やまびこ51。U14編成。お盆の時季とあって指定席はほぼ満席でした。宇都宮までは西に高い入道雲があり、宇都宮から先は低い雲の下で高原山(1795m)も那須岳(1917m)も見えず、おやおや…?と思いました。しかし新白河からは晴れ間が見え、郡山に至ると写真のとおりピーカン。晴れて良かったです。
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8/10 7:25
やまびこ51。U14編成。お盆の時季とあって指定席はほぼ満席でした。宇都宮までは西に高い入道雲があり、宇都宮から先は低い雲の下で高原山(1795m)も那須岳(1917m)も見えず、おやおや…?と思いました。しかし新白河からは晴れ間が見え、郡山に至ると写真のとおりピーカン。晴れて良かったです。
二本松駅に到着。ここから奥岳線に乗ります。郡山からここまでは東北本線でしたが、ちょうど通勤時間帯。関東だとこの時間はひどい混雑ですが、東北本線は立ち乗りがまばらなくらいでゆとりがありました。こちらではマイカー通勤の割合も高いのかなと思ったり。
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8/10 8:12
二本松駅に到着。ここから奥岳線に乗ります。郡山からここまでは東北本線でしたが、ちょうど通勤時間帯。関東だとこの時間はひどい混雑ですが、東北本線は立ち乗りがまばらなくらいでゆとりがありました。こちらではマイカー通勤の割合も高いのかなと思ったり。
奥岳バス停に到着。バス乗客はのべ9人でうち7人が登山客でした。奥岳の標高はおよそ950m。雲が出ている事もありますが素の気温も低いのでしょう、涼しく感じられます。
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8/10 8:57
奥岳バス停に到着。バス乗客はのべ9人でうち7人が登山客でした。奥岳の標高はおよそ950m。雲が出ている事もありますが素の気温も低いのでしょう、涼しく感じられます。
今回は安達太良山(1700m)だけでなく、矢筈森(1673m)、鉄山(1709m)を越えて箕輪山(1728m)まで行く計画。できるだけ余裕を稼ぐため、上りはロープウェイパワーを借ります。大人片道1200円。このチケットは奥岳の湯で提示すると50円引きになります。なお あだたら山ロープウェイ、奥岳の湯、あだたら高原スキー場はすべて富士急行グループの富士急安達太良観光(株)が運営しています。
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8/10 9:03
今回は安達太良山(1700m)だけでなく、矢筈森(1673m)、鉄山(1709m)を越えて箕輪山(1728m)まで行く計画。できるだけ余裕を稼ぐため、上りはロープウェイパワーを借ります。大人片道1200円。このチケットは奥岳の湯で提示すると50円引きになります。なお あだたら山ロープウェイ、奥岳の湯、あだたら高原スキー場はすべて富士急行グループの富士急安達太良観光(株)が運営しています。
5人乗り(搬器仕様上は6人乗り)のゴンドラに乗って10分ほどで山頂駅に到着。辺りは雲で真っ白、風も山麓駅より強めに吹いています。登山口前にベンチあり。「皇太子同妃両殿下行啓記念」木標と安達太良山登山道案内図の立つ登山口から出発です。序盤はずっと木道。
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8/10 9:13
5人乗り(搬器仕様上は6人乗り)のゴンドラに乗って10分ほどで山頂駅に到着。辺りは雲で真っ白、風も山麓駅より強めに吹いています。登山口前にベンチあり。「皇太子同妃両殿下行啓記念」木標と安達太良山登山道案内図の立つ登山口から出発です。序盤はずっと木道。
薬師岳パノラマパークに寄り道していきます。右折。道は木道を離れ土の道になります。
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8/10 9:18
薬師岳パノラマパークに寄り道していきます。右折。道は木道を離れ土の道になります。
アキノキリンソウ属。記録色。
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8/10 9:19
アキノキリンソウ属。記録色。
薬師岳手前までやって来ましたが…二本松市の木標「この上の空がほんとの空です」…何も見えません。先へ進みます。
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8/10 9:20
薬師岳手前までやって来ましたが…二本松市の木標「この上の空がほんとの空です」…何も見えません。先へ進みます。
土の道を辿って元の木道へ復帰。安達太良山頂を目指します。
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8/10 9:22
土の道を辿って元の木道へ復帰。安達太良山頂を目指します。
ノリウツギでしょう。記録色。
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8/10 9:23
ノリウツギでしょう。記録色。
「一寸まて」看板。木道はおおむね平坦で一部階段もあります。部分的に腐朽もありましたが、通行に支障はありません。
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8/10 9:25
「一寸まて」看板。木道はおおむね平坦で一部階段もあります。部分的に腐朽もありましたが、通行に支障はありません。
コバギボウシ。手前を飛んでいるのはおそらくナミハナアブ。記録色。
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8/10 9:26
