荒川三山〜赤石岳〜聖岳

2023年09月08日(金) 〜 2023年09月11日(月)

• GPS: 28:12
• 距離: 43.8km
• 登り: 4,500m
• 下り: 4,475m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:03
• 休憩: 0:28
• 合計: 5:31

8:31 椹島ロッジ
8:36 8:36 赤石岳東尾根コース登山口
8:40 8:41 滝見橋
9:49 9:49 岩頭見晴らし
10:24 10:31 小石下
11:25 11:40 清水平
12:11 12:11 蕨段
12:22 12:22 見晴岩
13:18 13:24 駒鳥池
13:36 13:37 駒鳥池駐車場
14:04 千枚小屋

2日目

• 山行: 7:47
• 休憩: 1:02
• 合計: 8:49

14:04 千枚小屋
6:55 7:02 千枚岳
7:46 7:50 丸山
8:16 8:23 悪沢岳
9:11 9:28 荒川中岳避難小屋
9:31 9:31 中岳
9:39 9:41 前岳
9:55 9:56 お花畑（荒川前岳南東斜面）
10:26 10:36 荒川小屋
11:13 11:14 大聖寺平
12:11 12:11 小赤石岳の肩
12:23 12:25 小赤石岳
12:34 12:34 赤石岳・小赤石岳間分岐
12:52 12:53 赤石岳
12:55 13:09 赤石岳避難小屋
14:30 14:30 百間平
15:08 百間洞山の家

3日目

• 山行: 7:55
• 休憩: 0:49
• 合計: 8:44

15:08 百間洞山の家
7:06 7:07 大沢岳北峰
7:47 7:52 大沢岳
8:04 8:04 中盛丸山・大沢岳間分岐
8:26 8:27 中盛丸山
9:17 9:17 小兎岳
10:10 10:16 兎岳
10:20 10:35 兎岳避難小屋
11:07 11:21 聖兎のコル
12:35 12:35 聖岳
12:53 12:53 奥聖岳
13:12 13:20 聖岳
14:10 14:11 小聖岳
14:46 14:46 薊畑分岐
15:01 15:02 聖平小屋分岐
15:05 聖平小屋

4日目

• 山行: 4:50
• 休憩: 0:02
• 合計: 4:52

15:05 聖平小屋
5:49 5:50 滝見台
6:35 6:35 乗越
7:00 7:01 造林小屋跡
7:35 7:35 聖沢吊橋
8:44 8:45 聖沢登山口
9:01 9:01 聖岳東尾根入山口
9:15 9:15 牛首峠
9:19 9:20 赤石岳東尾根コース登山口
9:25 9:26 椹島ロッジ
9:26 ゴール地点

天候

一日目：曇り時々小雨（夜間に台風消滅）
二日目：雨のち曇り時々晴れ
三日目：晴れのち曇り（到着後夕立）
四日目：曇りのち晴れ（下山後豪雨）

アクセス

利用交通機関：

電車 バス 自家用車

電車 京急蒲田〜静岡 2,890円×2
レンタカー 96h 19,250円
ガス代 2,167円
東海フォレスト送迎バス 小屋泊利用者は無料

コース状況／危険箇所等

〜千枚小屋：ひたすら登り。所要時間表示は適当。
〜荒川三山：岩場多め。トラバース路が楽しい。
〜荒川小屋：ひたすら下り。
〜赤石岳：平坦路の後はガレ場の登り。
〜百間洞山の家：序盤と終盤は気を遣うザレ場。
〜兎岳：稜線ルートながら登り返しタップリ。
〜聖岳：岩場・ガレ場多め。
〜聖平小屋：ザレた下りの後は歩きやすい道。
〜椹島：アップダウン多し。ルート特定も重要。

その他周辺情報

千枚小屋
・宿泊+夕食+昼弁当 13,000円
・緑茶ハイ 500円
赤石避難小屋
・CCレモン 600円
百間洞山の家
・宿泊+夕食+朝食+昼弁当 14,000円
・缶ビール 700円
聖平小屋
・宿泊 9,000円
・缶ビール 600円
椹島ロッジ
・ソフトクリーム 500円
南アルプス赤石温泉白樺荘
・日帰り入浴 510円
・山女魚そば 1,200円
ダルマ商店 静岡駅前店
・諸々 2,775円

