【過去レコ】三伏峠から蝙蝠岳、笊ヶ岳を経て雨畑へ下山
- GPS
- 176:00
- 距離
- 45.4km
- 登り
- 3,959m
- 下り
- 5,290m
コースタイム
- 山行
- 4:30
- 休憩
- 3:20
- 合計
- 7:50
- 山行
- 7:25
- 休憩
- 2:40
- 合計
- 10:05
- 山行
- 6:10
- 休憩
- 2:05
- 合計
- 8:15
- 山行
- 7:45
- 休憩
- 1:45
- 合計
- 9:30
- 山行
- 5:30
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 6:30
- 山行
- 1:40
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 2:00
天候 | 晴れ・曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
・ザックはバス内に持ち込まず、別車の軽トラで運搬 ・雨畑-大島:昨年でバス廃線(現在は予約制乗り合いタクシーが運行) |
コース状況/ 危険箇所等 |
・北俣岳〜蝙蝠岳は岩場、ガレ、ザレで進路に注意 ・蝙蝠岳前後は這松がうるさい ・林道終点から布引山も灌木のヤブが煩わしいが、ルートは明瞭 ・水場は徳右衛門岳南側、伝付峠東側(偃松尾、上倉沢は未確認) |
その他周辺情報 | ・伊那大島駅近くの民宿福美荘に前泊(素泊まり) ・温泉はヴィラ雨畑500円 |
写真
感想
【8/11 雷雨/晴れ】
自宅を出る直前から激しい雷雨となったので、タクシーを使うが、道が混んでいて、予定のあずさにはギリギリ間に合った。本日は移動だけで伊那大島の民宿に素泊まりする(駅から10分程度)。
【8/12 晴れ】
6時過ぎ宿を出て、伊那大島駅から登山バスに乗る。北沢峠バス違って長時間重いザックを膝に載せずに済むのがうれしい。登山口の駐車場は満車で路駐も多かった。三伏峠到着時、先客は10張り程度だった。ツェルト設営後、水汲み(水場往復20〜30分程度)、お花畑・三伏山を散策する。テン場は夕刻にはほぼ満張りになった。
【8/13 晴れ、霧】
2時起床、ツェルト内18℃。朝一に三伏山で過ごすが、展望はイマイチだった。塩見小屋到着後、写真を撮ったり、無線運用したりしてのんびり過ごす。塩見小屋は食事付きが宿泊棟、素泊まりが大テントのようだ。トイレは既に袋式になっていて、男子小用なかなかシュールだった(当時は板囲いもなかったと思うが・・・)。
【8/14 晴れ】
2時に目覚ましをセットしたのだが、二度寝してしまい、起きたのは3時だった。あわてて荷造りして出発したが、塩見岳山頂の日の出には遅刻してしまった。蝙蝠岳以降、岩場は目標だけ定めてショートカット的に適当に歩いたが、やはり足場が安定せず歩き難かった。徳右衛門岳山頂は展望には恵まれないが1〜2張り程度幕営可。山頂南側へちょっと下り、左側(東側)のヤブを抜けると幕営適地がある。水場は木に打ち付けられた「*」の表示と赤テープで迷うことはなかった。本日、徳右衛門山頂には幕営者がいたようだった(未確認)。
【8/15 晴れ/曇り】
2:50起床、ツェルト内12℃。撤収時、樹間から見える朝焼けがきれいだった。1時間ほど下ると、南アらしい苔、羊歯の美しい場所があった。なおも下り続けると、突然、巨大な人工物が現れ「ナンダコレハ?」とうろたえてしまう。吊り橋を渡って二軒小屋に着き、ビールを仕込んで出発する。伝付峠北側の「展望台」にツェルトを設営する。二軒小屋以降、雲が湧き出し、夕刻は小雨が散発した。
【8/16 晴れ・曇り】
2:30起床、ツェルト内16℃。支度をしていると千枚小屋の明かりが見えた。林道を南下すると次第に落石、崩壊箇所が増えてくる。ヤブ化し始めている林道の終点には「<笊ヶ岳」の表示があった。しばらくは歩きやすい道が続くが、天上小屋山以降は灌木のヤブと倒木が多く、煩わしい。生木割山から次第に雲が湧いてきた。偃松尾ガレの縁はザレて滑らないよう注意しながら歩くと、最後はふくらはぎにつらい急登になった。上倉沢分岐(椹島方面)を過ぎ50分で笊ヶ岳に到着する。山頂でも幕営できるが、北側に1段下がったダケカンバの下にツェルトを設営した。
【8/17 雲・晴れ間】
2:10起床、ツェルト内12℃。雲が多いながらも富士山は展望できた。早朝、登山者2人現れる。布引山で幕営したのだろうか?布引山からはほとんどヤブは無いが、広河原までは標高差約1,600mの急降下であった。檜横手山は気づかず下降を続ける。本日中に雨畑に下山してもよかったが、折角なので広河原に幕営した。
【8/18 晴れ】
4:00起床、ツェルト内22℃。広河原は渡渉なので、まず空身で数回練習して、ルートを設定する。渡渉後、支度していると、突然釣り人夫婦が現れた。互いに人がいるとは思っていなかったので大いにびっくりしてしまった。林道終点までは、平坦で歩きやすいが、ガレ・岩場、桟道、頭上から滴るシャワーに注意。ヴィラ雨畑で温泉に入り、ビールを飲んで、さて出発という段になって、職員がバスは昨年で廃線になり、タクシーを呼ぶしかないという。仕方ないなーと思っていると、先の釣り人が「帰り道なので、乗っていきませんか?」と言ってくれた。うひゃー、大感謝!!身延駅で厚く厚くお礼を言って、夫婦を見送った。
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