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Yamareco

記録ID: 533980
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
妙高・戸隠・雨飾

金山〜焼山〜火打岳(笹ヶ峰より周回)

2014年10月18日(土) 〜 2014年10月19日(日)
 - 拍手
体力度
8
2〜3泊以上が適当
GPS
32:01
距離
31.6km
登り
2,401m
下り
2,397m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
7:20
休憩
1:17
合計
8:37
5:25
8
5:33
5:33
32
6:05
6:08
12
6:20
6:21
230
10:11
10:17
8
10:25
11:11
8
11:19
11:21
69
12:30
12:47
61
13:48
13:48
6
13:54
13:56
6
14:02
宿泊地
2日目
山行
7:10
休憩
0:53
合計
8:03
5:18
90
宿泊地
6:48
7:02
41
7:43
7:44
89
9:13
9:14
24
9:38
9:49
24
10:13
10:17
27
10:44
10:44
15
10:59
11:18
38
11:56
11:56
44
12:40
12:41
37
13:18
13:20
1
13:21
ゴール地点
5/18 笹ヶ峰5:22〜10:18富士見峠〜10:30泊岩(デポ)〜12:30金山12:47〜14:00泊岩(泊)
5/19 泊岩5:24〜6:56焼山〜9:37火打岳9:49〜11:01高谷池ヒュッテ11:18〜13:21笹ヶ峰
※時計での記録です。
天候 10/18 晴れ
10/19 晴れ
過去天気図(気象庁) 2014年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
上信越道・妙高高原ICより40分位
笹ヶ峰登山口駐車場に30台位
道路向かいのキャンプ場に100台以上の駐車場有ります
コース状況/
危険箇所等
登山ポストは登山口にあります。トイレはどちらの駐車場にも有ります。

笹ヶ峰駐車場〜杉野沢橋〜富士見峠〜泊岩
杉野沢橋まで林道歩きです。杉野沢橋の両側にも駐車スペースあります。
沢の右岸に作業道があり砂防堤にぶつかります。直登のタラップありますが左側から巻けます。ここから登山道になります。
富士見峠まで踏み跡はついてますが、そう多くの登山者は入ってません。ポイントにはピンクのテープがあります。
沢の渡渉が4〜5箇所ほどあります。水際に滑りやすいところが有りますので注意必要です。
標高1600付近の右から入る沢が最後の水場となります。泊まる方は給水お忘れなく。泊岩下の沢は残雪期のみ可、枯れてます。

泊岩〜金山
笹の尾根道です。笹は刈られてます。展望良いです。

泊岩〜焼山〜火打岳
焼山山頂手前の岩場がこのコースの核心部です。10mほどの岩登りがあり、ロープが固定されてます。下にお釜があり、やや高度感が有ります。雪や氷がつくと厄介かも。
焼山山頂付近は目印になるものが少なくガスや新雪で踏み跡が見えないとわかりづらいかと思います。水蒸気が上がり硫黄の匂いがします。
山頂から最低鞍部まで一気に400m以上高度を下げます。鞍部はなだらかな潅木帯で
す。地形の関係でしょうか、この辺で水蒸気噴出の轟音が聞こえて不気味です。
鞍部から影火打〜火打岳へとひたすらの登り。かなり急ですが踏み跡はしっかりしてます。