コバギボウシ。手前を飛んでいるのはおそらくナミハナアブ。記録色。
木道の左手にあった安達太良山地域案内(磐梯朝日国立公園)にトンボが止まっていました。たぶんアキアカネ…かな…。Wikipedia先生「赤とんぼ」の記述によると「専門知識なしにアキアカネと他のアカネ属のトンボを区別するのは難しい。」との事。たしかに同定は難しく、よーわからんです。記録色。
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8/10 9:30
木道の左手にあった安達太良山地域案内(磐梯朝日国立公園)にトンボが止まっていました。たぶんアキアカネ…かな…。Wikipedia先生「赤とんぼ」の記述によると「専門知識なしにアキアカネと他のアカネ属のトンボを区別するのは難しい。」との事。たしかに同定は難しく、よーわからんです。記録色。
胸部斑紋から推察するにアキアカネのオス。記録色。
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8/10 9:32
胸部斑紋から推察するにアキアカネのオス。記録色。
木道終わり。ここからは木階段やガレ場、段差の登山道となります。前日に降雨があったため水たまりもあり。「一寸まて」看板の通り、ここから先は登山者の領分です。
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8/10 9:34
木道終わり。ここからは木階段やガレ場、段差の登山道となります。前日に降雨があったため水たまりもあり。「一寸まて」看板の通り、ここから先は登山者の領分です。
こんな所や…
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8/10 9:36
こんな所や…
こんな所…
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8/10 9:40
こんな所…
こんな所を上っていきます。おおむね掘割状の道。背後には時折眼下の街並みが見えます。
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8/10 9:44
こんな所を上っていきます。おおむね掘割状の道。背後には時折眼下の街並みが見えます。
仙女平分岐に近づくと掘割状の道を抜け、一旦平坦になります。
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8/10 9:50
仙女平分岐に近づくと掘割状の道を抜け、一旦平坦になります。
仙女平分岐。この辺りは小広い土の広場になっていて、飛び石的な土嚢があります。道標と安達太良山地域案内(磐梯朝日国立公園)あり。
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8/10 9:51
仙女平分岐。この辺りは小広い土の広場になっていて、飛び石的な土嚢があります。道標と安達太良山地域案内(磐梯朝日国立公園)あり。
仙女平分岐からは再び上り。洗掘の進んだ場所も多く、岩も多くなってきます。
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8/10 9:57
仙女平分岐からは再び上り。洗掘の進んだ場所も多く、岩も多くなってきます。
地表流あり。掘割状の地形なので雨後はやむを得ません。
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8/10 9:59
地表流あり。掘割状の地形なので雨後はやむを得ません。
ツルリンドウ。記録色。
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8/10 10:01
ツルリンドウ。記録色。
シラネニンジンと思われます。岩の隙間などによく生えており、今回辿った道では広範囲にわたってよく見られました。記録色。
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8/10 10:08
シラネニンジンと思われます。岩の隙間などによく生えており、今回辿った道では広範囲にわたってよく見られました。記録色。
ケルン。掘割状の地形を抜け、この辺りからは明るく開けたガレ場が続きます。
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8/10 10:09
ケルン。掘割状の地形を抜け、この辺りからは明るく開けたガレ場が続きます。
振り返った時に眼下に広がるのはおそらく本宮の市街地。
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8/10 10:11
振り返った時に眼下に広がるのはおそらく本宮の市街地。
二本松市の道標あり。ここもそうですが、道標など随所で「くろがね小屋 休止中」のラミネート掲示が出ていました。
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8/10 10:12
二本松市の道標あり。ここもそうですが、道標など随所で「くろがね小屋 休止中」のラミネート掲示が出ていました。
右手には遠く福島盆地。右手前は篭山(1548m)。真奥に文珠山(849m)、左に七ッ森(1219m)、右に大頭山(857m)と摺上川ダム周辺の山々が見えます。遠く雲に隠れる山影は蔵王山との事。晴れていれば不忘山(1705m)、屏風岳(1825m)、刈田岳(1758m)、熊野岳(1841m)などが見えるはずです。
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8/10 10:13
