藪漕ぎ楽し！ 赤沢山

2023年09月09日(土) 〜 2023年09月10日(日)

• GPS: 12:36
• 距離: 41.0km
• 登り: 2,220m
• 下り: 2,182m

コースタイム

1日目

• 山行: 9:42
• 休憩: 1:15
• 合計: 10:57

距離 20.6km 登り 1,619m 下り 438m

5:34 上高地バスターミナル
5:39 5:41 河童橋公衆トイレ
5:48 小梨平
6:16 明神館
6:20 徳本口
6:51 徳沢公衆トイレ
6:58 7:02 徳澤園
7:12 新村橋
8:05 横尾
8:06 横尾山荘
8:37 槍見河原
8:46 一ノ俣
8:52 二ノ俣
9:13 9:37 槍沢ロッヂ
9:59 ババ平
10:21 10:41 槍沢大曲り
11:38 12:00 水俣乗越
12:43 西岳
16:16 16:17 ヒュッテ西岳
16:22 16:24 西岳
16:31 ヒュッテ西岳

2日目

• 山行: 6:15
• 休憩: 1:12
• 合計: 7:27

距離 20.4km 登り 655m 下り 1,805m

4:29 ヒュッテ西岳
5:03 5:34 赤沢山
6:13 6:18 ヒュッテ西岳
6:51 水俣乗越
7:13 7:14 槍沢大曲り
7:32 ババ平
7:52 7:53 槍沢ロッヂ
8:08 8:09 二ノ俣
8:14 8:15 一ノ俣
8:20 8:21 槍見河原
8:47 9:15 横尾
9:51 新村橋
10:26 10:28 徳澤園
10:30 徳沢公衆トイレ
11:03 徳本口
11:18 11:19 明神館
11:46 小梨平
11:52 河童橋
11:56 上高地バスターミナル

天候

9/9　曇り時々晴れ、一時雨　9/10晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

さわんど第三駐車場は4時45分到着で上の段満車。下の段は余裕ありました。

コース状況／危険箇所等

ヒュッテ西岳まではよく整備された歩きやすい道です。水俣乗越に上がる道もザレている個所はありますが笹刈りもされていて問題なし。

その他周辺情報

直帰

写真

9/9 5:34

始発のシャトルバスでさわんどから上高地入り。台風の名残りで雲の多い天気です。予報では午後から晴れですが。

9/9 5:40

こんな天気なので土曜日でも人はまばら。

9/9 6:15

順調に明神到着。休憩せず徳澤へ。

9/9 6:45

空は明るくなってきたのですが山頂付近はまだ雲の中

9/9 6:51

徳澤到着。ここで小休止しました。

9/9 7:59

北アルプスは水不足とのことで、稜線上のヒュッテ西岳に水があるか心配なのでここで1.5リットル給水。実際はヒュッテ西岳も天水は豊富にあって調理用にいただきました。

9/9 8:51

一の沢を橋で横断

9/9 9:14

順調に槍沢ロッジ到着。ここで昼食用に持参したパンで栄養補給。

9/9 9:43

槍沢ロッジすぎると徐々に傾斜がついてきます。

9/9 10:05

9/9 10:22

大曲到着。ここから分岐を水俣乗越に上がります。

9/9 10:22

最初はゆるい傾斜でスタート

9/9 11:23

だんだん急になっていきます。ザレ気味の場所もありますがよく整備された道です。

9/9 11:43

歩いてきた槍沢がだいぶ下の方になりました

9/9 11:43

水俣乗越到着。高瀬ダムの向こうに針ノ木岳

9/9 11:58

北鎌尾根へのアクセス天上沢へ下降する道には通行止めのロープが張られています。間違って下る人が出ないようにでしょうか。

9/9 12:00

乗越からヒュッテ西岳まで約300mの登りが残っています。

9/9 12:07

明日登る赤沢山が見えました。

9/9 12:07

本日時間に余裕ありそうなので小屋で休憩してから西岳にもいってみます。

9/9 12:12

細尾根を通過

9/9 12:12

一旦下ります。

9/9 12:15

崩落の進んだ個所もあります。慎重に通過。

9/9 12:16

奥の山は真砂岳から野口五郎岳かな

9/9 12:16

槍から南にのびる稜線。あっち歩いた時は雨で何にも見えませんでした。

9/9 12:18

一瞬雲が切れて槍の姿

9/9 12:18

ギザギザの北鎌尾根。

9/9 12:27

鎖とハシゴがでてきました。とくに鎖に頼らなくても通過できます。

9/9 12:36

ちょうどヒュッテ西岳にヘリが来ました。荷揚げではなく荷下ろしのようです。この前に槍ヶ岳山荘になんども往復していました。

9/9 12:46

小屋の屋根が見えてきた

9/9 12:46

ヒュッテに到着。受付を済ませてまずは缶ビール購入（350ml600円）。その後昼寝を3時間。今日はなぜか歩いている最中が眠くて眠くて、座るとそのまま意識が遠のきました。

