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Yamareco

記録ID: 548861
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
御在所・鎌ヶ岳

上谷尻谷

2014年11月16日(日) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 三重県 滋賀県
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
09:15
距離
14.9km
登り
1,188m
下り
1,189m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:40
休憩
2:35
合計
9:15
距離 14.9km 登り 1,189m 下り 1,189m
7:28
55
スタート地点
8:23
8:27
21
8:48
9:07
13
9:20
9:24
13
9:37
9:54
9
10:03
10:06
29
10:35
26
ワサビ谷出合
11:01
11:22
13
820m二股
11:35
12:05
61
谷尻谷大滝
13:06
13:32
45
14:17
36
14:53
15:17
20
オゾ谷出合
15:37
28
16:05
16:12
31
16:43
ゴール地点
天候 曇時々晴
過去天気図(気象庁) 2014年11月の天気図
アクセス
コース状況/
危険箇所等
・朝明〜大瀞
基本的に道は明瞭で道標やテープ、リボン等は豊富にある。落葉後の今の時期から新緑が芽吹く季節までは視界も利いて道はわかりやすいが、その分、獣道や杣道、古い踏み跡等も視界に入るのでしっかりと地図やGPS等で確認が必要。
伏木谷の登山道は傾斜が急なため、雨や雪の滑りやすい時の下降には注意。

・大瀞〜お金峠
今の季節、登山道は落ち葉に埋もれていてわかりにくい個所もあります。枝沢を幾つか横切りお金谷に降りたら上流側の踏み跡へ。下流側にも踏み跡があります。左岸台地に上がると窯跡と道標があり、左折して西へと左岸の踏み跡を辿ります。テープ等はたくさんある。
co740m辺りでオカネと書かれた目印の木から右へ。杉が茂る森の中へ踏み跡を辿ると奥に岩峰が見え、左から巻くように急登を這い上がるとお金明神。
お金明神から西へ940m小ピークに向かって踏み跡を辿り、ピークを越えると小さな鞍部に出る。そのまま山腹をトラバースするように踏み跡を辿るが、少しわかりにくい個所もあります。お金谷源頭が見えたら峠に向かって這い上がります。

・お金峠〜ワサビ谷出合〜大滝〜クラシ
ここから先は登山道はありません。向かわれる場合は十分な下調べと装備を持って、自己責任で。
お金峠からコリカキバへの谷筋の下りはザレていて滑りやすく、また落ち葉に埋もれて足元の状態が分かり辛い。今回、私は、お金峠南のピークに上がりそこから西へ落ちる尾根を下降した。所々急な個所もあるにはあるけれどこちらのほうが歩きやすかった。古い踏み跡らしきものもあったので昔は使われていたのかもしれない。
谷尻谷中流域は昔、鉱山施設や炭焼きで賑わった場所。広々とした空間が広がり、方向感覚は狂ってくるが、迷ったら谷尻谷本流まで出て特徴のあるコリカキバか上流のワサビ谷出合の避難小屋まで出ると現在地がわかると思う。くれぐれもコリカキバより下流には下らない様に。上流もワサビ谷出合を過ぎると一気に谷幅は狭まるので出合は通過したと考えたほうがいいかも。避難小屋は3人程泊まれる広さがありますが、あくまでも緊急の場合に使用する小屋だと思います。
