ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 5714754
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

南ア 鳳凰三山<1DAY> 夜叉神峠in・広河原out 核心部は後半

2023年07月16日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
09:45
距離
20.5km
登り
2,197m
下り
2,068m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:24
休憩
2:10
合計
9:34
3:35
3:36
4
3:40
3:42
47
4:29
4:31
29
5:00
5:01
28
5:29
5:38
11
5:49
5:55
19
6:14
6:52
36
7:28
7:36
1
7:37
7:42
8
7:50
7:52
21
8:13
8:21
15
8:36
8:38
29
9:07
9:11
6
9:17
9:20
8
9:28
9:41
35
10:16
10:31
27
10:58
11:04
72
12:16
12:20
9
12:29
12:30
5
天候 基本晴れ 稜線結構風強い時あり
過去天気図(気象庁) 2023年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
タクシー 自家用車
夜叉神峠駐車場に駐車
7/15 22時の時点で空き数台分
広河原〜夜叉神峠:乗り合いタクシー 協力金込み¥1500 
コース状況/
危険箇所等
山と高原地図では全て実線のルートだが、
高峰から白鳳峠、白鳳峠から白鳳峠入口の間がキツすぎる・・・
その他周辺情報 韮崎旭温泉 \600
夜叉神峠22時着、残り数台の空きスペースに停めて
4時間程仮眠
夕方雨の予報もあり、早目に3時出発
2022年07月16日 03:01撮影
7
7/16 3:01
夜叉神峠22時着、残り数台の空きスペースに停めて
4時間程仮眠
夕方雨の予報もあり、早目に3時出発
登山口から夜叉神峠まで
CT1H、道自体は良い道
飛ばし過ぎないように気を付けて登る
2022年07月16日 03:03撮影
2
7/16 3:03
登山口から夜叉神峠まで
CT1H、道自体は良い道
飛ばし過ぎないように気を付けて登る
夜叉神峠到着
まだ真っ暗なので何も見えずw
一息ついたら次へ
2022年07月16日 03:44撮影
2
7/16 3:44
夜叉神峠到着
まだ真っ暗なので何も見えずw
一息ついたら次へ
夜叉神峠>杖立峠はCT1H30m
標高差400m程
登りの途中でだんだん明るくなってきて
そろそろヘッデンなしで大丈夫な明るさ
2022年07月16日 04:33撮影
2
7/16 4:33
夜叉神峠>杖立峠はCT1H30m
標高差400m程
登りの途中でだんだん明るくなってきて
そろそろヘッデンなしで大丈夫な明るさ
樹林帯からちょっと開けた場所へ
錆びた鉄の標識があるが、何か不明
2022年07月16日 04:53撮影
2
7/16 4:53
樹林帯からちょっと開けた場所へ
錆びた鉄の標識があるが、何か不明
このケルン?の辺からちょっと傾斜が急になる
2022年07月16日 05:04撮影
4
7/16 5:04
このケルン?の辺からちょっと傾斜が急になる
苺平到着
もう日が昇っている
ちょっと休憩・・・
ザック降ろしてヘッデンしまう
どうしようかちょっと悩んだが、折角なので辻山に寄り道
樹林帯のリボンをたどって山頂へ
2022年07月16日 05:34撮影
6
7/16 5:34
苺平到着
もう日が昇っている
ちょっと休憩・・・
ザック降ろしてヘッデンしまう
どうしようかちょっと悩んだが、折角なので辻山に寄り道