火打岳〜高谷池〜笹ヶ峰
木道が設置され観光地のようです。危険箇所はありません。
焼岳の地獄の光景からすれば天国のようです。





杉野沢橋
笹ヶ峰からここまで林道歩き
2014年10月18日 06:08撮影 by  E-PL5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/18 6:08
杉野沢橋
笹ヶ峰からここまで林道歩き
この先は通行止めです
雨飾山方面へは抜けられません
ここから沢沿いに進みます
標識はありません
2014年10月18日 06:09撮影 by  E-PL5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/18 6:09
この先は通行止めです
雨飾山方面へは抜けられません
ここから沢沿いに進みます
標識はありません
砂防堤
タラップの直登もできます(反対側にもあります)
かつては左側の巻き道は無かったそうです
2014年10月18日 06:22撮影 by  E-PL5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/18 6:22
砂防堤
タラップの直登もできます(反対側にもあります)
かつては左側の巻き道は無かったそうです
沢の渡渉が4〜5箇所あります
最初の渡渉です、これが一番簡単な場所
ピンクのテープで導いてます
2014年10月18日 06:27撮影 by  E-PL5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/18 6:27
沢の渡渉が4〜5箇所あります
最初の渡渉です、これが一番簡単な場所
ピンクのテープで導いてます
焼山が見えた
昨日雪が降ったようだ
2014年10月18日 07:42撮影 by  E-PL5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
10/18 7:42
焼山が見えた
昨日雪が降ったようだ
1600m付近の最終水場
ここから沢を離れる
2014年10月18日 08:45撮影 by  E-PL5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/18 8:45
1600m付近の最終水場
ここから沢を離れる
富士見峠手前付近
登山道にも雪がついてきた
2014年10月18日 10:06撮影 by  E-PL5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/18 10:06
富士見峠手前付近
登山道にも雪がついてきた
富士見峠付近で焼山を見上げる
しっかり雪がついてる
2014年10月18日 10:14撮影 by  E-PL5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
10/18 10:14
富士見峠付近で焼山を見上げる
しっかり雪がついてる
富士見峠
手前の巻道が崩れて直登ルートが作られてました
2014年10月18日 10:20撮影 by  E-PL5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/18 10:20
富士見峠
手前の巻道が崩れて直登ルートが作られてました
泊岩のヘルメット
水蒸気爆発に備えて10月に設置されたばかり
2014年10月18日 10:38撮影 by  E-PL5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
10/18 10:38
泊岩のヘルメット
水蒸気爆発に備えて10月に設置されたばかり
泊岩の入口
岩屋を小屋掛けした避難小屋です
2014年10月18日 10:39撮影 by  E-PL5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/18 10:39
泊岩の入口
岩屋を小屋掛けした避難小屋です
小屋内部
発泡スチロールのブロックにブルーシート
質素ですが大変助かります
2014年10月18日 10:40撮影 by  E-PL5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
10/18 10:40
小屋内部
発泡スチロールのブロックにブルーシート
質素ですが大変助かります
金山への登山道で
熊の足跡が登山道を登ってました
途中で無くなりました
2014年10月18日 11:49撮影 by  E-PL5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/18 11:49
金山への登山道で
熊の足跡が登山道を登ってました
途中で無くなりました
金山山頂
2014年10月18日 12:33撮影 by  E-PL5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
10/18 12:33
金山山頂
焼山と火打岳
笹の尾根が金山への登山道
2014年10月18日 13:06撮影 by  E-PL5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
10/18 13:06
焼山と火打岳
笹の尾根が金山への登山道
泊岩へ戻る道
気温が上がって雪が溶けてきた
2014年10月18日 13:32撮影 by  E-PL5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
10/18 13:32
泊岩へ戻る道
気温が上がって雪が溶けてきた
海谷の向こうに糸魚川の街と日本海が見える
2014年10月18日 13:34撮影 by  E-PL5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/18 13:34
海谷の向こうに糸魚川の街と日本海が見える
翌朝
日の出前の金山と背後に白馬岳
2014年10月19日 06:01撮影 by  E-PL5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/19 6:01
翌朝
日の出前の金山と背後に白馬岳
焼山の登り
荒涼とした溶岩の踏み跡
テープで導いてくれる
2014年10月19日 06:01撮影 by  E-PL5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
10/19 6:01
焼山の登り
荒涼とした溶岩の踏み跡
テープで導いてくれる
金山に陽が射してきた
右に海谷の鋸岳
背後に後立山
2014年10月19日 06:20撮影 by  E-PL5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/19 6:20
金山に陽が射してきた
右に海谷の鋸岳
背後に後立山
火口湖
寒々としてます
2014年10月19日 06:31撮影 by  E-PL5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/19 6:31
火口湖
寒々としてます
核心部の岩場
日陰なので雪が残ってる
2014年10月19日 06:31撮影 by  E-PL5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/19 6:31
核心部の岩場
日陰なので雪が残ってる
岩場のフィックスロープ
2014年10月19日 06:36撮影 by  E-PL5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/19 6:36
岩場のフィックスロープ
焼山山頂方面
2014年10月19日 06:43撮影 by  E-PL5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/19 6:43
焼山山頂方面
高妻山〜黒姫山
うっすらと八ヶ岳
その横に富士山(見えるかな?)
2014年10月19日 06:54撮影 by  E-PL5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/19 6:54
高妻山〜黒姫山
うっすらと八ヶ岳
その横に富士山(見えるかな?)
焼山山頂
日本海が近くに見えます
2014年10月19日 06:58撮影 by  E-PL5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
10/19 6:58
焼山山頂
日本海が近くに見えます
向かいの火打岳
水蒸気が上がってます
硫黄の匂いがしました
2014年10月19日 07:00撮影 by  E-PL5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
10/19 7:00
向かいの火打岳
水蒸気が上がってます
硫黄の匂いがしました
遠くに槍〜穂高
その背後に御獄の噴煙が見えました
2014年10月19日 07:20撮影 by  E-PL5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
10/19 7:20
遠くに槍〜穂高
その背後に御獄の噴煙が見えました
最低鞍部付近より焼山を見上げる
山頂では聞こえなかった音がゴーと鳴ってました
2014年10月19日 07:51撮影 by  E-PL5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
10/19 7:51
最低鞍部付近より焼山を見上げる
山頂では聞こえなかった音がゴーと鳴ってました
火打側の登りで振り返る
1
火打側の登りで振り返る
背後に海谷
2014年10月19日 08:41撮影 by  E-PL5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
10/19 8:41
背後に海谷
足元を見れば
枯れ草に赤い実
なんだろう
2014年10月19日 09:18撮影 by  E-PL5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/19 9:18
足元を見れば
枯れ草に赤い実
なんだろう
影火打より火打岳
2014年10月19日 09:20撮影 by  E-PL5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
10/19 9:20
影火打より火打岳
火打岳山頂
地獄から天国に来た気分です
2014年10月19日 09:41撮影 by  E-PL5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/19 9:41
火打岳山頂
地獄から天国に来た気分です
山頂より
焼山〜後立山
2014年10月19日 09:43撮影 by  E-PL5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/19 9:43
山頂より
焼山〜後立山
山頂より
妙高山方面
2014年10月19日 09:51撮影 by  E-PL5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/19 9:51
山頂より
妙高山方面
山頂より
高妻山方面
2014年10月19日 09:51撮影 by  E-PL5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/19 9:51
山頂より
高妻山方面
高谷池へ下る
2014年10月19日 09:56撮影 by  E-PL5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
10/19 9:56
高谷池へ下る
高谷池の湿原と火打岳
2014年10月19日 10:43撮影 by  E-PL5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
10/19 10:43
高谷池の湿原と火打岳
木道
2車線有ります
2014年10月19日 10:50撮影 by  E-PL5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/19 10:50
木道
2車線有ります
高谷池より妙高山
2014年10月19日 10:52撮影 by  E-PL5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/19 10:52
高谷池より妙高山
高谷池ヒュッテ
妙高市営です
2014年10月19日 10:57撮影 by  E-PL5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
10/19 10:57
高谷池ヒュッテ
妙高市営です
下山の道
木道が続きます
2014年10月19日 12:47撮影 by  E-PL5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/19 12:47
下山の道
木道が続きます
なんとゴムの滑り止めがついてます
こんなの初めてです
2014年10月19日 12:54撮影 by  E-PL5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
10/19 12:54
なんとゴムの滑り止めがついてます
こんなの初めてです
笹ヶ峰付近
周回完了です
2014年10月19日 13:06撮影 by  E-PL5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
10/19 13:06
笹ヶ峰付近
周回完了です

