↑御小屋尾根-阿弥陀岳‐赤岳(頂上山荘泊)‐↓真教寺尾根

2023年09月02日(土) 〜 2023年09月03日(日)

• GPS: 29:07
• 距離: 14.1km
• 登り: 1,714m
• 下り: 1,714m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:12
• 休憩: 1:00
• 合計: 6:12

5:18 美濃戸口
6:45 6:45 御小屋山
7:30 7:38 不動清水
8:58 8:59 西ノ肩
9:02 9:02 西の肩（岩場）
9:05 9:38 阿弥陀岳
9:57 9:58 中岳のコル
10:13 10:14 中岳
10:38 10:38 文三郎尾根分岐
10:49 10:55 キレット分岐
11:00 11:01 竜頭峰分岐
11:04 11:13 赤岳
11:30 赤岳頂上山荘

2日目

• 山行: 3:56
• 休憩: 0:27
• 合計: 4:23

6:02 赤岳頂上山荘
6:07 6:08 赤岳
6:08 6:08 竜頭峰分岐
6:12 6:14 竜頭峰分岐
6:20 6:22 真教寺尾根分岐
6:27 6:28 竜頭峰
6:32 6:38 真教寺尾根分岐
8:18 8:19 扇山
8:31 8:40 牛首山
9:24 9:25 賽の河原
9:29 9:30 サンメドウズ清里パノラマリフト山頂駅
9:53 9:54 羽衣池
10:02 10:02 たかね荘(閉鎖)
10:16 10:18 美し森
10:24 10:24 美し森無料駐車場
10:25 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス

毎日あるぺん号 竹橋→美濃戸口(4:50着)

コース状況／危険箇所等

整備は行き届いてますが阿弥陀岳から真教寺尾根の鎖場まではどこも危険箇所
※コース状況ではありませんが、山と高原地図の真教寺尾根分岐の位置はかなりかなりズレていて竜頭峰そばから分岐するように描かれています。実際はキレット小屋の方向にかなり進んでハシゴをひとつ降ってから分岐があります(記録参照)。私はヤマレコの地図で確認し直して復帰しました。山と高原地図ユーザーの方はご注意を。

その他周辺情報

・美し森の駐車場売店の巨峰ソフトクリーム
・甲斐大泉駅徒歩5分のパノラマの湯
清里駅周辺には温泉がなく(あるけど遠い)、清里駅から一駅小淵沢寄りの甲斐大泉駅。そこから徒歩5分のパノラマの湯がおすすめ。私は電車の待ち時間が長かったので清里駅前に停まっていたタクシーを使いましたが10分で2,400円でした。何しろ駅に近いので助かる。