右手には遠く福島盆地。右手前は篭山(1548m)。真奥に文珠山(849m)、左に七ッ森(1219m)、右に大頭山(857m)と摺上川ダム周辺の山々が見えます。遠く雲に隠れる山影は蔵王山との事。晴れていれば不忘山(1705m)、屏風岳(1825m)、刈田岳(1758m)、熊野岳(1841m)などが見えるはずです。
ケルン。この辺りのガレ場には3連続でケルンがあります。
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8/10 10:17
ケルン。この辺りのガレ場には3連続でケルンがあります。
オトギリソウの仲間。岩の隙間に隠れるように生えていました。記録色。
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8/10 10:19
オトギリソウの仲間。岩の隙間に隠れるように生えていました。記録色。
ひと息つける平坦地。ここから安達太良山山頂に向けて最後のガレ場の上りが始まります。右に赤テープ付きの竹竿が立てられた道標あり。積雪期の目印となるワンドというもののようです。
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8/10 10:20
ひと息つける平坦地。ここから安達太良山山頂に向けて最後のガレ場の上りが始まります。右に赤テープ付きの竹竿が立てられた道標あり。積雪期の目印となるワンドというもののようです。
ガレ場を上ってきて大きなケルン。山頂まではあと少しです。
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8/10 10:23
ガレ場を上ってきて大きなケルン。山頂まではあと少しです。
安達太良山山頂の影が見えました。「乳首山」と言われればなるほど確かに、という形をしています。
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8/10 10:24
安達太良山山頂の影が見えました。「乳首山」と言われればなるほど確かに、という形をしています。
右手には峰の辻へ下る分岐です。右手遠くの赤茶けた裸地が峰の辻。正面左には矢筈森と鉄山が連なります。
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8/10 10:26
右手には峰の辻へ下る分岐です。右手遠くの赤茶けた裸地が峰の辻。正面左には矢筈森と鉄山が連なります。
安達太良山山頂手前の広場。山頂へは正面の鎖か、左に巻くハシゴから上れます。段差が小さそうだったので左のハシゴを選択。
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8/10 10:28
安達太良山山頂手前の広場。山頂へは正面の鎖か、左に巻くハシゴから上れます。段差が小さそうだったので左のハシゴを選択。
オトギリソウ属。記録色。
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8/10 10:30
オトギリソウ属。記録色。
ハシゴを上がると岩の下に山神碑。左隣にノースフェイスのお地蔵様が鎮座しています。
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8/10 10:32
ハシゴを上がると岩の下に山神碑。左隣にノースフェイスのお地蔵様が鎮座しています。
何やら人の名前が刻まれた石碑が立っています。何でしょう?
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8/10 10:32
何やら人の名前が刻まれた石碑が立っています。何でしょう?
ど真ん中には祠があります。手前の石柱は二等三角点大関平。祠の裏にある台石は八紘一宇碑(安達郡青年團建之)が立っていたもの。八紘一宇碑の竿石は裏に転がっています。
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8/10 10:32
ど真ん中には祠があります。手前の石柱は二等三角点大関平。祠の裏にある台石は八紘一宇碑(安達郡青年團建之)が立っていたもの。八紘一宇碑の竿石は裏に転がっています。
風が次々に雲を流しては吹き払っていきます。垣間見えた青空は写真の写りのみならず、ほんとうに濃い青に見えました。「ほんとの空」というのはこの事でしょうか。
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8/10 10:37
風が次々に雲を流しては吹き払っていきます。垣間見えた青空は写真の写りのみならず、ほんとうに濃い青に見えました。「ほんとの空」というのはこの事でしょうか。
安達太良山山頂から下りて軽食休憩にします。下りは表の鎖場側から。登降のしやすさはハシゴの方が良いように思います。
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8/10 10:39
安達太良山山頂から下りて軽食休憩にします。下りは表の鎖場側から。登降のしやすさはハシゴの方が良いように思います。
安達太良山山頂直下の広い礫地で軽食。岩陰で風を避けます。宝来屋本店 百年糀のあまざけ(青)(399円)、たかべん だるま弁当風おにぎり(300円)。飲む点滴でパワーチャージです。
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8/10 10:45
安達太良山山頂直下の広い礫地で軽食。岩陰で風を避けます。宝来屋本店 百年糀のあまざけ(青)(399円)、たかべん だるま弁当風おにぎり(300円)。飲む点滴でパワーチャージです。
安達太良山を後にし、ケルンの並ぶゆるやかな尾根を辿ってまず沼尻分岐を目指します。
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8/10 11:01
