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Yamareco

記録ID: 5679974
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

【日本二百名山】大天井岳と燕岳 〜一の沢から中房温泉までテント泊縦走〜

2023年07月03日(月) 〜 2023年07月04日(火)
 - 拍手
SHAKATAK その他2人
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
19:47
距離
23.7km
登り
2,332m
下り
2,106m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
8:38
休憩
1:45
合計
10:23
5:44
5:44
10
5:54
5:54
54
6:48
6:48
27
7:15
7:33
27
8:00
8:01
78
9:19
9:33
81
10:54
11:58
67
13:05
13:11
81
14:32
14:34
63
15:37
2日目
山行
5:55
休憩
3:26
合計
9:21
5:51
8
5:59
6:14
6
6:20
7:16
21
7:43
7:51
104
9:35
9:37
21
9:58
9:58
42
10:40
10:45
3
10:48
10:49
10
10:59
11:00
4
11:04
11:14
2
11:16
11:17
8
11:25
11:25
5
11:30
12:54
6
13:00
13:00
17
13:17
13:17
11
13:28
13:41
15
13:56
13:56
19
14:15
14:20
16
14:36
14:36
14
14:50
14:50
22
天候 7/3(月) 曇り後晴れ
7/4(火) 晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
タクシー 自家用車
<駐車場>
一の沢第一駐車場(無料)
・未舗装ですが、30台ほど停められます。
・300mほど下に第二駐車場があります。(30台程度)
・トイレは30分ほど歩いた登山口にあります。
・携帯は圏外です。タクシーを呼ぶときは常念小屋で。

<帰り>
中房温泉から一の沢駐車場までタクシー(11,500円)
・呼ぶと45分くらいかかりますが、温泉で汗を流すと丁度良い時間になります。
・中房温泉は、携帯が問題なく使用できます。(合戦小屋から予約することも可)
コース状況/
危険箇所等
※全体的に危険箇所、不明瞭箇所はありません。

<一の沢〜大天荘>
・序盤はなだらかですが、胸突き八丁から常念小屋までは急登が続きます。
・縦走路は基本的にピークカットしてますが、アップダウンは意外とあります。
・東天井岳の辺りに少し雪が残っていますが、チェーンスパイクは不要です。

<大天荘〜燕岳〜中房温泉>
・大天荘から下った後、「切通岩」という鎖場がありますが、足場はしっかりしています。
その他周辺情報 <テント場>
大天荘 テント場 2000円
・小屋の近くに50張ほど張れるスペースがあります。
・トイレはバイオトイレで、比較的キレイです。
・水は200円/2Lで分けて貰えます。湧水をポンプアップしているので、消毒臭さがありません。
・携帯(au)は小屋の近くでアンテナ1〜2本程度でした。