写真

9/2 3:08

毎日あるぺん号。仕方ないけど八ヶ岳PAで1時間も時間調整するのどうなん。

9/2 5:17

定刻通り4:50着。おなじみ八ケ岳山荘さんの前で準備。トイレも(100円)で借りられます。自販機あり。

9/2 5:18

去年は左に行ったけど今年は右へ。

9/2 5:24

別荘地の坂道をのしのしと上がって行く。道標が立っているのでその通りに。

9/2 5:49

暫く行くとアスファルトが終わり山道へ。始めはなだらか。

9/2 6:02

徐々にそれっぽく。

9/2 6:34

9/2 6:46

割りとなんてことなく御小屋山に。三角点より先に進んだ所に山頂標。広くなってるので休憩向き。展望なし。

9/2 6:52

少し進むと初めて眺めの良い？場所に

9/2 6:57

御小屋山から上は割りとなだらか

9/2 7:32

不動清水入口

9/2 7:32

水場は右に逸れていく。

9/2 7:50

不動清水入口から斜度が上がってくる

9/2 8:11

おー

9/2 8:24

この辺りからいよいよ。早めに？ヘルメット装着。

前写真の場所

9/2 8:26

登ってきた御小屋山を振り返る

9/2 8:28

左奥に双耳峰の天狗岳。春に行ったね。

9/2 8:49

きました。斜面の角度と長さに怯むけど足がかりはある。

9/2 8:52

これもよく見る下が浮いてるハシゴ☓ 脚立◯

前の写真の場所

9/2 8:57

阿弥陀岳西の肩

9/2 9:01

足元にハシゴがある

9/2 9:06

阿弥陀岳。来られた。

9/2 9:07

赤岳が待ってる

9/2 9:17

北アルプスだ。写真がしょぼいけど大キレットと槍がきっかり見える。

9/2 9:17

御嶽山

9/2 9:26

赤岳の迫力ある美しさ

9/2 9:36

阿弥陀岳から中岳への降りはえげつない。落石しそうで怖い。

9/2 9:40

目が眩む

9/2 9:52

手前はなだらかだけど途中でカクンと落ちてるトリッキーなハシゴ

9/2 9:55

一瞬の癒やし

9/2 9:56

降りてきたところを振り返る。拡大すると見ろ人がゴ◯のようだ。

9/2 10:05

中岳手前から阿弥陀岳。

9/2 10:06

一瞬の癒やし

9/2 10:11

中岳

9/2 10:12

赤岳まで道は続く。見えているジグザグ道はザレていて案外手こずる。のこっていたHPが地味に削られる。

9/2 10:48

赤岳直下の岩場

9/2 11:06

2度目の赤岳山頂。赤の字が半分無くなってた【赤岳山頂】の板はもうどこにも無かった。

9/2 11:07

赤岳頂上山荘の前も賑わってる

9/2 11:12

雲が美しい

9/2 11:15

阿弥陀岳。あれを越えてきたかと思うと感慨深い。去年とは見え方が違う。

9/2 11:33

時間はたっぷりあるのでドリップ珈琲。

9/2 11:36

体中に染み渡る。本当に美味い。

9/2 11:59

赤岳頂上山荘にチェックインして食堂で生ビール。やはり染み渡る。贅沢の極み。

9/2 12:32

飲んでぼんやりしてたら外は真っ白…早めに来られて良かった。

9/2 14:30

メニュー。

9/2 14:42

ラーメン。麺を見てもらうと色々察しられるかと思うけど美味いんだこれが。。完飲です。

9/2 14:47

9/2 14:47

お部屋。けっこうギチギチ。男女同部屋。トイレもきれいだけど共同だからその辺りはご覚悟を。

9/2 14:49

とまらない。

9/2 14:52

食堂は床がピカピカで気持ちいい。

9/2 15:34

展望荘が見える。

9/2 15:38

阿弥陀岳越しに諏訪湖が見える

9/2 15:45

トウヤクリンドウ

9/2 16:10

雲やガスで色々な表情を見られる

9/2 16:22

9/2 16:22

赤岳名物ブロッケン！

9/2 17:00

晩ごはん。手前は生姜焼き、真ん中はシュウマイ、お椀はクリームシチュースープ、ご飯のおかわりは自由。

9/2 17:38

晩飯後も外に出てずっと眺めていた

9/2 17:38

なんて美しいのだろう

9/2 17:43

9/2 17:52

だんだんと夕焼けが

9/2 18:19

ガスってしまったがそれでも美しい

9/2 18:20

ガスガスでダメかなーと諦めかけてたら奇跡が

9/2 18:22

涙が出てくる美しさ

9/2 18:22

9/2 18:24

9/2 18:26

9/2 18:28

目に焼き付けて山荘に戻った。8時消灯の前に寝た。

9/3 4:46

起きてすぐ表に飛び出した。おはようございます。

9/3 4:46

薄明の中、浅間山が噴煙を上げている

9/3 4:56

お日様は雲に隠れてなかなか姿を表さないけど朝日のスジが神々しかった

9/3 5:05

硫黄からの面々にも朝

9/3 5:11

富士山と朝焼け

9/3 5:18

雲で中々顔を出さない朝日に後ろ髪を引かれながら朝ごはん。手前はおなじみの味のイワシの蒲焼。真ん中はウィンナー。お椀はお味噌汁。

9/3 5:18

食堂は特等席だった。

9/3 5:36

これは部屋の窓から見えた景色。赤岳山頂と富士山。

9/3 6:00

お世話になりました。頂上にあるという最高のロケーションでした。部屋も食堂もトイレも清潔でした。

9/3 6:05

もう一度山頂を通過して真教寺尾根に向かう…のだが…

9/3 6:13

ここまでは良かった。キレット方向に行ってから真教寺尾根に分岐するはず…

9/3 6:14

キレット方向への岩場のトラバース。鎖あるよ。

9/3 6:18

この角度からの赤岳は初めて

9/3 6:31

しかしキレット方向に暫く進んでも一向に真教寺尾根分岐が出てこない。山と高原地図で見るととっくに分岐は過ぎている。このままキレットに進むわけにはいかないので一旦戻るもどうしても分岐が分からない。落ち着いてヤマレコの地図で確認すると分岐はまだ先…！で、また先に進んでここまできた。