安達太良山を後にし、ケルンの並ぶゆるやかな尾根を辿ってまず沼尻分岐を目指します。
この辺りは赤っぽい土。
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8/10 11:04
この辺りは赤っぽい土。
この辺りは黄色っぽい土。振り返ると安達太良山の印象的な山頂がよく見えます。こちら側からだと乳首感はありません。
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8/10 11:05
この辺りは黄色っぽい土。振り返ると安達太良山の印象的な山頂がよく見えます。こちら側からだと乳首感はありません。
沼尻分岐に到着。道標には「「沼ノ平」経由、沼尻コースは、有毒ガスが発生しておりますので、立入禁止です。」とのこと。文面的に沼ノ平に下らない道はOKと解釈できそうですが、障子ヶ岩を通って沼尻登山口に下る登山道は、YAMAPで立入禁止となっています。同様に胎内岩を通る登山道も立入禁止の模様。なお、この鞍部は「牛の背」というそうです。
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8/10 11:09
沼尻分岐に到着。道標には「「沼ノ平」経由、沼尻コースは、有毒ガスが発生しておりますので、立入禁止です。」とのこと。文面的に沼ノ平に下らない道はOKと解釈できそうですが、障子ヶ岩を通って沼尻登山口に下る登山道は、YAMAPで立入禁止となっています。同様に胎内岩を通る登山道も立入禁止の模様。なお、この鞍部は「牛の背」というそうです。
左に沼ノ平です。見事な大景観。この先、鉄山避難小屋の手前までずっと左手に眺める事ができます。
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8/10 11:12
左に沼ノ平です。見事な大景観。この先、鉄山避難小屋の手前までずっと左手に眺める事ができます。
峰ノ辻分岐。帰りはここから右へ、峰の辻、くろがね小屋に下ります。まずは箕輪山を目指すので前進。
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8/10 11:12
峰ノ辻分岐。帰りはここから右へ、峰の辻、くろがね小屋に下ります。まずは箕輪山を目指すので前進。
矢筈森への取り付き点を越えると、鉄山の手前まで急なザレ場の下りとなります。この鞍部は「馬の背」というそうです。
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8/10 11:17
矢筈森への取り付き点を越えると、鉄山の手前まで急なザレ場の下りとなります。この鞍部は「馬の背」というそうです。
馬の背の中程までやって来ました。道標あり。かつて、左には沼ノ平へ下る道、右手にも眼下のくろがね小屋に下る道があった乗越でした。いまは左右とも火山性の有毒ガスでルート廃止となったため、ただの鞍部となっています。
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8/10 11:20
馬の背の中程までやって来ました。道標あり。かつて、左には沼ノ平へ下る道、右手にも眼下のくろがね小屋に下る道があった乗越でした。いまは左右とも火山性の有毒ガスでルート廃止となったため、ただの鞍部となっています。
馬の背の鞍部をゆるやかに上りあげて鉄山に取り付きです。見かけ上は急峻そうですが、実際はガレ場に足がかりも多く、難しくありません。
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8/10 11:24
馬の背の鞍部をゆるやかに上りあげて鉄山に取り付きです。見かけ上は急峻そうですが、実際はガレ場に足がかりも多く、難しくありません。
鉄山近くまで来ると沼ノ平の向こうに磐梯山(1816m)も見え始めます。このときは雲の中。
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8/10 11:32
鉄山近くまで来ると沼ノ平の向こうに磐梯山(1816m)も見え始めます。このときは雲の中。
ガレ場を上り切り、続いて鉄山北面を巻く茂みの中の道を進んでいきます。茂みは人一人分ほどの狭い所あり。右からは岩壁が迫る地形のため落石注意です。
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8/10 11:32
ガレ場を上り切り、続いて鉄山北面を巻く茂みの中の道を進んでいきます。茂みは人一人分ほどの狭い所あり。右からは岩壁が迫る地形のため落石注意です。
稜線上に出ました。右に折り返すとすぐに鉄山山頂です。
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8/10 11:35
稜線上に出ました。右に折り返すとすぐに鉄山山頂です。
鉄山山頂から鉄山避難小屋まではゆるやかなザレ場の稜線です。道幅ゆったり、ゆるゆると下っていきます。
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8/10 11:41
鉄山山頂から鉄山避難小屋まではゆるやかなザレ場の稜線です。道幅ゆったり、ゆるゆると下っていきます。
鉄山避難小屋。扉は半開きで、前日の雨風が吹き込んだ形跡がありました。
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8/10 11:43
鉄山避難小屋。扉は半開きで、前日の雨風が吹き込んだ形跡がありました。
鉄山避難小屋の裏手は広場になっています。以前何かがあったのでしょうか?
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8/10 11:44
鉄山避難小屋の裏手は広場になっています。以前何かがあったのでしょうか?
