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Yamareco

記録ID: 5553584
全員に公開
山滑走
白馬・鹿島槍・五竜

杓子岳BC/大雪渓にて滑り納め

2023年05月27日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
--:--
距離
17.1km
登り
1,760m
下り
1,756m

コースタイム

日帰り
山行
10:31
休憩
2:02
合計
12:33
2:52
2:52
38
長走沢
3:30
3:30
12
大雪渓末端
3:42
3:57
324
白馬尻小屋
9:21
9:34
64
稜線2650m地点
10:38
11:06
36
11:42
12:07
72
2600mコル
13:19
13:21
3
13:24
13:48
22
大雪渓末端
14:10
14:25
27
長走沢
14:52
猿倉登山口駐車場
天候 曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
猿倉駐車場を利用しました。
コース状況/
危険箇所等
大雪渓の雪は次第に減っていますが、スキーには充分の積雪量です。
但し大雪渓下部は石がたくさん。また特に上部では落石に注意。
稜線に上がると夏道がほぼ出ておりアイゼン不要。
その他周辺情報 ぽかぽかランド美麻(大町市)にて汗を流しました。
※写真は長走沢

2:19 猿倉駐車場(1220m)出発

何故か駐車場内の一部が規制されていたけど出発時には理由は分からなかった。

2:52 長走沢(1340m) ※当写真

沢を覆う残雪が減ったこと以上に、架橋されていたことに驚きました。
有難く楽々渡らせて頂きました。

3:15 林道終点(1410m)

夏道は殆ど出ていて大雪渓末端までは普通の靴でも大丈夫です。
登りはスキーブーツでもあまり疲れません。
※写真は長走沢

2:19 猿倉駐車場(1220m)出発

何故か駐車場内の一部が規制されていたけど出発時には理由は分からなかった。

2:52 長走沢(1340m) ※当写真

沢を覆う残雪が減ったこと以上に、架橋されていたことに驚きました。
有難く楽々渡らせて頂きました。

3:15 林道終点(1410m)

夏道は殆ど出ていて大雪渓末端までは普通の靴でも大丈夫です。
登りはスキーブーツでもあまり疲れません。
3:30 大雪渓末端(1490m)

先週と違ってステップが切られていることにまた驚きました。
もしかしたら白馬山荘の方かな?と思い、有難くステップを踏んで大雪渓へ。
3:30 大雪渓末端(1490m)

先週と違ってステップが切られていることにまた驚きました。
もしかしたら白馬山荘の方かな?と思い、有難くステップを踏んで大雪渓へ。
3:42 白馬尻小屋(1550m)到着

2週連続で来ているので先週からの雪の減り具合は一目瞭然。
「ようこそ大雪渓へ」の一行分が雪面より上になりました。
1
3:42 白馬尻小屋(1550m)到着

2週連続で来ているので先週からの雪の減り具合は一目瞭然。
「ようこそ大雪渓へ」の一行分が雪面より上になりました。
3:57 白馬尻小屋出発

先週は予想以上にバテたので、今回はペース配分のために小まめに換装していくことに。
また今日が滑り納めなので、シール登行の感触を味わっておかないとという思いもありました。

早朝の雪面は締まっているので、想像どおり少し斜度が出てくるとシールのグリップが利かなくなって早々クトーを装着。
3:57 白馬尻小屋出発

先週は予想以上にバテたので、今回はペース配分のために小まめに換装していくことに。
また今日が滑り納めなので、シール登行の感触を味わっておかないとという思いもありました。

早朝の雪面は締まっているので、想像どおり少し斜度が出てくるとシールのグリップが利かなくなって早々クトーを装着。
シール+クトーで大雪渓を登ります。
クトーの刃を利かせないと滑るのでシートラよりは楽だけど気を遣います。

空模様は予報どおり曇天。更にしばらくは小雨も。気温は朝から高いので寒くはない。
曇りは想定内でも小雨には閉口。正直帰りたくなったけど回復傾向の予報を信じて進みます。
1
シール+クトーで大雪渓を登ります。
クトーの刃を利かせないと滑るのでシートラよりは楽だけど気を遣います。

