笠ヶ岳〜双六岳(笠新道↑小池新道↓)

2023年08月17日(木) 〜 2023年08月19日(土)

• GPS: 57:05
• 距離: 60.5km
• 登り: 4,811m
• 下り: 4,792m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:58
• 休憩: 5:28
• 合計: 13:26

距離 20.0km 登り 2,859m 下り 1,266m

4:27 鍋平駐車場
4:58 5:00 新穂高登山指導センター
5:04 5:07 新穂高温泉バス停
5:09 5:17 新穂高登山指導センター
5:27 5:32 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)
5:49 5:50 お助け風穴
6:05 中崎橋
6:15 6:20 笠新道登山口
7:36 7:51 ブリキベンチ
7:56 8:08 天然クーラー(木の根)
8:14 8:35 天然クーラー(岩間)
9:34 9:51 杓子平
10:59 11:00 笠新道抜戸岳分岐
11:03 笠新道分岐
11:44 11:45 抜戸岩
12:05 13:24 笠ヶ岳テント場
13:42 13:45 笠ヶ岳山荘
14:31 16:25 笠ヶ岳テント場
16:35 16:38 笠ヶ岳山荘
16:54 17:23 笠ヶ岳
17:34 17:43 笠ヶ岳山荘
17:53 笠ヶ岳テント場

2日目

• 山行: 8:24
• 休憩: 1:43
• 合計: 10:07

距離 19.6km 登り 1,169m 下り 1,381m

4:26 笠ヶ岳テント場
4:33 4:34 笠ヶ岳山荘
5:22 5:28 笠ヶ岳
5:37 5:39 笠ヶ岳山荘
6:11 6:14 笠ヶ岳テント場
6:31 6:32 抜戸岩
7:06 笠新道分岐
7:09 笠新道抜戸岳分岐
7:15 7:20 抜戸岳
7:25 7:26 笠新道抜戸岳分岐
7:30 笠新道分岐
7:35 抜戸岳
8:05 8:07 秩父平下降点
8:23 秩父平
8:58 9:00 大ノマ岳の肩
9:09 9:11 大ノマ岳
9:35 9:40 大ノマ乗越
10:00 10:05 弓折岳(分岐)
10:09 弓折岳（三角点）
10:11 弓折岳
10:18 10:19 弓折乗越
10:32 10:33 花見平
10:48 くろゆりベンチ
11:16 双六池
11:29 11:32 双六小屋
11:37 12:14 双六池
12:16 12:30 双六小屋
12:42 双六岳巻道分岐
12:46 双六岳中道分岐
13:19 13:29 双六岳
13:44 13:46 中道分岐
14:15 双六岳中道分岐
14:25 双六小屋
14:33 双六池

3日目

• 山行: 7:16
• 休憩: 3:31
• 合計: 10:47

距離 20.9km 登り 787m 下り 2,149m

2:42 双六池
2:45 2:56 双六小屋
2:57 3:38 双六池
3:40 3:56 双六小屋
4:11 双六岳巻道分岐
4:15 4:16 双六岳中道分岐
5:16 5:22 双六岳
5:54 5:55 双六岳中道分岐
5:57 5:58 双六岳巻道分岐
6:08 7:03 双六小屋
7:09 7:10 双六池
7:42 くろゆりベンチ
7:57 7:58 花見平
8:07 8:13 弓折乗越
8:43 8:59 鏡平山荘
9:00 9:03 鏡池
9:32 9:35 シシウドヶ原
9:53 イタドリが原
10:07 10:08 チボ岩
10:22 10:44 秩父沢出合
11:14 11:15 小池新道入口
11:32 11:47 わさび平小屋
11:57 11:59 笠新道登山口
12:07 中崎橋
12:20 お助け風穴
12:33 12:37 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)
12:43 12:44 新穂高温泉駅
12:51 12:52 新穂高温泉バス停
12:54 新穂高登山指導センター
12:56 中崎山荘 奥飛騨の湯
13:02 13:04 新穂高登山指導センター
13:27 鍋平駐車場
13:29 ゴール地点