<日帰り温泉>
中房温泉 湯原の湯 950円
・燕岳登山口の目の前にある日帰り温泉で、お手軽です。
・ザック置場は外(建物裏)にあります。
・洗い場(5ヶ所)の他は露天風呂が2つだけですが、下山後すぐに汗を流せるのはありがたい。
・泉質はアルカリ泉で、ややヌメった感じの肌触りです。
一の沢駐車場に4時30分頃到着しましたが、平日ということもあり、第一駐車場に停められました。
2023年07月03日 05:05撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
7/3 5:05
一の沢駐車場に4時30分頃到着しましたが、平日ということもあり、第一駐車場に停められました。
舗装路を30分ほど歩くと、常念岳登山口に辿り着きます。
2023年07月03日 05:32撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1
7/3 5:32
舗装路を30分ほど歩くと、常念岳登山口に辿り着きます。
ここには「登山相談所」がありますが、この時は無人でした。
2023年07月03日 05:32撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1
7/3 5:32
ここには「登山相談所」がありますが、この時は無人でした。
この先は常念小屋までトイレがないので、ここで済ませておきます。
2023年07月03日 05:32撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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7/3 5:32
この先は常念小屋までトイレがないので、ここで済ませておきます。
少し歩いたら、トチノキの前に建つ山ノ神の鳥居があります。登山の安全を祈願して先へ進みます。
2023年07月03日 05:56撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1
7/3 5:56
少し歩いたら、トチノキの前に建つ山ノ神の鳥居があります。登山の安全を祈願して先へ進みます。
このコースはしばらく川沿いの道を歩きます。時期的な問題なのか、水量は多めです。
2023年07月03日 06:40撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1
7/3 6:40
このコースはしばらく川沿いの道を歩きます。時期的な問題なのか、水量は多めです。
スタートから暫くは緩い傾斜が続くので、淡々と歩けます。いつまでもこんな感じの道だと良いのですが…。
2023年07月03日 06:44撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1
7/3 6:44
スタートから暫くは緩い傾斜が続くので、淡々と歩けます。いつまでもこんな感じの道だと良いのですが…。
「胸突八丁」に到着しました。この手前から傾斜が急になり、キツくなってきました。
2023年07月03日 08:40撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1
7/3 8:40
「胸突八丁」に到着しました。この手前から傾斜が急になり、キツくなってきました。
標高2250mにある最終水場。常念小屋までは標高差残り200m程度ですが、ここからがまだまだ長い…。
2023年07月03日 09:20撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
7/3 9:20
標高2250mにある最終水場。常念小屋までは標高差残り200m程度ですが、ここからがまだまだ長い…。
まだ水に余裕があるので、軽く喉を潤した程度ですが、冷たくて美味しい水でした。
2023年07月03日 09:20撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1
7/3 9:20
まだ水に余裕があるので、軽く喉を潤した程度ですが、冷たくて美味しい水でした。
常念乗越に到着しました。ようやく縦走路に合流しました。ザックが重いので、疲れました。
2023年07月03日 10:44撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1
7/3 10:44
常念乗越に到着しました。ようやく縦走路に合流しました。ザックが重いので、疲れました。
ピラミッド型の山容が麓からもよく目立つ常念岳(2857m)。逆方向になるので今回は寄りません。
2023年07月03日 10:45撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1
7/3 10:45
ピラミッド型の山容が麓からもよく目立つ常念岳(2857m)。逆方向になるので今回は寄りません。
歩き始めは曇っていましたが、稜線に出る頃には快晴になっていました。この角度から見る槍ヶ岳は、凄く尖がって見えます。
2023年07月03日 10:45撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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7/3 10:45
歩き始めは曇っていましたが、稜線に出る頃には快晴になっていました。この角度から見る槍ヶ岳は、凄く尖がって見えます。
赤い屋根がよく目立つ常念小屋。ここでゆっくり昼休憩にして、体力回復を図ります。
2023年07月03日 10:58撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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7/3 10:58
赤い屋根がよく目立つ常念小屋。ここでゆっくり昼休憩にして、体力回復を図ります。
これから目指す横通岳や東天井岳の方面。大天井岳は全く見えません。
2023年07月03日 10:45撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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7/3 10:45
これから目指す横通岳や東天井岳の方面。大天井岳は全く見えません。
やや傾斜がありますが、常念小屋のテント場も中々良さげです。体力も回復したので、大天荘を目指します。
2023年07月03日 11:51撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1
7/3 11:51
やや傾斜がありますが、常念小屋のテント場も中々良さげです。体力も回復したので、大天荘を目指します。
横通岳(2767m)に到着しました。縦走路からは外れた山ですが、「日本百高山」の一座なので踏みに行きました。
2023年07月03日 13:05撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1
7/3 13:05
横通岳(2767m)に到着しました。縦走路からは外れた山ですが、「日本百高山」の一座なので踏みに行きました。
振り返れば常念岳。常念山脈の主峰だけあって、堂々とした山容です。
2023年07月03日 13:05撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
7/3 13:05
振り返れば常念岳。常念山脈の主峰だけあって、堂々とした山容です。
涸沢カールはまだまだ雪が残っているようです。
2023年07月03日 13:06撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
7/3 13:06