空模様は予報どおり曇天。更にしばらくは小雨も。気温は朝から高いので寒くはない。
曇りは想定内でも小雨には閉口。正直帰りたくなったけど回復傾向の予報を信じて進みます。
小雨も程なく上がり、行く手の雲も厚みが減っていく傾向。
雲に遮られて今回のご来光はなかったけど、空模様は何とかなりそう!
小雨も程なく上がり、行く手の雲も厚みが減っていく傾向。
雲に遮られて今回のご来光はなかったけど、空模様は何とかなりそう!
東方から雲が切れて大雪渓に朝日が射しこんできました!
上空の雲も次第に切れていくようでテンションが上がりました。

大雪渓中盤の緩中斜面を登っていきますが、じわじわと斜度が増してきてジグを切らずに直登するとたまにスキーが滑り始めるように。
1
東方から雲が切れて大雪渓に朝日が射しこんできました!
上空の雲も次第に切れていくようでテンションが上がりました。

大雪渓中盤の緩中斜面を登っていきますが、じわじわと斜度が増してきてジグを切らずに直登するとたまにスキーが滑り始めるように。
6:10 急斜面下部(2130m)到着

雪面に散らばる石が増えてくるといよいよ急斜面の入口。
この先はいつもどおりシートラで登るので、落石を警戒しながら換装作業。
6:10 急斜面下部(2130m)到着

雪面に散らばる石が増えてくるといよいよ急斜面の入口。
この先はいつもどおりシートラで登るので、落石を警戒しながら換装作業。
いつしか下界はすっかり青空!
今季は積雪の少なさに加えて、天候の悪い週末が多かった印象。自分が5年ぶりに風邪をひいたこともあるけど…。
滑り納めの日はなんとか好天になってくれました。
いつしか下界はすっかり青空!
今季は積雪の少なさに加えて、天候の悪い週末が多かった印象。自分が5年ぶりに風邪をひいたこともあるけど…。
滑り納めの日はなんとか好天になってくれました。
6:29 急斜面下部出発

中央が夏道の通る小尾根で、先週よりだいぶ地形が出てきています。
今回も登りは小尾根のクライマーズレフト寄り。下りは小尾根のクライマーズライト寄りの急斜面を滑ります。所々でクラックがあるので、避けていくことが必要。

先週はややペースを上げ気味にして、脚力を削られた感のある急斜面の登り。
今回は意識してやや遅めのペースで登りました。やはりペース配分は大事です。
6:29 急斜面下部出発

中央が夏道の通る小尾根で、先週よりだいぶ地形が出てきています。
今回も登りは小尾根のクライマーズレフト寄り。下りは小尾根のクライマーズライト寄りの急斜面を滑ります。所々でクラックがあるので、避けていくことが必要。

先週はややペースを上げ気味にして、脚力を削られた感のある急斜面の登り。
今回は意識してやや遅めのペースで登りました。やはりペース配分は大事です。
急斜面の登りが一段落した頃、天狗菱が見えてきました!
1
急斜面の登りが一段落した頃、天狗菱が見えてきました!
やや斜度は落ち着くものの、まだまだ頑張りどころ。
白馬岳方面へ向かう先行の登山者から離れるように直登を続けます。
目指す稜線が見えてくるけどまだまだ遠い。
やや斜度は落ち着くものの、まだまだ頑張りどころ。
白馬岳方面へ向かう先行の登山者から離れるように直登を続けます。
目指す稜線が見えてくるけどまだまだ遠い。
振り返るともう雲が。雲の沸き方が完全に夏の様相です!
1
振り返るともう雲が。雲の沸き方が完全に夏の様相です!
行く手の稜線で凹んでる2600mコルが目標。
白馬岳方面の雪切れが著しい今季は前々から気になっていたコル直下の斜面を滑降する良いタイミング。
でもザラメを覆うように、滑走性の悪そうな新雪が乗っているのがちょっと残念。
うっかりパウダーを引き当ててしまったようです。(嬉しくない)
1
行く手の稜線で凹んでる2600mコルが目標。
白馬岳方面の雪切れが著しい今季は前々から気になっていたコル直下の斜面を滑降する良いタイミング。
でもザラメを覆うように、滑走性の悪そうな新雪が乗っているのがちょっと残念。
うっかりパウダーを引き当ててしまったようです。(嬉しくない)
やや斜度が緩んだので、ここから稜線直下までシール登行を試みて換装しました。
ところが今度は雪が緩み過ぎてシールのグリップが利きにくい。
すぐにまたシートラに換装する羽目になってしまいました。
稜線までシール登行で到達できる方も居られるけど自分には無理です。
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やや斜度が緩んだので、ここから稜線直下までシール登行を試みて換装しました。
ところが今度は雪が緩み過ぎてシールのグリップが利きにくい。
すぐにまたシートラに換装する羽目になってしまいました。
稜線までシール登行で到達できる方も居られるけど自分には無理です。
ちょうど乗った格好の微細な尾根を経てシートラで直登します。
上方の岩峰の手前で久々となるピッケルを装備しました。
ちょうど乗った格好の微細な尾根を経てシートラで直登します。
上方の岩峰の手前で久々となるピッケルを装備しました。
稜線直下は正しく急登!
キックステップは基よりピッケルのブレードによる支点確保も久しぶりでした。