避難小屋の中を覗いてみました。収容人数は15人程度とのこと。詰めればもっと行けそうな気もしますが、ここにそれほど多くの方がやって来るとは思えません。4ヶ所ある窓は冬季用出入口になっています。東北で縦走をする時はお世話になる避難小屋。まだ縦走計画はありませんが、いつかやってみたいなあと思う次第です。
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8/10 11:45
避難小屋の中を覗いてみました。収容人数は15人程度とのこと。詰めればもっと行けそうな気もしますが、ここにそれほど多くの方がやって来るとは思えません。4ヶ所ある窓は冬季用出入口になっています。東北で縦走をする時はお世話になる避難小屋。まだ縦走計画はありませんが、いつかやってみたいなあと思う次第です。
平坦なザレ場を進んで笹平への下りを開始します。前方には吾妻連峰。吾妻小富士(1707m)は箕輪山の陰に、箕輪山のすぐ左は高山(1805m)と一切経山(1949m)が重なり合い、左に前大巓(1911m)、東吾妻山(1975m)、中吾妻山(1931m)、西大巓(1982m)と続きます。
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8/10 11:50
平坦なザレ場を進んで笹平への下りを開始します。前方には吾妻連峰。吾妻小富士(1707m)は箕輪山の陰に、箕輪山のすぐ左は高山(1805m)と一切経山(1949m)が重なり合い、左に前大巓(1911m)、東吾妻山(1975m)、中吾妻山(1931m)、西大巓(1982m)と続きます。
一面の扁形樹で強い西風が吹くことが分かります。
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8/10 11:54
一面の扁形樹で強い西風が吹くことが分かります。
両側の茂みが迫って来て、道らしくなってきたな…と思ったら急な段差が登場。この先笹平に下るまで岩場など段差が次々に現れます。
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8/10 11:57
両側の茂みが迫って来て、道らしくなってきたな…と思ったら急な段差が登場。この先笹平に下るまで岩場など段差が次々に現れます。
段差…
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8/10 11:59
段差…
ササ!足元が見えず下りで難渋します。このササの下に段差や岩が隠れているので、掻き分け掻き分け、足元をよく見ながら下りていきます。
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8/10 12:03
ササ!足元が見えず下りで難渋します。このササの下に段差や岩が隠れているので、掻き分け掻き分け、足元をよく見ながら下りていきます。
トンネルあり。屈まなければいけませんが、足元が見える分まだ歩きやすい感じです。
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8/10 12:04
トンネルあり。屈まなければいけませんが、足元が見える分まだ歩きやすい感じです。
ササ…!この辺りでヤマレコのペースが3.0に。ササとの格闘でかなり停滞していたことが分かります。
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8/10 12:09
ササ…!この辺りでヤマレコのペースが3.0に。ササとの格闘でかなり停滞していたことが分かります。
想定よりも遅く笹平分岐に到着。ラップタイムは許容範囲だったのでこのまま進むことを決めました。道標下には二本松市の案内あり、「僧悟台経由で登山するハイカーへ 塩沢登山口、または笹平よりの僧悟台コースの登山道は今後(十二年より)高山植物保護のため、山道の下草刈り、枝きり等の整備はいたしません。コースは笹やぶ、沢崩れ、窪地の水たまりなど自然状態にもどっております。特に、霧の時など今までも雨水の流れによって迷路の地域があります。地理的判断ができない場合は、危険をともないますので入らないでください。コースを熟知した先達で入山を希望します。」とのこと。
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8/10 12:15
想定よりも遅く笹平分岐に到着。ラップタイムは許容範囲だったのでこのまま進むことを決めました。道標下には二本松市の案内あり、「僧悟台経由で登山するハイカーへ 塩沢登山口、または笹平よりの僧悟台コースの登山道は今後(十二年より)高山植物保護のため、山道の下草刈り、枝きり等の整備はいたしません。コースは笹やぶ、沢崩れ、窪地の水たまりなど自然状態にもどっております。特に、霧の時など今までも雨水の流れによって迷路の地域があります。地理的判断ができない場合は、危険をともないますので入らないでください。コースを熟知した先達で入山を希望します。」とのこと。
笹平分岐から少しササの濃い所を抜けるとガレ場。箕輪山側は鉄山側より段差も少なく開放的で歩きやすい印象です。
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8/10 12:21
笹平分岐から少しササの濃い所を抜けるとガレ場。箕輪山側は鉄山側より段差も少なく開放的で歩きやすい印象です。
ササの濃い所以外は足元もよく見えます。ササで停滞していた反動か、箕輪山までの上りはヤマレコのペースが0.5位でした。
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8/10 12:28
