中央alps主稜縦走-空木岳から千畳敷
- GPS
- 19:08
- 距離
- 21.6km
- 登り
- 3,210m
- 下り
- 1,493m
コースタイム
- 山行
- 7:32
- 休憩
- 3:01
- 合計
- 10:33
天候 | 2日間とも晴れ。午後より曇り。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口〜マセナギ 普通の登山道。夏は早朝が吉。池山小屋の水場は少ないけど途中、旧池山小屋水場への分岐あり。沢の音が聞こえたので沢水かな?未確認。 マセナギ〜空木平分岐 樹林帯の中をヤセ尾根が続く。迷い尾根という名称も納得。 空木平避難小屋 カール地形のような尾根に囲まれた静かな場所。沢も流れててこちらに泊まるのも良さそう。沢水冷たくて最高。トイレはくさい。 空木平分岐〜駒石〜駒峰ヒュッテ 池山尾根のご褒美ルート。展望開けて最高。 空木岳〜木曽殿 少々の岩場があるくらい。すこしルートが見えにくい部分あるかも。 木曽殿〜熊沢岳 ひたすらハイマツ原を伸びる登山道を歩く。枝が刺さりスネやひざへのダメージが半端ないのでハーフパンツで素肌晒すと血だらけになるかも。岩場も結構あり。 熊沢岳〜檜尾岳 熊沢岳を過ぎてしばらくした所の岩場のトラバースが今回最大の難路。鎖から手を滑らせると落下するので、鎖のあそびや足場をしっかり確認する。途中これまで北側トラバースだった登山道が南側斜面に移ってめっちゃ暑かった。 檜尾岳〜極楽平 これまでの道程に比べたら比較的安牌。ただこれまでの疲れがどっと押し寄せてゾンビ歩行になってた。 |
その他周辺情報 | 空木駒峰ヒュッテ 1泊6000円(メールでの事前予約のみ) 銀マット無料貸与、シュラフ1000円でレンタル有。 水は500mL 300円なので、途中の池山小屋や空木平避難小屋の水場で確保すべし。 ビールやポカリ、アルファ米など販売有。山バッジやTシャツもある。 早太郎温泉こまゆき荘 大人620円 こまくさの湯がめっちゃ混んでそうだったので対岸のこちらへ。ほぼ貸切状態で快適だった。 |
写真
感想
Twitterのフォロワーさんが「中央アルプスはいいぞ!」と言っていたので、空木岳に行ってきました。ついでにアルプスの稜線というものを体感したかったので千畳敷まで縦走しました。
下山にロープウェイを使いたかったので池山尾根inの千畳敷outで計画しました。
池山尾根は空木岳への最速ルートですけど片道8時間、獲得標高2000mは個人的になかなか挑戦的だったので、できる限り軽量化していこうと思いつつ出来上がったザックは20kg。
どうしてこうなった…
水不足が怖くて5L入れてきたとか、緊急避難用途でツエルト泊一式を持ってきてたとか色々ありますが、めっちゃしんどかったです。
空木平分岐まではずっと樹林に囲まれて直射日光に晒されなかったのでそれは良かったです。そのぶん虫がすごかったです。
駒石ルートはそれまでの樹林帯とは一変して展望が開けて、伊那谷の街並みや南アルプスの山容が一望できてそれまでの疲労が嘘のようにウキウキでした(実際はバテバテ)。駒石もドデカく鎮座しててここまで登ってきた甲斐が有りました。
駒峰ヒュッテは自炊オンリーで寝袋も持ってきてねというシンプルな山小屋でしたが、その分素朴で落ち着きました。ここ限定の駒石Tシャツが可愛くて買っちゃいました。空木山頂に10分程で着きますし、空木岳への拠点としてとてもいいなと感じました。ただ水場は空木平への登山道に30分程歩いたところなので、池山尾根から登って来た場合、避難小屋へ立寄り水を汲んでから行ったほうがいいですね。(水は500ml300円)
2日目は本山行のメインである空木から千畳敷までの中央アルプス主稜線の縦走!事前情報で稜線上に岩場や鎖場などがあり、結構険しいと知っていたので実際に見てから落ち着いて乗り越えていきましたが、知らずに歩くと結構ドキドキな場面がいくつかありました。
向かう先にはこれから歩く熊沢岳や檜尾岳への稜線。木曽駒ヶ岳や三の沢岳、御嶽山、乗鞍岳といった山々。振り返ってみれば空木岳や南アルプス。南駒ケ岳や仙崖嶺とまだ知らぬ稜線。最高に楽しかったです。
アルプスの稜線の縦走は初めてで終始楽しかったのですが、心の中では疲労も相まって素晴らしい展望への「飽き」が少なからず有り、もう少し展望を楽しめる余裕を得るために体力つけなきゃなぁと思った次第です。
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