涸沢カールはまだまだ雪が残っているようです。
これから目指す大天井岳の方面。奥に見えるのは、東天井岳でしょうか?
2023年07月03日 13:06撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
7/3 13:06
これから目指す大天井岳の方面。奥に見えるのは、東天井岳でしょうか?
この山にわざわざ登る人は少ないかもしれませんが、遮るもののない山頂からは良い眺めです。
2023年07月03日 13:06撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
7/3 13:06
この山にわざわざ登る人は少ないかもしれませんが、遮るもののない山頂からは良い眺めです。
横通岳を後にして、東天井岳に向かっていると、途中でライチョウを見かけました。4羽いましたが、他は隠れてしまいました。
2023年07月03日 14:20撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
7/3 14:20
横通岳を後にして、東天井岳に向かっていると、途中でライチョウを見かけました。4羽いましたが、他は隠れてしまいました。
東天井岳の手前には一部雪が残っていますが、チェーンスパイクは不要です。なお、以前は東天井岳付近に「二俣小屋」という小屋があったらしいですが、痕跡は残っていません。
2023年07月03日 14:26撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
7/3 14:26
東天井岳の手前には一部雪が残っていますが、チェーンスパイクは不要です。なお、以前は東天井岳付近に「二俣小屋」という小屋があったらしいですが、痕跡は残っていません。
東天井岳(2814m)の山頂に到着しました。この山も縦走路から外れていますが、「日本百高山」の一座なので、踏みに行きました。
2023年07月03日 14:33撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
7/3 14:33
東天井岳(2814m)の山頂に到着しました。この山も縦走路から外れていますが、「日本百高山」の一座なので、踏みに行きました。
これから進む大天井岳の方面。スタートから9時間以上経過していますが、まだ大天荘の建物が見えてきません。予想以上に遠いです…。
2023年07月03日 14:33撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
7/3 14:33
これから進む大天井岳の方面。スタートから9時間以上経過していますが、まだ大天荘の建物が見えてきません。予想以上に遠いです…。
東天井岳から1時間近く歩いて、ようやく大天荘が見えてきました。その奥には大天井岳が構えています。
2023年07月03日 15:31撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
7/3 15:31
東天井岳から1時間近く歩いて、ようやく大天荘が見えてきました。その奥には大天井岳が構えています。
標高2860mに建つ大天荘ですが、比較的立派な建物です。テント場も平坦で快適です。(夜は風が強かったですが)
2023年07月03日 15:38撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
7/3 15:38
標高2860mに建つ大天荘ですが、比較的立派な建物です。テント場も平坦で快適です。(夜は風が強かったですが)
翌日目指す燕岳の方面。常念小屋からの縦走路に比べれば、アップダウンは少なそうです。
2023年07月03日 17:44撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1
7/3 17:44
翌日目指す燕岳の方面。常念小屋からの縦走路に比べれば、アップダウンは少なそうです。
この日のテントは10張程度。設営後のビールが極上でしたが、日没後は一気に気温が低下して寒くなりました。
2023年07月03日 17:44撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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7/3 17:44
この日のテントは10張程度。設営後のビールが極上でしたが、日没後は一気に気温が低下して寒くなりました。
2日目の朝を迎えました。西の空に沈みかけの満月が見えます。
2023年07月04日 04:27撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
2
7/4 4:27
2日目の朝を迎えました。西の空に沈みかけの満月が見えます。
そして、東の空は日の出を迎えようとしています。
2023年07月04日 04:27撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
7/4 4:27
そして、東の空は日の出を迎えようとしています。
拡大すると、雲海が凄く幻想的です。
2023年07月04日 04:27撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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7/4 4:27
拡大すると、雲海が凄く幻想的です。
テントを撤収したら、大天井岳の山頂に向かいます。
2023年07月04日 04:37撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
7/4 4:37
テントを撤収したら、大天井岳の山頂に向かいます。
大天荘から大天井岳(2922m)までは10分程度。ここまで遠かったですが、十分にその価値はありました。
2023年07月04日 06:00撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1
7/4 6:00
大天荘から大天井岳(2922m)までは10分程度。ここまで遠かったですが、十分にその価値はありました。
山頂には小さな祠がありますが、ご神体はよく分かりませんでした。
2023年07月04日 06:05撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
7/4 6:05
山頂には小さな祠がありますが、ご神体はよく分かりませんでした。
少し風が強いですが、一面の青空です。このまま槍ヶ岳を目指したくなりましたが、予定通り燕岳に向かいます。
2023年07月04日 06:00撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
7/4 6:00
少し風が強いですが、一面の青空です。このまま槍ヶ岳を目指したくなりましたが、予定通り燕岳に向かいます。
大天荘からは一気に標高を下げますが、その先は適度なアップダウンが続いています。
2023年07月04日 07:27撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
7/4 7:27
大天荘からは一気に標高を下げますが、その先は適度なアップダウンが続いています。
この縦走路の難所(?)切通岩が見えてきました。
2023年07月04日 07:44撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
7/4 7:44
この縦走路の難所(?)切通岩が見えてきました。
切通岩の近くには、小林喜作氏のレリーフがあります。100年前に亡くなっていますが、槍ヶ岳に通じる「喜作新道」を切り開いた方です。
2023年07月04日 07:46撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