ワサビ谷出合を過ぎると水流は少ないけれど鈴鹿らしい雰囲気に包まれた穏やかな沢歩き。沢靴であれば自由に歩けますが登山靴でも問題ありません。
co820mで谷幅等分の二股。右は船窪辺りに突き上げる谷で上部は急峻。南側、左の小さな滝がある方へ進む。暫く辿ると谷は右へ90度方向を変え、左手から落ちる2本の枝沢を越えると今度は左へ90度向きを変える。コリカキバからここまで滝らしい滝など一つもなく、穏やかな渓相を見せていた谷尻谷はここで唐突にその姿を変える。水流は少ないが、空から落ちてくる一条の滝。まるで雨乞いの神、竜神が空に向かっているかのよう。
滝の左岸、右側の尾根は銚子に向かって突き上げており、滝のずっと手前から取り付けるが谷尻谷に戻れるのか不明。右岸の左手側から高巻するのだが、上部の樹木のある場所は傾斜もあり難しそう。ロープなしではやめておいた方がいいと思う。滝の入り口、直角に曲がった場所に落ちる尾根が一番安全そうだが取りつくのが難しい。結局この尾根の右のガレ沢から這い上がったが、手がかり足がかりは落ち葉に埋まって非常に難しかった。20m程上がって尾根に逃げたが尾根芯には古びたテープがあったので、どこからかルートがあるものと思われる。一つ下流の枝沢から這い上がれるのか?未確認です。
私が辿ったルートで、ここから先クラシまでは特に難しい場所はなかったが、入る沢を間違えると行き詰る可能性は十分あります。両岸とも上部は急峻、等高線も詰まっている個所があるので滝が出で来るかもしれない。

・クラシ〜北尾根〜ワサビ峠
クラシ北尾根はクラシから北に延びる区間は穏やかでブナに覆われた雰囲気のいい場所ですが、90度東へ向きを変えて急降下する辺りから気を緩めることは出来ません。足元も不安定ですし、つかむ木もいまいち信用できない物がたくさんあります。滑落すると止まる角度ではありませんのでとにかく慎重に。北尾根のクランク状に折れ曲がる個所は枝尾根が落ちているので迷い込まないように。また尾根を巻く道はほとんど谷尻谷側にあります。下りに使うのはあまりお勧めできません。

・ワサビ峠〜オゾ谷〜オゾ谷出合
ワサビ峠からの下降は峠から左岸をトラバースするように下っていきます。危険な個所にはトラロープが張ってあり、ロープを辿って行けば迷うこともないと思います。
マキガ平出合からは登山道があります。特に危険な場所の通過はないですが、神崎川が近くなると道が分かり辛くなります。迷っても特に危険な滝や崖は無いはずですので神崎川に向かって下って行けば登山道と合流出来ます。

・オゾ谷出合〜タケ谷出合
しっかりした登山道はありますが川床から非常に高い場所を通過する個所もあります。気を抜いて滑落しないよう注意が必要です。

・タケ谷〜朝明
特に危険な場所はありませんが、根の平の滋賀県側は穏やかに広がり非常に複雑な地形です。踏み跡やマーキングをしっかり確認。この辺りは地形図・コンパスでの位置確認は非常に難しいです。迷ったら落ち着いてわかる場所まで戻るの基本を忘れないように。
【伏木谷】
二週間ぶりの鈴鹿
紅葉前線も朝明辺りまで降りて来ていた
今日向かうのは以前から行きたかった谷尻谷源流域
鈴鹿でも最奥のエリアになるので今日はのんびり出来ない
9
【伏木谷】
二週間ぶりの鈴鹿
紅葉前線も朝明辺りまで降りて来ていた
今日向かうのは以前から行きたかった谷尻谷源流域
鈴鹿でも最奥のエリアになるので今日はのんびり出来ない
【伏木谷】
11月も半ばになり日中でも寒さが身にしみる日が多くなってきた
山は寒いだろうと冬用のアンダーを着込んできたが曙滝に這い上がる頃には汗だく
