白馬岳 朝日小屋でホタルイカも

2023年08月21日(月) 〜 2023年08月23日(水)

• GPS: 27:10
• 距離: 34.3km
• 登り: 2,917m
• 下り: 2,933m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:11
• 休憩: 0:59
• 合計: 9:10

5:05 蓮華温泉ロッジ
5:12 5:12 黄金湯
7:34 7:35 天狗ノ庭
8:56 9:15 白馬大池山荘
10:16 10:17 船越ノ頭
11:20 11:45 小蓮華山
12:49 12:49 三国境
13:43 13:56 白馬岳
14:15 白馬山荘

2日目

• 山行: 8:23
• 休憩: 0:27
• 合計: 8:50

6:16 白馬山荘
6:35 6:36 白馬岳
7:18 7:24 三国境
8:12 8:13 鉱山道分岐
9:26 9:27 雪倉岳避難小屋
10:20 10:36 雪倉岳
12:59 12:59 小桜ヶ原
13:24 13:25 水平道分岐
14:55 14:56 水谷のコル
15:06 朝日小屋

3日目

• 山行: 8:36
• 休憩: 0:29
• 合計: 9:05

4:56 朝日小屋
5:06 5:08 水谷のコル
6:09 6:16 朝日岳
7:00 7:00 吹上のコル
9:27 9:27 五輪高原
9:30 9:30 花園三角点
10:46 10:57 白高地沢橋
11:01 11:01 ヒョウタン池
12:08 12:15 瀬戸川橋
13:05 13:05 兵馬の平
13:39 13:40 蓮華の森分岐
13:44 13:44 蓮華温泉キャンプ場
13:57 13:58 蓮華温泉ロッジ
14:01 ゴール地点

天候

晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

蓮華温泉駐車場：72台ほど可　無料　トイレ有り
8月20日14時で空き多数
JR平岩駅付近から21km　細い道を1時間余り。

コース状況／危険箇所等

　登山道です。慎重にどうぞ。
　蓮華温泉〜白馬大池は樹林帯をひたすら登ります。
　白馬大池〜三国境はガレ場、ザレ場でアップダウンの有る道。眺望が良い。
　三国境〜白馬岳は岩場の急登が続くので慎重にどうぞ。眺望が良い。
　三国境〜水平道分岐はガレ場が多く雪倉岳は急登。この間は花が多い。
　水平道分岐〜朝日小屋はトラバース道でアップダウンもあり、木道が整備されています歩き難い部分が在り。
　朝日小屋〜朝日岳山頂は階段の急登で、その先吹上のコルまでは歩き易い下り。
　吹上のコル〜瀬戸川橋までは木道部分が多いが、急な下りが何度もあります。
　瀬戸川橋からは150mの急坂を登り上げ、兵馬ノ平から蓮華温泉までは緩やかな登りの木道です。