9/3 6:32

ハシゴを降りて

9/3 6:33

ここが真教寺尾根分岐

9/3 6:33

同じ場所から。右はキレット。

9/3 6:34

これが

9/3 6:34

これ。よし。

因みに山と高原地図のログ。竜頭峰からすぐに分岐するようになってるけど実際は赤線のログ通り。文三郎尾根との分岐から赤岳にかけても実際はログの通り。

9/3 6:36

真教寺尾根は長い鎖場の連続…というよりずっと鎖。これは最初の長い鎖場を降りて振り返ったところ。

9/3 6:38

なかなかタフですが手がかり足がかりはあるので落ち着いていけば大丈夫だった。鎖に体重を預ける事もなくいざとなったら握れるような使い方で。

9/3 6:44

こういうとこ登っちゃう人がいるんだろうな

9/3 6:52

ここが一番足がかりが無かったかな

9/3 6:59

続きますね。集中を切らさないように。

9/3 7:07

岩場が終わると浮石とフカフカのザレ？でこれまた歩きにくい。ズルっといく。

9/3 7:15

樹林帯に出た

前の写真の場所

9/3 7:27

だんだん歩きやすくなってきた。まだ涼しい。

9/3 7:48

真教寺尾根コース6番の所でもう良いだろうとヘルメットを仕舞った。

前の写真の場所

9/3 8:04

あの鎖場が嘘のようなゆるやかさ

9/3 8:18

少しだけ登って扇山

9/3 8:39

ほとんどそのままで牛首山。いずれも景観はなし。牛首山山頂にベンチがあったのでここでザックを降ろし補給休憩。

9/3 8:53

その後も淡々と降りる。まあ長い。

9/3 9:13

笹原に出た。ここまで降りてくるともうだいぶ暑い。

9/3 9:19

サルオガセ

9/3 9:23

唐突に広場のような場所に出た。ここが賽の河原？？

まだ先？

9/3 9:28

そしてまた唐突にリフトの駅家族連れに奇異の目で見られてしまった。

9/3 9:52

リフト脇の細道を淡々と降りて羽衣池

9/3 10:01

9/3 10:11

ここら辺は美し森と呼ばれてる場所になるのかな。道だけは整備されている。写真は降りてきた山々を振り返って。左の円錐形の山が牛首山。

9/3 10:17

ここまで来たらなんと先の歩道が工事中で通行止め

9/3 10:19

迂回路の木道は気持ち良い。一般の方々も上がってくる。

迂回して美し森駐車場にたどり着いた。もうあとは車道を真っ直ぐ清里駅までなのでここで下山とした。

9/3 10:31

巨峰ソフトクリームが美味かったこと…

9/3 11:01

淡々と清里駅へ。

9/3 11:33

11:10に清里駅に着いたけど次の電車までは１時間あったのでタクシーで隣駅の甲斐大泉駅徒歩5分の場所にあるパノラマの湯へ。

9/3 12:18

入湯料840円。露天風呂が気持ち良かった。風呂上がりに併設している食事処でビール。やっぱり染み渡る。

9/3 12:23

お腹空いたので1,000円のカツカレーでオツカレー！でした。

撮影機器：

TORQUE 5G KYG01 au 京セラ

感想

たびー

阿弥陀岳の前後は中々の緊張感。特に赤岳に向かって降っていく部分。真教寺尾根は長めの鎖場の連続だけど一手一手落ち着いて行けば鎖に頼らずとも行ける。

八ヶ岳頂上山荘
一泊2食付きで12,000円。支払いは全て現金のみなので1,000円札、100円玉多めだと喜ばれる。
夕食は17:00からと18:00からの2回に分けて食堂で。チェックインの時に割り振られる。朝食も同様で5:15からと6:00から。自分は両方とも早い時間だった。到着順なのかな？
水は雨水なので飲用不可。自炊で沸かす分には良い。500mlペットボトルの水は500円。カレー、ラーメンなど軽食あり。売店で買ってご飯まで自由に使える食堂で食べられる。眺めばつぐん。
館内はとても清潔。大部屋に詰め込みけっこうキチキチ。布団はまあ山小屋。気にする人は枕にタオルとかでカバーすると良いかも。トイレは大変清潔だがポットン4つを男女共用(男性用小便器ひとつあり）。大部屋も男女共用。更衣室がひとつあり。