少し早かったかな
2
【伏木谷】
11月も半ばになり日中でも寒さが身にしみる日が多くなってきた
山は寒いだろうと冬用のアンダーを着込んできたが曙滝に這い上がる頃には汗だく
少し早かったかな
【中峠】
釈迦は雲の中
僅かに山肌を染める紅葉は
祭りの後の寂しさか
6
【中峠】
釈迦は雲の中
僅かに山肌を染める紅葉は
祭りの後の寂しさか
【中峠】
色無き風にさわさわと
スゲが秋の音色を奏でる
4
【中峠】
色無き風にさわさわと
スゲが秋の音色を奏でる
【中峠】
近江の国は灰色の蓋を被せられ
これから向かう深い谷間からは陰鬱な陰
5
【中峠】
近江の国は灰色の蓋を被せられ
これから向かう深い谷間からは陰鬱な陰
【中峠】
東の空
最近休みの日はお天気よくないな
8
【中峠】
東の空
最近休みの日はお天気よくないな
【大瀞渡渉点】
神崎川の紅葉もすっかり終わっていた
3
【大瀞渡渉点】
神崎川の紅葉もすっかり終わっていた
【神崎左岸】
神崎川に下った頃にはお天気回復傾向
葉を振るった雑木林に暖かな陽差しが降り注ぐ
眠りに入った鈴鹿の山は意外と明るい
2
【神崎左岸】
神崎川に下った頃にはお天気回復傾向
葉を振るった雑木林に暖かな陽差しが降り注ぐ
眠りに入った鈴鹿の山は意外と明るい
【大瀞】
久しぶりに小屋跡から大瀞をのぞきに降りてみる
穏やかに広がる神崎川左岸に深く切れ込んだゴルジュ
大地の裂け目から不気味に滝音が響き渡る
瀞は相変わらず埋まったままだ
8
【大瀞】
久しぶりに小屋跡から大瀞をのぞきに降りてみる
穏やかに広がる神崎川左岸に深く切れ込んだゴルジュ
大地の裂け目から不気味に滝音が響き渡る
瀞は相変わらず埋まったままだ
【神崎左岸】
小さな色彩に
少し寂寥感
10
【神崎左岸】
小さな色彩に
少し寂寥感
【お金谷】
お金谷を渡り左岸から峠を目指す
1
【お金谷】
お金谷を渡り左岸から峠を目指す
【お金谷】
お金明神への分岐
ここまで来て寄らないのも何なので参拝に向かいます
3
【お金谷】
お金明神への分岐
ここまで来て寄らないのも何なので参拝に向かいます
【お金明神】
杉林の中、急登を這い上がって行くといかにも御神域と言った雰囲気が漂う
息を整えようと立ち止まり急斜面を見上げると
目の前には人を威圧するかのように岩塔が聳える
6
【お金明神】
杉林の中、急登を這い上がって行くといかにも御神域と言った雰囲気が漂う
息を整えようと立ち止まり急斜面を見上げると
目の前には人を威圧するかのように岩塔が聳える
【お金明神】
明神様の後ろ姿
意外とスリム
5
【お金明神】
明神様の後ろ姿
意外とスリム
【お金明神】
自然の悪戯にただただ感嘆
深い樹林の中、何の予備知識も無くいきなり出会ったなら驚くより先に恐怖を感じるだろう
9
【お金明神】
自然の悪戯にただただ感嘆
深い樹林の中、何の予備知識も無くいきなり出会ったなら驚くより先に恐怖を感じるだろう
【お金明神】
かつては佐目の人々の鎮守神、雨乞いの神
1
【お金明神】
かつては佐目の人々の鎮守神、雨乞いの神
【お金峠】
鈴鹿の何処にでもある何の変哲もない峠
しかしかつては佐目方面から深く険しい谷間の杣道を辿り、北谷尻谷からコリカキバを経て、そしてこの峠を越え、お金明神に参拝したのである
古の人々はどんな思いでこの峠を越えたのだろう
4
【お金峠】
鈴鹿の何処にでもある何の変哲もない峠
しかしかつては佐目方面から深く険しい谷間の杣道を辿り、北谷尻谷からコリカキバを経て、そしてこの峠を越え、お金明神に参拝したのである
古の人々はどんな思いでこの峠を越えたのだろう
【お金峠】