写真

8/20 15:15

前泊した蓮華温泉。
露天風呂にも入りましたよ♨

8/21 5:52

白馬大池目指してスタート。
登山道には花が多い。
サラシナショウマ。

8/21 7:02

木間から雪倉岳。

8/21 7:21

露に濡れたツリガネニンジン。

8/21 7:22

オトギリソウ。

8/21 7:25

ウメバチソウ。

8/21 7:27

天狗ノ庭。
白馬大池までの半分ほど登りました。

8/21 9:23

白馬大池。
水辺は安らぎます。

8/21 9:40

次の目標の小蓮華山。
遠いなぁ〜。

8/21 9:50

名残のコマクサ。

8/21 10:04

トウヤクリンドウが沢山咲いてます。

8/21 10:16

船越ノ頭。
少しガスってきた。

8/21 10:20

一旦下って小蓮華山への登り。

8/21 10:49

タカネナデシコ。

8/21 10:55

霧の中にライチョウ。

8/21 11:20

ミヤマコウゾリナ？。

8/21 11:25

小蓮華山。岩山です。
ガスで何も見えません。

8/21 11:50

稜線を歩いて三国境へ。
天空の道です。

8/21 11:56

ガレ場にライチョウ。

8/21 12:12

こんな景色、これまで見たこと無い。
不思議な感じです。

8/21 12:14

ウルップソウは終わってました。

8/21 12:19

風に揺れるカライトソウ。
初めて見ました。

8/21 12:42

三国境。
白馬岳まであと少し。

8/21 13:12

トウヤクリンドウの大きな株。

8/21 13:56

岩場の急登を登って白馬山頂。
ガスで何も見えません。
明日に期待します。

8/21 14:17

今夜の宿。

8/21 18:38

夕暮れの旭岳。

8/22 6:35

2日目、白馬山頂は雲海の上。
好天です。

8/22 6:35

雪倉岳、朝日岳が良く見えます。
今日のルートです。

8/22 7:22

三国境まで慎重に下ってきました。
白馬岳を振り返る。

8/22 7:26

この辺りにもウルップソウが沢山。
青い花が見たかった。

8/22 7:43

代わりに薄紫のタカネマツムシソウが待っていてくれました。

8/22 8:15

鉱山道分岐まで下りました。
登りかキツそうな雪倉岳。

8/22 8:23

タカネマツムシソウと旭岳。

8/22 8:33

この辺りはカライトソウが沢山。

雪倉岳。
〇の中は偶然写り込んだホシガラス。

8/22 9:16

雪倉岳避難小屋 。
トイレ有り。

8/22 9:54

周辺はタカネマツムシソウの群落。

8/22 9:55

雪倉岳への急な登り。
振り返ると白馬岳、旭岳。

8/22 10:16

雪倉岳山頂から。
同じような写真ですが、あまりの素晴らしさに感動したので。

8/22 10:23

雪倉岳山頂。

8/22 11:15

雪倉岳からの下りはお花畑の散歩状態。
度々足が止まります。
開き始めたミヤマアケボノソウ。

8/22 11:47

ウスユキソウ

8/22 11:51

トリカブト

8/22 11:59

シロウマアサツキ。

8/22 12:15

タカネマツムシソウ

8/22 13:16

実が付いたキヌガサソウ（小桜ヶ原）。

8/22 13:26

水平道分岐。
小アップダウンの連続です。

8/22 14:58

水谷のコル。

8/22 15:04

目の前に朝日小屋。

8/22 15:08

到着。

8/22 15:20

楽しみにしていた夕餉のメニュー。
ホタルイカの沖漬け、カジキの昆布〆、フキ味噌とふろふき大根…。日本酒が飲みたい。

8/22 16:27

これです。全員そろってワインで乾杯。感激。

8/23 3:48

明け方、東の空にオリオン座。

8/23 5:33

3日目、朝日岳も花の山でした。
カライトソウ。

8/23 6:04

朝日岳山頂。

8/23 6:05

山頂からは360度の大展望。
白馬岳。

8/23 6:06

剣岳。

8/23 6:26

雪渓とチングルマ。

8/23 6:56

吹上のコル。
栂海新道とお別れです。

8/23 7:10

オニシオガマ？。

8/23 7:42

開けた場所で雪倉岳

8/23 7:47

朝日岳

8/23 7:55

チョウジギク。

8/23 8:51

雪倉岳。
「青ザク」は開けた場所。

8/23 9:30

花園三角点は今日のルートの中間。
残り6kmほど。

8/23 10:47

白高地沢橋。
長い下りも終盤です。

8/23 12:10

瀬戸川橋。今日のルート最下点です。
疲れましたが、蓮華温泉まで標高差300mの登り。あと僅か。

撮影機器：

D5500 ニコン

Galaxy A22 5G SC-56B docomo サムスン

装備

個人装備

長袖シャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴 予備靴ひも ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 水 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 充電器 時計 タオル ストック カメラ

共同装備

ツェルト

感想

Cabernet1950

　八方尾根から眺める度に憧れた「白馬岳」、一度は泊まってみたい「朝日小屋」。その二つを巡るコースは距離と標高差を考えると少し不安が混じるものでしたが、余裕のある日程と天候に恵まれて素晴らしい3日間となりました。
　前泊の蓮華温泉で美味しい食事と野趣あふれる露天風呂を楽しみ、翌朝早く登山開始。
　道は樹林帯の登りで、時折り姿を見せる朝日岳や雪倉岳を眺めながらひたすら登り続け、白馬大池が近づくと頭上に青空が広がりました。
　白馬大池から小蓮華山、そして白馬岳まではハイマツとガレ場の稜線歩きでした。緑と白のコントラストの美しさに感動し、陽ざしとガスの流れで目まぐるしく変わる景色を楽しみました。
　2日目の雪倉岳を超えるコースはお花畑を歩くようでした。タカネマツムシソウは透き通るような薄紫の花を付けカライトソウも見頃でした。ウルップソウは見られませんでしたが、他にも沢山の花を見ることが出来て大満足です。
　2日目の宿「朝日小屋」は、評判どおりの温かいもてなしと美味しい食事でした。夕食はホタルイカの沖漬け、昆布〆、フキ味噌のふろふき大根と小鍋のラーメン。どれも美味しくて酒飲みには堪りません。部屋も清潔でトイレはウオシュレット。ゆっくり寛ぐことができました。なお、今シーズンの営業は9月3日(日)までとのことです。
　3日目の朝日岳も花の多い山で、山頂に残る雪渓近くのチングルマ群生地では銀色の穂とハクサンフウロが混じって咲く美しい場所がありました。
　吹上のコルから瀬戸川橋までは木道部分が多いですが、距離が長く急坂もあります。この日は陽ざしが強く、途中の水場を何度か利用しながら下りました。瀬戸川橋からは蓮華温泉まで急坂の登り返しがあって疲れました。
　今回のコースは私のとってやや厳しいものでしたが、さりげない仲間の助けや励ましで歩き通すことが出来ました。美しい景色や花に感動し新しい経験を得られるなど、印象に残る山行きでした。

コメント

simchang

こんばんは！白馬！
日程もルートも少し違うけど
1日ずれてたら、どこかですれ違ってたかもしれませんね☺️

Cabernet1950

simchangさん
こんばんは。白馬岳は一日違いで惜しかったです。
四度目を期待しています。
来月剣岳を予定しているので、simchangさんのレコを真剣に見ましたよ。