娘(13歳)と2500m峰チャレンジ最難関「硫黄岳」+槍ヶ岳


- GPS
- 57:16
- 距離
- 45.0km
- 登り
- 4,388m
- 下り
- 4,402m
コースタイム
- 山行
- 7:23
- 休憩
- 1:15
- 合計
- 8:38
- 山行
- 7:55
- 休憩
- 0:56
- 合計
- 8:51
- 山行
- 12:07
- 休憩
- 1:11
- 合計
- 13:18
- 山行
- 8:36
- 休憩
- 2:36
- 合計
- 11:12
- 山行
- 12:17
- 休憩
- 1:57
- 合計
- 14:14
天候 | 連日 晴れ時々曇り、夕方一時雨。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
千丈乗越から先は危険ゾーン。 |
その他周辺情報 | 利用できる施設は閉店済みの時間帯に下山。 |
予約できる山小屋 |
槍平小屋
|
写真
想定したビバーク地点までも戻り切れなかったので、大きな岩の近くでツェルトビバーク。荷物などは木の根っこに括り付けましたが、ツェルトが新しいせいか布地がツルツル。ちょっと傾斜した場所で滑って寝にくかった。
感想
夏休みの最後のイベント。
2500m峰のラスボス、硫黄岳に行ってきました。
1日目:のんびりと槍平小屋でテント泊。
2日目:千丈乗越を越えて硫黄岳取り付きまでの予定でしたが、午後の雷雨で川の増水が心配だったので予定地点より1km以上手前の中山沢との会合点をベースキャンプとし早めに終了。
3日目:距離があるので日帰りが厳しいかもと予想してビバークの準備をして硫黄岳にアタック。山頂登頂後、予想通り途中で時間切れでツェルトビバーク泊。
4日目:ビバーク地点から千丈沢へ下山してベースキャンプに戻り、千丈乗越へ向けて途中まで移動してテント泊。
5日目:千丈乗越へ登り返してそのまま槍ヶ岳のてっぺんへ。槍ヶ岳山荘でランチをいただいて下山。最後の駐車場までのおまけの歩きが面倒でした。
最終日は上高地の周りは特にすごい雷雨。
あんなのが硫黄岳にいる間に来たらいやだなぁ。
夏の沢の増水には要注意。
事前の情報で、硫黄岳の険しさを見聞きしていましたが、思っていたよりは楽に登れたと感じました。アタック前日の雨で取り付き地点まで行けなかったのが残念ですが、安全第一。
おまけの槍ヶ岳山頂は娘だけで行かせてみました。(父は小屋前のベンチで応援)
前回、娘が9歳のときに奥穂高岳と槍ヶ岳をセットで登った時のことを思い出しました。
いい夏休みの思い出になりました。
これから硫黄岳にチャレンジされる方は天気の安定に注意して下さい。
一番近くの登山者無料駐車場はいいタイミングでなければ停められない気がしますので、午後に狙いをつけて、槍平小屋あたりで一泊するのはおススメかと思います。
新穂高から槍平への林道ショートカットはサクサク歩ける・走れる人はショートカットでいいかもしれませんが、大荷物や夜間の歩行の場合には林道を回った方が良さそう。
槍平小屋さんの情報では、夏に硫黄岳に行かれる人は少ないそうです。秋の天候が安定している時期がよいのでは?