本来、谷尻谷へのルートは谷中にあるが、この時期の落ち葉に埋もれたガレ沢は非常に歩きにくいので左岸の尾根から下ってみる
所々足場の悪い所もあるが沢のルートと比べると快適
こちらの方が歩きやすいと思う
3
【お金峠】
本来、谷尻谷へのルートは谷中にあるが、この時期の落ち葉に埋もれたガレ沢は非常に歩きにくいので左岸の尾根から下ってみる
所々足場の悪い所もあるが沢のルートと比べると快適
こちらの方が歩きやすいと思う
【上谷尻谷】
谷尻谷の広々とした平地に降り立つ
夏場は鬱蒼として薄暗く閉塞感に不安を覚える場所だけど
この時期、落葉した明るい雑木林をフラフラ彷徨うのは楽しいものだ
4
【上谷尻谷】
谷尻谷の広々とした平地に降り立つ
夏場は鬱蒼として薄暗く閉塞感に不安を覚える場所だけど
この時期、落葉した明るい雑木林をフラフラ彷徨うのは楽しいものだ
【上谷尻谷】
秋の名残を見つけてはそっと拾い上げてみる
来年こそは紅葉の時期に訪れたいな
7
【上谷尻谷】
秋の名残を見つけてはそっと拾い上げてみる
来年こそは紅葉の時期に訪れたいな
【上谷尻谷】
コリカキバには立ち寄らず右岸台地フラフラしていると杉林の中に一際異彩を放つ大木が目に入る
遠目にも周囲の木とは桁違いに大きいのがわかる
駆け寄ってみると幹周は5m程ありそうな台杉だ
鈴鹿でこのクラスはあまり見かけない
昔はこの辺りの御神木だったのかな
7
【上谷尻谷】
コリカキバには立ち寄らず右岸台地フラフラしていると杉林の中に一際異彩を放つ大木が目に入る
遠目にも周囲の木とは桁違いに大きいのがわかる
駆け寄ってみると幹周は5m程ありそうな台杉だ
鈴鹿でこのクラスはあまり見かけない
昔はこの辺りの御神木だったのかな
【上谷尻谷】
しばらくすると右岸台地は次第に狭まり台地の角に行き詰まる
先ほどまでの静寂を破り下方から静かに谷尻谷の沢音が駆け上がってくる
1
【上谷尻谷】
しばらくすると右岸台地は次第に狭まり台地の角に行き詰まる
先ほどまでの静寂を破り下方から静かに谷尻谷の沢音が駆け上がってくる
【上谷尻谷】
トロッコレールや枕木、酒瓶、欠けた皿等があちこちに散乱しているはずだけど
厚く積もった真新しい落ち葉に埋もれて人の気配が全く感じられず

紅葉は所々残っているんだけど
少し寂しいな
3
【上谷尻谷】
トロッコレールや枕木、酒瓶、欠けた皿等があちこちに散乱しているはずだけど
厚く積もった真新しい落ち葉に埋もれて人の気配が全く感じられず

紅葉は所々残っているんだけど
少し寂しいな
【上谷尻谷】
ということで
今回は色彩に乏しいので4年前の谷尻谷の黄葉でも
2010/11/7
9
【上谷尻谷】
ということで
今回は色彩に乏しいので4年前の谷尻谷の黄葉でも
2010/11/7
【上谷尻谷】
こちらも同じく
2010/11/7
9
【上谷尻谷】
こちらも同じく
2010/11/7
【上谷尻谷】
ワサビ谷出合の避難小屋
利用する人いるのだろうか?
3
【上谷尻谷】
ワサビ谷出合の避難小屋
利用する人いるのだろうか?
【上谷尻谷】
つい時間を忘れてしまいそうな緩やかな谷尻谷もワサビ谷出合を過ぎる頃から両岸急激に狭まり、鈴鹿最奥の谷に踏み込む緊張感とまだ見ぬ未踏の地への期待感とが混じり合い、気分は徐々に高揚して行く
2
【上谷尻谷】
つい時間を忘れてしまいそうな緩やかな谷尻谷もワサビ谷出合を過ぎる頃から両岸急激に狭まり、鈴鹿最奥の谷に踏み込む緊張感とまだ見ぬ未踏の地への期待感とが混じり合い、気分は徐々に高揚して行く
【上谷尻谷】
目の前の淀みに何かの気配
ワ!でかい!尺はあった!
悔しいなぁ
春までお預けだもんなぁ
7
【上谷尻谷】
目の前の淀みに何かの気配
ワ!でかい!尺はあった!