写真

9/7 19:18

模型の世界首都、静岡に到着。

9/8 6:35

前夜は畑薙第一ダム駐車場で車中泊。

9/8 7:15

送迎バスはヘルメットとシートベルト着用。

9/8 8:30

一時間程で椹島に到着。

9/8 8:30

今回は千枚岳方面から回って三日後に聖岳登山口に下山する計画。

9/8 8:34

早速登山道へ向かう。

9/8 8:36

三日後に無事帰って来られるかな。

9/8 8:41

増水は心配無さそうだ。

9/8 8:44

千枚大吊橋。

9/8 8:46

揺れるので怖かった。

9/8 9:03

こんな感じの道が続く。

9/8 10:05

林道を横切って、

9/8 10:06

階段を登る。

9/8 10:24

小石下。
まだ4時間半もかかるのか〜

9/8 10:46

再び林道を跨ぐ。

9/8 12:11

蕨段。

9/8 13:24

駒鳥池。奥に池が有ったようだがスルーしてしまった。

9/8 13:53

応援を浴びながら、

9/8 14:08

千枚小屋に到着〜

9/8 15:04

静岡ならではの品揃え。

9/8 16:54

夕食は名物のハンバーグ。
ご飯は残す人居るからおかわり前提の量との事。

9/9 6:17

二日目は豪雨が治まった小雨の中出発。

9/9 6:18

先ずは千枚岳へ。

9/9 6:45

赤石岳見えた！

9/9 6:55

千枚岳から悪沢岳。

9/9 6:56

塩見岳〜間ノ岳。

9/9 6:57

南側は晴れ間が！

9/9 7:11

梯子に岩場。

9/9 7:44

丸山はガスの中。

9/9 7:58

岩場を進んで荒川岳へ。

9/9 8:16

悪沢岳（荒川東岳）登頂！

9/9 9:11

荒川中岳避難小屋。

9/9 9:30

荒川中岳。

9/9 9:33

視界が開けた！

9/9 9:39

荒川前岳。

9/9 9:44

ここから赤石岳方面へ。

9/9 9:55

シカ防護柵。気配すら無いが。

9/9 10:08

目指す荒川小屋と赤石岳。

9/9 10:25

荒川小屋でカレーライスを食べたかったが残念ながら昼はやっていなかった。

9/9 10:31

水場で補給。

9/9 11:03

大聖寺平から赤石岳への登りスタート。

9/9 11:21

歩いて来た荒川三山。

9/9 12:23

小赤石岳から登り返して、

9/9 12:52

赤石岳登頂〜

9/9 12:54

避難小屋で、

9/9 12:58

山頂眺めながら補給。

9/9 13:16

富士山チラリ。

9/9 13:22

これから歩く稜線の先に、

9/9 13:34

ラスボス聖岳。

9/9 13:51

ザレ場・ガレ場終了。

9/9 14:07

ガスってても気持ち良い稜線歩き。

9/9 14:24

百間平から聖岳。

9/9 14:24

振り返ると赤石岳。

9/9 14:56

ナナカマド。

9/9 15:08

百間洞山の家に到着。

9/9 16:52

夕食は名物のトンカツ（揚げたて）。飯モリモリ食える。

9/10 5:49

朝食は普通かな。

9/10 6:14

本日は快晴ナリ。

9/10 6:47

仙丈ヶ岳〜塩見岳〜荒川三山。

9/10 7:28

大沢岳到着。見晴らし最高！

9/10 7:31

中央アルプスと御嶽山。

9/10 7:33

仙丈ヶ岳〜甲斐駒〜塩見岳。

9/10 7:33

荒川三山〜赤石岳。

9/10 7:34

目指す聖岳。

9/10 7:37

ご一緒した方に記念撮影してもらった。

9/10 8:02

ここから中盛丸山に向かう。

9/10 8:25

中盛丸山。

9/10 8:25

絶景ナリ。

9/10 8:40

小兎岳（中）〜兎岳（右）〜聖岳（左）

9/10 9:16

小兎岳。

9/10 10:10

兎岳に到着。

9/10 10:10

歩いて来た道と。

9/10 10:11

聖岳までのルート。

9/10 10:23

兎岳避難小屋。

9/10 10:25

百間小屋の弁当は過去No.1。
おにぎり（天むす・そぼろ）といわし佃煮。

9/10 10:29

去年登った光岳。

9/10 11:06

聖兎のコルから400mのキツい登り返し。

9/10 12:21

山頂まであと僅か。

9/10 12:35

聖岳で百名山89座目。

9/10 12:52

眺望は無いが奥聖岳までピストン。

9/10 13:40

山頂から700m以上ひたすら下り。

9/10 14:11

小聖岳。

9/10 14:28

目指す聖平小屋。

9/10 14:47

下山路との分岐点。

9/10 15:02