この日は千丈沢の水量は少な目で問題なく渡渉できましたが、帰宅日のような激雷雨に会うとそうとう危険かと思います。 状況はご自身で十分に確認して下さい。付近の白出沢の雨量は下記から参照できます(テキストベースなので現地でも概ねリアルタイムで参照できます)
http://www.kasen.pref.gifu.lg.jp/h/Rain_5_258.html
川の水はたっぷり飲みましたが、よく見るといろいろ泳いでいます。要注意。
硫黄岳のアタックは赤リボンなどは付けずに行ってきました。目印はほとんどありません。
ウェアはハイ松のヤニで汚れます。穴も開きます。(あきました)
登りは大丈夫ですが、下りで道迷いに注意して下さい。
山頂、わかりやすいように目印を付けておきました。ぜひ記念写真撮ってきて下さい。
千丈沢、DoCoMoの電波は入ることは入りますが、帯域が細いのか重いサイトは開きにくかったです。また夜間は全然つながらなくなりました。(圏外)
槍ヶ岳山荘、WiFiなし。
この日の槍平小屋のランチ営業は13:30ラストオーダーでした。
カップラーメン、ジュース、お酒などの販売ありました。
水場:槍平小屋、途中の沢(沢水)、最後の水場(湧き水)、千丈沢(川の水、斜面からの湧き水)
トイレ:鍋平駐車場(無料)、新穂高登山センター(無料)、槍平小屋、槍ヶ岳山荘
念のため8mm✕30mロープも持っていきましたが使いませんでしたが、急斜面のため下りはシュリンゲでアンザイレンして安全確保しました
登山靴は濡らしたくなかったので、千丈沢は沢靴で歩きました
【メモ】娘(9歳)と百名山 奥穂高→槍ヶ岳のテッペンへ!【安全第一】
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2025547.html
2泊3日、48.7km
途中で出会った皆さま(ラジオ番組やテレビ番組をご覧いただいた方、外人さん、槍ヶ岳山荘前でお話しをさせていただいた皆さま、槍平小屋の方、すれ違ったり追い越したり、お話しできた皆さま、その他多くの皆さん)ありがとうございました。
2500m峰 残り3座。 頑張ろう!
硫黄岳登頂おめでとうございます。
私は終始真顔で一人泣き言言いながら登ってましたが、元気に笑顔で登られてるのは流石です😀
お互い最後に向けて楽しんで行きましょう!
ソロだったら泣きそうですね。
2人だと、あーでもない、こーでもない、言いながらルート探ししたり、引っ張り上げてもらったりと楽しく歩けました。
皆さんの感想ほどは、きつく感じなかったのはただの藪好きなのでしょうか?
安全登山、楽しみましょう!
おめでとうございます
硫黄岳の帰りに立ち寄った槍ヶ岳は予定外でしたが、時間があったので登ってみました。
硫黄岳へのバリエーションルートと対比されて、槍ヶ岳への登りはとても歩きやすいハイキングコースのように感じてしまいました。道って素晴らしい。
剱岳のレポート拝見しました! 大変だったと思いますが登山再開できてよかったですね。
これからもよろしくお願いします。
北アルプスの硫黄岳は全く知りませんでした。
小生の知っている八ヶ岳連峰の硫黄岳とはずいぶん違いますね。4泊5日45キロ、テント泊、ビバーク、渡渉、沢登り、何より山頂が笹に覆われ標識が無い山とは吃驚です‼️
正しくアドベンチャーそのものですね(*´꒳`*)
標識を取り付けられたことは山岳史に残りますね!
小生が小浦から電話した時に硫黄岳に登られたことも記念すべき1ページですね。
お父様の実家にヤマナミちゃんの百名山、百高山踏破の写真をデジタルでお渡しして来ました♪
あと残り3座、続報、立ち合い楽しみにしています(๑>◡<๑)
娘(3歳)といっしょに。八ヶ岳1 桜平〜オーレン〜根石岳、硫黄岳
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-489300.html
あの頃は楽しかったなぁ。。。
あと3座ですが、そろそろ台風シーズン。気を引き締めて登りたいと思います。
先日2500m峰繋がりで「硫黄岳」に行ってきました。
素敵な山頂標識を見たときにとても幸せな気持ちになれ下山したらお礼が言いたくコメントさせていただきました。
記録も参考にさせていただきました「ゆっくりと楽しめるプランにしました」と謙遜されていますが、私はじっくり歩ける人は本当の「山屋」だと思います。
山中に長くいれば天候やコンディションなどの対応力や調整力…
担ぎ上げる荷物も多くなる中で淡々とこなせるスキルは頭が下がります。
あのプレートを見た時にそんな想いも相まってとても輝いて見えました。
山頂からの景色に圧倒されプレート裏面を見るのを失念してしまった事だけが心残りですが…
やまなみちゃんにも、山頂標識見て喜んでるおじさんがまた1人いたよとお伝え下さいな
ありがとうございました、またお話させてください。
Ravie
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