悔しいなぁ
春までお預けだもんなぁ
【上谷尻谷】
先ほどの緊張感は何処へやら
すっかり意識は水の中
3
【上谷尻谷】
先ほどの緊張感は何処へやら
すっかり意識は水の中
【上谷尻谷】
夏はほとんど相手にされなかったのに
禁漁期を知っているのか目の前を悠々と泳いでいる
1
【上谷尻谷】
夏はほとんど相手にされなかったのに
禁漁期を知っているのか目の前を悠々と泳いでいる
【上谷尻谷】
co820m右俣
ガラガラの荒れた谷を右へ左へ暫く辿ると820mで谷幅等分の二俣に辿り着く
写真の右俣は暫く辿った後また二俣に分かれ、右は舟窪へ左はコスタハに斜度を増して突き上げて行く
1
【上谷尻谷】
co820m右俣
ガラガラの荒れた谷を右へ左へ暫く辿ると820mで谷幅等分の二俣に辿り着く
写真の右俣は暫く辿った後また二俣に分かれ、右は舟窪へ左はコスタハに斜度を増して突き上げて行く
【上谷尻谷】
co820m左俣
滝と言う程の物では無いが小滝のかかる左俣がクラシへ突き上げる本流
ここから先は未踏の地
6
【上谷尻谷】
co820m左俣
滝と言う程の物では無いが小滝のかかる左俣がクラシへ突き上げる本流
ここから先は未踏の地
【上谷尻谷】
ガレた沢中を岩を踏みながら上流へ辿ると左から枝沢が落ち込んで来る
この沢の左岸尾根がクラシジャンダルムへ突き上げる尾根
2
【上谷尻谷】
ガレた沢中を岩を踏みながら上流へ辿ると左から枝沢が落ち込んで来る
この沢の左岸尾根がクラシジャンダルムへ突き上げる尾根
【上谷尻谷】
静かな流れ
8
【上谷尻谷】
静かな流れ
【上谷尻谷】
ますます谷幅は狭まり谷は左へ90度折れ曲がる
微かに聞こえてくる滝の音
いよいよ上谷尻谷の核心部分
2
【上谷尻谷】
ますます谷幅は狭まり谷は左へ90度折れ曲がる
微かに聞こえてくる滝の音
いよいよ上谷尻谷の核心部分
【上谷尻谷大滝】
岩尾根の先端を回り込むと一条の滝
ここまで穏やかに高度を保っていた谷はここで一気に空へと突き上げる
4段に分かれた大滝の最上部は奥村絵地図では30m滝と記述があるが実際は15m程
4段合わせて30mだろう
5
【上谷尻谷大滝】
岩尾根の先端を回り込むと一条の滝
ここまで穏やかに高度を保っていた谷はここで一気に空へと突き上げる
4段に分かれた大滝の最上部は奥村絵地図では30m滝と記述があるが実際は15m程
4段合わせて30mだろう
【上谷尻谷大滝】
1段目の6m滝を上がり滝を見上げる
通常は左から巻くようなので探してみるが
最上段の左は下から見る限り上れそうなんだけど行き詰まった時にフリーで下降できる斜面では無い
今日はロープを持ってきていないので無理は出来ない
写真左の落ち葉に埋まったガレから取り付いて、そのまま行くか途中で左の尾根に逃げるか
1
【上谷尻谷大滝】
1段目の6m滝を上がり滝を見上げる
通常は左から巻くようなので探してみるが
最上段の左は下から見る限り上れそうなんだけど行き詰まった時にフリーで下降できる斜面では無い
今日はロープを持ってきていないので無理は出来ない
写真左の落ち葉に埋まったガレから取り付いて、そのまま行くか途中で左の尾根に逃げるか
【上谷尻谷大滝】
滝の右側は何処も無理そう
ずっと手前から取り付けるが谷に戻れるのか不安が残る
3
【上谷尻谷大滝】
滝の右側は何処も無理そう
ずっと手前から取り付けるが谷に戻れるのか不安が残る
【上谷尻谷大滝】
左岸の高台に這い上がって滝を見下ろす
4
【上谷尻谷大滝】
左岸の高台に這い上がって滝を見下ろす
【上谷尻谷大滝】
落ち葉の下の足場を探りながら這い上がる
登りにくいので左の尾根に逃げたいが、なかなかいい場所が無い
やっと尾根に這い上がると古びたテープ・・・なんだルートがあるのか
早い段階で尾根に取り付いた方がよかったのかもしれない(未確認)
3
【上谷尻谷大滝】
落ち葉の下の足場を探りながら這い上がる
登りにくいので左の尾根に逃げたいが、なかなかいい場所が無い
やっと尾根に這い上がると古びたテープ・・・なんだルートがあるのか
早い段階で尾根に取り付いた方がよかったのかもしれない(未確認)
【上谷尻谷大滝】
高巻きの後、谷へと戻ると下の方には獣道
他にも道があるのか?