この頃、雲が切れて遂に目指す杓子岳が見えてきました!
稜線直下は正しく急登!
キックステップは基よりピッケルのブレードによる支点確保も久しぶりでした。

この頃、雲が切れて遂に目指す杓子岳が見えてきました!
9:17 稜線到達!(2600m)

着きました!よく登りました!
尾根伝いよりもやはりコルを目指すほうが安全だったかもしれません。
9:17 稜線到達!(2600m)

着きました!よく登りました!
尾根伝いよりもやはりコルを目指すほうが安全だったかもしれません。
雲が掛かったり切れたりの杓子岳


稜線到達点から更に20mほど登って、眼下の斜面を観察しましたが結局コルから滑降することにしました。

2650m付近で稜線上の夏道に合流。ここから杓子岳へピストンすべくスキーをデポします。
雲が掛かったり切れたりの杓子岳


稜線到達点から更に20mほど登って、眼下の斜面を観察しましたが結局コルから滑降することにしました。

2650m付近で稜線上の夏道に合流。ここから杓子岳へピストンすべくスキーをデポします。
白馬岳周辺と違い人けが少ないためか、一帯は雷鳥の楽園のようでした!
白馬岳周辺と違い人けが少ないためか、一帯は雷鳥の楽園のようでした!
目が合ったみたいです。
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目が合ったみたいです。
遂に白馬岳も見えました!
先週滑降した夏道沿いの南斜面はだいぶ地面が目立ち、滑降となると面倒そうです。
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遂に白馬岳も見えました!
先週滑降した夏道沿いの南斜面はだいぶ地面が目立ち、滑降となると面倒そうです。
9:34 杓子岳へ向けて出発

雷鳥のおかげで息をしっかり整えてから出発です!
稜線上はアイゼンが必要な場面はないとみてツボ脚で進みます。
9:34 杓子岳へ向けて出発

雷鳥のおかげで息をしっかり整えてから出発です!
稜線上はアイゼンが必要な場面はないとみてツボ脚で進みます。
この辺りは緩やかな登下降の白馬三山縦走路を進みます。
右手には今季も行く予定にしていた白馬鑓ヶ岳も見えてきました。(鑓温泉手前で雪切れのため取り止め)
この辺りは緩やかな登下降の白馬三山縦走路を進みます。
右手には今季も行く予定にしていた白馬鑓ヶ岳も見えてきました。(鑓温泉手前で雪切れのため取り止め)
ピストンの合間に再び雷鳥と出会いました!
夏毛への衣替え途中のようです。
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ピストンの合間に再び雷鳥と出会いました!
夏毛への衣替え途中のようです。
雷鳥のフットプリント
3
雷鳥のフットプリント
10:08 杓子岳へ直登開始(2700m)

巻き道を見送って杓子岳への登りに掛かります。
ここからのガレ場は標高差は小さいながら本当に頑張りどころです!
1
10:08 杓子岳へ直登開始(2700m)

巻き道を見送って杓子岳への登りに掛かります。
ここからのガレ場は標高差は小さいながら本当に頑張りどころです!
あと少し、あと少し、もう一歩前へ!
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あと少し、あと少し、もう一歩前へ!
10:38 杓子岳山頂(2812m)到着!!

着きました!!
白馬岳は何度も登ってるけど、ここは初アルプスだった友人との白馬三山縦走以来11年ぶり2度目の登頂です!
10年一昔とはよく言ったもので、まさかこの間に長野に引っ越すことになるとは。
なお10年前もこのように雲が沸いて視界が悪かった記憶があります。
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10:38 杓子岳山頂(2812m)到着!!

