重太郎新道から前穂高岳、奥穂高岳、涸沢岳
長野県
岐阜県
b296113
体力度について
- GPS
- 17:52
- 距離
- 30.2km
- 登り
- 2,446m
- 下り
- 2,466m
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- 山行
- 8:06
- 休憩
- 2:28
- 合計
- 10:34
- 山行
- 6:45
- 休憩
- 1:46
- 合計
- 8:31
| 天候 | 7/30晴れのちガス 7/31晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2023年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
重太郎新道は急登で難易度も高い岩稜帯が続きます。涸沢への下りはハシゴや鎖場が有りますが奥穂高周辺に比べると難易度は高くありません。 |
| その他周辺情報 | 下山後に梓湖畔の湯で汗を流しました。750円でこぢんまりしていて広くは有りませんが登山後の入浴には充分です。 |
| 予約できる山小屋 |
横尾山荘
|
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感想
仕事の代休で月曜日が休みになり穂高岳山荘にも空きが有ったので日曜日と月曜日を使い奥穂高岳に挑んでみました。
土曜日の夜に沢渡まで移動してさわんど第3駐車場で車中泊をしました。バスターミナル直結するのこの第3駐車場は容量も500台以上と多くお盆休み等で無ければ満車になることも無いと思います。土曜日20時ぐらいの到着で4割ぐらいは空きが有ったと思います。
朝のバス乗車はさすが国内屈指の山岳リゾート地、チケットの購入から乗車まで非常にスムーズです。クレジットカードも使える券売機も有ったので現金使わなくて済むので助かりました。
シャトルバスで20分ぐらいで上高地に到着。河童橋を渡って重太郎新道の登山口を目指しますが早朝の人が少ない河童橋はなかなか良かったです。重太郎新道から岳沢小屋までは樹林帯を歩きます。それほど急登では無いので歩きやすかったです。岳沢小屋から先は岩稜帯になります。岳沢小屋からヘルメットを着用する人が多いですが私は最初のハシゴまでは被らずに登りました。紀美子平までは急登な岩稜とハシゴや鎖が続きます。当日は天気も良かったので体力の消耗も激しかったです。途中から数歩歩いて息を整えての繰り返しでした。紀美子平に到着する最後の登りはすれ違いが難しい箇所で日曜日からか山岳パトロールの方が登りと下りの登山者の順番整理をしてくれていました。
紀美子平に荷物をデポして前穂高岳を空身でピストンしました。途中離れた所に雛を2匹連れた雷鳥が居ました。前穂高岳からは奥穂高岳から槍ヶ岳、常念岳をはじめ数々の北アルプスの名峰が一望出来ました。
既に紀美子平まででかなり体力を消耗していまひたが荷物を背負って奥穂高岳に向かいました。紀美子平から奥穂高岳間で今年死亡事故も有ったので気を引き締めて歩きました。疲れ切った体に奥穂高岳手前の最後の登りはこたえました。
奥穂高岳に到着する直前でジャンダルム方面はガスに包まれてしまいましたが常念岳方面は綺麗に見えました。山頂の穂高神社はかなり狭いので皆で順番に写真を撮りました。広く休憩するスペースも無いので行動食を補給して宿泊地の穂高岳山荘に向かいました。奥穂高岳から穂高岳山荘まではほぼ下りなので疲れ切った体には優しかったのですがよく写真でみふ穂高岳山荘直前の岩場とハシゴは最後の最後まで気が抜けませんでした。穂高岳山荘は一泊二食で13500円、朝食はお弁当にしましたが同じ値段です。飲用水の”天命の水”は宿泊者は無料です。またペットボトル飲料は500円、スマホの充電は1回200円でした。
また今年は穂高岳山荘100周年とのことで宿泊者は記念品のバッジを貰えます。100周年Tシャツも売ってました。宿泊は予約制になって1人1畳のスペースが確保されているのはとても快適でした、もうコロナ前にはもどれません。隣とはロールカーテンで仕切られており快適でした、もちろんイビキは聞こえましたが。。。
せっかくなので到着日にガスっていて展望は期待できなさそうでしたが涸沢岳に登りました。
気温が高く心地良かったので福岡県からいらっしゃっていた同じくソロの登山者と30分ぐらい話をして過ごしました。山荘の宿泊は10年以上ぶりでしたが他の宿泊客とお話しさせて頂くのも山荘泊の楽しみですね。
朝は3時前から早出の方の準備でメガネ醒めました。そのまま涸沢に下ろうかと思いましたがせっかくなので涸沢岳にまた登りご来光を楽しみました。山荘前からでも充分綺麗だと思いますが涸沢だけどからはちょうど常念岳の真上にご来光が上がりとても綺麗でした。
5時半頃に山荘を後にしてザイテングラートを下りました。鎖場、ハシゴはありましたが昨日の重太郎新道に比べたら難易度は易しかったです。
涸沢小屋手前からせっかくなので雪渓の上を歩くパノラマコースを歩きました。涸沢ヒュッテで軽食をとりましたがここから眺める穂高連峰は素晴らしかったです。
ここから上高地までさいさいは緩やかな長い下りで長く感じます。横尾山荘で冷えたペプシコーラ250円でエネルギーチャージして上高地に下りました。
過去に表銀座で槍ヶ岳登った時もそうですがこの横尾山荘から上高地までの道のりがとても長く感じました。明神館からは橋を渡り明神池の穂高神社奥宮に参拝して上高地に下りました。
帰りのさわんど行きのバスは30分毎に運行していましたがちょうど乗車するタイミングだったのでほとんど待たずに乗車することが出来ました。さわんど行きのバスもかなりの行列でしたが乗り切れなかったら次のバスがすぐ後ろに待機しているので乗車できないことは有りませんでした。
下山後は沢渡地区で日帰り入浴のできる”梓湖畔の湯”に寄りました。洗い場も4-5ケ所で内湯と露天風呂が有り登山後の汗を流すのにはちょうど良かったです。
10年以上ぶりの山小屋泊での山行でしたが今回のような距離のあるルートでの山荘の重要性をありがたく感じました。
また重太郎新道からの億穂高岳は急登な上に気の抜けない岩稜歩きで体力も精神的にもとても疲れました。
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