7/4 7:46
切通岩の近くには、小林喜作氏のレリーフがあります。100年前に亡くなっていますが、槍ヶ岳に通じる「喜作新道」を切り開いた方です。
切通岩は、ハシゴを登った後に鎖を伝って左にトラバースします。足場はしっかりしているので、落ち着いて歩けば問題ありません。
2023年07月04日 07:50撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
7/4 7:50
切通岩は、ハシゴを登った後に鎖を伝って左にトラバースします。足場はしっかりしているので、落ち着いて歩けば問題ありません。
「表銀座」と呼ばれるだけあって、気持ちの良い縦走路です。左奥に燕岳が見えました。
2023年07月04日 08:32撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
7/4 8:32
「表銀座」と呼ばれるだけあって、気持ちの良い縦走路です。左奥に燕岳が見えました。
蛙岩付近には、面白い割れ方をした岩があります。一体何が起きたのでしょうか?
2023年07月04日 10:00撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
7/4 10:00
蛙岩付近には、面白い割れ方をした岩があります。一体何が起きたのでしょうか?
燕山荘が近付いてきました。こうして見るとピークに建っているように見えますが、斜は緩いので問題ありません。
2023年07月04日 10:09撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
7/4 10:09
燕山荘が近付いてきました。こうして見るとピークに建っているように見えますが、斜は緩いので問題ありません。
大天荘を出発して3時間ちょいで燕山荘に到着しました。今回は宿泊でないのが残念です。
2023年07月04日 10:33撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
7/4 10:33
大天荘を出発して3時間ちょいで燕山荘に到着しました。今回は宿泊でないのが残念です。
燕山荘の前に建つ、畦地梅太郎氏の「山男」の石像。ある意味燕山荘のシンボルですね。
2023年07月04日 10:33撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
7/4 10:33
燕山荘の前に建つ、畦地梅太郎氏の「山男」の石像。ある意味燕山荘のシンボルですね。
少し休憩したら、空荷で燕岳を目指すことにします。
2023年07月04日 10:33撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
7/4 10:33
少し休憩したら、空荷で燕岳を目指すことにします。
燕岳への途中にある「イルカ岩」。この辺りには、目に見えない芸術家がいるようです。
2023年07月04日 10:49撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
7/4 10:49
燕岳への途中にある「イルカ岩」。この辺りには、目に見えない芸術家がいるようです。
さて、燕岳(2763m)の山頂に到着しました。11年ぶりの登頂です。
2023年07月04日 11:09撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1
7/4 11:09
さて、燕岳(2763m)の山頂に到着しました。11年ぶりの登頂です。
昨日から散々見た槍ヶ岳ですが、燕岳から見る槍は非常にスタイルが整っています。単なる「稜線上の突起」ではなく、山体としての優美さを感じます。
2023年07月04日 11:11撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
7/4 11:11
昨日から散々見た槍ヶ岳ですが、燕岳から見る槍は非常にスタイルが整っています。単なる「稜線上の突起」ではなく、山体としての優美さを感じます。
拡大すると、さすがの迫力。小槍も良いアクセントになっています。
2023年07月04日 11:11撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
7/4 11:11
拡大すると、さすがの迫力。小槍も良いアクセントになっています。
裏銀座の山々も良い感じです。残雪がコントラストになって、山体が引き締まって見えます。
2023年07月04日 11:11撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
7/4 11:11
裏銀座の山々も良い感じです。残雪がコントラストになって、山体が引き締まって見えます。
一通り景色を堪能したら、燕山荘に戻って昼食にします。
2023年07月04日 11:11撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
7/4 11:11
一通り景色を堪能したら、燕山荘に戻って昼食にします。
燕山荘ではチキンカレー(1200円)を頂きました。スパイシーで美味しかったですが、カツカレーのボリュームを見たら、そっちにすれば良かったかな…?
2023年07月04日 12:07撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1
7/4 12:07
燕山荘ではチキンカレー(1200円)を頂きました。スパイシーで美味しかったですが、カツカレーのボリュームを見たら、そっちにすれば良かったかな…?
名残惜しいですが燕山荘を後にし、40分ほどで合戦小屋に到着しました。
2023年07月04日 13:28撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
7/4 13:28
名残惜しいですが燕山荘を後にし、40分ほどで合戦小屋に到着しました。
桓武天皇の時代、有明山に棲む「八面大王」という鬼を、坂上田村麻呂がこの辺り(合戦沢)で討ち果たしたことが「合戦小屋」の由来となっています。
2023年07月04日 13:32撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
7/4 13:32
桓武天皇の時代、有明山に棲む「八面大王」という鬼を、坂上田村麻呂がこの辺り(合戦沢)で討ち果たしたことが「合戦小屋」の由来となっています。
これが八面大王?
「大王わさび農場」内にある大王神社には、八面大王の胴体が埋められているそうです。
2023年07月04日 13:33撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
7/4 13:33
これが八面大王?
「大王わさび農場」内にある大王神社には、八面大王の胴体が埋められているそうです。
合戦尾根から1時間30分ほどで中房温泉に下山しました。最後までしっかり歩けて良かったです。
ここでタクシーを呼んで一の沢駐車場まで戻ります。
2023年07月04日 15:11撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
7/4 15:11
合戦尾根から1時間30分ほどで中房温泉に下山しました。最後までしっかり歩けて良かったです。
ここでタクシーを呼んで一の沢駐車場まで戻ります。
タクシーを待っている間に「中房温泉 湯原の湯」で汗を流しました。ぬるめの露天風呂が気持ちよかったです。
2023年07月04日 16:02撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
7/4 16:02
タクシーを待っている間に「中房温泉 湯原の湯」で汗を流しました。ぬるめの露天風呂が気持ちよかったです。