2
【上谷尻谷大滝】
高巻きの後、谷へと戻ると下の方には獣道
他にも道があるのか?
【上谷尻谷大滝】
滝の落ち口からのぞき込む
昔の鉱山労働者や炭焼き杣人達はこの滝を行き来していたのだから、どこかに楽なルートはあるはず
また探しに来なければ
2
【上谷尻谷大滝】
滝の落ち口からのぞき込む
昔の鉱山労働者や炭焼き杣人達はこの滝を行き来していたのだから、どこかに楽なルートはあるはず
また探しに来なければ
【サブクラ谷(クラシ谷)】
大滝を過ぎるとまた穏やかな谷に変わる
この辺りから源流域はサブクラ谷と呼ばれる
また近江側の人々はこの谷をクラシ谷と呼び、クラシ東面のクラシ谷と混同してややこしくなる
1
【サブクラ谷(クラシ谷)】
大滝を過ぎるとまた穏やかな谷に変わる
この辺りから源流域はサブクラ谷と呼ばれる
また近江側の人々はこの谷をクラシ谷と呼び、クラシ東面のクラシ谷と混同してややこしくなる
【サブクラ谷(クラシ谷)】
co920m左から枝沢
1
【サブクラ谷(クラシ谷)】
co920m左から枝沢
【サブクラ谷(クラシ谷)】
co920m本流
落葉時期は素っ気ないが他の季節は雰囲気良さそう
3
【サブクラ谷(クラシ谷)】
co920m本流
落葉時期は素っ気ないが他の季節は雰囲気良さそう
【サブクラ谷(クラシ谷)】
落ち葉の下に薄らと道跡が浮かび上がる
3
【サブクラ谷(クラシ谷)】
落ち葉の下に薄らと道跡が浮かび上がる
【サブクラ谷(クラシ谷)】
暫く辿れば炭焼き窯跡
1
【サブクラ谷(クラシ谷)】
暫く辿れば炭焼き窯跡
【サブクラ谷(クラシ谷)】
co970mで二俣
こちらの左俣がクラシの丘に直接突き上げているのでこちらが本流だろうか
2
【サブクラ谷(クラシ谷)】
co970mで二俣
こちらの左俣がクラシの丘に直接突き上げているのでこちらが本流だろうか
【サブクラ谷(クラシ谷)】
co970m
右俣には滝がかかる
もう疲れたのでこちらに向かう気力は無いです
1
【サブクラ谷(クラシ谷)】
co970m
右俣には滝がかかる
もう疲れたのでこちらに向かう気力は無いです
【サブクラ谷(クラシ谷)】
co970m二俣の真ん中には明らかに人工的に作られたような頂部が平らな台地がある
窯跡とは違うようだし、鉱山関係の施設でも有ったのだろうか
1
【サブクラ谷(クラシ谷)】
co970m二俣の真ん中には明らかに人工的に作られたような頂部が平らな台地がある
窯跡とは違うようだし、鉱山関係の施設でも有ったのだろうか
【サブクラ谷(クラシ谷)左俣】
源頭が近くなりもう水流に勢いは無い
ガレた沢に落ち葉が積もり、足を取られて非常に歩きにくい
1
【サブクラ谷(クラシ谷)左俣】
源頭が近くなりもう水流に勢いは無い
ガレた沢に落ち葉が積もり、足を取られて非常に歩きにくい
【サブクラ谷(クラシ谷)左俣】
co1000mで二俣
1
【サブクラ谷(クラシ谷)左俣】
co1000mで二俣
【サブクラ谷(クラシ谷)左俣】
左の沢には鉱山跡地
坑口がぽっかりと不気味な口を開けている
1
【サブクラ谷(クラシ谷)左俣】
左の沢には鉱山跡地
坑口がぽっかりと不気味な口を開けている
【サブクラ谷(クラシ谷)左俣】
右の本流をそのまま辿る
2
【サブクラ谷(クラシ谷)左俣】
右の本流をそのまま辿る
【サブクラ谷(クラシ谷)左俣】
ふと振り返ると、葉を振るった木々の梢の奥に舟窪のピークが青空の中にぼんやりと浮かんでいた
2
【サブクラ谷(クラシ谷)左俣】
ふと振り返ると、葉を振るった木々の梢の奥に舟窪のピークが青空の中にぼんやりと浮かんでいた
【サブクラ谷(クラシ谷)左俣】
co1030m付近
相変わらず傾斜はきつい
しかし前方の樹林は次第に薄くなり始め空も明るくなる
1
【サブクラ谷(クラシ谷)左俣】
co1030m付近
相変わらず傾斜はきつい
しかし前方の樹林は次第に薄くなり始め空も明るくなる
【サブクラ谷(クラシ谷)左俣】