距離と標高差が物凄いことになっているが、せいぜい距離45km、累計標高差は登り下りともに3,700くらいだと思う。笠新道、自分の場合はテント泊装備でこのくらいの急登だと300m/1時間で標高を上げるように一定のリズムで歩き、1時間に1回小休止するとあまり辛くなく登れた。尚、コースタイムの方ではよくわからないところで休憩を取っているが、ブリキベンチやら天然クーラーやら、どこのことかよくわからないし、多分そこでは休憩していない。ところで、笠ヶ岳山荘も双六小屋も、テント泊はトイレ別料金なんだけど、じゃあなんでテント泊の金額上がったの？人件費やらヘリ代やら、関係ないじゃん。

天候

晴れたり曇ったり雨降ったり

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

8/17 6:21

笠新道を登る

8/17 6:44

急登だけど九十九折で登り易くはある。

8/17 6:54

おはよー

8/17 7:20

おお・・・焼岳が既に雲の中・・・

8/17 8:40

森林限界が近くなると、ゴロゴロした大きいが多くなる。

8/17 9:35

うわーん、稜線真っ白ー！！

8/17 9:45

お、でも少し出てきたか？

8/17 9:48

でも笠ヶ岳山頂部は相変わらず雲の中。

8/17 9:55

抜戸岳は晴れた。

8/17 10:05

近いようで遠い稜線

8/17 11:03

稜線に出た。やはりガスか。まあ、こーゆー雰囲気も好きだけどね？初めての笠ヶ岳だからさ？晴れてくれればなぁ、なんて。

8/17 11:41

少し強めの雨も降ったが、テント場が見えた！

8/17 11:41

まあ、まだこんなに遠いんだけどね？

8/17 11:42

抜戸岩。門みたい。わざわざ切り通したわけじゃないよね？

8/17 11:55

播隆平の池だ。この角度、ハートに見えない？

8/17 12:04

着いたー。でも山荘遠い。そしてテントを張った直後、結構な勢いで雨が降ってきた。ギリギリセーフ。

8/17 13:32

雨の合間を見て受付しに来た。クリヤ谷は草刈りしてないから通行禁止だって。

8/17 15:06

イワヒバリかな？ガスってるから、雷鳥が出てくるかな？と思ったけど、結局今回は見なかった。見たって言ってた人もいたんだけどねぇ。

8/17 16:55

とりあえず笠ヶ岳山頂。ガスッてなんも見えん。

8/17 17:10

諦めて下ってたら・・・太陽復活！！

8/17 17:15

急いで山頂に登り返した。

8/17 17:19

まあ、周りは雲に囲まれてるから遠望はきかないけど。

8/17 17:19

テント場が見えた。

8/17 17:24

他の山は相変わらず雲の中。笠ヶ岳も暫くすると再びガスに覆われた。

8/17 18:36

夕方。一時ガスが抜けた。

8/18 3:42

朝方。晴れてる。このテント場、ロケーションすごいんだね。目の前に槍穂高連峰どーん！！

8/18 4:40

朝焼けに浮かぶ槍のシルエット

8/18 5:00

南アルプスと、その向こうに富士山。

8/18 5:03

焼岳、乗鞍岳、御嶽山。

8/18 5:07

剱岳と大汝山かな？

8/18 5:12

そろそろか？

8/18 5:15

キタコレ

8/18 5:15

槍ヶ岳と大喰岳の間からキター！！

8/18 5:16

ひゃっほーぃ！！

8/18 5:17

反対側には虹！

8/18 5:18

おはよー！！

8/18 5:19

焼岳

8/18 5:21

影笠ヶ岳と虹

8/18 5:26

影笠ヶ岳

8/18 6:14

サヨナラ

