木曽駒ヶ岳・空木岳


- GPS
- 17:29
- 距離
- 22.1km
- 登り
- 1,519m
- 下り
- 3,113m
コースタイム
- 山行
- 5:45
- 休憩
- 1:10
- 合計
- 6:55
- 山行
- 9:28
- 休憩
- 1:38
- 合計
- 11:06
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
宝剣岳以降は岩場が多い。相応の難易度。 |
写真
感想
初日:伊那の辺りに前泊して、4:30分に、菅の台バスセンターに到着。駐車場は9割方、埋まっていたので、この時間でギリギリのようです。チケット購入行列と、バス行列に分かれて並びました。やはり山の日という事もあり、人が多く、3台程後のバスに乗車。千畳敷に7時過ぎに到着。宝剣山荘を経由して、木曽駒ケ岳へ。
乗越浄土に行くまでの木道階段がかなり混雑しており、なかなか自分のペースで歩けなかったです。
木曽駒ケ岳頂上山荘のテン場は、この時間だと、まだ数張りしかテントが無かったです。
木曽駒ケ岳登頂後、宝剣山荘でソフトクリームを頂き。この場所で、ちゃんとしたソフトクリームで500円は破格だと思いました。
休憩後、宝剣岳に向けて出発。一気に岩場になり、人が多かったので、少し渋滞してました。
木曽駒ケ岳側から、宝剣岳山頂はそこまでの高度感はありませんでしたが、宝剣岳山頂から空木岳方面は一気に高度感が増し、岩場の難易度も高かったです。
トロルの舌で記念撮影後、贅沢な稜線を歩きながら、三ノ沢分岐・極楽平・島田娘を経由。濁沢大峰あたりから、少し雲が上がってきましたが、雨が降る事は無く、雲も晴れ、初日最後のピーク、檜尾岳へ。
ここまで、かなりアップダウンが多かったので、最後の最後で足に応えました。
檜尾岳まで上がると、檜尾小屋がポツンと見えるので、そちらに移動。檜尾小屋に行くのも、アップダウン(ダウンが結構ザレてて急でした)があるので、最後の最後まで気が抜けません。
改装した檜尾小屋は非常に綺麗で、小屋番さんもとても親切で、快適でした。運が良ければ冷えたビールも購入出来ます。泊まってみて、1点だけ、自分はマットレス(ゼットライトソル)と寝袋を持って行ったのですが、普通のマットレスだと板張りがかなり痛くて、何度も寝返りを打ちました。マットレスは確か1000円で、レンタル可能なので、寝袋だけ持参して、マットレスはレンタルした方が良いと思いました。同行者がレンタルしたマットレスを触らせてもらいましたが、普通の家庭で使うようなマットレスで、これなら快適だと思いました。
小屋の中でも2席程、火が使えます。明るい内に、外で食事を済ませて、5分程降った所にある水場(水量はそこそこありました)に行ったり。
外で酒を飲んでると、小屋から水場の間で、熊の親子が出てきていました。単独だったら、熊鈴はあった方が良さそうです。消灯・売店は20時でした。
2日目:この日は行動時間が長いので、3:30頃から起きて、軽く朝食を食べて準備。小屋内の照明は、4時位に付きました。
一度、檜尾岳まで登り返して、大滝山の辺りで日の出を鑑賞。ここから、地獄のアップダウンが続きます。稜線沿いで景色は良いんですが、本当にアップダウンが多いので、足が削られていきます。特に、熊沢岳・東川岳は偽ピークが何度もあるので、見えているピークで終わりだと思わない方が良いです。
東川岳から、ザレた急落・階段を下りて、木曽殿山荘で小休止。ラスボス、空木岳に備えます。
空木岳は最初から急登が続き、更に偽ピークが3度程あったので、心がかなりおられました。岩場をかなり登って、やっと本当にピークに着きます。
快晴だったので、周辺の稜線や下の小屋まで一望出来ました。頂上で軽く昼飯を食べながら、後ろのメンツを待ち休憩。名残惜しいですが、下山を開始します。
下山は樹林帯に入るまで、直射日光でかなり暑かったです。水場も下の避難小屋まで無いので、十分持って行った方が良いと思います。足元も結構岩が多いので、疲れた時に注意が必要だと思いました。
駒石を超えて少ししてから樹林帯に入ります。で、分かっていた事ではあるんですが、この下山の樹林帯が本当に長い!しかも、下りだと、かなり歩き辛く、アップダウンも多いので、最後の最後で、きつかったです、小地獄・大地獄の辺りで、やや高度感のある鎖場があります。足を掛ける所はあるので、難易度はそこまで高くないと思いました。何度もうねうね迂回する道を下って、池山小屋分岐に到着。先行していたメンバに聞くと、どうも避難小屋の水場が枯れていたそうなので、タカウチ場に入る前の水場で水を補給。
ここからは自分が悪いのですが、林道終点で山道は終わりだ!!と思っていたのですが、そこから、スキー場横の登山口に行くまでも、まだまだ登山道(しかも普通に歩き辛い)が続いていたので、林道終点までで足を使い果たしていたので、もう足が痛くて痛くて、しょうがなかったです。過去1・2を争う位きつい下山路でした。予定より30分程遅れて、バスセンターに到着。
近くの、こまくさの湯は車が一杯だったので、少しだけ離れた、こぶしの湯で汗を流して食事。検索して、すぐ出てくる所は、お盆・連休という事もあり、予約で一杯だったり、人数が多いと入れなかったりだったので、通りすがりで見かけた、高砂という所で、駒ヶ根名物 ソースかつ丼を頂き。焼肉定食(自分で焼ける)もあったりで久し振りに肉を食べれて満たされました。
木曽駒ケ岳方面から見た、美しい稜線はそのままに、実際に歩いてみると、アップダウンがかなり多く、体力はかなり必要かな、と思いました。岩場の難易度も結構高い所も多く、瞬間的には大キレット位の難易度はあったと思います。また今回は、檜尾小屋から空木岳を通って一気に下山しましたが、日程に余裕があれば、途中で一泊しても良いかもしれません。
あと、自分は普段CTx0.7位で歩くんですが、このペースでも、当初計画を立てた、CTx1.0には全く間に合いませんでした。CTx0.5位のメンバでぎりぎりオンタイム位だったので、今回の縦走路はかなり辛口のコースタイム設定のように思います(トレランの結果も混じってるとか混じってないとか・・・?)
なので、計画を立てる際は、1.2とか1.5位で考えた方が良いかもしれません。
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