大きな重荷を背負った木
2
【サブクラ谷(クラシ谷)左俣】
大きな重荷を背負った木
【サブクラ谷(クラシ谷)左俣】
co1070m付近
ガレた沢も終わり林床にはスゲが目立ち始める
3
【サブクラ谷(クラシ谷)左俣】
co1070m付近
ガレた沢も終わり林床にはスゲが目立ち始める
【サブクラ谷(クラシ谷)左俣】
co1080m付近
ブナが現れはじめるともうクラシ山頂台地の一角
暗い谷間歩きも終わりを迎え爽やかな時間の始まり
2
【サブクラ谷(クラシ谷)左俣】
co1080m付近
ブナが現れはじめるともうクラシ山頂台地の一角
暗い谷間歩きも終わりを迎え爽やかな時間の始まり
【サブクラ谷(クラシ谷)左俣】
左手には大きな岩峰
立ち寄ってみたいけれどもう疲れた
3
【サブクラ谷(クラシ谷)左俣】
左手には大きな岩峰
立ち寄ってみたいけれどもう疲れた
【サブクラ谷(クラシ谷)左俣】
山頂方面には青空
5
【サブクラ谷(クラシ谷)左俣】
山頂方面には青空
【サブクラ谷(クラシ谷)左俣】
背後に見える舟窪もその姿をはっきりと現す
3
【サブクラ谷(クラシ谷)左俣】
背後に見える舟窪もその姿をはっきりと現す
【サブクラ谷(クラシ谷)左俣】
もうすぐ山頂だが石畳の道の様な沢が依然と続く
1
【サブクラ谷(クラシ谷)左俣】
もうすぐ山頂だが石畳の道の様な沢が依然と続く
【サブクラ谷(クラシ谷)左俣】
山頂手前で大きなブナが迎えてくれる
青空に向かって大きく手を広げて
6
【サブクラ谷(クラシ谷)左俣】
山頂手前で大きなブナが迎えてくれる
青空に向かって大きく手を広げて
【クラシ】
樹林が切れると唐突にクラシ山上台地
少し雲は多いけれど心地よい光に溢れていた
3
【クラシ】
樹林が切れると唐突にクラシ山上台地
少し雲は多いけれど心地よい光に溢れていた
【クラシ】
クラシの丘に這い上がると目の前に御在所と鎌
4
【クラシ】
クラシの丘に這い上がると目の前に御在所と鎌
【クラシ】
イブネ北端からは久しぶりに人の声が聞こえてくる
イブネから雨乞方面も眺めてみたかったけれどもう時間も無いのでここで引き返すことに
2
【クラシ】
イブネ北端からは久しぶりに人の声が聞こえてくる
イブネから雨乞方面も眺めてみたかったけれどもう時間も無いのでここで引き返すことに
【クラシ北尾根】
穏やかに伸びる北尾根
ブナとスゲに覆われて心地よい尾根歩き
3
【クラシ北尾根】
穏やかに伸びる北尾根
ブナとスゲに覆われて心地よい尾根歩き
【クラシ北尾根】
しかし尾根が東へ角度を変える頃にはシャクナゲに覆われはじめ
次第に両岸狭まってくる
ここからコルまでの下りが緊張を強いられる
落ちたら谷尻谷の底まで後戻り
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【クラシ北尾根】
しかし尾根が東へ角度を変える頃にはシャクナゲに覆われはじめ
次第に両岸狭まってくる
ここからコルまでの下りが緊張を強いられる
落ちたら谷尻谷の底まで後戻り
【クラシ北尾根】
右手前にクラシジャンダルム
遠く御池、藤原、竜がぼんやりと浮かんでいる
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【クラシ北尾根】
右手前にクラシジャンダルム
遠く御池、藤原、竜がぼんやりと浮かんでいる
【クラシ北尾根】
コルからクラシジャンダルム
ここからの登りはそれほどでも無い
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【クラシ北尾根】
コルからクラシジャンダルム
ここからの登りはそれほどでも無い
【クラシ北尾根】
こちらの下りの方が怖かった
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【クラシ北尾根】
こちらの下りの方が怖かった