8/18 6:16

行くどー、双六！！

8/18 6:23

サヨナラ笠ヶ岳

8/18 6:29

良い稜線です。

8/18 6:32

振り返っても良い稜線。

8/18 6:37

結構アップダウンあるよね

8/18 6:53

槍ヶ岳の存在感よ

8/18 6:54

雲がいい感じじゃない？

8/18 7:05

またまた振り返って

8/18 7:09

槍ヶ岳。

8/18 7:16

抜戸岳。後ろの槍ヶ岳に目が行ってしまう。

8/18 7:16

抜戸岳から。双六岳と双六小屋が見えているが、この時は気付いていない。なんならどれが双六かわかってない。

8/18 7:17

わからないながらも双六をアップで撮っていた模様。

8/18 7:17

またまた槍ヶ岳

8/18 7:18

奥穂とジャンダルム

8/18 7:48

笠ヶ岳も雲がかかってきた。早いな。まだ8時前だよ？

8/18 8:02

槍ヶ岳と大喰岳

8/18 8:13

秩父平

8/18 8:16

秩父平から見上げて。

8/18 8:22

秩父平から暫く、ハイマツの藪漕ぎっぽくなる。

8/18 8:26

秩父平を振り返って。

8/18 8:56

槍ヶ岳はん・・・数ある北アの名峰の中でも、やっぱりあんたが主役や・・・。

8/18 9:05

西鎌尾根丸見え

8/18 9:25

双六岳と樅沢岳(もみさわだけ)の間に双六小屋が見えた。

8/18 9:28

双六岳。流石に認識した。

8/18 9:55

槍穂高連峰

8/18 10:02

弓折岳

8/18 10:02

弓折岳から笠ヶ岳

8/18 10:02

弓折岳は眺めが良い

8/18 10:08

山頂部も広く、休憩にはもってこい。あ、日影はないけどね。

8/18 10:16

弓折乗越

8/18 10:16

弓折乗越から見る槍ヶ岳は本当に三角形。

8/18 10:17

鏡平山荘が見えた。

8/18 10:29

花見平

8/18 10:44

樅沢岳

8/18 10:54

もうちょい。奥に鷲羽岳。

8/18 11:08

もうすぐ。鷲羽岳カッコいいな。

8/18 11:24

双六小屋着。

8/18 11:27

テント張る前に、まずはカルビ丼で腹ごしらえ。美味しかった。

8/18 12:27

双六小屋からの景色

8/18 12:41

さて、双六岳へ行くど。

8/18 13:01

あんれ〜？雲が・・・。

8/18 13:09

おおーい雲よ、どいてくれー。

8/18 13:14

だめだこりゃ。噂の天空の滑走路、見たかったのに。・・・それ自体は見えてるっちゃー見えてるけど、そーではない。

8/18 13:17

とりあえず双六岳山頂ゲット。

8/18 13:45

帰りは中道から。

8/18 13:52

初夏とか、花の季節が良さそうな草原の道だった。この後、双六小屋に着く直前で雨にやられた。

8/18 15:10

雨が止むまで暫くテントに閉じ込められたが、止んだら小屋で生ビール。

8/18 18:37

夕暮れ。鷲羽岳が少し染まったかな。

8/18 18:37

双六小屋から。

8/19 2:55

双六小屋テント場の朝は早い。2時過ぎから周りが起き出し、3時前にはこんな感じ。星空撮影には向きませんな、ここ。

8/19 4:36

三俣蓮華方面に滝雲。

8/19 4:37

おお、このシルエットだよ、求めていたのは。

8/19 5:01

まだ暗いけど、これだよ。朝は登らずにさっさと下山するつもりだったが、見ずには下れない、と登ってきた甲斐があった。

8/19 5:06

笠ヶ岳

8/19 5:08

