ピストンの方。
焼山の雪の状態が心配でしたが情報いただきました。安心しました。
泊岩で休んでいると同宿の方が来ました。
年配の単独の方です。燕温泉から妙高を超えて黒沢池でテント泊、火打〜焼山を超えて泊岩が二日目の宿です。翌日はブナタテ尾根か雨飾山経由で小谷温泉へ下るそうです。山談義して楽しい宿をすごせました。
翌日、焼山は快晴。
山頂では水蒸気の立ち上る煙と硫黄臭がしました。
遠くには御嶽山の噴煙もかすかに見えます。手を合わせ写真を撮るとそそくさと下山。最低鞍部まで来ると水蒸気の噴出する音がゴーと鳴るのが聞こえました。不気味に聞こえます。ここで高谷池からピストンの単独の方と会いました。途中、出会ったのはこの方だけでした。
火打岳山頂まで来ると大勢の登山者がくつろいでみえました。
焼山の雰囲気とは別の世界です。地獄から天国に来た気分です。
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