【クラシ北尾根】
ジャンダルムのピークから今日辿った谷尻谷を俯瞰する
中央下辺りが大滝かな
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【クラシ北尾根】
ジャンダルムのピークから今日辿った谷尻谷を俯瞰する
中央下辺りが大滝かな
【クラシ北尾根】
舟窪から銚子ヶ口
2
【クラシ北尾根】
舟窪から銚子ヶ口
【クラシ北尾根】
風化した岩尾根の通過や両岸切れ落ちた場所も有るので通過は慎重に
2
【クラシ北尾根】
風化した岩尾根の通過や両岸切れ落ちた場所も有るので通過は慎重に
【クラシ北尾根】
クラシジャンダルム
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【クラシ北尾根】
クラシジャンダルム
【クラシ北尾根】
右手には御在所
あちらは賑わっているんだろうな
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【クラシ北尾根】
右手には御在所
あちらは賑わっているんだろうな
【ワサビ峠】
ここからオゾ谷へ
危険箇所にはロープが張ってあり随分歩きやすくなった
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【ワサビ峠】
ここからオゾ谷へ
危険箇所にはロープが張ってあり随分歩きやすくなった
【オゾ谷】
マキガ平谷を右手に見てオゾ谷を下る
この谷も最近の豪雨で少し荒れているようだ
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【オゾ谷】
マキガ平谷を右手に見てオゾ谷を下る
この谷も最近の豪雨で少し荒れているようだ
【オゾ谷】
落ち葉で埋まったオゾ谷を神崎川目指して足早に駆け下る
2
【オゾ谷】
落ち葉で埋まったオゾ谷を神崎川目指して足早に駆け下る
【オゾ谷】
落ち葉の絨毯
カサカサと落ち葉を踏みしめる音が静寂の谷に心地よく響き渡る
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【オゾ谷】
落ち葉の絨毯
カサカサと落ち葉を踏みしめる音が静寂の谷に心地よく響き渡る
【オゾ谷】
オゾ谷鉱山跡地
しっかりとした石垣が未だに残る
2
【オゾ谷】
オゾ谷鉱山跡地
しっかりとした石垣が未だに残る
【オゾ谷出合】
時間は無いけれど静かな神崎川の瀬音を聞きながら暫くここで一休み
夏の弾けるような煌めきは無いけれど
静かに流れを見つめていると時間が止まってしまいそうだ
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【オゾ谷出合】
時間は無いけれど静かな神崎川の瀬音を聞きながら暫くここで一休み
夏の弾けるような煌めきは無いけれど
静かに流れを見つめていると時間が止まってしまいそうだ
【神崎川左岸】
落ち葉の登山道を駆け足で
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【神崎川左岸】
落ち葉の登山道を駆け足で
【神崎川左岸】
【神崎川左岸】
【神崎川左岸】
【根の平】
根の平に駆け上がると今日最後の陽差し
色彩を失ったかに見えていた山肌が黄金色に輝く
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【根の平】
根の平に駆け上がると今日最後の陽差し
色彩を失ったかに見えていた山肌が黄金色に輝く
【根の平】
日が沈む
急いで帰らないと
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【根の平】
日が沈む
急いで帰らないと
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