出てきたな、太陽

8/19 5:09

おお、真っ赤。そしてまあるい。

8/19 5:10

キター

8/19 5:10

おはよー！！

8/19 5:11

雲が多めだけど、良い朝だ。

8/19 5:14

三俣蓮華、鷲羽岳方面

8/19 5:15

乗鞍岳、御嶽山

8/19 5:21

これだよ、これが見たかったー！！

8/19 5:24

良いねぇ

8/19 5:27

何度も撮っちゃう

8/19 5:38

ニョキッ

8/19 5:50

名残り惜しいが、今日も天気は不安定そうなのでさっさと下ろう。

8/19 7:11

ちっちゃい池塘に逆さ双六。

8/19 7:51

花見平〜笠ヶ岳

8/19 8:10

近そうなのに、なかなかたどり着かない鏡平山荘。

8/19 8:43

鏡平山荘

8/19 8:50

腹が減ったのでカレーを食べた。他にもコーヒーフロート、かき氷など、いっぱいメニューがあった。

8/19 9:01

鏡池に逆さ槍。もうちょい高いところから見られると、どーんと映りそうなんだけど。

8/19 9:06

下っている途中に笠ヶ岳。山頂部が見えてるのかは知らんけど。

8/19 10:44

秩父沢。皆ここで休憩してた。自分も日影で大休止。写ってないけど、結構な水量があるから水も補給。皆足浸けたりしてるから、上流に行って汲んだほうがいいよ。

8/19 11:42

わさび平小屋。そうめんが美味しそうだったけど、さっきカレー食ったしな。

8/19 13:49

下山後は中崎山荘で入浴。湯の花的なのが沈殿していて、なかなか良かったが、特に露天では毛とかゴミの浮遊が目立ったかな。

8/19 14:22

ノンアルコールビールで1杯やる。

8/19 14:25

飛騨牛美味かった。

ヤマハハコ？

オヤマリンドウかな？

白っぽいミツバチと黄色いミツバチがいる

トリカブト

イワショウブ

8/17 9:56

これもイワショウブ

チングルマ

ヒメウメバチソウかな？

タテヤマリンドウかな？

こっちはミヤマリンドウだね

ヤマハハコ？

ハクサンフウロ

トウヤクリンドウ。結構好きなんだよね、トウヤクリンドウ。高山に来たって感じがする。

ベニバナイチゴかな？いっぱいなってた。食べられなくはないけど、美味しくないってさ。

黒っぽいけど、これもオヤマリンドウかな？

撮影機器：

NIKON Z 6 NIKON CORPORATION

TG-6 OLYMPUS CORPORATION

感想

しろまる

台風一過、天気を期待して笠ヶ岳〜双六岳を周回してきた。

笠新道は噂通りの急登だったが、あまり人が多くはないので、自分のペースで歩け、事前情報により構えていたが、思ったていたほどキツいという感じではなかった。いや、キツかったけどね？

初日はガスッていたが、2日目以降、笠ヶ岳〜双六岳の稜線は素晴らしく、目の前に槍穂高がどーん、それをずっと眺めながら歩けるのも素晴らしい。双六岳から噂の天空の滑走路や、鷲羽岳などの眺め、最高だった。

この時期、どうしても昼過ぎにはガスって雨が降るので、三俣蓮華まで行ってみようかとも思ったていたがやめておいた。そちらはまた別ルートで考えよう。鷲羽岳行ってみたい。

西穂や槍から眺めて、行きたいと思っていたが、笠新道を登るという踏ん切りがなかなかつかずに行けていなかった笠ヶ岳。今回は殆どガスっていたが、次は晴れているときにテントで酒飲みながら槍穂高をのんびり眺めたい。双六岳はまた通るだろーな。裏銀座縦走とかしてみたいし。

台風のせいで台無しかと思った盆休みだったが、結局台風を挟んで前半は尾瀬、後半は北ア、天気もそこそこ良かったし、良い休暇だった。