着きました!!
白馬岳は何度も登ってるけど、ここは初アルプスだった友人との白馬三山縦走以来11年ぶり2度目の登頂です!
10年一昔とはよく言ったもので、まさかこの間に長野に引っ越すことになるとは。
なお10年前もこのように雲が沸いて視界が悪かった記憶があります。
登頂後見る間に雲が切れ、歩いてきた稜線越しに旭岳ははっきり見通すことができました。
大雪渓の辺りはいつもどおり雲が沸いており、白馬岳は残念ながら見えずじまい。
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登頂後見る間に雲が切れ、歩いてきた稜線越しに旭岳ははっきり見通すことができました。
大雪渓の辺りはいつもどおり雲が沸いており、白馬岳は残念ながら見えずじまい。
雲がフレーム効果をもたらしたかのように、窓越しっぽく白馬鑓、そして劔が見えていました。
雲がフレーム効果をもたらしたかのように、窓越しっぽく白馬鑓、そして劔が見えていました。
まだまだ残雪の多い光景ながら、下方は新緑が目立ってきている黒部谷方面の眺望でした。
まだまだ残雪の多い光景ながら、下方は新緑が目立ってきている黒部谷方面の眺望でした。
杓子岳山頂でのあおいとひなた

#ヤマノススメ
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杓子岳山頂でのあおいとひなた

#ヤマノススメ
ここで11年前の杓子岳山頂の写真

山名標の文字がしっかり読めています。
ここで11年前の杓子岳山頂の写真

山名標の文字がしっかり読めています。
11:06 杓子岳山頂出発

11年ぶりの杓子岳で30分ほど過ごして出発。
浮石の多いガレ場の下りは慎重さを要しました。
11:06 杓子岳山頂出発

11年ぶりの杓子岳で30分ほど過ごして出発。
浮石の多いガレ場の下りは慎重さを要しました。
11:42 スキー回収後にドロップポイントの2600mコルに到着

杓子岳からスキー回収を挟んで約30分。晴れているうちに目標のコルへ到着。
このあと無風で暑いコル直下で滑降準備しているうちに雲に巻かれてしまいました。
杓子岳へ行かなければ晴天で滑降開始できたけど、ただ滑れればいいというものでもないので仕方ない。
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11:42 スキー回収後にドロップポイントの2600mコルに到着

杓子岳からスキー回収を挟んで約30分。晴れているうちに目標のコルへ到着。
このあと無風で暑いコル直下で滑降準備しているうちに雲に巻かれてしまいました。
杓子岳へ行かなければ晴天で滑降開始できたけど、ただ滑れればいいというものでもないので仕方ない。
12:06 滑降開始!

さっきまで汗かいてシール剥がし、ワックスがけやってたのに、こんな状況での滑降開始となりました。
稜線直下は急斜面なうえにスタート地点だけ超急斜面。飛び込むのはちょっと気合が要りました。
12:06 滑降開始!

さっきまで汗かいてシール剥がし、ワックスがけやってたのに、こんな状況での滑降開始となりました。
稜線直下は急斜面なうえにスタート地点だけ超急斜面。飛び込むのはちょっと気合が要りました。
一旦滑り始めると苦労した甲斐あって爽快な大斜面でした!
ストップ雪を想像した新雪も滑走性はそれなりで良かったです。
いつもどおり少し下ると雲の下に出て視界は確保できました。
一旦滑り始めると苦労した甲斐あって爽快な大斜面でした!
ストップ雪を想像した新雪も滑走性はそれなりで良かったです。
いつもどおり少し下ると雲の下に出て視界は確保できました。
小尾根のスキーヤーズレフト側の急斜面。
落石やクラックに気を付けながらも、しっかりスキーを制御できる範囲で楽しみました!
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小尾根のスキーヤーズレフト側の急斜面。
落石やクラックに気を付けながらも、しっかりスキーを制御できる範囲で楽しみました!
急斜面出口付近は落石多数。登山者を避けるためにも、ボトムを避けてスキーヤーズレフト寄りを慎重に下りていきます。
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急斜面出口付近は落石多数。登山者を避けるためにも、ボトムを避けてスキーヤーズレフト寄りを慎重に下りていきます。
石の少ない左岸寄りの中斜面が爽快!
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石の少ない左岸寄りの中斜面が爽快!
麓の新緑が近づいてくる頃、まだまだ石を避けながら楽しめます!
麓の新緑が近づいてくる頃、まだまだ石を避けながら楽しめます!
下部は石を避けられる次元ではないので、やはり右岸寄りのトラバースでクリア。
下部は石を避けられる次元ではないので、やはり右岸寄りのトラバースでクリア。
13:19 白馬尻小屋(1550m)