樹林帯のリボンをたどって山頂へ
途中地面に置かれた分岐の案内
ここから山頂は数分
2022年07月16日 05:51撮影
3
7/16 5:51
途中地面に置かれた分岐の案内
ここから山頂は数分
辻山
三角点からちょっと離れた所に山頂標識
素晴らしいパノラマ・・・なのであろう場所
天気が良ければ、だがw
(中央線から見える山 甲斐百山)
2022年07月16日 05:55撮影
6
7/16 5:55
辻山
三角点からちょっと離れた所に山頂標識
素晴らしいパノラマ・・・なのであろう場所
天気が良ければ、だがw
(中央線から見える山 甲斐百山)
辻山からメインルートに戻ってきた所にある看板
こっち側から登ると結構急だと思う
2022年07月16日 06:04撮影
6
7/16 6:04
辻山からメインルートに戻ってきた所にある看板
こっち側から登ると結構急だと思う
南御室小屋の手前にあった標識
確かに電波拾えたw
2022年07月16日 06:16撮影
8
7/16 6:16
南御室小屋の手前にあった標識
確かに電波拾えたw
奥秩父が見えているのかな
2022年07月16日 06:16撮影
5
7/16 6:16
奥秩父が見えているのかな
小屋が見えた・・・
凄い数のテント
流石連休
2022年07月16日 06:18撮影
7
7/16 6:18
小屋が見えた・・・
凄い数のテント
流石連休
南御室小屋
水場があるのでここで休憩
流石に汗だくのTシャツだと寒くてシェル着込む
コーヒー飲もうとお湯沸かしながら荷物広げたら
コーヒーの粉が入った非常食パック忘れた事に気付く・・・orz
ちなみに武器(先割れスプーン)も忘れてる
ちょっと長めの休憩を取り薬師岳へ
2022年07月16日 06:18撮影
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7/16 6:18
南御室小屋
水場があるのでここで休憩
流石に汗だくのTシャツだと寒くてシェル着込む
コーヒー飲もうとお湯沸かしながら荷物広げたら
コーヒーの粉が入った非常食パック忘れた事に気付く・・・orz
ちなみに武器(先割れスプーン)も忘れてる
ちょっと長めの休憩を取り薬師岳へ
南御室小屋からそこそこ急斜面を登ると、イイ感じのシラビソ林のトレイルになる
まぁ、穏やかな道はほんのわずかだがw
2022年07月16日 07:15撮影
4
7/16 7:15
南御室小屋からそこそこ急斜面を登ると、イイ感じのシラビソ林のトレイルになる
まぁ、穏やかな道はほんのわずかだがw
稜線に出ると、レコでよく見るこの風景
足元はザレザレ
でも気持ちイイ
2022年07月16日 07:31撮影
7
7/16 7:31
稜線に出ると、レコでよく見るこの風景
足元はザレザレ
でも気持ちイイ
砂払岳到着
山頂っぽくない場所だけど
2022年07月16日 07:32撮影
2
7/16 7:32
砂払岳到着
山頂っぽくない場所だけど
振り返ると雲の間に日本一
2022年07月16日 07:34撮影
11
7/16 7:34
振り返ると雲の間に日本一
巨岩の向こうに薬師岳小屋
巨岩の右側から回り込み、
ちょっとした岩場を下って小屋の方へ
2022年07月16日 07:37撮影
2
7/16 7:37
巨岩の向こうに薬師岳小屋
巨岩の右側から回り込み、
ちょっとした岩場を下って小屋の方へ
薬師岳小屋到着
ここで胸ポケットのボトルを
ザックに入れてあった冷凍アクエリと入れ替える
2022年07月16日 07:43撮影
4
7/16 7:43
薬師岳小屋到着
ここで胸ポケットのボトルを
ザックに入れてあった冷凍アクエリと入れ替える
薬師岳へ・・・岩場のペイントって高山感があってヨイ
2022年07月16日 07:52撮影
8
7/16 7:52
薬師岳へ・・・岩場のペイントって高山感があってヨイ
薬師岳到着
(日本百高山 ヤマレコ30選 山梨県の山)