ササの濃い所以外は足元もよく見えます。ササで停滞していた反動か、箕輪山までの上りはヤマレコのペースが0.5位でした。
山頂手前に一部ササの濃い所あり。ここを抜けてガレ場、岩場をひと上りすると山頂です。
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8/10 12:31
山頂手前に一部ササの濃い所あり。ここを抜けてガレ場、岩場をひと上りすると山頂です。
箕輪山山頂に到着。大きな岩が転がっています。三等三角点箕輪はここから東に進んだ先ですが断念。ここでしばし強風に煽られながら小休止です。
10
8/10 12:35
箕輪山山頂に到着。大きな岩が転がっています。三等三角点箕輪はここから東に進んだ先ですが断念。ここでしばし強風に煽られながら小休止です。
南西〜北北東の山頂展望。主だった山は左から川桁山(1413m)、磐梯山、秋元湖を挟んで高曽根山(1443m)、右遠方に飯豊連峰、その右手前に吾妻連峰が並び、そのまた右、福島盆地の向こうに蔵王山の影。パノラマ記録色。
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8/10 12:36
南西〜北北東の山頂展望。主だった山は左から川桁山(1413m)、磐梯山、秋元湖を挟んで高曽根山(1443m)、右遠方に飯豊連峰、その右手前に吾妻連峰が並び、そのまた右、福島盆地の向こうに蔵王山の影。パノラマ記録色。
来た道を引き返し。下りでササの深い所は足元が見えにくいので慎重に、ガレ場岩場はサクサク進みます。
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8/10 12:47
来た道を引き返し。下りでササの深い所は足元が見えにくいので慎重に、ガレ場岩場はサクサク進みます。
ノリウツギ…とハナバチ?複眼の大きさからしてハナアブではないようです。記録色。
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8/10 13:04
ノリウツギ…とハナバチ?複眼の大きさからしてハナアブではないようです。記録色。
コメツツジ。ちっちゃい。かわいい。記録色。
4
8/10 13:05
コメツツジ。ちっちゃい。かわいい。記録色。
遮二無二引き返して鉄山への上り返しの途中。往路で下る時はとにかくササと闘っていて意識しませんでしたが、復路の上りでよくよく道のようすを見ると何だかワイルドな印象です。
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8/10 13:21
遮二無二引き返して鉄山への上り返しの途中。往路で下る時はとにかくササと闘っていて意識しませんでしたが、復路の上りでよくよく道のようすを見ると何だかワイルドな印象です。
茂みを抜けてようやく鉄山避難小屋近くの平坦なザレ場まで戻ってきました。ザレ場の中にオノエイタドリ。記録色。復路はガシガシ進みます。
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8/10 13:35
茂みを抜けてようやく鉄山避難小屋近くの平坦なザレ場まで戻ってきました。ザレ場の中にオノエイタドリ。記録色。復路はガシガシ進みます。
アキアカネかな。徐々に背中も赤くなってきています。南東北と言えど福島も東北。夏の終わりも一足早いようです。もうすぐ秋。記録色。
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8/10 14:03
アキアカネかな。徐々に背中も赤くなってきています。南東北と言えど福島も東北。夏の終わりも一足早いようです。もうすぐ秋。記録色。
バシバシ進んで矢筈森の取り付きまで戻ってきました。矢筈森は縦走路のすぐ傍ら。ごく短時間で登頂できます。
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8/10 14:05
バシバシ進んで矢筈森の取り付きまで戻ってきました。矢筈森は縦走路のすぐ傍ら。ごく短時間で登頂できます。
矢筈森山頂。写真は安達太良山の方角です。見晴らしはいたって良好。
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8/10 14:06
矢筈森山頂。写真は安達太良山の方角です。見晴らしはいたって良好。
花後のイワカガミ。イワカガミの実はこんな感じになるんですね。記録色。
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8/10 14:12
花後のイワカガミ。イワカガミの実はこんな感じになるんですね。記録色。
峰ノ辻分岐から峰の辻まではガレ場。安達太良山北東麓の緩斜面を下ります。
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8/10 14:14
峰ノ辻分岐から峰の辻まではガレ場。安達太良山北東麓の緩斜面を下ります。
峰の辻。広い裸地でパッと見は道がありません。道標あり。くろがね小屋へは左に進路を取ります。
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8/10 14:18
峰の辻。広い裸地でパッと見は道がありません。道標あり。くろがね小屋へは左に進路を取ります。
しばらく山腹を巻くような下り道。
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8/10 14:21
しばらく山腹を巻くような下り道。
この辺りはやや急な所もあるザレ場の下りです。
