大峯山奥駈道4泊6日
- GPS
- 101:30
- 距離
- 96.1km
- 登り
- 7,779m
- 下り
- 7,922m
コースタイム
- 山行
- 14:15
- 休憩
- 1:12
- 合計
- 15:27
- 山行
- 10:16
- 休憩
- 0:31
- 合計
- 10:47
- 山行
- 10:54
- 休憩
- 0:31
- 合計
- 11:25
- 山行
- 15:45
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 16:40
過去天気図(気象庁) | 2023年04月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
下山:熊野本宮大社→五條駅→下市口駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
大天井ヶ岳の巻道は補修されています。 行者還岳の水場は枯れていました。 その他は特に問題なし。 |
その他周辺情報 | わたらせ温泉は朝6時から開いており、入浴後6:55発の奈良交通バスで本宮大社へ向かえば余裕で開門(8:00)に間に合います。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
行動食
食糧
調理用食材
調味料
飲料
燃料(アルコール)
アルコールストーブ
コッヘル
食器
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
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感想
大峯山奥駈道は幾度かトライしているものの、必ず雨の洗礼を受ける。前回は昨秋。吉野から弥山まで順調に進みつつも、その後数日間は雨の中を歩くことが予想され天川川合へ下山。今度のGWも4/29の晩から30の朝にかけて前線が通り、その後しばらく晴れの日が続くことが予報されている。そこで、この雨をしっかりした屋根のある行者還の小屋でやり過ごす計画を立てる。
初日(4/28)は仕事を終えて下市口駅に車で向かい、そこから近鉄で吉野駅へ。いい塩梅に23時に着くことができたので、そのまま歩き始める。何人か同じ時間帯に入る人がいるようで心強い。
4/29は長丁場になることが必須だったので、1時間ごとに水分と固形物を摂るようにする。二蔵宿の辺りで夜明けを迎える。大天井ヶ岳は頂上を踏むか巻くかいつも迷うところだが、今回は兎に角小屋に入ることが優先されること、昨秋通れそうな感じの踏み跡が多くついていたことから、迷わず巻道を選択。山上ヶ岳で日帰りの方とトレランのグループに出会う。それにしても速い。小笹の宿の小屋はドアが新調されていた。以前は開け放たれた入口から雨風が入り使いづらかったが、過ごしやすそうに見える。水場の水量は心なし少なく感じる。水を補給し行動用を含めて合計4Lの水を確保。大普賢岳をパスし国見岳辺りから足にきだすとともに、無性に眠かったり、直ぐ息が上がったりしてペースが一気に落ちる。もったいないが水を1Lほど消費してゆっくり進むが、抜かれるやら抜かれるやら。霧雨だったが雨にも追いつかれてしまう。考えてみると前日5時に起きてからほとんど休めずにいたので調子が悪くなるはずだ。
4/30の朝、小屋に同宿した方々はさっさと出発。私の方は、雨大丈夫かな?と5時半頃出発。出発前の予報では雨は朝方だけだったのが昼くらいまで引っ張られる。それなりに身体を冷やしてくれるのでペースが上がっても汗をかかない。この日の予定は楊枝の宿と考えていたが、途中で会った方からそれは勿体ないと言われ釈迦ヶ岳を越えることにした。天気が回復してきたので千丈平で幕営。かくし水でたっぷり水を補給できるので好きな天場の一つ。コバイケイソウを黙々と食むシカが一頭。
5/1はいよいよ南奥駈。天気のよいのんびりとした稜線歩きを楽しむ。少し早めではあるものの行仙宿の小屋に泊まる。久しぶりに塩ジイの写真を見ながら過ごす。消灯後ライトの灯りが通り抜けていく。
5/2は、最終日に朝風呂に入ってから帰りたいがため、なるべく先に行けれる様に早出。ただし、地蔵岳の鎖場は明るくなってから通過したかったので2時発とする。タイミングよく地蔵岳の登りで日の出を拝む。地蔵岳の先でこの稜線で幕営された方に出会う。暫く歓談。玉置山を越え大森山辺りから足裏がしんどくなり始める。これ以南の下りでは、バランスが悪くなったのと常緑樹の葉っぱの堆積で足元が心もとなくなってくる。ひもが張られている箇所で見えないところから引っ張られて足をすくわれたのにはまいった。この辺りの幕営地としては水場もあり六道の辻が適地。声もかけていただいたので少し心残りだったが、水も十分残っておりもう少し頑張ることにする。七越峰手前で適当な草地があり最後の宿泊地とする。
最終日5/3は3時半発。この時間帯では熊野川の渡渉は叶わず。まずは熊野本宮大社に向かう。鳥居前まで足跡を残し、一路、渡瀬温泉へ。6時から入浴でき、すっきりした後バスで開門前に返ってくることができる。2年ぶりの熊野本宮大社。今回は手書きの御朱印が復活したとのこと。山上ヶ岳、玉置山とも御朱印をもらい損ねたのでちょっと嬉しい。八木新宮線が復活したので9時台のバスで五條そして下市口へ向かう(駐車料金300円♪)。
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