ゼリー1本チャージ
2022年07月16日 07:54撮影
9
7/16 7:54
薬師岳到着
(日本百高山 ヤマレコ30選 山梨県の山)

ゼリー1本チャージ
薬師岳の第一高点はこっちだが、まぁ、見なかった事にする
2022年07月16日 07:55撮影
7
7/16 7:55
薬師岳の第一高点はこっちだが、まぁ、見なかった事にする
次に向かう観音岳
ちょっと雲が低いので周りの高峰は隠れてしまっているが
それでも稜線は見渡せるし、じりじり焙られる様な感覚も無く
アップダウンは無論あるが、この稜線は歩いていて楽しい
2022年07月16日 07:59撮影
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7/16 7:59
次に向かう観音岳
ちょっと雲が低いので周りの高峰は隠れてしまっているが
それでも稜線は見渡せるし、じりじり焙られる様な感覚も無く
アップダウンは無論あるが、この稜線は歩いていて楽しい
今日の八ヶ岳は曇りかな
2022年07月16日 07:59撮影
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7/16 7:59
今日の八ヶ岳は曇りかな
下って登って、観音岳が近づく
スライドするハイカー多数
2022年07月16日 08:09撮影
4
7/16 8:09
下って登って、観音岳が近づく
スライドするハイカー多数
観音岳到着
(日本百名山 山梨百名山 日本百高山 甲信越百名山 中央線から見える山 ヤマレコ30選 山梨県の山 甲州百山)
2022年07月16日 08:21撮影
9
7/16 8:21
観音岳到着
(日本百名山 山梨百名山 日本百高山 甲信越百名山 中央線から見える山 ヤマレコ30選 山梨県の山 甲州百山)
天辺の岩に登って
次に向かう赤抜沢ノ頭と地蔵岳
結構下って登り返すのにげんなり
2022年07月16日 08:21撮影
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7/16 8:21
天辺の岩に登って
次に向かう赤抜沢ノ頭と地蔵岳
結構下って登り返すのにげんなり
北岳はどうあっても雲から出たくない模様
2022年07月16日 08:22撮影
6
7/16 8:22
北岳はどうあっても雲から出たくない模様
観音岳から下って鳳凰小屋への分岐
2022年07月16日 08:41撮影
2
7/16 8:41
観音岳から下って鳳凰小屋への分岐
白い砂と青い空
2022年07月16日 08:41撮影
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7/16 8:41
白い砂と青い空
巨大な盆栽の様な松
2022年07月16日 08:46撮影
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7/16 8:46
巨大な盆栽の様な松
赤抜沢ノ頭
(中央線から見える山)
休憩中のハイカー多数
ここから地蔵にピストン
2022年07月16日 09:12撮影
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7/16 9:12
赤抜沢ノ頭
(中央線から見える山)
休憩中のハイカー多数
ここから地蔵にピストン
真横から見たオベリスク
2022年07月16日 09:13撮影
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7/16 9:13
真横から見たオベリスク
急坂を下って賽の河原
2022年07月16日 09:18撮影
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7/16 9:18
急坂を下って賽の河原
オベリスクの直下から
結構取り付いている人いるな・・・
2022年07月16日 09:18撮影
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7/16 9:18
オベリスクの直下から
結構取り付いている人いるな・・・
普通に足で登れる限界点?
2022年07月16日 09:21撮影
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7/16 9:21
普通に足で登れる限界点?
何故か青っぽくなってしまった地蔵岳山頂標識
(日本百高山 中央線から見える山 ヤマレコ30選 山梨県の山 甲州百山)
2022年07月16日 09:27撮影
8
7/16 9:27
何故か青っぽくなってしまった地蔵岳山頂標識
(日本百高山 中央線から見える山 ヤマレコ30選 山梨県の山 甲州百山)
地蔵から赤抜沢ノ頭に登り返してちょっと休憩
夜叉神峠直近のコンビニにおにぎりがほとんど無く
止む無く買った巻きずしをチャージ
これはこれでアリ
休憩したらラスボス高嶺へ
2022年07月16日 09:13撮影
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7/16 9:13
地蔵から赤抜沢ノ頭に登り返してちょっと休憩
夜叉神峠直近のコンビニにおにぎりがほとんど無く
止む無く買った巻きずしをチャージ
これはこれでアリ
休憩したらラスボス高嶺へ
ざれた斜面の向こうが高嶺
2022年07月16日 09:49撮影
5
7/16 9:49
ざれた斜面の向こうが高嶺