縦走路との分岐点。

9/10 15:02

木道を歩くと、

9/10 15:20

聖平小屋に到着。

9/10 15:50

空き缶お持ち帰りなのは手厳しい。
明日下山で良かった。

9/11 4:31

最終日は暗闇の中ヘッデン点けて出発。

9/11 4:52

暗いと、

9/11 5:07

怖い。

9/11 6:02

沢を渡ると対面に登山道が続く。

9/11 6:15

樹々の間から聖岳。

9/11 6:16

また怖いのキタ。

9/11 6:25

水場で補給〜

9/11 6:33

乗越から奥聖岳。

9/11 7:34

もう怖いのイヤなんだよ！

9/11 7:38

壊れてるやん・・

9/11 8:17

小会所小屋跡。

9/11 8:42

下山。

9/11 8:49

晴れてるのに雨がポツポツ。

9/11 9:20

約束通り戻ってきた。

9/11 9:21

はいつかれました。

9/11 9:24

どれが本館かよく分からないな。

9/11 9:26

ゴール。

9/11 9:30

「自分下手くそだけどいいですか？」と自信なさげだった割には上出来。

9/11 9:37

去年に引き続き3代目マジック君も天寿を全う。
古いモデルは経年劣化でもうダメだな。

9/11 11:53

帰りのバスは二台出動で補助席まで満員。50人以上いたのかな。

9/11 13:00

駐車場に帰還。

9/11 13:16

温泉に寄って、

9/11 13:19

四日振りの入浴と、

9/11 14:06

山の幸の昼食。

9/11 14:27

車に戻った直後に豪雨発生。聖岳登ってた人可哀想に・・

9/11 15:29

大井川鉄道を見てると機関車トーマス思い出した。

9/11 17:15

車返してようやくの祝杯〜
生ビール199円ハイボール88円とお得で、清水港直送のマグロが◎

撮影機器：

iPhone SE (第2世代) 128GB au Apple

感想

ksase

登山の大敵台風シーズン。昨年のシルバーウィークに大型台風で前日キャンセル料まで払って断念した南アルプス縦走。今年も懲りずに溜まった休暇をつぎ込んでチャレンジ。満室の山小屋は一カ月前からキャンセルの隙を見て押さえてあります。

天気予報も毎日のように確認を続けたこの一カ月。8月末からは台風予報を見る度にタイミングや進路でドキドキハラハラ。今回の13号は勢力が弱くどちらかと言うと雨の方が心配ですが、日程ずらして再手配も厳しいのでええいままよと出発します。

前日は東海フォレスト山小屋の宿泊者が無料で利用出来る送迎バス乗り場「畑薙第一ダム」まで移動。静岡駅でレンタカーを借りて苦手な片側車線ルートを二時間以上運転しますが、猿や鹿でなく「カモシカ」を何度も見かけ、さすが南アルプスと関心しました。

現地で車中泊していると夜中から雨が降っていましたが、朝6時頃に止んでくれてバスも十数名の登山客を乗せて無事出発。途中で運転手さんがツルハシ持って道の倒木等を撤去していましたが、短時間の往復の間に道路状況が変わっている事に驚きます。

一日目は椹島ロッヂから登山開始。曇ってはいるものの台風など無かったかのように平穏で、むしろ汗かかない分歩きやすいなどと考えていましたが、途中でパラパラ降り出すのを見るとザックカバーやスパッツを装着。日程が長いので荷物と靴の浸水だけは避け、天気の回復を祈りつつ休みます。

二日目は上陸予定の台風も消滅して一安心と思いきや朝から雷雨。余裕を持たせていた予定を遅らせて小降の中出発するとこれが大正解で、山頂に着く頃には雨が止み晴れ間も出現。眺望が開ける事は有りませんでしたがその後雨が降る事は無く予定通り次の小屋に到着。台風のせいか宿泊客は自分以外に一名だけで、山話などで盛り上がりながら睡眠もたっぷり取れました。

三日目は朝から晴天で、同室になった方と序盤の大沢岳までご一緒に。台風の影響など微塵も感じさせない絶景に唸りつつ、アップダウンの激しい縦走路も満喫。午後から雲が増えて来て聖岳からの眺望は有りませんでしたが、計画通りの山々を踏破出来て感無量。小屋到着後には雨が降り出し、携帯電波も入らないので不安が募りますが、夕立だった様ですぐに止みました。

最終日は椹島までの下山。正午発の送迎バスに遅れる訳には行かないので、余裕を持った計画に加えて夜明け前の出発。下山路なのに登りが多く、「もっと下らないと着陸出来ないぞ！」等と考えながら慎重に下山。椹島で2時間半待ちになったものの車の運転が有るので祝杯は静岡駅までお預けです。

心労の絶えないこの一週間でしたが、二年越しの目的が達成出来て一安心。百名山の「幌尻岳」や最後の秘境「雲の平」等、この先もアクセスに悩まされそうな山は多そうですが、歩行ペースや積載重量を上げて頑張りたいものです。