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8/10 14:26
この辺りはやや急な所もあるザレ場の下りです。
平坦地に差し掛かります。左背後はかつてくろがね小屋から乗越の登路があった馬の背の辺り。辺りは少し硫黄の香りがします。
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8/10 14:32
平坦地に差し掛かります。左背後はかつてくろがね小屋から乗越の登路があった馬の背の辺り。辺りは少し硫黄の香りがします。
平坦地からくろがね小屋までは茂みの中の岩場、ガレ場の下り道。
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8/10 14:35
平坦地からくろがね小屋までは茂みの中の岩場、ガレ場の下り道。
坂道を下りきり、立入禁止の表示から折り返してくるとくろがね小屋。現在休止中でトイレも使用不可ですが、携帯トイレ用のブースが常設設置に向け運用実証中でした。また、奥岳からくろがね小屋までは商用電源引込工事中とのこと。
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8/10 14:41
坂道を下りきり、立入禁止の表示から折り返してくるとくろがね小屋。現在休止中でトイレも使用不可ですが、携帯トイレ用のブースが常設設置に向け運用実証中でした。また、奥岳からくろがね小屋までは商用電源引込工事中とのこと。
右手前の湧水で道が水浸しになっています。
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8/10 14:45
右手前の湧水で道が水浸しになっています。
塩沢分岐。左に下ると塩沢温泉に向かいます。右前方の緩傾斜に前進。くろがね小屋から八の字までは車1台が通れそうな砂利敷きの道が続きます。
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8/10 14:46
塩沢分岐。左に下ると塩沢温泉に向かいます。右前方の緩傾斜に前進。くろがね小屋から八の字までは車1台が通れそうな砂利敷きの道が続きます。
ダートをひたすら進みます。左手に「120枚の内」と書かれた看板。何の事でしょうか?
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8/10 14:51
ダートをひたすら進みます。左手に「120枚の内」と書かれた看板。何の事でしょうか?
ハギの仲間。記録色。
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8/10 14:56
ハギの仲間。記録色。
ヤマレコ準拠では勢至平分岐。右の道標には「峰の辻分岐」とありますが…。前方両側にベンチあり。この辺りから、道に低い段差が現れ始めます。
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8/10 14:57
ヤマレコ準拠では勢至平分岐。右の道標には「峰の辻分岐」とありますが…。前方両側にベンチあり。この辺りから、道に低い段差が現れ始めます。
ヨツバヒヨドリ。この辺りに多く見られました。右下に写り込んでいる蛍光緑のタグには「ヨツバヒヨドリ」と書かれています。記録色。
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8/10 15:00
ヨツバヒヨドリ。この辺りに多く見られました。右下に写り込んでいる蛍光緑のタグには「ヨツバヒヨドリ」と書かれています。記録色。
勢至平には木橋がいくつかあるのですが、すべてゴムマットが敷いてあります。くろがね小屋の商用電源引込工事で重機が通る?ようです。
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8/10 15:01
勢至平には木橋がいくつかあるのですが、すべてゴムマットが敷いてあります。くろがね小屋の商用電源引込工事で重機が通る?ようです。
道の右手に「勢至平」木標。茂みの中へ…何やら踏み跡あり?ここからすぐ先、道の両側にベンチがあります。ファミリーが休憩中だったので写真なし。
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8/10 15:03
道の右手に「勢至平」木標。茂みの中へ…何やら踏み跡あり?ここからすぐ先、道の両側にベンチがあります。ファミリーが休憩中だったので写真なし。
八の字。馬車道と旧道が分岐します。左の馬車道は砂利敷きで、正面の旧道は洗掘が進んで荒れ気味。今回は旧道に進みます。
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8/10 15:08
八の字。馬車道と旧道が分岐します。左の馬車道は砂利敷きで、正面の旧道は洗掘が進んで荒れ気味。今回は旧道に進みます。
洗掘が進み、木段の下の土壌は流出しています。道は段々になっていて、踏み固められ締まっているため、見た目から想像するほどはぬかるんでいません。
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8/10 15:10
洗掘が進み、木段の下の土壌は流出しています。道は段々になっていて、踏み固められ締まっているため、見た目から想像するほどはぬかるんでいません。
ガレ場。落ちそうな木橋や根の絡むところなども通りながら下り続けます。ワイルド。
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8/10 15:17