雲かぶっているのは千丈か
2022年07月16日 09:49撮影
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7/16 9:49
雲かぶっているのは千丈か
ザレザレのトラバースを超えると登り返し
2022年07月16日 09:58撮影
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7/16 9:58
ザレザレのトラバースを超えると登り返し
結構急&登ったと思ったら山頂がずっと奥にあるパターン
高嶺到着
(日本百高山 甲州百山 甲斐百山)
2022年07月16日 10:20撮影
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7/16 10:20
結構急&登ったと思ったら山頂がずっと奥にあるパターン
高嶺到着
(日本百高山 甲州百山 甲斐百山)
時間的に2時のバスには問題なく間に合う見込みなので
ここでちょっと休憩
折角背負ってきたので、ここでフルーツミックス開ける
ついでにパンもかじってエネルギーチャージしてから下山開始
2022年07月16日 10:24撮影
7
7/16 10:24
時間的に2時のバスには問題なく間に合う見込みなので
ここでちょっと休憩
折角背負ってきたので、ここでフルーツミックス開ける
ついでにパンもかじってエネルギーチャージしてから下山開始
写真ではわかりにくいが鞍部に至る道にハイカーがちらほら
山頂からガッツリ下る
高嶺山頂直下は急な岩場
岩場を過ぎると這松orガレ場
岩場は要注意だしガレ場は歩きにくいし、
ハイマツは痛いし・・・
このエリアは苦難のエリアだった
2022年07月16日 10:47撮影
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7/16 10:47
写真ではわかりにくいが鞍部に至る道にハイカーがちらほら
山頂からガッツリ下る
高嶺山頂直下は急な岩場
岩場を過ぎると這松orガレ場
岩場は要注意だしガレ場は歩きにくいし、
ハイマツは痛いし・・・
このエリアは苦難のエリアだった
ようやく白鳳峠到着
高嶺から標高差230m・・・数字以上にキツかった
2022年07月16日 11:03撮影
6
7/16 11:03
ようやく白鳳峠到着
高嶺から標高差230m・・・数字以上にキツかった
しかし、真の核心部はこの後
白鳳峠から800mの下り
ガレの急斜面の下りが延々と続く
2022年07月16日 11:08撮影
10
7/16 11:08
しかし、真の核心部はこの後
白鳳峠から800mの下り
ガレの急斜面の下りが延々と続く
樹林帯に入っても足元の悪い急斜面
これは地図にもある鉄製梯子
2022年07月16日 11:40撮影
7
7/16 11:40
樹林帯に入っても足元の悪い急斜面
これは地図にもある鉄製梯子
梯子は2か所あり
まぁ、梯子の部分は問題なく通過できるのだが
梯子の先も結構ハードな路面が続く
2022年07月16日 11:45撮影
6
7/16 11:45
梯子は2か所あり
まぁ、梯子の部分は問題なく通過できるのだが
梯子の先も結構ハードな路面が続く
鎖場もあり
この先、かなり心配な橋もあり・・・
標高が下がって気温が上がるのと、
コースがハードで運動量が増加するのとで
汗だくでゼェゼェ言いながら下る・・・
2022年07月16日 11:51撮影
7
7/16 11:51
鎖場もあり
この先、かなり心配な橋もあり・・・
標高が下がって気温が上がるのと、
コースがハードで運動量が増加するのとで
汗だくでゼェゼェ言いながら下る・・・
沢の音が大きくなり、木々の間から林道が見える様になっても
路面は変わらず急坂で最後まで本当にキッツい
ようやく林道に着地して心底ほっとする
2022年07月16日 12:24撮影
7
7/16 12:24
沢の音が大きくなり、木々の間から林道が見える様になっても
路面は変わらず急坂で最後まで本当にキッツい
ようやく林道に着地して心底ほっとする
平らな道って本当に歩きやすいw
広河原のゲート到着
2023年07月16日 12:31撮影 by  KYV46, KYOCERA
6
7/16 12:31
平らな道って本当に歩きやすいw
広河原のゲート到着
昼に戻って来れるとは思っていなかった
バスは行っちゃったばかり
最終的には乗り合いタクシーで夜叉神峠に戻る
2023年07月16日 12:32撮影 by  KYV46, KYOCERA
7
7/16 12:32
昼に戻って来れるとは思っていなかった
バスは行っちゃったばかり
最終的には乗り合いタクシーで夜叉神峠に戻る
今日の相棒
このザック、軽量化の為か生地が薄くて綺麗にパッキングするのが難しい。エバニューのFPマット100を筒状にして、その中に荷物を放り込み、適当なパッキングでも外観を保持しているw
20Lと言う容積表示の割に結構入る・・・夏ならテン泊できるかも?
2023年07月16日 13:43撮影 by  KYV46, KYOCERA
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7/16 13:43
今日の相棒
このザック、軽量化の為か生地が薄くて綺麗にパッキングするのが難しい。エバニューのFPマット100を筒状にして、その中に荷物を放り込み、適当なパッキングでも外観を保持しているw
20Lと言う容積表示の割に結構入る・・・夏ならテン泊できるかも?