感想

餓鬼岳から霞沢岳まで続く長大な常念山脈。
主峰は言わずと知れた常念岳(2857m)ですが、最高峰は大天井岳(2922m)だったりします。

大天井岳は、日本二百名山の一座ではあるものの、堂々とした山容の常念岳と比べると地味なイメージがあり、これまで行く機会がありませんでした。
しかし、行った人の話では、「大天荘や常念山脈の稜線歩きは凄く良かった」とのことだったので、今回、行ってみることにしました。

半年ぶりのテント泊にやや不安を感じながらも、スタートから暫くは緩やかな道が続いたので、淡々と歩くことができました。
しかし、徐々に傾斜がキツくなり、睡眠不足と気温上昇のダブルパンチを受けて、常念乗越までの残り数百メートルがやけに長く感じました。
「今回は常念小屋ピストンでも良いんじゃないかな…。」と思いかけましたが、いざ稜線に辿り着くと、槍・穂高連峰の山々がダイナミックに広がっており、先に進むモチベーションが湧き上がってくるのを感じました。

大天荘までは意外とアップダウンがあり、距離も長いので、「楽々の稜線歩き」とはいかないですが、天気に恵まれたので、眺めの良い景色を堪能しながら歩くことができました。
スタートから10時間以上経過して、ようやく大天荘のテント場に到着しましたが、設営の途中で眠気と疲労が一気に押し寄せてきたので、もし天気が悪かったら、もっとツラい縦走になっていたと思います。

2日目は表銀座を逆に歩くコースでしたが、それ程人が多くなかったので、裏銀座や後立山連峰の山々を眺めながらのんびり歩くことができました。
この景色とお別れするのが勿体なくて燕山荘で長居してしまいましたが、15時過ぎに中房温泉に下山できました。

今回は天気にも恵まれ、充実した2日間を過ごすことができましたが、強いて心残りを挙げれば、大天荘のJAZZ喫茶に行けなかったことです。
大天荘の食堂は夕食の提供が終了した後、ランプが灯る雰囲気の良いJAZZ喫茶になるということで、楽しみにしていましたが、夕食後に猛烈な眠気に襲われて、営業開始前に寝てしまいました…。
次に訪れる時には、十分に体調を整えて、睡魔に負けないようにしたいと思います。

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無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [4日]
燕岳から蝶ケ岳
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
積雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [3日]
燕岳〜大天井岳〜常念岳〜蝶ヶ岳、常念山脈縦走
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
燕岳ー常念岳 縦走
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [3日]
燕〜常念の縦走
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5

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