【過去山行】槍ヶ岳 〜槍沢から大喰岳、中岳、南岳も〜


- GPS
- 32:00
- 距離
- 42.1km
- 登り
- 2,148m
- 下り
- 2,138m
コースタイム
- 山行
- 7:04
- 休憩
- 0:44
- 合計
- 7:48
天候 | 23日 曇 24日 ガス一時晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
上高地はマイカー規制があるので、岐阜県側あかんだな駐車場にクルマを駐車します。バスを利用し上高地へ 消費税5%であるためこの時は往復2000円でした。 複数人乗り合わせであれば、タクシーもいますのでタクシーでもよいかもしれません。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは上高地内にありますので、提出しました。 横尾までは平坦な歩きやす道を行きます。 いつもは、涸沢にいくことばかりですが、槍沢へ。しばらく行くと槍沢ロッジがあるので休憩できます。徐々に傾斜がきつくなっていきますが、迷うことはありません。 登りつめて行くと、槍の穂先が見え頑張れるのですが、今日は曇りでほとんど見えずじまいでした。頂上直下になると、ガレ場を行きますので、滑ったりしないよう注意が必要。 槍ヶ岳山荘〜槍ヶ岳頂上までは、出来ればヘルメット着用が望ましいです。 3点支持を励行し、矢印に沿い進みましょう。登りも、下りも落石をしないよう十分注意が必要です。特に混雑時は、焦らず十分な間隔を取って進む必要があります。 槍ヶ岳〜南岳までは気持ちのいい稜線歩き。梯子が中岳の直下にあります。 槍が遠ざかって行くのが分かり、名残り惜しくなります。天狗原に降りて行きますが、急な下りになりますので、慎重に行きましょう。槍沢、天狗原分岐に到着すれば、あとは来た道を帰ります。 |
その他周辺情報 | 平湯の森 500円 岡田旅館 日帰り入浴1000円がお勧め。 |
写真
感想
久しぶりに槍ヶ岳に登りたい。そう思ってなかなか実現できていませんでした。
登山を初めた頃、あのとがった槍に憧れました。そして、念願かなって登ったのは3年前でした。西鎌尾根経由〜槍ヶ岳〜南岳新道で下山の1泊2日、忘れられない思い出です。そんな願いを叶えて下さったのは、登山の恩師ともいえるMさんでした。
今回は、自分一人で行くので違ったコースで行きたいとメジャーな上高地の槍沢から入り帰りは南岳まで行き、天狗原経由で再び上高地に下山するコースを選択しました。横尾までは、涸沢を行く際に行き慣れています、今回初めて槍沢を進みます。青空もみえ気持ちいい、登山道歩きでした。槍沢ロッジで休憩し、進んでいくと大曲に来ました。そういえば数年前に、女優の押切もえが山の番組で槍ヶ岳に登っていたのを思い出しました。その際は、この大曲から水俣乗越に出てあとは表銀座コースに沿って槍ヶ岳に向かっていました。しかし、今回はこのまま直進して進んで行きます。
押切もえでも、なんとか槍ヶ岳を押し切って(押切)登ったんだな〜と思いながら進んで行きます。徐々に勾配がでてきて、足が重くなりますがしばらくすれば槍ヶ岳が見えるはずと思い進みます。しかし、思いの他ガスって槍の姿は見えませんでした。
だんだん行くと右手に殺生ヒュッテが見えて着ますが、今回はよらず進みました。
ガレ場となるので、滑らないよう注意して登って行きました。
なんとか、槍ヶ岳山荘に到着。槍ヶ岳は、ガスに覆われてあまり見えないので登るのは翌日にすることに決定。
槍ヶ岳山荘は、平日の為か空いていました。又、自分にとって初めての小屋泊まりに若干緊張したのを覚えています。1泊1食+翌朝はちまき寿司を頼みました。
小屋では、温かい夕食に登山者との交流という普段のテント泊では味わえない体験もできてことが良かったです。小屋の食事は、とても山の上とはいえないくら美味しいですね〜。布団も余裕で1枚当たりましたので感謝です。
ふと外を見ると、ガスが晴れ夕日が沈んだ快晴の空が広がっていました。
明日への天気を期待させるそう思いました。小屋では、一人の青年に出会い1年に1回登山をしていて、去年は白馬岳に登り、今年は槍ヶ岳に登ろうと思ってきました。来年はどこがいいですかね〜と生き生きしながら話して下さったのが印象的です。自分は、奥穂高を薦めたような気がします。
翌朝、起床しヘッドランプをつけていよいよ槍ヶ岳を登ります。
3点支持と落石を起こさないよう細心の注意を払います。一歩を確実に行きながら進みます。しばらく登ると山荘が小さく見えます。さすがに多少高度感はありました。
いよいよ、最後の梯子です。登りきると槍ヶ岳の頂上に立ちました。
喜びに浸っていると、すぐにガスが…期待した御来光もガス越しのものになってしましました。しばらく粘りましたが、晴れなかったので残念でした頂上から下山しました。しかし、山荘に着くと一気にガスが晴れて、絶景が顔を出しました。
目の前には、朝日をバックにした常念山脈。横を見れば穂高連峰へ続く道。振り帰れば笠ヶ岳や裏銀座の山々…。この景色が見えて良かったです。
気持ちよく、大喰岳への縦走を開始。ふと見ると、ブロッケン現象を見ることがでいました。カメラにもしっかり撮影できました。大喰岳、中岳と縦走しながら遠ざかる槍ケ岳が名残惜しくなりました。南岳に着くころにはすっかりガスに覆われてしまいしました。南岳小屋で、大喰、中岳、南岳のバッジを購入しようとしましたが残念ながら売り切れ。また、いつか買いに来ます。
来た道を少し戻り、天狗原方面へ。ナナカマドの紅葉が始まり、秋の景色を楽しむことが出来ました。天狗池では残念ながら、ガスっていて逆さ槍は見れずとても残念です。これも、いつかまた見たいです。
その後は、休憩を槍沢ロッジでした際に、ちまき寿司を食べました。
エネルギー補給を完了し、無事に下山完了。
また、いつか槍ヶ岳に登りたいです。
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