装備

個人装備
ザック:アルパインライトパック20(montbell) 靴:TERREX AX4 MID GTX(addidas)

感想

巷では三連休、色々あって山に行くのは16日の日曜日日帰りのみ
と言う条件下で、何処に行くか色々考えた
奥秩父の未踏部分を踏みに行くのも候補だったのだが、
虫が凄いというレコを見て断念
メジャーな所は混んでいるだろうと思ったが、
日帰り出来てそこそこ涼しい(標高高い)所、となると
あまり選択肢が無く、結局夜叉神から鳳凰三山、広河原に降りるルートにした
ヤマレコにも、「まずは「〇〇三山から」チャレンジ」って書いてあるしなw

土曜日の夜、適当過ぎるパッキングをしたザックを車に乗せ出発
出発した直後からあれこれ忘れものに気付く・・・
膝用のサポータ忘れたのは致命的
忘れ物調達したり晩飯食ったりした後、高速乗ったのは20時、
ちょっと出遅れたが、夜叉神峠は比較的アクセスが容易
何とか22時に夜叉神峠の駐車場に到着
駐車場が満車と言う最悪の状態は免れたが、残り数台分と危ない所だった

4時間程仮眠した後、3時に出発
夜叉神峠に向け登り始めるが、しっかり仮眠したせいか
まぁまぁいい感じ・・・調子に乗ってペース上げ過ぎない様に
注意しながら歩く
40分ほどで夜叉神峠到着
真っ暗で何も見えないのですぐ出発
杖立峠へ登っているとだんだん明るくなってくる
杖立峠を過ぎて、しばらくトラバースが続き
後半苺平に向けて傾斜が急になる感じ
樹林帯の中なのであまり高山と言う感じは無いが
苺平でも2500m超、いい加減疲れてきた頃苺平到着
スタートから1000m以上登っているので、ザック降ろしてちょっと休憩
ヘッデンしまいながら、おやつのラムネかじる・・・(゜д゜)ウマー
ルートからちょっと外れるが、辻山の山頂を踏みに行く
踏み跡、テープ多数、三角点の所に山頂標識は無いが
ちょっと離れた所に標識あり
成程、晴れていればいい感じの展望台であろう場所だった
辻山から縦走路に戻り、暫く下っていくと南御室小屋
テン場に凄い数のテント・・・流石連休
水場もあるのでここで大休止
お湯沸かしてコーヒーでも・・・コーヒーの粉、非常食用の袋ごと忘れた
仕方なく水で割って飲むための希釈用コーヒーをお湯で割って飲んだ
まぁ、普通にコーヒーだった
7月とは言え標高2400mの高所、早朝汗に濡れた状態だと流石に寒い
ザックから薄いシェル出して着込む・・・結局ここから先下山するまで
シェル着たままだった
コーヒーとパンでエネルギー補給した後、空になったアクエリペットに給水
ここで大失敗
いきなり初見のサプリメントをボトルに入れてしまい、
更に味見もせずに出発してしまった
南御室小屋を出て、30分程急登を登った所で一口飲んで・・・マズー
ちょっと飲む気になれない味で以後封印
幸い、水分には余裕があったので事なきを得たが、
この手のものは山行く前に試しておかないとヤバいと再確認
ちょっとしたハプニングはあったが、何とか森林限界を超え、
岩と砂の稜線に出た
過去レコやyoutubeでよく見る光景にちょっと感動しつつ
砂払山の岩場を越えて薬師岳小屋へ