滑降開始から1時間余。撮影、休憩、落石を警戒しながらも、やはり下りは早いです!
朝は繋がっていた、おつかれさん!の岩の右側は雪が切れ、テラスを回り込む必要がありました。
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13:19 白馬尻小屋(1550m)

滑降開始から1時間余。撮影、休憩、落石を警戒しながらも、やはり下りは早いです!
朝は繋がっていた、おつかれさん!の岩の右側は雪が切れ、テラスを回り込む必要がありました。
夏山シーズンも近い白馬尻小屋。小屋の営業は今年もないものの、テント場は利用可能とのことです。
夏山シーズンも近い白馬尻小屋。小屋の営業は今年もないものの、テント場は利用可能とのことです。
13:29 大雪渓末端(1480m)到着

白馬尻からガタガタの超不整地を下って本当の滑り納め。
板にもだいぶ傷が増えました。でも道具は「使ってなんぼ」なんであまり気にしないことにしています。
13:29 大雪渓末端(1480m)到着

白馬尻からガタガタの超不整地を下って本当の滑り納め。
板にもだいぶ傷が増えました。でも道具は「使ってなんぼ」なんであまり気にしないことにしています。
13:48 大雪渓末端出発

先週の林道下りが本当に辛かったので、今回は履き古した運動靴を用意していました!
スキーに加えてブーツも背負うので重いけど、それ以上に運動靴が快適!!
もっと早く靴を用意すれば良かった。
13:48 大雪渓末端出発

先週の林道下りが本当に辛かったので、今回は履き古した運動靴を用意していました!
スキーに加えてブーツも背負うので重いけど、それ以上に運動靴が快適!!
もっと早く靴を用意すれば良かった。
14:10 長走沢(1340m)

長走沢まで下ってくると、早朝は掛かっていた橋が脇に撤去されていました!
ちょうど通り掛かった方のおかげで、今日は開山祭があって架橋はそのための一時的な措置だったと初めて知りました。
(夏季の架橋に使われる土台はまだ残雪の下)
自分はテレビ、新聞、特にニュースは全く見ないので、たまにこんなことがあります。

長走沢を渡渉して元々防水性のない運動靴は浸水。まあ履き古した靴で、残りの行程も少ないので良しとします。
それよりここで諸々の道具を水洗いしてスッキリしました。
14:10 長走沢(1340m)

長走沢まで下ってくると、早朝は掛かっていた橋が脇に撤去されていました!
ちょうど通り掛かった方のおかげで、今日は開山祭があって架橋はそのための一時的な措置だったと初めて知りました。
(夏季の架橋に使われる土台はまだ残雪の下)
自分はテレビ、新聞、特にニュースは全く見ないので、たまにこんなことがあります。

長走沢を渡渉して元々防水性のない運動靴は浸水。まあ履き古した靴で、残りの行程も少ないので良しとします。
それよりここで諸々の道具を水洗いしてスッキリしました。
14:53 猿倉駐車場(1220m)到着!!

着きました!
運動靴のおかげで楽々の林道下り。前回よりもだいぶ短く感じました。
滑り納めの回に11年ぶりの杓子岳をもってきて、いつも以上に達成感と満足感を得た一日でした。
これで心置きなくグリーンシーズンへと切換できます!


新緑がだいぶ濃くなってきたなか、数時間前にここで開山祭が開催。
駐車場の一部が規制されていたことも開山祭のためだったのでした。
ただの風邪だったコロナも今は昔の話。今夏は大勢の方が白馬に来られることを願って帰途に就きました。
14:53 猿倉駐車場(1220m)到着!!

着きました!
運動靴のおかげで楽々の林道下り。前回よりもだいぶ短く感じました。
滑り納めの回に11年ぶりの杓子岳をもってきて、いつも以上に達成感と満足感を得た一日でした。
これで心置きなくグリーンシーズンへと切換できます!