ガレ場。落ちそうな木橋や根の絡むところなども通りながら下り続けます。ワイルド。
旧道は烏川近くの合流点に至るまで馬車道と3回ほど交差します。写真は2回目の交差。
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8/10 15:24
旧道は烏川近くの合流点に至るまで馬車道と3回ほど交差します。写真は2回目の交差。
旧道を下り切って馬車道との合流点に着きました。ここからは1本の道。道標ほか、分岐の左手に文字のかすれた「安達太良休養林」看板があります。烏川の谷筋に当たるため、この辺りはぬかるみが特に強いです。
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8/10 15:29
旧道を下り切って馬車道との合流点に着きました。ここからは1本の道。道標ほか、分岐の左手に文字のかすれた「安達太良休養林」看板があります。烏川の谷筋に当たるため、この辺りはぬかるみが特に強いです。
旧道と馬車道の合流点からドロドロの道を進むと烏川橋。石がゴロゴロの烏川を渡ります。渡って右側は小広場になっており、ベンチと安達太良山のマップ(磐梯朝日国立公園)があります。
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8/10 15:31
旧道と馬車道の合流点からドロドロの道を進むと烏川橋。石がゴロゴロの烏川を渡ります。渡って右側は小広場になっており、ベンチと安達太良山のマップ(磐梯朝日国立公園)があります。
烏川橋から緩傾斜を越えてくると分岐。右は五葉松平から安達太良山に向かう道です。前進。ゴール地点まであと少しです。
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8/10 15:34
烏川橋から緩傾斜を越えてくると分岐。右は五葉松平から安達太良山に向かう道です。前進。ゴール地点まであと少しです。
ダートの道を進むとあだたら高原スキー場・ペガサスコースの真下に出てきます。奥にはあだたら山ロープウェイの山麓駅が。下界に帰還しました。
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8/10 15:40
ダートの道を進むとあだたら高原スキー場・ペガサスコースの真下に出てきます。奥にはあだたら山ロープウェイの山麓駅が。下界に帰還しました。
奥岳の湯で汗を流していきます。入口の前には靴洗い場あり…ありがたし。大人700円(割引で650円)、フェイスタオル300円、バスタオル600円。鍵付きロッカー40口、棚32口、給水機あり、洗い場は8。ロッカーは大きめで結構入ります。
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8/10 15:41
奥岳の湯で汗を流していきます。入口の前には靴洗い場あり…ありがたし。大人700円(割引で650円)、フェイスタオル300円、バスタオル600円。鍵付きロッカー40口、棚32口、給水機あり、洗い場は8。ロッカーは大きめで結構入ります。
バス発車間近で急ぎます。二本松駅からの東北本線は「松川駅付近で鳥と衝撃した(原文ママ)」影響で約11分の遅れ。郡山で接続する なすの280は在来線の到着を待って出発していきました。乗換の余裕を考慮して予約したので、次発のやまびこ152で帰ります。
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8/10 16:14
バス発車間近で急ぎます。二本松駅からの東北本線は「松川駅付近で鳥と衝撃した(原文ママ)」影響で約11分の遅れ。郡山で接続する なすの280は在来線の到着を待って出発していきました。乗換の余裕を考慮して予約したので、次発のやまびこ152で帰ります。
やまびこ152車内にて帰りの軽食。宝来屋本店 黒ごまあまざけ(399円)、大船軒 しらす弁当風おにぎり(260円)。お土産は郡山の定番 ままどおる12個入(1500円)。仙台-東京間の夕方なので指定席はもちろんほぼ満席でした。自由席は立ち乗りで混雑していた模様。
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8/10 18:06
やまびこ152車内にて帰りの軽食。宝来屋本店 黒ごまあまざけ(399円)、大船軒 しらす弁当風おにぎり(260円)。お土産は郡山の定番 ままどおる12個入(1500円)。仙台-東京間の夕方なので指定席はもちろんほぼ満席でした。自由席は立ち乗りで混雑していた模様。
大宮のやまびこ152。U28編成。この日はやまびこ(一部)車内アナウンスの一部を乃木坂46メンバーが担当するキャンペーン中でした。このやまびこ152も該当の便で、郡山発車後を宮城県出身の久保史緒里さん、宇都宮発車後を栃木県出身の嘉喜遥香さんが担当。お馴染みのおじさん(フリーアナウンサー堺正幸さん)じゃなくて何だか新鮮でした。たまにはこういうのもいいかもしれません。
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8/10 19:02
大宮のやまびこ152。U28編成。この日はやまびこ(一部)車内アナウンスの一部を乃木坂46メンバーが担当するキャンペーン中でした。このやまびこ152も該当の便で、郡山発車後を宮城県出身の久保史緒里さん、宇都宮発車後を栃木県出身の嘉喜遥香さんが担当。お馴染みのおじさん(フリーアナウンサー堺正幸さん)じゃなくて何だか新鮮でした。たまにはこういうのもいいかもしれません。
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