最悪ここで飲み物を購入する手もあったが、手持ちで足りると判断
封印した液体Xと、ザックの中の冷凍アクエリを入れ替えて出発
薬師岳は小屋からすぐ、久々の百高山で嬉しい
生憎北岳方面は頭を雲の中に隠したままだが
それでも高山帯の雰囲気はヨイ
リポDのゼリー補給して先へ
実際の際一高点は山頂標識の場所ではないが・・・
まぁ、見なかった事にして先へ
天空の稜線歩きは気持ちが良いが、そこは端っこでも南アルプス
結構急なアップダウンがあるし、スリップするとヤバい場所もある
でもこの辺りは歩いていて楽しい
スライドするハイカーも多数、人気のある山と言うのは納得できる
薬師岳の次は観音岳、一旦下って赤抜沢ノ頭に登りかえすと
真横にオベリスクが見える
今回、地蔵岳だけは赤抜沢ノ頭からピストンになる
一旦下って賽の河原、オベリスクを見上げると
取り付いている人が何人か・・・まぁ、登りたい人も登れる人も居そうだが、
一般ハイカーが手を出せる領域では無いので見上げるだけで終了
とりあえず鳳凰三山踏破した形になったので、赤抜沢ノ頭に登り返して小休止
今回、最後に立ち寄ったコンビニにおにぎりがほとんど無く、
止む無く買った海苔巻きを食す・・・
結果的にこれはこれでアリ
海苔巻きチャージ後、ラスボス高嶺へ
明らかに結構下って登りかえすのだが、まぁ、これは仕様なので仕方ない
時間的にもまだ午前中で、バスの時間にも余裕があるので
気持ちゆっくり目のペースで。
片側が大きく崩れた鞍部のザレザレをトラバースして
登り返しに突入
登り切ったと思ったら実際のピークはずっと奥にあるという
あるあるな仕様で最後まで抵抗する高嶺だったが、
まぁ、時間の問題で山頂到着
ここも百高山、結構嬉しい
山頂のちょっと先でザック降ろして小休止
折角背負ってきたフルーツミックスを食す
自宅で凍らせたパウチのアクエリは流石に溶けていて然程冷たくないが
ラストピーク制覇のご褒美で十分旨い
ついでにパンも補給して広河原への下山に備える
で、今回の核心部はこの先
まず高嶺から白鳳峠へ
山頂直下は岩場・・・結構急な岩場で鎖等なし
岩場の先はガレ場&ハイマツ
岩場は気を使い、ガレ場は歩きにくく、
ハイマツがトレイルに覆いかぶさって路面が見えず、
また、なぜか今回短パンで来てしまった足を容赦なく攻撃してくる
これでハイマツが濡れていたら下半身びしょぬれになっていたはずで、
この下りは非常に苦痛だった
高嶺山頂から230m程下って、森林限界以下の白鳳峠へ
ハイマツ攻撃から解放されただけでありがたかったのだが、
ここから先は暫くガレ場の下りが続く
何分、標高差900mを2.7kmで下るのでめっちゃ急
歩きにくいガレ場の先は、樹林帯の中のこれまた急坂
足元がしっかりしていないのでまたまた歩きにくい
更に下っていくと途中に梯子・・・梯子は2段+3段と2か所あるが
いずれもほぼ垂直、階段の先も足場悪く気が抜けないゾーンが連続する
また、鎖場やちょっと強度的に不安な感じの丸太橋などもあり、
実際林道に着くまでのラスト1kmがこのコースで一番きつい所だろう
少なくても、逆回りでこのコースを歩くのはムリ・・・
この辺は「グラフを拡大」してもらうと良く分かる