新緑がだいぶ濃くなってきたなか、数時間前にここで開山祭が開催。
駐車場の一部が規制されていたことも開山祭のためだったのでした。
ただの風邪だったコロナも今は昔の話。今夏は大勢の方が白馬に来られることを願って帰途に就きました。
二股にて

昨年の22年は大雪で、ここを起点に小日向山で楽しめました。
日々の雪かきは甘受するので、来シーズンは選択肢が豊富な冬になるよう願います。
二股にて

昨年の22年は大雪で、ここを起点に小日向山で楽しめました。
日々の雪かきは甘受するので、来シーズンは選択肢が豊富な冬になるよう願います。

装備

個人装備
山スキー ポール シール スキーアイゼン マムート・アバランチビーコン Barryvox ブーツ 携帯用ワックス 携帯用ブラシ 長袖シャツ レインウェア タイツ ズボン スキー用靴下 グローブ 予備手袋 ネックウォーマー 薄手のビーニー ザック 12本爪アイゼン ピッケル 行動食 飲料 レジャーシート 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS アマチュア無線機 無線従事者免許証 無線局免許状 発煙筒 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル 一眼レフカメラ 広角ズームレンズ 三脚 ねんどろいど(あおい・ひなた)

感想

いろいろな要因で例年より山行回数(滑走日数)の減った山スキーシーズンでしたが、滑り納めの時期だけは例年どおりとなりました。
遠征続きは避けたく近隣の山となると、乗鞍はバス代が掛かるので選択肢は大雪渓で一択。といっても白馬岳では2週連続となるのでモチヴェーションが上がらない。ならばと友人との初アルプスだった白馬三山縦走以来、11年ぶり2回目となる杓子岳を思い立ちました。

2週続けてくると積雪の減り具合がよく分かります。とはいえ大雪渓はまだまだスキーには充分。夏まで残るから当然といえば当然ですが。石やクラックは気を付けなければいけないけど、滑り納めはしっかり楽しめました!

杓子岳の標高は白馬岳より100m余り低いけど、数ヶ所の急登を越えなくてはいけないので、十二分に中身の濃い行程でした。稜線直下の急登ではピッケルのブレードを使う場面もありましたが、山スキーをまだ始めていなかった頃に登った阿弥陀岳以来でした。

本格的な梅雨入りを前にして、これで心置きなく区切りをつけることができます。
次回からは地に足を付けて普通の登山者に戻ります。今季も山行記録をご覧いただきました皆様にお礼申し上げます。ありがとうございました!

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コメント

ルーンさん おはようございます。
2:19に猿倉登山口なので
金曜日 仕事が終わりすぐ出発。
仮眠されましたか?
すごいですね。
ほとんど寝ておられないのかも。
真っ暗な中 ヘッデン頼りに 良く歩いて行かれるな、、と
いつも思います。
2650稜線でスキーをデポされて
10:38分にはもう 杓子岳に到着されて
山頂部はやはり もう雪はないのですね。
やがて 白馬山頂も見えたようで なによりでしたね。
杓子岳は10年ぶりだったのですね。
ほんとに 月日の経つのは早いです。

あら 標柱がずいぶんと風化してるんだ。
読めない。(><)
さて デポ地へ下られ 待望の
スキーですね。
12:06スタート
13:29で 雪が悪くて、
あとは 80分のあるきでしたか。
今期は雪が少なかったのですね。
次に期待ですね。
あはは 雪かきがまってますか。笑
ありがとうございました。
2023/5/30 9:45
mayasanpoさん、こんばんは。
さっそくご覧いただきまして、いつも本当にありがとうございます。

自宅から猿倉まで1時間ちょっとで着きます。家で3時間は睡眠時間は確保できています。
ナイトハイクはあまり苦にならないんですよ。明るいヘッデンを導入したことも大きいです。
しかも今回の序盤は林道なので迷うこともありません。

2650mで稜線に乗るまでしんどかったですよ。
稜線や山頂は季節風が強いので、雪が付いていないことが多いです。
7時間で登頂した白馬岳より長く、8時間掛かっての杓子岳でした。
杓子岳は白馬三山縦走で立ち寄ることが多いのではないかと思います。
今回のように目標にするのはなかなかないと思います。
10年前、話のタネにと白馬へ行ったのですが、まさにあれが移住に向けてのトリガーとなりました。
この10年は本当に早かったです。読めなくなった標柱が時間経過を物語ってくれていますね。

長い時間をかけた大雪渓も滑降するとあっという間。
空模様のおかげで雪温が低かったためか、スキーが本当によく走って爽快そのものでした!
白馬尻の少し下で正に竹を割ったかのように、いつも同じ場所で雪が切れます。
前回は辛かった下りの林道も、運動靴に履き替えたら楽々でした。

今季は相当に雪が少なかったですよ。冬の間は数えるくらいしか雪かきしなくて楽をしました。
でも山スキーが楽しくなるためには、雪かきは面倒でもたくさん雪が降ってほしいです。
来年はどうなるでしょう。
今回もありがとうございました!
2023/5/30 21:49
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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