山行記録: 栂海新道：親不知から朝日岳へ

天候	1日目曇り（強風）、2日目曇り、3日目晴れ
過去天気図（気象庁）	2023年07月の天気図
アクセス	利用交通機関：自家用車親不知観光ホテルの前に公共駐車場あり。帰りにどうやって車をピックアップするかが課題。私の場合は蓮華温泉に下山して糸魚川までバスで移動。そこから親不知駅までJR。親不知駅から親不知観光ホテルまで糸魚川タクシーを事前予約という形でピックアップした。アクセスを調べる my出発地登録
コース状況／危険箇所等	海から北アルプスへのロマン溢れるロングコース。道は本当に良く整備されている。サワガニ山岳会の方に感謝。快適に歩き通すには、水マネジメント、軽量化、熊対策、蜘蛛の巣対策が必要と思う。【水マネジメント】水は荷物の中でも一番重いので、軽量化の為には少ない方が良いものの、なくなると地獄になるのでどれだけ持っていくか難しいところ。今回は2.5Lを持ち運んだが、結局1.5Lでも大丈夫という結果だった。暑さを含む天候、汗かきかどうか、荷物の量、水場の存在に依る。今回は初日、二日目と曇りで左程暑くなかったので、助かった感じ。水場の状況は以下の通り要所要所にある。どこの水場も綺麗な水です（北又は行ってません）。・シキ割：登山道上にあるので、見逃すことはない。水量は十分。・白鳥山の南側水場：どこにあるかさえ分からず。標識もない。夏場は枯れるとの記載を見たことあり。・黄連の水場：標識あり。登山道から2分程度。近いです。沢なので水量豊富。一年中なくならないでしょう。・北又の水場：標識あり。行ってません（往復10分との記載あり）。・黒岩平の水場：沢を5回程度横切ります。ここも水量豊富。・朝日岳直下：雪渓の溶け水。・五輪尾根の下りは水が超豊富なので水持参不要なくらいです。【軽量化】・シュラフはイスカエア300という超軽量のものを使ったが、なくても大丈夫だったかも。あと軽量ダウンウェア。もしもの為のエマージェンシーシート。・水分を多く含む食料は重いので乾麺のみ持参。ガスバーナーを持っていったが、すべて行動食で済ませるのも手と思った。【熊対策】熊の糞らしきものを見かけたので、熊の生息域であるのは間違いない。熊鈴2つ付けた。あと蛇を2回見た。一回は、入道山と尻高山の間の赤い階段のところにマムシが居座ってどかないので苦労した。二回目は栂海山荘の中の土間。おそらくアオダイショウ。ウワっと大声出したら逃げて行った。小屋の主かな。同居人が嫌がると思って伝えず。【蜘蛛の巣対策】以前他の山で蜘蛛の巣取りに萎えて撤退したことがある。熊対策も兼ね、ストック一本持ちました。初日の低山部分が対象かな。今回は先行者の方に蜘蛛の巣を払って頂いたので、苦労しなかった。【日程】結果論だが、時間的には栂海山荘一泊だけで蓮華温泉まで下山できたはずだが、そうしていたら3日目の絶景ないし、朝日小屋の清水さんとも話せないし、おいしい酎ハイも飲めなかったので、これで良かったのだと思う。一日目は非常に強い風が吹いていたが、一日中樹林帯なので、逆に涼しさをもたらしてくれた感じ。稜線であの風ではしんどい。
その他周辺情報	・登山前日、親不知観光ホテルに泊まったので、お決まりの海岸線を訪問して海水タッチ。フナムシが沢山いて少しビビる。・下山後、蓮華温泉の露天風呂に入った。結構登る。下から二つ目の仙気の湯に入った。景色良くおすすめ。