林道に着地した後は広河原迄お散歩
平らな道って本当に歩きやすいと実感する

前回広河原に来たのは昭和の頃
まだ広河原に車で来れた時代の事で全く覚えていないので
初めて来たのと変わらない
昼に着くとは思っていなかったのだが、バスは30分前に出発したばかり
最終的には乗り合いタクシーで夜叉神峠に戻った
夜叉神迄でも芦安の駐車場まででも同じ料金¥1200+300だった

久々の南アルプス縦走は楽しくもあり、厳しくもあり
鳳凰三山は良い山だと思うが、白鳳峠からの下山はお勧めしない・・・
意外に夜叉神からピストンと言うのが一番平和なのかもしれない
(ピストン嫌いなのでやらないが)

お疲れ様でした

EK=20.51+21. 97+20.68/2
=52.82

スポドリ(PET)   0.5L 残:0L
スポドリ(冷凍PET) 0.5L 残:0L
スポドリ(冷凍パウチ)0.3L 残:0L
水(PET)      0.5L 残:0.5L
水(プラティパス) 0.5L 残:0.2L(南御室小屋で補給)    
水(ボトル)    0.3L 残:0.3L
水(PET+物体X)  0.5L 残:0.45L(水は南御室小屋で補給)

海苔巻き      1パック 残:0個
ウインナーパン   1袋 残:2/7個
アミノバイタルトリプルショット 1個 残:1個
リポビタンゼリー  1個 残:0個  
フルーツミックス  1個 残:0個

●本日の消費カロリー
 約2500kcal
●本日のミッション
 鳳凰三山踏破・・・○
 高嶺踏破・・・〇
 
●スタート時ザック重量 8.7kg(水分2.1kg、食料0.5kg)

追記1:
今回は忘れ物が多くてダメダメな山行だったと反省
また、暑いと思って短パンで行ったのも失敗・・・
左足はサポータで保護されたが、右足はハイマツや石楠花の枝との
バトルを強いられた・・・
あと、食料や飲料は山行く前に自宅で試して、大丈夫なものを持っていかないと
結構ヤバい事になりかねない

追記2:
下山後風呂に入りたくて、適当にググって出てきた「韮崎旭の湯」に寄った
内湯一つと洗い場6カ所と言った最低限の設備だが、¥600だし、
十分さっぱりしたのでこれは問題ない・・・
問題はその後、
ナビに自宅セットして、言われるままに韮崎から中央道へ
インター入り口で渋滞に気付いたがすでに戻れず
登り方向がちっとも進まず、あきらめて下り方向で須玉へ
無論小仏TNからの渋滞はいつも以上だろうし、という事で
結局須玉から下道で東京へ・・・今回もR411使ったが気持ち的には正解だった
連休に車で出かけていること自体が、渋滞参加チケット付きみたいなものだが、
中央道の渋滞は解消される日が来るのか・・・
平日山に行けるようになれば解決するのか・・・

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コメント

580さん、こんばんは😊
今期初アルプス、いいなぁ✨
私は逆ルートでしたが、絶対逆の方が楽ですって😅
高嶺からの下りも岩場が危ないし、ハイマツで足場が見えない下りも怖い、白鳳峠への急斜面は転げ落ちちゃいますよ〜💦
ここをこの時間で歩くなんて凄すぎです✨

