小屋開け前に行く残雪と新緑の鷲羽岳
- GPS
- 45:07
- 距離
- 41.0km
- 登り
- 3,157m
- 下り
- 3,160m
コースタイム
- 山行
- 11:45
- 休憩
- 2:27
- 合計
- 14:12
- 山行
- 8:20
- 休憩
- 2:15
- 合計
- 10:35
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
鏡平〜弓折岳は春道直登ルート 双六から先の巻道は雪渓トラバースあり。この時期は雪解け状況によってルートの難易度が変わるのであくまで参考程度に。 |
写真
感想
毎年恒例の鷲羽岳。今年は残雪と新緑の景色を見たくてこの時期としては初めての山行となりました。
この季節は雪解けの進み具合によって状況は変わるので以下参考までに。
◆新穂高〜鏡平
途中何か所か雪の上を歩きますがほとんどが夏道の為問題無く追加
◆鏡平〜弓折乗越
この時期は弓折中段より先は雪渓のトラバースがある為夏道を行かず、弓折岳を直登するルートが基本です。行きは目視でほとんど雪が無くて夏道を選んでしまいましたが結局最後の雪渓をトラバース出来ず直登して稜線に乗り上げました。帰りはその反省を生かし直登ルートを選びましたがこれまた大変。ハイマツ漕ぎ等バリエーションルートに近い中々しびれるルートでした。
◆弓折乗越〜双六小屋〜中道分岐
ここもいくつか雪が残りますが、ツボ足でOK。双六小屋は小屋開けの準備をしていて有難いことにまだ正式ではありませんが水を引いてくれていて補給できました
◆中道分岐〜三俣山荘
当初、双六岳は登らずに三俣蓮華岳を目指す中道を行く予定で進んでいましたが、引き返したパーティに遭遇。どうやら三俣蓮華〜三俣へ下りる雪渓の急斜面を進めずに引き返してきたとの事。今回自分もストックと軽アイゼンという装備なので、引き返すことに。残りは巻道を進むしかないのですが、雪渓は残ってそうで不安ながらも撤退も視野に進みました。確かに雪渓のトラバースが何か所も出てきましたが、何とか進むことが出来て三俣山荘にようやく到着しました。今年は雪解けが早いようでこの時期に軽アイゼンで進めたのはラッキーなだけだったかも知れません。
◆三俣山荘〜鷲羽岳
ほぼ夏道でここは問題無く。そして登頂。見たかった景色に会うことが出来て感動でした。鷲羽岳から望む鷲羽池は、槍ヶ岳をシンボルに空・雲・新緑・残雪・池が一つのフレームに収められていてまるで絵画のような景色でした。
◆水場
基本的に全ルートを通して水場はありません。が、双六小屋は小屋明け前でしたが既に違う場所へ水を引いており、三俣山荘の水場もちょろちょろと流れてました。ただし今回たまたまだった可能性もあるので基本的には持参&現地調達と思っていた方が良いです
今回は見事な梅雨の晴れ間に登れてこの時期ならではの景色を堪能できました。まだ小屋開け前なので誰も人が入らないだろうと思ったのですが三俣には5張前後テントが張られていてさすが人気の山だなーと思いました。
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