感想

数年前、この時期にブナタテ尾根から焼山をピストンして素晴らしい紅葉と泊岩での楽しい思い出があり、次回は周回で登ろうと思いました。今回はそれを実行しました。

杉野沢橋から先に入山した地元の方から
「途中であま〜い匂いがしただろう?熊の獣臭だよ」
と教えてもらいました。いやな予感。
先に行ったお二人の踏み跡は上部の雪道には残ってなかったのでおそらくキノコ採りに転じたようです。「地獄に行く」と言ってました。焼山のことのようです。

泊岩には御獄山の水蒸気爆発で発生した惨事を受けてヘルメットが設置してありました。つい最近のようです。自宅からヘルメットを持ってこようとして止めた経緯があり親切なのはありがたいのですが、不安感が募ります。

泊岩から計画通り金山をピストンしました。
雪の登山道に熊の踏み跡が続いており緊張しました。鈴を鳴らしながら周りを警戒して登りました。踏み跡は途中で消えました。

泊岩に戻る途中、二人の登山者に会いました。
一人は火打岳から日帰り周回して金山まで足を伸ばした方。早いです。
もう一人は杉野沢橋から焼山ピストンの方。
焼山の雪の状態が心配でしたが情報いただきました。安心しました。

泊岩で休んでいると同宿の方が来ました。
年配の単独の方です。燕温泉から妙高を超えて黒沢池でテント泊、火打〜焼山を超えて泊岩が二日目の宿です。翌日はブナタテ尾根か雨飾山経由で小谷温泉へ下るそうです。山談義して楽しい宿をすごせました。

翌日、焼山は快晴。
山頂では水蒸気の立ち上る煙と硫黄臭がしました。
遠くには御嶽山の噴煙もかすかに見えます。手を合わせ写真を撮るとそそくさと下山。最低鞍部まで来ると水蒸気の噴出する音がゴーと鳴るのが聞こえました。不気味に聞こえます。ここで高谷池からピストンの単独の方と会いました。途中、出会ったのはこの方だけでした。

火打岳山頂まで来ると大勢の登山者がくつろいでみえました。
焼山の雰囲気とは別の世界です。地獄から天国に来た気分です。


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