9/9 16:10

爆睡の後、西岳に向かいます。

9/9 16:15

大天井、燕に向かう道の途中に分岐があります。分岐点にも看板があるので見落とすことはありません。

9/9 16:22

見おろすヒュッテの赤い屋根

9/9 16:22

槍の方は雲に隠れてしまいました。

9/9 16:24

山頂到着。雲で展望が無くなってしまったので即下山。夕ご飯にします。

9/9 16:30

小さな山小屋なので自炊場所はありません。外のテーブルをお借りして夕飯です。

9/9 16:33

まずは持参した缶ビール。よく冷えてます。

9/9 16:39

本日は角切りベーコンと乾燥野菜を追加した塩ラーメンを水・牛乳1：1で煮てカルボナーラ風塩ラーメン。山でよくやるメニューです。出来上がりに玉子を投入。チーズとあらびきコショーを忘れて残念。

9/9 16:45

いただきます。

9/9 17:18

雲は切れそうにないので寝ます。

9/10 4:36

翌朝。3時半起床で朝食のカニ雑炊（今回もコンビニおにぎりで）お腹に入れたら、いよいよ赤沢山の藪へ突入。真っ暗ですが皆さんのレコで予習しておいたので、ここの右へ曲がる場所も間違えませんでした。

9/10 4:53

藪のレベルは草津白根山よりも上かも。とにかく夢中でハイマツを掴んでアップダウン。藪こぎ区間はそれほど長くないのですがアップダウンも加味されていて楽しさ倍増。あっという間に稜線に乗りました。

9/10 5:03

山頂到着。

9/10 5:03

日が昇るのを待ちます。常念がシルエットに浮かんでいます。山頂をめざすヘッドランプもチラチラ。

9/10 5:09

槍の方も少し明るくなってきました。山荘の明かりと山頂へ向かう登山者のライトが良く見えました。

9/10 5:14

雲が茜色に染まります。一瞬の美しい色。

9/10 5:15

北穂山荘の明かりも4時くらいから点灯されてよく見えました。

9/10 5:15

中央アルプス、南アルプス。下界は雲海の下。

9/10 5:15

9/10 5:15

振り返って西岳

9/10 5:16

水晶のほう

9/10 5:25

槍がモルゲンに染まります

9/10 5:25

9/10 5:26

穂高のほうも染まります

9/10 5:26

9/10 5:27

常念と横通の間から日の出

9/10 5:27

東鎌尾根の途中にヒュッテ大槍も見えます。2回お世話になりましたが、ご飯がとてもおいしかった。

9/10 5:27

9/10 5:34

ヒュッテに戻ります。再び藪へ突入。

9/10 5:37

こんな感じで注意深く見まわすとハイマツの下にはっきりした道があります。

9/10 5:39

すこし水平移動してここが下降点。一気に鞍部まで下ります。

9/10 5:39

どこまで下るか見えません

9/10 5:40

もぐりこむようにして下っていきます。

9/10 5:40

かなり急斜面な場所は四つん這いでハイマツの下をくぐったほうが楽。

9/10 5:41

枝につかまって急斜面を下降

9/10 5:44

トラロープを目印に行けば迷うことはないと思います。ここの下りで細尾根に降り立つのですが、この少し手前に谷状の斜面をくだる踏み跡がありますので間違えないように。

9/10 5:46

鞍部の細尾根に降り立ちました。次はテント場への急登です。

9/10 5:49

鞍部の途中にある岩。ここは西岳側から見て右側を巻きます

9/10 5:49

下ってきた赤沢山を振り返る

9/10 5:52

ハイマツの上にトラロープが見えるのでこれを頼りに足元を探せば明瞭な踏み跡があります。

9/10 5:55

かなりの急斜面で這いつくばってくぐり抜けます

9/10 6:02

ようやくテント場に戻ってきました

9/10 6:02

気持ちいいテン場です。昨夜は1張りだけでした。ヒュッテにデポしておいたザックの整理をして、下山にかかります。

9/10 6:26

東鎌尾根のハシゴ

9/10 6:45

今日、槍に登った人は最高の展望ですね。こちらも槍穂高のすばらしい展望台でした。

9/10 7:57

順調にくだって槍沢の水面がキラキラしています。

9/10 8:05

美しい沢沿いの道。どんどん下ります。

9/10 8:45

横尾山荘前で小休止。このあと徳澤園でも休憩して、お腹空いたのでカレー（1050円）をいただきました。

9/10 9:15

良い天気。

9/10 9:15

9/10 11:51

河童橋まで戻りました。上高地は観光の人がたくさん。

撮影機器：

Canon PowerShot SX720 HS Canon

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴 予備靴ひも ザック ザックカバー サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 飲料 ガスカートリッジ コンロ 食器 調理器具 ライター 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック ナイフ カメラ 携帯トイレ

感想

tobi8549

これで百高山99座になりました。残るは剱岳です。

コメント

snowheaven1

お疲れ様でした！
私は降り口をなかなか見つけられなくて、宿泊者多数の方の協力を得て、やっと確信をもって降りることができました！
スリリングな踏み跡を辿り、山頂についた時の絶景を、今も忘れられません。
剱岳はしっかりルートがついているので、楽勝ですね。

tobi8549

snowheaven1さん
コメントありがとうございます。
前日明るいうちに下見をしておいたので、暗い中でも降り口は間違えずにすみました。
それにしてもなぜここが百高山？ならば行くしかないなぁ…という動機だけでたどりついたピークでしたが、槍穂はじめ周辺の名峰をぐるりと見渡せる素晴らしい場所でした。