フルーツミックスは武器無しデビューしましたか?😆スプーン片付ける手間もないし、意外といいものですよ♪
2023/7/17 20:28
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Snさん
こんばんは
今期初アルプス行ってまいりました
色々悩みましたが、鳳凰三山なかなか良かったです

         が、

広河原側から鳳凰峠への登りを実際に体験して、
逆ルートが楽と言い切れるとは、
流石CTの大半を登りで稼ぐ女ww
あの半分ザレた急斜面とか、延々と続くガレの登りとか
ワタシ的には身体的なものより先に「心が折れます」
まぁ、得意分野・不得意分野は人それぞれなので異論は認めますw
当方は逆ルートはスタート時間の関係でまず採用しませんが、
仮に広河原スタートだったら、鳳凰峠入口から5分の所でしばらく悩み、
途中の梯子辺りでやる気が無くなり、
ガレに出た瞬間に引き返すと思います・・・多分きっと

フルーツミックス相手に素手で立ち向かう程勇者ではないのです
主武器(先割れスプーン)は洗って台所に置き忘れましたが、
予備のコレが窮地を救ってくれました
https://www.muji.com/jp/ja/store/cmdty/detail/4550182932454

普段あまり使う事は無いのですが、予備として、ゴムへらとして常備しているスプーンです
カレーとか食べた後活躍する感じですが、正直あまり出番はありませんww
でもこういう時もある、という事ですねgood
2023/7/17 21:09
580さん、コメント初めましてです。
私は16日夜叉神峠->南御室小屋、17日南御室小屋->観音岳->夜叉神峠で鳳凰山行ってきました。
夜叉神峠から南御室小屋の道が長く大変でした。あれを一日で走り抜けた上に、広河原に降りる噂の悪路でさらに下山されるなんて、本当に超人ですね。。。!
2023/7/17 21:38
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kobadoraさん
こんばんは
コメントありがとうございます
同じコースに行かれたと・・・ちょっとずれていれば
お会いできていたかもしれないと思うと残念ですね

今回は日帰りでしたし、途中南御室小屋で水が汲める前提もあったので
結構荷物も軽くできましたし、何より暑くなかったので、
比較的いいペースで歩けたかなと思います・・・
ただし、高嶺から白鳳峠、更に白鳳峠入口までの区間は
本当にキツかったですよ
CT比0.6~0.7位のレコはたくさん上がっていると思うので、
平均よりちょっと早目程度に歩ける、位です
Kobadoraさんのレコもupされるのを楽しみにしております
2023/7/17 21:59
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1
580さん、おはようございます。

お向かいの南アをがっつり歩かれましたなぁ。
ちょっとレコ検索しても、1日で夜叉神→広河原は出てこなかったですよ笑
さすがですw
2023/7/18 8:22
まっすーさん
毎度コメントありがとうございます
鳳凰三山は初めてだったので、なかなか楽しめました。
夜叉神峠から鳳凰三山、日帰りのレコ結構見た気がしましたが、ピストンが多いのかも…
でも、高嶺も踏みたいし、ピストン嫌いだし、と言う事で反省はしても後悔はしてません😅
最後の2km位は泣きそうでしたが。😭

2023/7/18 12:24
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1
580さん、こんにちは😃😃😃
確か、辻山からアカヌケ沢の頭辺りまで、同じようなペースで歩かれていたような😃
登りが早くて健脚な方だなあと。
確かに広河原への下りは気を使いますよね。お互いお疲れ様でした(^O^)/
2023/7/19 21:05
shin0609さん
コメントありがとうございます
確かに辻山から赤抜沢の頭まで同じようなペースの方いらっしゃいました
南御室小屋の広場左側で食事されていたのを覚えています
丁度レコ拝見した所だったのですが・・・いや、凄いですね
累積6000m超とか、ちょっと言葉も出ません
本当にお疲れ様でした・・・
2023/7/19 21:20
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